祈!!回復 真部八段を応援しましょう

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52名無し名人
真部の手記

呼吸は日を追うにつれ浅くなり、深く息を吸い込めない、
欠伸すらできない状態となっていった。
昨年の8月の対局時には日頃にも増して息苦しく、
夕刻には余程おかしな呼吸をしていたらしく、
対戦相手の先輩棋士が無意識であったろうが、
「唸った病人助からぬ」と呟いた。
もちろん、その先輩は私の病状など何も知らないのだから、
まあ、対局中の軽口のようなものである。
だが、私にしてみれば傍目にもそう映るのだという現実を
突きつけられた気がして心は沈んでいった。

2005年8月15日 (月曜日)
● 真部一男 大内延介 ○ 王座戦 一次予選