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第1期マイナビ女子オープン Part10
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女流棋史(2007年度)
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2008/02/07(木) 17:21:54 ID:7RnWHXNN
女流棋界は清水中井両雄の時代が長く続いたが、2007年度には里見香奈の台
頭などによって地殻変動が起きつつあった。14年ぶりに、清水中井の登場し
ないタイトル戦が実現、また新規創設の女王戦では、清水中井に矢内石橋斎
田千葉を加えた6人以外の人物が、11年ぶりにタイトル戦に登場することが
確定した。里見以外の有力若手は次のような顔ぶれだった。
上田初美初段。2007年度B級リーグ3位でA級昇格を決めた。
http://www.shogi.or.jp/syoukai/zyoryuu/ueda.html
中村真梨花初段。通称「親方」。女王戦で清水二冠を撃破してベスト8。
http://www.shogi.or.jp/syoukai/zyoryuu/nakamura-marika.html
鈴木環那初段。女王戦で準決勝に進出。
http://www.shogi.or.jp/syoukai/zyoryuu/suzuki-kannna.html
彼女たちは「谷間世代」と呼ばれている。矢内石橋など55年組と、92年生まれ
の里見との「谷間」という意味で、第1回女王戦決勝トーナメントで、この頃
8割を超える高い勝率を誇っていた上記の3人が次々と矢内と対戦して敗退、
「谷間」の存在に終わる運命が確定した。
また、彼女たちに共通する身体的特徴(約1名は底も隆起しているので谷間は
ないという説もあるが)を表現した名称でもあるといわれている。この三人の
見どころは将棋だけではなく、グラマラスなビジュアルであろう(約1名は単
なるデブではないかという説もあるが)。