再建へ正念場の日本棋院 岡部体制で慢性的赤字から脱却図る
http://www.mainichi-msn.co.jp/entertainment/igo/news/20070710dde018040032000c.html (岡部会長インタビュー部分のみ抜粋)
◇子供らへの普及しっかりと−−岡部理事長
−−理事長に就任して1年になります。
厳しい1年間でした。職員削減などによる支出の切り詰め、企業の賛助会員の募集、
インターネット会員増などで06年度の収支はわずかですが利益を出すことができました。
−−来年末、公益法人審査があります。
ポイントは財政基盤とマネジメント体制。この二つをしっかりとさせれば大丈夫でしょう。
−−囲碁ファンの数が減り続けています。
普及活動をしっかりとやる以外に対策はない。特に、子供たちへ広げることです。
集中力、礼儀、作法など教育にも役立つということをしっかりと周知させたい。
−−5月末、副理事長に大竹英雄名誉碁聖が就任、体制も落ち着きました。
実際に碁界を引っ張っていくのは棋士の方々。その顔が大竹さんです。
我々は、そのサポーター役。分担して、二人三脚で頑張っていきたい。
毎日新聞 2007年7月10日 東京夕刊