【将棋協会】女流棋士マンガ「しおんの王」【試合】

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20名無し名人
ついにしおんは女流名人への挑戦権を得た。
2-2でむかえた最終局、女流名人は初手3六歩。
動揺するしおん。
趣向をこらした序盤、虚々実々の中盤、そして怒濤の終盤へ。
すべての力を出してぶつかりあう両者。

「楽しい! 将棋をやっていて良かった…」
しおんの胸に去来する今までの思い出。
女装棋士との淡い恋、盲目の棋士との友情、
今まで育てて下さった師匠の愛情、
そして天国で見守ってくれている両親…
「みんなが私をここまで連れて来てくれたんだわ…
 私、絶対に勝つ!」
21名無し名人:04/04/03 20:03 ID:7V6HI19y
持ち時間が1分を切った時、ついにしおんは詰み筋を発見した。
ドキドキと高鳴る胸を押さえつつ慎重に手順を確認する。

そしてその時! 奇跡が起こった!
失われていた声が戻ったのだ!

秒読みの最中、しおんは発声した…










「あと何分?」