【将棋24】指してはいけない【危険人物】その14

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431名無し名人
>>428
将棋の美風とは礼に始まり礼に終わることではないでしょうか。
これは武道にも通じることでしょう。勝っても負けても自分の
修練のパートナーとなった相手に敬意を表し、感謝の意を告げるのです。
個人対個人の戦いでありながら実は互いに研鑚し合っている。
これが日本の生んだ文化の美風であると考えます。
ボクサーが試合後に抱擁するのはスポーツマンシップであり、西洋的な発想でしょう。
姿三四郎の言葉にもありますように、「修行とは出直しの連続なり」。
勝っても負けても相手に感謝をする。これは相手を称えること(スポーツマンシップ)とは似て非なるものでしょう。
この美風に支えられ、将棋は何百年もの間、日本文化の中で生きながらえてきました。
ネット将棋は実力向上のトレーニングとしては最高の手段になりますが、
暴言を吐いたり、負けた腹いせに相手に嫌がらせをするといった行為が
これ以上広まれば、ゆくゆくは誰もが将棋を見下し、将棋ブームも衰退の一途をたどるものと思われます。
私ははじめて2チャネルを見た時はあまりの下品さに卒倒しましたが、
一番悲しかったことは同じ趣味を持つ将棋ファンも例外ではなく
品性下劣であることでした。これはネット対局の危険人物だけでなく、
平気で見知らぬ人を罵倒する一部の人のことです。