66 :
名無し名人:
95年7月に「マネージャーたちにお金がいるから」と中原さんに事前の相談もなく、
ヌード写真集を出すという話が出てきた。
またこの頃から「このまま付き合っていても結婚できるわけじゃないし」
というようなことを林葉さんが言い出したらしい。
それから喧嘩ばかりするようになったという。
林葉さんは8月に将棋界を退会し、このヌード写真集は9月に出版され、
10月には再びロンドンに行ったらしい。
中原さんはロンドンの林葉さんから「当分会わないようにしましょう」
という文面のハガキを貰い、ところがその裏面の林葉さんのヌード写真に
マジックでロンドンの連絡先が書かれていたそうである。
中原さんはその「挑発」(笑)に乗ってしまった。
この後、別れると言ったり、また会ったりを繰り返している。
この過程での互いの言動は大体,想像がつく。
たぶん最初,林葉さんには,はっきりとではなくても,一対一の期待があった。
中原さんと同居,結婚するとか,中原さんの子供を産むとか,
中原さんと恋人のように同伴するとか…。
まじめそうな中原さんのことだから,中原さんにもそれに応えようとする
姿勢があったのだろう。
中原さんは林葉さんに「子供がほしい」とか「結婚してほしい」とかも言ったらしい。
林葉さんは「将棋が強い子が生まれるんじゃないかと思った」と言うくらいだから、
それに応える意志があったのである。
中原さんは結婚話は林葉さんのほうから言い出したと言っているが、
これはどちらが正しいとも言い切れないのが常識だろう。
そして,愛妻家あるいは恐妻家の中原さんは子供だの結婚だのには
相当な無理があることにやがて気付き始める。
林葉さんから一対一の期待が次第に失われる。
性交用の動物に近い存在として,自分の人生をつまみ食い
されていたような気分が生じる。