603 :
名無し名人:
解りました
では、今日の昼頃から内藤加藤戦を書きます
やったこと無いので上手く出来るかわかりませんが
ヨネの解説が面白いのでどうにかなると思います
彰子「解説は米長邦雄永世棋聖です」
ヨネ「よろしくお願いします」
彰子「今日は昔からのファンにはホントにたまらない顔ぶれだと思うんですけど」
ヨネ「若い人はどうなの?」
彰子「いや、若い人もw で、あの見所を・・・」
ヨネ「何といっても加藤一二三さんが何回立ち上がるか、そのあたりでしょう」
彰子「立ち上がる?中身は」
ヨネ「恐らくこのふたりは矢倉にはなりませんね、横歩取りか縦歩取りか、若々しい将棋になるでしょう」
ヨネ「この将棋はね、2手目に加藤さんが考えたでしょ?2つあってね」
彰子「はい」
ヨネ「一つ目は・・・まあ神へのお祈りですね」
彰子「は!」
ヨネ「二つ目は飛車先をつくか角道を開けるか、という作戦の岐路だったんです」
ヨネ「プロの間で今はやりでね、空中戦」
「後手番を持ってよく指してた。だから内藤さん生まれてくるのが30年早かったね」
「加藤さんはこういう将棋は指さなかった。だけど60を過ぎてから独自の研究をしてるんです」
「横歩を取らせる以上私ならこう指すんだけどタイトル戦なんかだとどうしてこんな事やるんだろうってのがあるんですね」
ヨネ「王様の位置が違うんでね」
彰子「そうですね」
ヨネ「加藤さんの研究から外れてしまった」
「どうして1つ違うだけでそんなに違うかって言うと1時間あっても説明できないからしませんけど」
「電話番号と同じで1つ違うと全然違うところにかかってしまう」
ヨネ「内藤さんは歌手の中で一番将棋が強い男、棋士の中で一番歌がうまい男」
彰子「そーですね〜・・・内藤九段というと「おゆき」という・・・」
ヨネ「中倉って歌手もデビューしたって」
彰子「あ!わたしはいや、あの・・・女流棋士4人でやってるんですけど、もう、ほんとに楽しみで」
彰子「あの・・・将棋のほうを・・・(照)」
ヨネ「将棋のほう?将棋はとにかく加藤さんネクタイを映すべきじゃないかなぁ」
ヨネ「このネクタイの長さね、棋士の中で一番ネクタイが長い男って」
「座布団についてるんですからね!」
彰子「はいw 独特の対局スタイルですよね」
ヨネ「内藤さんが始めて加藤さんに会ってね、天才が涼しげに見えると言った」
「ヨネさん、天才と美人の目は涼しげに見えるってね」
ヨネ「番組が終わるまで加藤さんが何回立ち上がるか、
「何回ズズーーーー!ズズーーーーーー!!って鼻を鳴らすか」
「こういうのメールか何かで受け付けてないの?」
ヨネ「音を立てた方がいいのか、そうっとしたほうがいいのか
「それは私も解りませんけど・・・・・・こりゃ論文を発表する場じゃないんでね」
ヨネ「加藤さんのお祈りする姿って凄いんですよ
「こう、ぐーーーっと2時間ぐらい。で、将棋とお祈り、どっちが情念が凄いんだときいたんですよ。」
「同じです、と」
「私と内藤さんの方はね、お祈りはしないけどお神酒はね」
彰子「お神酒w」
ヨネ「この相手には負けられない!という事なんです。表情がいいでしょう?」
「何か今、アメリカがカクを手に持っちゃいけないとかなんとか」
彰子「角?ビショップ?w」
ヨネ「ここで2時間くらい考えたいんだけどねぇ、今日はそうも行かないから」
ヨネ「これは将棋の考え方で大事なことなんだけど、5年前に買ったパソコンね」
彰子「新しいのが出てますねぇ」
ヨネ「当時70万とか50万で買ったから、捨てるに捨てられないんですよ」
彰子「なるほどぉ」
ヨネ「しかし、どんなに古くなってもカミさんだけは大事にしなきゃいけないね」
彰子「今日は人生の勉強まで・・・」
ヨネ「あ、そうそう今日は将棋の解説だったね!」
ヨネ「加藤さんと内藤さんと私で、誰が一番酒が強いと思います?」
彰子「えっと・・・米長先生」
ヨネ「いやいや、私は一番弱いんだ。将棋界では内藤さんが一番強いと決まってる」
「でも本気を出すと加藤さんが一番強い、・・・酒がですよ!将棋は知りませんよ」
彰子「三人でお酒を飲むこともあるんですか?」
ヨネ「今日なんだよーーーーー!!勝負が終わったらね、ハッハッハ!!」
彰子「三人お店に入ると・・・」
ヨネ「まさかこの三人でお酒を飲むと思うかい?」
「これ感想戦やめて飲んでる所を映すべきじゃないか?」
ヨネ「あのベンハーっての知ってますか?」
彰子「はい、あの戦車とか・・・」
ヨネ「それに感動した内藤少年が40年かけて作ったんだけど
妥協して発表ないと命がもたんと」
ヨネ「詰将棋を40年考えて作ってもお金にならない
それから、どんなに素晴らしくても理解してくれる人が少ない」
ヨネ「やはりベンハーとかそういうのを考えてるのと、神に祈るっていうのは崇高な感じしますね」
ヨネ「とても涼しげな天才とは思えないんだけどね。」
「今日は加藤さんの、目の動き、鼻の動かし方、空せき、ネクタイと一直線にね」
「ネクタイを何回直すか」
彰子「いつもお写真ですとか拝見することは出来ますけど映像ではなかなか・・・」
加藤「バチィーーーーーーーッ!!(1五角)」
ヨネ「若い!」
ヨネ「銀が出るか?出た出た出た出た!」
安食「先手3四銀」
彰子「ほんとにお互い玉の近くで戦いが起こって激しい・・・」
加藤「バチィーン!! バチィーン!!」
安食「後手5三飛車」
ヨネ「いいね!立ち上がったね!!やったね!
立ち上がって、ネクタイ直して腕組みをする。
これ三手一組の定跡手順。
これでグルッと一回りして鼻を鳴らせば後手必勝!」
彰子「はあ、そうですかぁw」
ヨネ「大体桂馬を一つ跳ねられれば初段なんですよ
飛車のほうのね。で、もう一つ跳ねる事になれば三段。
ですから加藤さんはアマチュア初段以上ということになるね。」
彰子「はいwでも内藤先生は跳ねてませんけどww」
ヨネ「私が天才加藤一二三とはじめて対戦したのは七段の時だった。
で、負かされた。感想戦でね、『この時はこうしたら・・・』
『あ、その手は読んでました。こうなってこうなって・・・』
『じゃあ、こっちは』『それも考えてます、そうしてこうして私がさせます』
で、私はそのあとそんだけ読んでるんだから、盤に穴が開いてるんじゃないかと思って
裏返して見たんです。そしたら穴が開いていた」
ヨネ「形勢どっちがいいと思います?」
彰子「そうですねぇ・・・・・・・・と金ができてるから・・・・・後手かなぁ・・・」
ヨネ「なるほど、あなたの言ってることが正しいんだ」
彰子「いえ、そういうこと言わないでください・・・」
加藤「バチィーン!! バチィーン!!バチィーン!! バチィーン!! バッチィィィーーーーン!!!」
ヨネ「そうそうそう!!!凄いね4三の歩なんかもう、面白いねもう。戦ってる感じでしょう?」
彰子「はーい、迫力がありますねぇ」
内藤「パーン! パーン! パーン! パーン!」
ヨネ「凄いねもう、負けじと銀打ったけど、手付きじゃ内藤さんは加藤さんにはかなわないね」
加藤「あと何分?!」
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!
加藤「何分?」
読上「1分です」
ヨネ「あと何分ってねw」
加藤「バチィィィーン!!」
ヨネ「ほーら!やったやったやった!!」
ヨネ「どうも内藤さんの駒台みてると、だいぶ熱が入ってきたね」
あれだけネクタイ直されちゃうと冷静じゃいられなくなっちゃう」
彰子「そうですねぇ〜www」
ヨネ「丸山ならどう指すと思いますか?」
彰子「激辛流ですから・・・」
ヨネ「でも内藤さんはそんな手指さない」
安食「先手5九金」
ヨネ「うわーーー!!ダメだこれは。これからの付き合い方考えよう」
加藤「バチィーン!! バチィーン!!」
ヨネ「出た出た出た出たあ!!そうそうそそう!!」
ヨネ「迂闊なこと喋ると、あとでビデオみてえらい事になるからねw」
加藤「ワタシ残り1分あるの?」
読上「はい」
ヨネ「ま、今日は負けたけどこの次は許さないからな、そんなところでしょう」
安食「後手3一歩」
ヨネ「おおお!!そう甘いもんじゃないんだよと」
内藤加藤の同時空打ち炸裂!!
ヨネ「負けたー、こんなに上手くされちゃしょうがない」
彰子「では投了図以下の解説をお願いします」
ヨネ「ここで、成香引いて玉下がってまた成香引いて都詰ですね」
633 :
伝説の内藤加藤戦:2007/08/11(土) 15:11:53 ID:bqoED3Vk
ヨネ「まあそれよりもですね、感想戦はそれくらいにして
久しぶりにどうです3人でうなぎでも」
オワタ