将棋世界★最新号Part13

このエントリーをはてなブックマークに追加
545名無し名人
【内館牧子の上達日記】より

中村会長はエッセイの中で、朝青龍を「『心』が欠如した前科者」とし、高砂親方を
「ユルフン親方」として切って捨てている。
一方、森内十八世名人のことは朝青龍の対極にある人間として絶賛。「永世名人」の
称号を授与された際のコメントを、『週刊将棋』から抜粋しておられたが、どれも森内
永世名人の謙虚さと強いプロ意識が感じられる。その中で、羽生二冠に先がけて
永世名人になったことについて、次のように語っている言葉があった。
「どんな人間にもチャンスがある、と思っていただければ嬉しい」
何といい言葉だろう。これは二十年にわたる棋士生活が、決して順風満帆ではなかった
ことから出た思いでもあろうが、本当に美しい。