★家康ら4人、囲碁の殿堂入り
財団法人日本棋院の創立80周年を記念して、東京・市ヶ谷の本院に今秋
オープンする囲碁殿堂資料館の殿堂入りを決める第1回表彰委員会が
28日開かれ、江戸時代に囲碁界に貢献した4人が選ばれた。
碁打ち衆を保護し囲碁の家元制度の基礎を築いた徳川家康(1542―1616年)、
近世囲碁の開祖といわれる第一世本因坊算砂(1559―1623年)、天下敵なしと
いわれ、「碁聖」とたたえられる第四世本因坊道策(1645―1702年)、
近代布石の基礎となる「秀策流布石」を開発、道策とともに「碁聖」とたたえられる
本因坊秀策(1829―1862年)。
作家の三好徹さん、参院議員の斎藤十朗さんら有識者や棋士など18人の
委員が投票で選び、本因坊道策だけが満票だった。
日本棋院では、殿堂資料館に4人の胸像などを展示して顕彰する。
来年の第2回委員会では、明治以降の人物を対象に選考する。
讀賣新聞
http://www.yomiuri.co.jp/culture/news/20040528ic28.htm