>>187-188 どにょ
Q1.
>ども(´・ω・`)寄せの時、84玉で焦っちゃった 後手が45歩と押さえてからは
>先手はたぶんズッと不利だったような気がする 45歩指した人凄いね
A1.
・▲8四玉は「まとめ」にも書きましたが、▲8六金打との二者択一での選択。
▲8六金打では一方的な内容になるのでダメと判断し、後手の持ち駒に金・銀
が無い為、入玉の意思表示を見せて「もつれるかも」と期待して指しました。
これでも良くないのですが、結果的に△7三歩(110)の手拍子、△6二金(112)の
疑問手等を呼び込む結果となった事で、助けられた感じとなりました。
・△4五歩(24)は「まとめ」にもカキコしましたが私の読み筋になかった手で、
本譜では2三の補強の意味合いが強く、▲5六角を苛めた後に△4二飛からの
陽動振り飛車がありそうですね。ただし△6一金が現在遊び駒状態ですので、
どのように使うかがポイントになりますね。
Q2.
>23歩疑問視してるけど、仮に65歩同歩同銀66歩同銀直22歩同金66銀同銀64飛
>で難しいかも
>せっかく優勢だから23歩で穏やかにするのは最善な気がするけど
A2.
・△2三歩(36)については疑問視ではなくタイミングの問題です。本譜のように
直ぐに打つのでは先手に飛先の歩交換という「利」が残り、後手としては不満です。
その為直ぐに打つのではなく△6五歩と反発するのが、この場合での後手の主張。
▲6八金右は「まとめ」にカキコしたので▲同歩の変化についてとなりますが、
△2三歩※1とここで打ち▲2五飛※2△3三桂▲2六飛△6五銀▲6八金右
△6六歩と押さえて一局です。
※1△2三歩にかえて△6六歩と角頭から殺到したい所ですが▲5六角△3三角
▲2五飛△5六銀▲同歩△4三角▲2八飛△6五銀と進出した時に▲2二歩or
▲2四銀等の切り返しがあり、効果が薄く後手面白くない。
※2▲2八飛と深く引くのは△6二飛▲6八金右(▲5六歩は△4四銀)△6五飛で
反発出来ます。
>>189 どにょ
Q1.
>先手の73角、55桂がややぬるめであったかも
A1.
・▲7三角(69)が「甘い手」なのは先刻承知で、これは「まとめ」に書いた▲5五桂
の変化を見込んだ一手です。
・▲5五桂(73)にしても▲9一角成からの構想が本筋ですが、後手にキッチリ
対応されると作戦負けになるのは見えていました。その為、変化球で勝負して、
あくまでも曲折的な指し回しで後手にスキを作らせるのが狙いです。
従って「甘い手」と判断してくれれば先手の思うツボとなり、つけ込むスキが
出来るので勝負がし易くなります。ここは大局観の相違ですね。
Q2.
>全体的に46歩同歩からは先手勝ちがない展開
A2.
・▲4六同歩(79)はこの場合絶対手で、▲9一角成の変化は△4七歩成からの
攻め合いが厳しく、先手に勝ち目が無い。また▲6三桂成△同銀▲4六角成
の変化も一旦△2二玉と入城されると攻めの拠点が消えてしまうので、先手
としては作戦負けになりやすく指しにくいのです。
Q3.
>34桂の後、76角と出て54歩や28竜なら21歩成同玉41角の方が良かったかも
A3.
・おっ、良い所に気付きましたね。確かに▲7六角以降△5四歩(△2八竜は
▲4三角打が詰めろなので後手面白くない)▲2一歩成△同玉▲4一角の変化
は考えました。しかし、△6四桂の反発が気になり玉頭が危険と感じられた為、
実践はここで読みを打ち切りました。
ご指摘を受けて改めて検討してみると、以下▲5四角(詰めろ)△同銀▲5二角成
△同金▲4一飛で勝負型ですね。このあと△3一歩or△3一銀or△3一金等で
枝分かれして一局の展開です。従ってここはもっと掘り下げて読むべきでした。