291 :
名無し名人:
あたしゃ30超えて碁を始めて、実戦より棋譜並べをばりばりやってきたけど、3年でようやく三段になりますた。
(3年もかかった・・・・やれやれ・・・・)
棋譜ならべをとやかく言ってる人、どんだけ棋譜ならべたの?
とりあえず米長邦雄が「1年で100局」っていうんで、やってみました。
その経験から・・・・
1)同じ棋譜を並べる。
秀策御城碁第5局を100回並べました。並べるたびに発見があります。慣れると(覚えてくると)一回10分くらいでいけます。まあ、一日5回ですね。いくらなんでも飽きてくるので。
2)総譜はきついので、pocketgobanなんかで棋譜を分割。
だいたい1枚50手(40手にするとさらに見やすい)にすると、並べるのがあまりきつくなくなります。
3)あまり初めから意味を考えない。
大人とか学校の先生とか「考えろ」と言いますが、初めは考えずに並べる!並べる!並べる!感覚を身につけるほうが先だと思います。理屈が先だと、どうも上達が遅い。
というのは、長年、「どうして子供のほうが伸びが速いのか?」を考えてきたからです。私の持論は、子供は理屈で理解せず、「この局面はこの手。意味?知らん」という子が強い。将棋をやってきた経験からいえば、じーっと考える子は伸びない。
0秒将棋!(羽生と佐藤の子供の頃の時間つぶし)を指せる子の方が伸びが早い。(そりゃ例外はありますけど。将棋会館で見てるとその傾向が強い)考えより、感覚を身につけたほうが上達が早いと思います。
4)手で並べる。
参考書を見ただけでわかった気になる失敗受験生のようになってはいけませぬ。
5)詰碁はやりましょう。
6)説明が少ない本を選ぶ。
読みたくなるから。gobaseからのDLなんて最高。
292 :
名無し名人:05/03/14 10:41:08 ID:Dz7Bm15w
棋譜並べ派の皆さん、心配しないで下さい。絶対に棋譜並べで強くなります。
反棋譜並べ派の皆さん、棋譜並べは「やることなくなった後のひまつぶし」ではありません。
もう一度、取り組んでみては?古典なんて面白いですよ。
今までそんなにやってなかった人は、棋力向上のブレークスルーになるかも知れませんよ。
で、結論は、「どうやっても強くなる」
三段(今の三段なんて・・・・ですけど)くらいまでなら、何やっても強くなります。
好きな方法でいいんじゃないですか?趣味なんだから。
ただ、将棋の古典は並べていてもあまり面白くない。手が古くてもう成立していない手が多すぎる。
実用性が低すぎるし、明らかに今の棋士の方が強い。
それに対して碁の古典は楽しめます。それって碁をしてる人間には大変な幸せだと思います。
実用性も十分ある。それを見向きもしないのは、もったいないです。絶対に。
オススメ棋譜集は・・・・ないんですよねえ・・・・売れないからか、棋譜集が。
万人には「秀麗 秀策」かな。説明も少ないし。
個人的には大模様好きなので、武宮「三連星好局集」と藤沢秀行「華麗藤沢秀行」なんですけど・・・・
入手困難ですね・・・・