【河口】対局日誌グランドフィナーレを飾る【老師】

このエントリーをはてなブックマークに追加
1名無し名人
将棋界を長くにわたり、語り続けた河口老師の「新・対局日誌」。
ついにフィナーレを迎える対局日誌の面白かったところやそれの思い出、
ナイスな一言やちょっぴりずれてた一言など何でも語りましょう。

そして最終回を温かく見守りましょう。
2名無し名人:2006/05/14(日) 23:51:40 ID:N/Z8LxdK
2げと

本が出たらみんな買おうぜ
3名無し名人:2006/05/14(日) 23:53:27 ID:YBmtKfY4
「米長邦雄の晩節」きぼん
4名無し名人:2006/05/15(月) 00:22:24 ID:ajuWEafP
まぁ完全な終了かどうかはわからんが、潮時なのは確かか。
とはいえ、後継となる読み物がないんだが大丈夫か。
5名無し名人:2006/05/15(月) 00:29:26 ID:SGufh/MK
結局最後までソフトとネット対局の区別付いてなかったなあ
6名無し名人:2006/05/15(月) 01:33:32 ID:OgJLx4hK
本持ってた(処分したから内容はうろおぼえ)。
対局日誌は、昔の将棋界の状況をタイムスリップして見ているようで面白かった。
東の羽生、西の阿部っていわれてたんだって?
7名無し名人:2006/05/15(月) 01:35:24 ID:OgJLx4hK
対局日誌によく出演する棋士<トップクラスは除く
加藤、先崎、石田

8名無し名人:2006/05/15(月) 01:51:41 ID:2VJppQvi
俺は将棋を実際に指すとめちゃめちゃ弱いが、将棋界と棋士達が
好きだった。きびしい勝負の世界に生きる潔い男達。大まじめ
なのにどこかピントがずれたにくめない奴ら。そんな棋士達の
エデンの園を我々に実況中継してくれた老師に心から感謝したい。

仕事で疲れ果て、やってらんない深夜の帰宅。そんなとき、万年床
に寝転がり、ビール片手に読む対局日誌がかいま見せてくれる
別世界にどれだけ慰められたことか。将棋界は俺にとって楽園に
見えた。彼らの流す涙はキラキラ輝いて見えた。

しかし今や、会長が乱心し、かけがえのない宝物を将棋連盟自らが
放棄しようとしている。そして、よき時代の終わりを告げるべく、
対局日誌は幕を閉じる。

長い間、夢を見せてくれてありがとう、老師。お疲れ様でした。
9名無し名人:2006/05/15(月) 01:54:23 ID:YksMZtOl
無くなるとなるとすげー寂しいな、あるのが自然になってたしさ
「○○は(落ちたクラスの)格ではない、すぐに上がるだろう
みたいなこといつも書いてるのも好きだったのにw

やはりナイス部門?は
「その子に羽生君はやられるんだ」を書きとめた事だろうか
10名無し名人:2006/05/15(月) 01:56:41 ID:W4zmU/TR
昔の対局日誌を図書館で読んだことがあるけど、C2とかのあまり目立たない将棋もかなり取り上げられてるんだよな。
結構ありえない逆転とかが頻発してて面白く読んだ記憶がある。
11名無し名人:2006/05/15(月) 02:06:38 ID://CHFvSs
7月号からネオ対局日誌がスタートします
12名無し名人:2006/05/15(月) 04:15:16 ID:vTEag9V2
>>9
そう書かれると上がれなくなるから終了という説も。
13名無し名人:2006/05/15(月) 07:31:38 ID:KBWI2r+T
夜戦に入り四十代の中原がトイレに立ち、ひょいと女子トイレに入ったという描写があったな。
どうせ誰もいないしそっちの方が綺麗だからという話だが、凸事件以後なら大問題だったろう。
14名無し名人:2006/05/15(月) 08:46:21 ID:taR91Mgc
老師はお体でも悪くされたのか?ここは対局日誌でも頻繁に登場した先崎八段にあとを継いでもらいたい。
15名無し名人:2006/05/15(月) 09:38:23 ID:sYX51+3I
後から何回も繰り返し読んだものだ。むしろ、何年も経ってから
読み返してみると、どんどん味が出てくる感じ。
老師には「文才・永世竜王・名人」の称号を与えたい。
16名無し名人:2006/05/15(月) 11:32:01 ID:NO8d1Gr/
俺は暇人だった時期に通しで10回以上読んだw
17名無し名人:2006/05/15(月) 12:09:06 ID:rxQmmxxt
>>15
同感。
本当になくなるのか・・・残念だなぁ。
18名無し名人:2006/05/15(月) 13:42:55 ID:SGufh/MK
今回の件についてうだうだ書いたら差し止めを食らった。
じゃあやめる。でも来月すぐ穴が埋まらん。
で、来月最終回
19名無し名人:2006/05/15(月) 13:44:37 ID:NO8d1Gr/
>>18
それが事実だとしたら絶対に許すわけには行かない
20名無し名人:2006/05/15(月) 17:00:45 ID:5NyOvziD
【ノート】 書籍化された「対局日誌」「新対局日誌」
A 勝ち将棋鬼のごとし '82.10 第36〜40期順位戦ダイジェスト、「プロ将棋の世界」「棋士さまざま」 
B 勝負の読み方     '85.8  第41期順位戦
C 決断の一手      '85.10 第42期順位戦
D 勝機を待つ      '85.11 第43期順位戦
E 勝因と敗因      '87.7  第44期順位戦
  ・・・・                ・・・・・
F 二人の天才棋士       第45期順位戦
G 名人のふるえ         第46期順位戦
H 十年後の将棋         第47期順位戦
I 最強者伝説          第48期順位戦
J 升田と革命児たち      第49期順位戦
K 大山伝説           第50期順位戦
L 七冠狂騒曲(上)       第53〜54期順位戦
M 七冠狂騒曲(下)       第54期順位戦

A〜Eは力富書房刊。全て絶版。
Aに対局日誌執筆経緯が詳説。Bで加藤名人誕生。Cで谷川名人誕生。Eで既に羽生登場。
F〜Mは河出書房新社刊。「新対局日誌」 Fが第1巻〜Mが第8巻
M以降の新対局日誌は書籍化されていない。
Kまでは「将棋マガジン」連載。嫌がらせと本人の厭世で中断。
Lからは「将棋世界」連載。53期途中での再開時の編集長は大崎氏。
再び嫌がらせ?と本人の厭世で “連載終了” 予定。

棋士の評価等に現在から考えれば誤りはあるものの、そのまま単行本に記載されており、
その評価のブレも含めて、一人のインサイダーの視点から将棋界を観察し続けたドキュメントとして評価される。
Aからもわかるように、この労作が無ければ、依然として将棋界は情報の暗黒時代が続いたかもしれない。
なぜなら、たとえば、このシリーズ誕生に大きな影響を与えた「血涙十番勝負」執筆の山口瞳でさえ、
その後将棋界と絶縁状態に追い込まれたぐらいだからである。
また、先送りになったまま現在になって噴出している将棋界の構造的な問題が、20数年前から存在し続けて
いたことがはっきりわかる。
21名無し名人:2006/05/15(月) 17:24:31 ID:KntzhM/A
そういえば中断していた対局日誌を、
将棋世界で強引に再開させたのも
大崎編集長だった。
22名無し名人:2006/05/16(火) 01:07:03 ID:kJQrRgi+
>>20
おつ。
昔の面白そうだな。
23名無し名人:2006/05/16(火) 02:14:06 ID:SyLJxfie
自分も対局室、控え室の空気を味わえるこの連載は大好きだった。
是非、文才と気品のある人(棋士、記者、編集部員問わず)に
続けて貰いたい。
24名無し名人:2006/05/16(火) 03:41:27 ID:lbLE7Qvt
>>20
昔の出してくれないかなあ。
25名無し名人:2006/05/16(火) 04:05:34 ID:WhzIjNBB
皆さんどうもです。20です。
F以降のシリーズは浅川さんの編集です。彼の功績は大きいですね。
埋もれていたコンテンツを引っ張り出してくるのが本当にうまいですwww
26名無し名人:2006/05/16(火) 04:11:26 ID:wBMRu9xu
好きな人多いんだな。
俺は、なんかカチンと来るところがあって、どうしても好きになれない文章なんだが。
27第64期順位戦 part35:2006/05/16(火) 04:46:20 ID:Wl3COMXV
毎月このコーナーだけ立読みしてた
28名無し名人:2006/05/16(火) 06:59:38 ID:t3Eqpq6i
続編は大崎善生が書きます。
29名無し名人:2006/05/16(火) 07:05:58 ID:s8SHw4fN

とりあえず対局日誌の終わりは一時代の終わり。
これだけを楽しみにして、将世に高い金出してたファンは非常に多かろう。
30公孫3:2006/05/16(火) 10:22:45 ID:ICHOQPaT
絶版か。
復刊希望。
昔のも読んでみたい。
31名無し名人:2006/05/16(火) 11:48:34 ID:DOtsgfRv
>>26
もの言いが高飛車だからね。
最近は流してるだけだったのもあるかも
32名無し名人:2006/05/16(火) 11:54:28 ID:TuDgeCZh
復刊キボン。キーボーンー。

33名無し名人:2006/05/16(火) 12:27:46 ID:saRUsVyy
昔のは豪華本で一冊にまとめたのを割と見かけると思うんだけど。
これが売れず力富書房は傾いたらしいが。
34公孫3:2006/05/16(火) 12:48:55 ID:ICHOQPaT
いくらくらいだったんでしょ

復刊するとして、1万円くらいなら買うと思う
35 ◆jvENZ832xY :2006/05/16(火) 13:00:16 ID:s8SHw4fN
絶版本で未読部分があるなら私も是非買いたい
文庫本ならなおありがたいが^^;
36名無し名人:2006/05/16(火) 13:36:07 ID:saRUsVyy
>34-35
90年刊で定価8,000円。箱入り、装幀・杉浦康平で、やけにがんばった感じ。
「1」ってあるから将来、続きを出すつもりだったのかも。哀しい。
37名無し名人:2006/05/16(火) 19:30:18 ID:WhzIjNBB
20です。
確かに豪華本もありました。
力富の単行本の方は楽天フリマでパラパラとあるようです。各数百円でした。

スレ違いですが、絶縁つながりで、下の本を書いた馬場さんもそんな様な事になったと
聞いたことがあるのですがどなたかご存知ですか?

将棋連盟が甦った日,馬場 信浩,三一書房 1989-06
38名無し名人:2006/05/16(火) 19:40:39 ID:WhzIjNBB
>>31
確かにここ1、2年の中にはやけにあっさりした回もありましたね。
(夜中まで控え室で集中することがきついのかな?と)年齢を感じて哀しくなることもあります。

ただ、まだまだ河口が書き盛りで、羽生が七冠を取る前後ぐらいまで、そして、
村山が控え室の主だった頃のことを、私は現代将棋の幸せな青春時代だと自分で勝手に思っていて、
その頃の控え室のことを書き残してくれた点にとても感謝しているのです。
39名無し名人:2006/05/16(火) 20:11:44 ID:+6NmpcSl
この読み物がなくなったら非常に悲しいんだが
40名無し名人:2006/05/16(火) 21:55:09 ID:8BBJLAN+
>>20
E以外は持ってる。となると無性にEがほしくなるな。
41名無し名人:2006/05/16(火) 22:06:05 ID:VncylM4h
>>37
老師の「一局の将棋 一局の人生」によれば、馬場さんは芹沢博文から
出入り禁止を申し渡されたらしい。
42名無し名人:2006/05/16(火) 23:44:49 ID:WhzIjNBB
>>41
有難うございます。
理由はなんなんでしょうねえ?
どこかで連盟のこと悪く書いちゃったのかな?
43名無し名人:2006/05/17(水) 00:05:07 ID:E7DptkUx
対局日誌
   ↓
新 対局日誌
   ↓
続 対局日誌
   ↓
最後の対局日誌
   ↓
対局日誌 死闘篇
   ↓
対局日誌 代理戦争
   ↓
対局日誌 頂上作戦
   ↓
対局日誌 完結編
   ↓
その後の対局日誌
   ↓
対局日誌 リターンズ
44名無し名人:2006/05/17(水) 05:19:42 ID:eDVciYg2
別に、河口さんでなくてもいいな。控え室のふいんきが分かれば良い。
関西でも、一年交代で似たようなのやってるけど、あれでも自分はOK。

代わりになりそうな人は・・・

島>やっぱし、禿げノート。今の状況では本命
先崎>なんだかんだと状況判断が優れてるし、筆も立つ。ネックは原稿料?
高橋>手だけの解説なら、実はこの人が適任じゃないだろうか。
長期の連載になってるテーマを決めた棋譜解説はしっかりしてる。あれの図面を増やして欲しい

関>担当したら真面目に取材しそう。だんだん色が出てくるんじゃないだろうか。
スカ太郎・椎名龍一>棋士のノリを書くならならこの人

関西だと、本間さん、暇そうだし人徳あるしちゃんと取材するし(ぼんご、ちゃんと取材せー)
45名無し名人:2006/05/17(水) 06:47:27 ID:Ys2aXXuu
>>44
真部・田丸・勝又・ちゅう太という線もある。

だが、「手の解説」と「人間ドラマ」を両方描ける人は、
というと・・・

勝又はまだトーナメントプロとしてがんばりたいだろうしなあ
46名無し名人:2006/05/17(水) 06:52:17 ID:nTwAo7eg
そこでテリー鈴木「対局室25時」復活ですよ
47名無し名人:2006/05/17(水) 07:16:55 ID:IrOp3k99
私は「勝負の視点」三部作を刊行した青野九段を推薦します。
今でも新手・新しい戦形を試したり前向きな姿勢もなくなっていません。
48名無し名人:2006/05/17(水) 07:20:50 ID:50/AHxiq
正直「将棋世界」のなかでは最初に読んでた。
なくなると、やっぱ辛いものがあるな。
49名無し名人:2006/05/17(水) 09:54:26 ID:4fgax1ZC
しょったんの対局日誌
50名無し名人:2006/05/17(水) 10:20:32 ID:Jf8PJUba
ていうか無くなるという情報今このスレ来て知ったんだが
みんなどこの情報なの?6月号読み直しても触れてないし
??(*´ω`*)
51公孫3:2006/05/17(水) 10:59:40 ID:cZTdb+TW
>>36
情報ありがとう
8000円なら「買い」ですね

わたしも世界で最初にこれ読んでました
惰性で買ってたけどこれを機にやめるかな
月刊誌買わなくても情報はネットに落ちてるし
52名無し名人:2006/05/17(水) 11:25:40 ID:lDBcMNDT
日浦に一俵
53名無し名人:2006/05/17(水) 13:39:56 ID:DW/WuXQO
>>50
p.258
54名無し名人:2006/05/17(水) 16:52:54 ID:IrOp3k99
文庫本の「大山の晩節」お読みになった方いらっしゃいますか?

単行本ではちょっとフライング気味の王将戦でのヤオ疑惑(たしか二上)が書かれていて、
※が出版当時不快感を表明したのですが、そのまま載っていますか?
55名無し名人:2006/05/17(水) 21:16:41 ID:z0E46B1u
>>54
買いましたが、まだ読んでません。
その経緯詳しく、ヨロ
56名無し名人:2006/05/17(水) 23:40:01 ID:IrOp3k99
経緯:※が、不快感を感じ口頭で老師に注意をした、ということを例の日記で書いてました。

それ以上の実際の出来事は、一般情報ではわかっておりません。
57名無し名人:2006/05/18(木) 01:26:09 ID:UhHEIoqF
図書館で7・8巻読んできたが行方がやたら天才扱いされてる
58名無し名人:2006/05/18(木) 02:05:02 ID:XZw+SUPo
>>54-56
週刊誌(現代だったかな?)での連載はこの一件が引き金となって中止となった。
実際は二上本人が不快感を示したなんて話もある。
59名無し名人:2006/05/18(木) 03:25:00 ID:K6sDBi9T
こういう文章は、題材となってる側の人間に歓迎されてるようじゃ無価値だからな。
米長なり二上なりに目をつけられて、しかしながら面と向かっては文句を言わせないようにするという
技術が必要なわけだが、河口自身も本当の意味での現場からは離れてしまってるわけだから、
その辺の機微を巧みに調整しつつ少しでも本音を表に出すということが難しくなってきてるんじゃないかな。
形式だけ維持しながら御用記事を書いてもしょうがないわけだから、
おかしくなる前にやめる、そしてやめる前に一発、渾身の文章を残すというのもあり得る選択じゃないかと。

そして、ちょうどその渾身の一撃を書かないといけない事件が起きてるよってことじゃないかな。
60名無し名人:2006/05/18(木) 07:48:06 ID:TrS/XJKu
流石にココは良スレですね。
老師がいる限り「将棋世界」を立ち読みで済ませるには、あまりにも惜しい
とずっと思ってきた。
61名無し名人:2006/05/18(木) 08:12:02 ID:Dr0HbVCa
で、老師はひきずりおろされたの?
62名無し名人:2006/05/18(木) 08:12:22 ID:O9RAsZFG
20=54=56です。
>>58
それひどいねえ。
「晩節」は週刊誌の出版社と関係ないだろうに。

気に入らない奴はことごとく脅迫しまくって、
自分はHPで書きたい放題かよ。

もう※はどうしようもないな。スレ違いだからもう止めますが。
63名無し名人:2006/05/18(木) 09:48:10 ID:Ueu5OEDe
時々ポロリとさりげなく漏らす棋士の人間性の暴露話が面白かった

※凸これで芹沢が生きていてデカイ面してたらと考えるだに恐ろしい
64名無し名人:2006/05/18(木) 10:28:43 ID:qwpFm+Be
往年の筆の冴えは見られないが、茶のみ話しとしては良い方。
6558:2006/05/18(木) 10:56:10 ID:M6e/dWQ0
>>62
週刊誌の連載のときに「二上の八百長」と書いて問題になった、と記憶してるが
66名無し名人:2006/05/18(木) 11:23:40 ID:h3yH7Il3
 私はここ数年の対局日誌の読者ですが、(昔のは図書館でちょっと読んだ)
なんというか将棋界を一長老が見守るような感じで、対局場や控え室や、各対局者の様子
を描いている筆致が好きでした。
 加藤、石田、先崎、行方、最近は近藤プロがお気に入りだったようで、
ゴキゲン使いの私は、楽しく読んでいたのですが・・・。

 ライフワークだと言っていたのに・・・急になんで??という気持ちです。
67名無し名人:2006/05/18(木) 11:43:54 ID:wv07xTnL
>>26
スレの流れ無視してすまんが、俺も嫌いな方だった。
2000年〜2001年くらいしか読んでないけど、
将棋世界の購読やめた理由のひとつだった。
68名無し名人:2006/05/18(木) 11:53:18 ID:YYQ8Amwz
そうか、逆に鈴木輝や神吉のでは物足りなかったな。
遠慮が先に出てて、阿ってる感じがした。

好きか?と聞かれれば、自信はないが、他の棋士がこれに近い物を書けるか疑問なのでね。
そのあとの連載物がスカだったら、ガッカリだね。
69名無し名人:2006/05/18(木) 12:29:50 ID:StMrZfS0
ああいうぶらっと将棋会館に出かけていって、気に入った局面だけ
つまみ食いしながら解説するというスタイルは河口の発明なのか。
臨場感があって面白かったと思う。
看板連載だったから、終了したら将棋世界も終了だろう。
石井英夫がやめて産経抄が実質終わったようなもの。
70名無し名人:2006/05/18(木) 12:49:56 ID:R0KoePE3
対局日誌とは関係ないけど、加藤が中原玉の詰みを見つけるかどうかという場面で河口が
  _、_
( ,_ノ` )y━・~~~  天才加藤は見つけるよ




加藤「ウヒョー!」

というエピソードが好き
71名無し名人:2006/05/18(木) 15:03:51 ID:UxBvqdCt
小説新潮に連載しているヤツも
面白いですよね。
72名無し名人:2006/05/18(木) 15:37:10 ID:gETkOogY
>>69
なにも活字にこだわらんでも、昔の将棋パトみたいにTVでもOKだな。
考えてみればネットブログも有りじゃねーか。
73名無し名人:2006/05/18(木) 15:54:26 ID:lzT9P+ov
>>20のリストの
B 勝負の読み方 '85.8  第41期順位戦
は第40期順位戦の間違いだな。

ずいぶん前に古本屋で「勝負の読み方」と「決断の一手」を買ったよ。
探せば力富書房のやつでも結構見つかると思う。
74名無し名人:2006/05/18(木) 20:50:08 ID:mzosFNxa
二上の八百長問題に関しては、二上自身が自分で反論してたと思うよ。
あの人は※と違って寝業師じゃないから、こういうことはハッキリいうね。

老師の後継者に相応しいのは真部一男だろうね。筆も立つし、文章が
端正だ。
75名無し名人:2006/05/18(木) 21:27:28 ID:pK5Bt6FV
>>74
病気の容態が心配だなあ もう退院してればいいが>真部
76名無し名人:2006/05/18(木) 21:30:51 ID:xzcwTSFw
真鍋にはユニークさが足りない。
書き手として先崎に劣る
77名無し名人:2006/05/18(木) 21:32:13 ID:mzosFNxa
え、入院してるの>真部
ショックだ…
あのひとの升田名人論は大好きだったんだよね。
いきなり最先端の科学の話をしたり、道元を引用したり、
他の将棋指しと違って学が有る文章だったなあ…
老師は漢文を原書で読むそうだが、老師と真部さんを
除いて、人文系の素養の有りそうな棋士&ライターっていないよね。
78名無し名人:2006/05/18(木) 22:14:06 ID:SbAc+ukv
じゃ、次は日浦で。
一回この人の自戦記読んだことがあるけど、
他の人の自戦記のパスティーシュでものすごく面白かったのを覚えている。
79名無し名人:2006/05/18(木) 22:29:12 ID:LKBM+K4l
最近は憎まれ口や嘆きが文筆の技法というより本音に近い感じで
気持ちが切れてる感じがしてた
将棋界に希望ゼロ、とまでいかないまでも、絶望がほとんど占めてしまっているようで
辞めると聞くと納得してしまった
80名無し名人:2006/05/18(木) 22:40:08 ID:O9RAsZFG
>>73

B 勝負の読み方 '85.8  第41期順位戦

・・・で正しいと思いますよ。昭和57年度、谷川が挑戦者になった期です。


棋書ミシュランの小見出しも40期となっていますが・・・、実物で確認するとやはり41期です。
81名無し名人:2006/05/18(木) 23:22:43 ID:Ueu5OEDe
>>74
真部は※よりタチ悪いだろ
82名無し名人:2006/05/18(木) 23:25:12 ID:Ueu5OEDe
>>74
あ、老師の後継かそれならわかる
つまったら文恵に代筆してもらえば読者も漏れもうれしい
83名無し名人:2006/05/19(金) 00:00:07 ID:S6V579dM
文恵って…
何年も前に別れた人のこと?
84名無し名人:2006/05/19(金) 00:02:42 ID:lsmwOnJs
真部は自分のポジションを築いちゃってるからな

後継は島か先崎てところか
85名無し名人:2006/05/19(金) 00:04:56 ID:5KsH1BXZ
>>82
文恵じゃなくて遼子でもつとまるだろ(つーか今もやってる)
86名無し名人:2006/05/19(金) 00:05:20 ID:s31Ecwlb
 最終回。残念だがしょうがないのか。なぜ終わるのかきちんとしたご説明がほしい。

 大山前名人がゴルフのみなの希望をいれずに、風呂に入らず次に移ろうとすると
上がってきた中原名人が「そんな手はありませんよ」と言って一同ホッとして風呂へ入れた話、
 そんなことは言っていないと中原永世十段が否定していた。講釈師見てきたような嘘をつき。

 若い頃の話として、ベテラン棋士に「このままでは年を越せません」と泣きつかれた話を
書いていた。負けてやったのか勝ってしまったのかはあいまいにしていたけど、
(負けてやったんだろうな)米長哲学とは大いに差があるなあと思った。
 二上先生が棋界の長老に何を言われてもわざとひとつ負けてやることなどありそうも
ないが、昔の将棋界の長老格が興行を考えろとそういうことを言ったんだろうなとは思う。
 示し合わせて午前中に千日手にして後日指し直しで、競艇・競輪に出かけてしまう
棋士がいた時代のことだから。

 大山升田戦の記録係を勤めたこともあるのに、勝った升田が立ち去ったあと、敗局を
ずっと考えている大山の向こう側に座っていれば良かったと書いている。そうすれば
もう少し上へ上げれたと。しかし大山名人は覚えていて、前田さんと河口老師の昇級の
ときの祝いをやってくれている。

 山口瞳の血涙十番勝負シリーズの話をとりあげて、その頃の自分は遠い世界の
出来事を読んでごろごろしていたと往時を語り、山口瞳調の文章や小見出しを
ときより使ってくるところがワカル読者にだけやっている感じで楽しかった。
 まさしくストレートな山口瞳節で「諸君!脱帽したまえ」と紹介したり、対中原戦での感想戦の
態度に苦言を呈してみたり、わざわざ不慣れな陣形なのに王座戦の観戦記を書いたり、
最近では義兄伊奈五段の応援に駆けつけたところまで書いて、
渡辺竜王に期待するものがたいへんに大きかった。

 故・村山聖に勝った話を嬉しそうに書いていて送ってくれた田中寅彦九段が
祝いの言葉「いろいろやっているのに勝てるのはすごい」だったか、
とてもおかしかった。
87名無し名人:2006/05/19(金) 00:14:10 ID:s31Ecwlb
 木村義徳九段の著作の中に木村九段より強いと思っている棋士がオレはアンタより強い
しかし書く時は名前出すなとまで言われたそうだ。
 河口師いわく「書いてやってるんだからありがたく思え」。
 
 最近の青野九段の小言。タイトル戦の打ち上げの飲み食いに参加した若手棋士が
主催者に挨拶せず帰ろうとしたのを捕まえて説教。
 河口師「そういうのがわかるようになるのは60年先だ。君は死ぬまで恨まれるよ」

 

88名無し名人:2006/05/19(金) 00:19:07 ID:mrIUzr9x
先崎は確かに視点がユニークだが、あんまり自由にやらせると
ちょっとゴチャゴチャして読みづらいかな。
89名無し名人:2006/05/19(金) 00:21:39 ID:ceL123CH
実は将棋世界も赤字なので止めます。の布石だったりしてw
90名無し名人:2006/05/19(金) 00:27:29 ID:5KsH1BXZ
>>89
その線が濃いという話も。
要するに瀬川の件でも帰って売り上げ減なんで、
もうネット時代に月刊誌の書店売りはダメポという結論が出たとか出ないとか
91名無し名人:2006/05/19(金) 01:46:31 ID:jkM5RE/W
>>90
産経の「正論」なんかはネット時代になってから伸びたけどな。
ようは努力不足に尽きる。
92名無し名人:2006/05/19(金) 01:51:04 ID:ceL123CH
スレ違いなんでここまでにするけど、新連載の初級教室をみて
末期のマガジンを思い出してしまったよ。あのリニュー自体は
よかったのだけど、始めて一年続けないんでは意味がなかった。
93名無し名人:2006/05/19(金) 02:59:12 ID:u5GrSf/4
     ` 、
            ,..-‐/    ...:  ,ィ  ,.i .∧ ,   ヽ.
          ,:'  .l .::;',. :::;/..://:: /,':/  ', l、 .i  ヽ
           ,'  ..::| .::;',' :;:','フ'7フ''7/   ',.ト',_|, , ',.',
       ,'   .::::::!'''l/!:;'/ /'゙  /     '! ゙;:|:、.|、| 'l 
          ,'.  .:::::::{ l'.l/  、_  _,.      'l/',|.';|
       l  :::::::::::';、ヾ      ̄     `‐-‐'/! ';. '  
          ! :::::::::::/ `‐、        ゝ   |'゙ |
       | ::::::::/   \    、_, _.,.,_ ノ::: !   
       |::::/.     _rl`': 、_     ///;ト,゙;:::::./     がんばれー
        `´      /\\  `i;┬:////゙l゙l ヾ/__∩
                ,.:く::::::::`:、\ 〉l゙:l  / !.|ノ     
             /:.:.:.:\:.:.:.:.`:、ソ/:.:|    | | |||
           /.:.:.:.:.:.:.:.:.:\:.:.:.:У:.:;l   /./ 
           /:.:.:.:.:.:.:.r'´`‐,`、:/.,.:‐{   | !`:、 /⌒)(⌒ヽノ
           ,'.:.:.:.:.:.:.:.:.';_,゚.,ノ.:./,:':.:.:.:',  | |`、:|/  / \ \
           !:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.゙、:.::/:.:.:.:.:.:.ヽ, / ,!:.:`、
94名無し名人:2006/05/19(金) 14:08:58 ID:wRKPLjF6
「諸君、脱帽したまえ」(渡辺竜王のデビュー期)もインパクトが強い
見出しだったけど「生涯の最高傑作」(97年4月号)が面白すぎて、
今でも読み返してしまう。
95名無し名人:2006/05/19(金) 21:26:50 ID:nuc2CAYa
>>94
島や富岡が即座に拒否しそうな台詞だな・・・
96名無し名人:2006/05/20(土) 18:27:16 ID:X03k/2OH
来月号は「祭り」状態になる。
97名無し名人:2006/05/20(土) 22:28:41 ID:S1yklvqu
>>90
連盟は社団法人として「世界」はやめられないはずと思うけどね。
存在理由のひとつなので。
98名無し名人:2006/05/20(土) 22:41:49 ID:UhK4mHnv
>>97
ヒント:通販
99名無し名人:2006/05/23(火) 08:27:14 ID:XAyg8Tdi
スター棋士以外の棋士達の悲喜こもごもを伝えてくれた老師に感謝。
100名無し名人:2006/05/23(火) 11:52:28 ID:nafvUZYZ
世界をつぶすくらいならさっさと内部の配分構造変えるなり
リストラするなりしろっつーの
101名無し名人:2006/05/25(木) 03:03:04 ID:Qw0V55VU
20 ですが、
七冠達成後の対局日誌は書籍化しないのかなあ。

今回の連載終了が、手直しの時間や心の余裕が出来て、きっかけになるのか?
老師の死後か?
死んでも出ないのか?
102名無し名人:2006/05/25(木) 06:20:34 ID:G40U9c70
連載中止の因に拠ると思ふ
老師が「疲れた」のが原因なら出るかもしれない。
もっとも疲れた内容にもよるがねw
103名無し名人:2006/05/25(木) 08:42:23 ID:ecvlGQhE
ちょっと関係ないが
>>70は控え室で詰みが発見されてたんだっけ?
104名無し名人:2006/05/25(木) 14:56:46 ID:wb4Gr1xG
控え室のほうで先に詰みを発見して騒然となった。残り1分の時点でも
まだ加藤一二三は詰みを発見出来なかったが、自陣は受けなしと気付いた
ので、詰ましに行かざるを得なくなり、▲5二角成を決行して、その瞬間、
閃いた。昭和57年の名人戦は、ドラマのシナリオにも描けないような、
名勝負中の名勝負。「天才・加藤は必ず発見するよ」という河口老師の
発言も抜群のスパイスとなって効いている。
105名無し名人:2006/05/25(木) 16:48:21 ID:GutnYOtx
>>7
噂のチャンネルと同じ面子だな。

加藤名人万歳氏って河口だったのか?
106名無し名人:2006/05/28(日) 05:12:19 ID:ySpzx9oo
どう考えてもそれはないw
107名無し名人:2006/05/31(水) 07:46:48 ID:c367T8d3
アゲ
108名無し名人:2006/05/31(水) 08:30:01 ID:MBdQnrYq
内緒話だけど、最初に打ち切りになったのは、はっきり理由がある。
それはカワが連盟にも来てなくて棋譜だけ見ていかにも盤側にいたように書いたりしたから。
人気があったからなかなか打ち切りにはならなかったのだけど、ある編集長が勇気をだしたんだ。

ほんで、大山の話もだけど、伝聞推測が多くて事実とはかなり違うらしい。これは棋士としての格を考えれば、大山と同席したことなんかほとんどないだろうことからも理解できる。

あと、カワの予測、はほとんどはずれてる。「米長はもう大山に負けないだろう」から「脱帽したまえ」まで当たったためしがない。
なのに結果を知ってると「勝負はここでついていたのである」とお得意のセリフが出るからかなりいやらしい。
典型的な結果論なんだけど。

さらに言うと「この暑さでは考える気にもならない」というのがよく出てくるけど、連盟は冷房効いて飲食物持込自由、休憩も自由に取れる。
こんな恵まれた職場は他にはまずない。これからもカワの世間知らずというか、ピントがはずれててるのがよくわかる。

ご苦労様、とは思うけど最後にまとめておきたかった。
ちなみにリキトミ本も全部持ってます・・
109名無し名人:2006/05/31(水) 20:49:46 ID:izCp3GKA
ご苦労だが、そんなこと(厳密性に欠けること、予測が外れたこと)はにわか以外みんな知ってる。
ただまちがいなのは、大山と囲碁・ゴルフを通じて同席したことはけっこうあるということ。

それに青野も著書で言っているが、「棋士の格」と書いたものの価値を100%結びつける必要は無い。

このスレの主旨は、金子の流れを汲む優れた列伝書きが河口以外にほとんどいないことを悲しむこと。
鈴木宏彦や青野も悪くないがやはり足りない。
島は偽善性が鼻につく。
先崎は軽薄過ぎるし、棋士としては無理もないが「自分」が強すぎる。
110名無し名人:2006/05/31(水) 20:59:07 ID:DjY0BLhm
俺には、低段位者の
たかり日記としか読めなかった。
新四段を酒席に誘い取材なんて無かったし。

ほとんど実績の無い棋士がたまに指したいい手を褒めるのも、
ミットモナカッタ。
111名無し名人:2006/05/31(水) 21:10:48 ID:MBdQnrYq
おぃおぃ、反論じゃないけど、ゴルフで同席してどうする?
しかも君が一緒に行ってその場のふいんきを知ってるならともかく、まず相手されてなかったろうね。
重要なのは、盤の前にいたか、あの終盤の空気を共有したか、でしょう。
そういう意味で、将棋に関する大山論は、ちと疑問と思う。

ほんで、あまり言いたくないけど、列伝かき、というのがどうかということね。
その場にいない人がどうやって真実を伝えるの?
いかにも、あせり気味に、とか、あわてた様子で、なんてのは創作の部分が多い。
日誌が100%という意味じゃないよ。タバコを吸わない棋士が、タバコに火をつけた、なんてのもあったかな、初期に。

大山の真実が語られてないように、カワ自体もまた真実を語られてない、それだけ。
ちなみにソ〜スは記録係りとマガジン編集部ね。
別々に、同席、した時に同じこと言ってたし、関西の奨励会員も似たようなことは言ってた。

もう一つ付け加えると、さっきのタバコの話は物議をかもしたんだけど知ってる?
つまり、その棋士は未成年だった、ということ。
さすがに単行本ではカットされたのかな。ちゃんちゃん。

あ、カワを好きだし悪口じゃないからね。あくまで真実を、ということね。
112名無し名人:2006/05/31(水) 21:16:19 ID:WQVjQWXA
藤井が羽生相手に竜王防衛した時、河口は羽生が奪取するだろう
と書いてあるが、あれって棋士達の空気を書いたんだっけ
113名無し名人:2006/05/31(水) 22:11:42 ID:edmYfSnv
かわ愚痴なんてこれはフィクション
間に受けるヤツがバカってハッキリ言ってたじゃん
実際アレを間に受けるヤツって本物のバカだしな
114名無し名人:2006/05/31(水) 22:23:49 ID:gG18V4fB
外部の将棋ファンが、読んで実像とのずれを想像するのが楽しいのにねw
事実だけ書いている物書きは読んでいてつまんない(少し失礼は承知)。
115名無し名人:2006/06/01(木) 00:31:42 ID:3tuREa2e
これはひどい。
しょうもない物を読みすぎて頭が腐ったのではないかね?
116名無し名人:2006/06/01(木) 00:48:55 ID:3JmXpI1h
楽しみ方にも色々あっていいんじゃない
117名無し名人:2006/06/01(木) 00:51:21 ID:3JmXpI1h
あくまで一読者の意見だから。
当事者が文句言うのはわかるけど
118名無し名人:2006/06/01(木) 10:31:17 ID:QMO6afRF
>>108
>>111
真実は知らんけどそういうレス読めて良かったよw
119名無し名人:2006/06/02(金) 00:18:50 ID:mq0wBiHZ
講談師みたいなもの?
120名無し名人:2006/06/02(金) 10:54:41 ID:dt9GOAII
実像(だと仮定して)を聞いても、そんなものか、と思うだけで、
特に失望感じたりしないのが河口の不思議なところだ。
取材もいいかげん、予測は外れる、音楽やら文学やらのひけらかしは
どうしようもなく低レベル。にもかかわらず、つい引き込まれて
読んでしまうんだな。そういう書き手が他にいないのが残念。
121名無し名人:2006/06/02(金) 10:55:31 ID:g11Uxe71
>>120
つ1000
122名無し名人:2006/06/04(日) 00:14:11 ID:lQQn2lwL
 有終を飾る写真の河口師の顔がおじいさんになっていた。でも文章は
あいかわらず手厳しいかった。
 義をみてせざるは勇なきなりを引用するところは、毎日新聞と読者に義理を
欠くなと暗喩しているようだった。

 
 このくらい将棋の終盤は手が多い。そしてその変化を読み潰してゆく能力と根気が
ないと、プロとしてやって行けない。
 本欄も終わりなので、くどいのを承知で、ここ数年の間に誕生した新四段の腕力の
なさを嘆いておく。
 本来、新四段は、将棋は知らないが、終盤の奇妙な力があり、わるい将棋をなんだ
かんだと粘って勝ったものだった。
 それが今は、将棋はうまいが、力がない、と逆になってしまっている。
 私には、名人戦問題より、もしろ新人棋士達のレベル低下の方を危惧する。
123名無し名人:2006/06/04(日) 08:16:25 ID:NXpbpMqs
またガセネタ書いてたね>中村太地のは今年から早大生 まだ早実の3年生なのに

ウソ書かれた上にボロカスに書かれてカワイソス>太地
124名無し名人:2006/06/05(月) 23:37:41 ID:NjW9UJ98
「筆者が代わって再スタート」だと〜〜〜?
ttp://blog.goo.ne.jp/kishi-akira/
125名無し名人:2006/06/05(月) 23:53:21 ID:zUDBOo2D
後継者予想リスト

・真部一男   文・内容とも申し分ないが病状が心配
・田丸昇     文は巧いが話が堅すぎるのが・・・
・高橋道雄   取材人脈が狭すぎるのでは・・・人望なさげ
・石田和雄   F宣言してヒマだろうが文章うまかったっけ?
・先崎学     10年早い(まだトーナメントプロとしてがんがってくれ)
・勝又清和   文章・将棋解説は逸品だが※が採用するかどうか
・野月浩貴   先崎に同じ
・山岸浩司・
上地隆造・
椎名龍一・
松本博文等  やっぱり棋士に書いて欲しい
・藤田麻衣子・ 棋力という点で・・・ それに踏み込んだこと書けない悪寒
大庭美夏

・米長邦雄   頼むからやめてくれ
126名無し名人:2006/06/05(月) 23:53:59 ID:zUDBOo2D
・鈴木輝彦  米長に同じ NSNだけやっとれ
127名無し名人:2006/06/06(火) 00:13:32 ID:A/S7Uz8K
鈴木か・・・嫌な悪寒。
128名無し名人:2006/06/06(火) 12:18:08 ID:Hs6obAH4
ミジメのなんて読みたくない。
「それじゃ飲みにいきましょう」とか書かれても。
近い将来B2→フリクラとなるであろう島がいいな。

来月号の観戦記が最後の花道なのかな。
それとも月一局に絞って体力的に無理の無いようにという事か。

129名無し名人:2006/06/06(火) 18:33:01 ID:szW+wF/L
渡辺ブログで知った。将棋マガジンから読んでたなぁとしみじみ
130名無し名人:2006/06/09(金) 02:36:24 ID:VooCOF0J
当分河口はサッカー観戦で将棋界どころではないだろうな
131名無し名人:2006/06/09(金) 03:03:58 ID:ocNCO5Pw
近将の金子教室を覚えてる人はいるかな?棋士の奥深い性格にまで
踏み込んだ解説は秀逸でした。手の解説も時間をかけて研究したのが
わかる。宗教家で苦労人、そして現世の欲に恬淡としていた。こういう人
が復活して欲しいもの。何かにつけて呑みにいく連中だけに文章を書かせるな、と言いたい。
132名無し名人:2006/06/09(金) 04:55:42 ID:gZ9RfMWY
金子金五郎九段か
土居市太郎名誉名人の一番弟子で
かつて土居vs阪田の一戦が有った時
師匠の土居の指し手に一喜一憂していたと言う
その時は土居の2連勝で金子も大喜びしたとか
133名無し名人:2006/06/09(金) 06:00:49 ID:0Xbo1v3h
>>131
激しく同意。
金子教室大好きだなあ。升田と奥さんの話とか、大山萌えの女中さんの
話とか、そういうことまで書いて居たなあ。文章も非常に格調が
高かった。手の解説は高度すぎて初段程度の人間(漏れのこと)
にはわからないけどね。金子金五郎は高崎の妙法寺の住職だったかな。
団鬼六編「日本の名随筆・将棋」に山田道美や東公平が
金子さんの寺に行った随筆が載っているが、金子さんは本当に仏道を
修行している老僧なんだなあという感じで、言葉や行動に重みが
ある。
134名無し名人:2006/06/11(日) 22:40:48 ID:eeKLP3bK
好きな棋士でもなく好きな文章でもなく
どうも好かん印象の時もあったけど
なんだかんだでずっと読んでいたコーナーではあるから
惜しむ気持ちは強い
135名無し名人:2006/06/11(日) 22:44:10 ID:UvyyqRzP
はっきり言って月初めの大きな楽しみが減ってしまった。
これからは退屈だな。
136名無し名人:2006/06/12(月) 00:42:35 ID:pf0lE+oV
確かに「天才」を簡単に使いすぎたり、思いこみの強い部分もあったけど
記録を残す、という点では高く評価したいよな

ミジメも老師の前に「対局室25時」という表題で書いてたが
取材日がたった一日だけだった
ミジメは勘弁
137名無し名人:2006/06/13(火) 22:31:10 ID:42aR5Z1U
ミジメは取材とか棋力とか以前の問題だ。
あの悪文! なんとかせい。
小難しい本読むより小学校で国語やり直せと言いたい。
138名無し名人:2006/06/14(水) 03:54:41 ID:Cu5tacc8
それでもなお、いつもゴーストライターにお願いしている米長より、よほどマシなのだが。
139名無し名人:2006/06/14(水) 10:00:50 ID:xux0V4K5
下を見ればきりがない。
140名無し名人:2006/06/14(水) 21:52:08 ID:IT1IHv0P
>>138
連盟ご用達文書作成ソフト「直子の代筆」
141名無し名人:2006/06/14(水) 22:53:29 ID:ChgQ4RT/
>>140
直子を代筆していた爺さんは死んじゃったけどね
142名無し名人:2006/06/15(木) 22:38:16 ID:mI/MU1rF
>>141
山口瞳?
143名無し名人:2006/06/16(金) 22:47:57 ID:tqscUdJN
>>142
山村正夫
144名無し名人:2006/06/21(水) 10:34:28 ID:HzaEOO4w
age 何とか来月号まで存続させたい。
145名無し名人:2006/06/21(水) 17:41:51 ID:IF3AoCJG
研究終わり、ってのだったな、あのしつこさが明治の感覚だった。
146名無し名人:2006/06/21(水) 18:07:29 ID:JPaS++59
今までの膨大(いつから連載してるかわからん)な文は本にならんのか?
全部まとめて読みたい、恐らく求めるユーザーも多いはず
147名無し名人:2006/06/21(水) 18:48:02 ID:GEpxQcLw
148名無し名人:2006/06/22(木) 19:55:24 ID:hESBLxB4
最近のは出版されそうに無いね
まぁ単体で読む気はしないけど・・・
149名無し名人:2006/06/23(金) 13:03:48 ID:xUXWWzCY
 跡継ぎが鈴木宏彦さん(立浪・名義のときもあった)で、
将棋の内容解説は島朗八段だったら納得する。
 大阪編も復活してほしい。
150名無し名人:2006/06/23(金) 22:39:00 ID:nyE6zipN
>>149
鈴木宏彦は大山政権末期に大山によって将棋世界の編集部を
追われたんだったな
151名無し名人:2006/07/04(火) 00:31:30 ID:gEkkssRj
ttp://blog.goo.ne.jp/kishi-akira/

「先月号発売時に質問があった対局日誌ですが題名を変えて
来月号からスタートするみたいですね。楽しみですね。」

ナヌ?
152名無し名人:2006/07/04(火) 07:03:01 ID:HQgZOY7Y
>>151
将棋世界買えばわかるだろうに。

それはそうと、老師が体調不良で名人戦観戦記をキャンセルってのが
心配だ
153名無し名人:2006/07/04(火) 18:26:30 ID:gEkkssRj
>>152
買った。わかった。来月号に期待しよう。
154名無し名人:2006/07/13(木) 18:22:10 ID:Z1H+GPer
老師は先崎という良き後継者を得た。しかし、木村のように後進に道を譲る
のではなく、しぶとく大山のように文筆業の表舞台に生き抜いてくれ!
155名無し名人:2006/07/13(木) 19:21:52 ID:Lx9XjBVo
近将にでも何か書き続けてくれればいいね
156名無し名人:2006/07/14(金) 02:32:59 ID:bXiX18qK
力富版にあるのに、河出版ではない部分。四月一日の
〜今から胸をおどらせている。のあとに

 ところが、私が思ったほど世間の関心は高くない。将棋はそんなにマイナー
なものになってしまったのだろうか。
 過日、テレビで、びわこ毎日マラソンを見た。マラソンのテレビ中継を見ていて
いつも不思議に思うのだが、同じ人が同じように走っているだけなのにあきない。
単調な画面を二時間あまり見続けて、終わればそれなりの満足感がある。
毎日マラソンもそうしておしまいまで見たのだが、この時ばかりは、
時間を損したような気分になった。出場した選手は二流三流ばかり。
記録もお話にならぬ低レベルであった。
 毎日マラソンと言えば日本でもっとも伝統のある大会である。
その昔は、アベベ、ショーターが走り、優勝したものだった。
つまり、当時は世界で一流の競技会だったのだ。それが今や
三流になりさがっている。原因は主催者の力とやる気のなさにあるだろう。
名人戦は大丈夫だろうか。
157名無し名人:2006/07/14(金) 22:08:40 ID:3lbzeVo4
>>156
脚力を落ちた瀬古を五輪で視聴率を稼ぐためだけに
有力選手不在のびわ湖毎日マラソンで優勝させてソウルに行かせた、
なんてことがあったな。
158名無し名人:2006/07/15(土) 01:08:44 ID:Ub/vXG5R
直接、毎日新聞は名人戦にもっと力を入れろといわずに
びわこマラソンというワンクッションいれるところが河口らしい。
159名無し名人:2006/07/17(月) 00:50:47 ID:S8CE4EtN
老師は異様にマラソンにも詳しいことが分かってしまった。
ますます好きになったよ老師。
160名無し名人:2006/07/18(火) 23:02:50 ID:PS6BRzX1
将棋講座テキストに老師の観戦記が。
ほかの観戦記とは質が違う やっぱ文章うまいわこの人。
161名無し名人:2006/07/19(水) 22:29:37 ID:o+c/SzcP
私にとって老師は、文章のうまい棋士ではなく、将棋の才能がある文筆家なんだよな〜。
162名無し名人:2006/07/21(金) 01:11:12 ID:5VVG4YKm
文筆家というほどじゃないw 普通の文章。
よっぽどまともなもの読んだことないんだな
163名無し名人:2006/07/21(金) 13:52:46 ID:0uMHtyrJ
>>162
そういう貴方の文章がとてつもなく下手なのは何故?
たった2行なのに。
164名無し名人:2006/07/21(金) 14:34:04 ID:jXaauLdE
たったの2行でとてつもなく下手なのがわかるな
165名無し名人:2006/07/21(金) 17:18:18 ID:2SZ6cfBM
>>162を見て大勢は決した。口がさのない>>163>>164
率直な意見を述べていた。
「神は細部に宿る」とはよく言ったもので、たった2行で
悪い意味においてもその才覚を現してしまうのだ。
 >>162は仲間に信用をされないということである。
 私には将棋連盟の諸問題よりも、こういった若者の見識の
なさこそが心配である。
166名無し名人:2006/07/21(金) 18:02:04 ID:W514PpiN
真部と先崎は、どっちが文章上手いの?
167名無し名人:2006/07/21(金) 18:19:02 ID:9lu2sYKY
>>165
老師が乗り移ったような文章だな。

>>166
笑わされるのは先崎のほうで、唸らされるのは真部のほう。
168名無し名人:2006/07/21(金) 19:00:13 ID:TEXgcwwi
150 :名無し名人:2006/06/23(金) 22:39:00 ID:nyE6zipN
>>149
鈴木宏彦は大山政権末期に大山によって将棋世界の編集部を
追われたんだったな


どなたかお詳しい方、原因等くわしくお願いします。
私個人は鈴木さんのファンなんですが・・・
169名無し名人:2006/07/21(金) 22:39:47 ID:7WHowbxS
>>168
原因は簡単。「気に入らない」だけ

(政治面でも)偉大な大山も「耄碌専横老害」コースをたどってしまい、
晩年は気分次第で職員の不可解な人事異動を繰り返した。

結果それで※凸が手を結び、二上を擁立して退陣に追い込んだわけだが
170名無し名人:2006/07/28(金) 19:22:35 ID:zKEkPqoJ
河口の本、今、ヤフオクで漁ってる。
よく読むと、昔から将棋界の古い体質をメチャ批判してるのな。
得がたい執筆者だと思うよ。復帰希望。
171名無し名人:2006/07/29(土) 01:40:14 ID:KOR7bOm5
棋士に対する“愛”が感じられる文章だと思う(ヘンな意味ではなく)。
真部の首の病気・その後の低迷についての一文は涙が出そうになった。
172名無し名人:2006/07/31(月) 18:04:21 ID:AUDQ4cuL
真部も老師への愛情が感じられる一文を書いてくれる。
173名無し名人:2006/08/05(土) 07:56:27 ID:BBQDlwYm
将棋界の古き良き時代は終わったということなのかな。
174名無し名人:2006/08/06(日) 14:26:14 ID:VzJ9mA+G
>>169
乙です。
河口さんの病状が気になるなあ。完治・復帰して欲しい。
175名無し名人:2006/08/06(日) 15:08:42 ID:PS6YQiqA
ワガママ病。「自分は別格」と勘違いw
176名無し名人:2006/08/06(日) 17:42:58 ID:Ui0NmrEE
>>174
NHK将棋講座で観戦記書いてるから
まったく酷い状態でもなさげ
177名無し名人:2006/08/06(日) 22:33:50 ID:xPiv13FS
「勝負の読み方」(力富書房)の(昭和58年)1月31日の項 (p.225)
に以下のような記述がある。

 近頃の奨励会の五、六級は強すぎる。強すぎて悪いことはないが、
 いらぬ心配をしたくもなる。つまり、四段のレベルはいつの時代も
 変わらないのだから、六級から四段になるまでの期間にそう強く
 ならない理屈だ。昔の六級は、プロに二枚落ちくらいの力しか
 なかった。だから四段になるまでに、もの凄く強くなったのである。
 無垢の素材にプロの感覚が植えつけられたわけ。今はそうでない。
 厳しい入会試験を通り抜けるためには、勝つ技術を身につけなければ
 ならない。その結果、高校野球の優勝投手みたいに小さくまとまりは
 しないかと案ずるのである。

羽生は前年の12月に入会したばかりの6級。まさに革命の前兆だったと
今にしてみれば言えるが、さすがの老師もそこまでの認識はなかったと
いうことになる。「四段のレベルはいつの時代も変わらない」どころの
騒ぎではなくなるわけだが。

ちなみに上記の記述に続いてこんなことも書いてあったりする。

 夕方になると、和服姿の青野が来た。(中略)「とうとう恐怖の
 三十代になりました。今日が誕生日です」が青野らしい。彼の
 関心事は、今のところ結婚なのである。
178名無し名人
>>176
そうなんですか。安心しました。
連盟の粛清なんですかね、まあ、河口さんは気にしないでしょうが。