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名無し名人:
羽生善治3冠、初代羽生善治を逃す − 将棋
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羽生善治3冠(名人、王将、王座)の活躍を記念して、去年新たに創設された
将棋タイトル羽生善治の初代羽生善治決定戦第4戦が8日東京都八王子市で行われ、
羽生3冠の時間切れ負けにより、後手の佐々木慎五段が127手で羽生善治を下した。
規定にて先に4勝した佐々木慎が初代羽生善治を襲名する。
3−0の角番で迎えた羽生3冠は、序盤の巧妙な差し回しもあり磐石の体制を築いたが
先に持ち時間を消費し1分将棋となっていた。
127手で佐々木5段が長考に沈んだ隙に席を外したが、
羽生3冠が退出した瞬間に佐々木5段が着手し、そのまま時間切れ負けとなった。
今羽生善治戦は全ての試合が時間切れで決着がつくという極めて珍しい結末であった。
初タイトル就任となった佐々木5段
「初代羽生善治になれたのは名誉なこと。まずは羽生善治を防衛したい」
惜しくも自身初の羽生善治を逃した羽生3冠
「私は羽生善治の器ではなかった。羽生善治奪取に向けて努力していく」