遅刻・不戦敗 罰則規定について 

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6名無し名人
過去の事例

金沢 不戦敗(デビュー1年間で5回)→半年間の公式対局停止
武者野・中田 不戦敗(対局日を勘違い)(20年間で6回目)→罰金100万円
中村亮 不戦敗(寝坊)(初回) →減給30% 1ヶ月
http://d.hatena.ne.jp/mozuyama/20050909
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070809-00000932-san-soci

真部 不戦敗(対局通知が届いていなかった)(回数不明)→罰金 10万円
*将棋世界 10月号より

内藤 不戦敗(交通機関)(回数不明)→罰金 なし
*平成19年9月7日、内藤国雄九段対神谷広志七段(順位戦B級2組)の対局で、台風による交通ストップのため内藤九段が当日対局場に行けなくなりました。
理事会は不戦敗とする意見と、対局延期を主張する意見が分かれました。
当日10時から14時半まで4時間余の議論をし、次のように決定いたしました。

【対局延期とする意見】
内藤九段本人が6日17時ごろに新大阪駅まで行き、3時間ほど待機したものの、名古屋までしか行けないことを知らされ自宅に引き返した。
過去に今回のようなケースで不戦敗になる事例はなく延期が妥当。

【不戦敗とする意見】
当日は東西の交流遠征でほかの棋士は対局場に行っている。また、東京所属の棋士で連盟に前日に宿泊している者も複数いた。
問題は天候不順を不可抗力とするか、自己責任とするかにある。


以上の二通りの意見から、理事会はどちらにも判定できる状況でした。
どちらかに決めたとしても、賛否両論あることは承知しています。
理事会は米長邦雄会長にゲタを預け、その決定を全員支持することといたしました。
米長会長は「内藤国雄九段の不戦敗」と決定しました。

追記として、「今回の不戦敗による罰則等は一切付与いたしません」とあります