第30期名人戦 院内最終予選
リーグ経験者同士の対決は、牛之浜が本田邦に勝って院内予選通過。
既に清成・陳・坂井が通過しており、これで4人目。
残りは白石裕―林、そして苑田―結城。
第60期本因坊戦 最終予選
先週棋聖リーグ入りした結城が柳を降し、初戦突破。次の相手は植木。
「ぶら下がり」からの出場のため、リーグ入りには4勝が必要。
第31期天元戦 高段一次予選・低段予選
田村が低段予選通過。これで王座戦・十段戦と3棋戦連続。
一足先に通過した河は、先週の孫に続き高段一次予選を通過。
第52期王座戦 本戦
今村が小林覚との初戦に勝ちベスト8へ。次の相手は高尾。
第53期王座戦 院内最終予選
大山・清成が2回戦勝利。森山は初戦で倉橋行を倒す。
各棋戦でコンスタントに勝ち上がる倉橋行だが、早々と姿を消した。
第17期女流名人戦 本戦
今週開幕。関西棋院から4人が出場。まず吉田美・芦田が揃って勝利。
次の相手は、吉田美が小西―青葉の勝者、芦田が田村―小山の勝者。
大手合
小西が勝って八段に昇段。国内4人目。姉弟子の吉田美に並ぶ。
榊原正は4連勝。孫と田村は持碁で痛み分け。
第44期十段戦 高段一次予選
小西の八段昇段後最初の対局は不戦勝。植村は3月以降5連続不戦敗。
関棋週報 後記
今回も代行していただいています。
『囲碁関西』6月号は、さながら田村千明特集の感があります。
巻頭グラビアに女流名人戦本戦入りを決めた対梅沢五段戦の写真、
巻末の「全手マスター 熱戦譜」(注目の対局を28譜に分けて掲載)
では万波女流棋聖に勝った一局が取り上げられています。
今年ここまで13勝3敗1持碁(関西女流トーナメントを含む)。
女流棋戦を除いても9勝2敗1持碁です。
「女流」の枠に留まらない活躍を期待しています。