ボナンザ専用本スレ 3手目

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587名無し名人
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将棋界がビビる
謎のソフト「ボナンザ」の実力
パソコン将棋ソフトがアマチュア将棋大会で活躍したのは記憶に新しいが、それより強いソフトが海外で開発された。
プロ棋士でさえ負ける事態に、日本将棋連盟は急きょ“対局禁止令”。5秒で150万局面を読む将棋ソフトの実力。

開発者は、カナダ在住の保木邦仁さん、29歳。東北大学出身で、現在はトロント大学で理論物理化学を専攻する研究員だ。
その保木さんを直撃した。

開発を始めたのは、いつ?

「昨年の春に、テーブルゲームのアルゴリズム(原理)本を読んだのがきっかけでした。最近の将棋ソフトは、手をできるだけたくさん読むより、有効な手を絞り込む手法が流行です。
しかし、私は、その方法はコンピュータに向かないと思い、指し手によって変化する局面の評価速度を高めることで、読みの深さを追求しました」

どのくらい読めるのか?

「5秒で150万局面を評価できます。当初のバージョン1はアマ六段クラスで、最新版は2割ほど強くなっている。人間が思いつきにくいような好手をポンと指してしまうので、実力以上に
評価されているのでしょう」

国産の将棋ソフトは、開発者同士が情報交換しつつ行っていますが、保木さんの場合は?

「海外で独自に行っています。そのため、ボナンザの特徴的な棋風、手法が生まれたのかもしれません。論文やインターネットなどで得られる情報量としては、将棋よりもチェスのほうが
圧倒的に多いので、ボナンザの思考形式は、コンピュータチェスに似ています」

保木さんの棋力は?

「11級です。将棋を指す力とプログラムを作ることは、別のことと思っています。棋力は重要ではない」