【将棋24】指してはいけない【危険人物】その14

NIPENIPEさん（会員・１２１９）さん対局しました。
私の振飛車に対して、玉頭位取りで対抗してきました。
最近、復活の兆しのある戦法でしょうか。
ところが、王様の脇の端歩を突かず、１五歩と詰められていたために、
終盤になって、１四桂、同歩、同歩とさらに狭くされ、こちらが１八香打と重ね打ちスたら
３四の銀を２三にバックして端を補強してきました。遅咲き銀冠の完成です。
しかし、これではなんのために玉頭の位をとったのかわかりません。位を奪われ、
さらに自陣に４ニ香、３一桂と打ちまくって玉を鉄壁にしたために
極端に攻撃力が落ち、その上、王様の出入り口が全て塞がってしまいました。
自分で自分の首を締め、最後は攻撃力がないのに大駒を切るという無謀な攻めに出てきました。
当然、こんな手で寄るわけがありません。最後は私が詰めろをかけたら
詰めろ（一手スキ）に対して、悠長にも二手スキか三手スキの手を指してきました。
その後は長手順ではありますが、平凡な王手の連続で詰ますだけです。
低級者でも十分に勝てる将棋です。最後までやれば２０手近い手数になりますが、
妙手が入っていない並べ詰みですので、３０秒あれば十分です。
きれいな投了図を思い浮かべながら王手を続けていたら
つまされるのを屈辱と思ったのか飛車の王手に対して飛車の利き筋、しかも相手の飛車に
接近する自殺手を指してきました。
仕方なしに王様を取ったら予想通り挨拶なし即去り。
将棋倶楽部２４にはこういう人種が多いので呆れるばかりです。