木村十四世名人の粋さとは?

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19名無し名人
マジレスしてやっか。

戦後すぐ、まだろくに食べ物がなかった時に、
木村は銀座に食事にいって、うな丼を頼んだ

うな丼が出てくると、うなぎをポイと捨てて
残りの飯にお茶をかけてお茶漬けにして
サラサラっとかきこんで、金を払って帰ったそうだ。

それを芹沢博文が「カッコイイ」と評していた。

人から見れば首をかしげたくなるような贅沢をしていたが、
「名人は偉い」「名人は何をしてもいい」
という行為は「名人」の社会的地位・ステータスを上げる
ためのものだった。

「くやしかったら俺を倒して名人になってみろ」
そんなメッセージを受けて「打倒木村」を目指して
塚田が・升田が・大山が立ち上がった。
結果、戦後の将棋界が大いに盛り上がることになったわけ。