●　坂田栄男ってどうよ？　○

「カミソリ坂田」「しのぎの坂田」などの
異名を持ち、二十三世本因坊でもある坂田栄男さんの魅力とは？

悲惨な１がいるｽﾚはここですか？

総入れ歯

名誉NHK杯選手権者の肩書きを持っていましたっけ？坂田先生。

>>2 ﾜﾛﾀ

>>4
持っています。早碁には滅法強かったようです（「囲碁クラブ」の連載で自身がそう
書いていた）。

早碁なら依田のほうが強いだろう。

>>7 ﾜﾛﾀ

近藤啓太郎の「勝負師」という小説を読めば
坂田がどんな人間かがわかる。
僕はこれを読んで坂田が好きになった。

http://www.nihonkiin.or.jp/player/htm/ki000006.htm
七冠って将棋の羽生みたいなもんか？

初めてテレビで見たとき、へーこの人が有名なサカタサンキチか、
と思ったのは私だけ？

サンキチとは思わなかったが、「エイオ」とは読めなかった。

＞近藤啓太郎の「勝負師」

その小説で坂田と近藤は不仲になったってきいたけど
その後どうなったの？

>>11　あなただけです。
「攻めの坂田」「なまくら坂田」「坂田のぼやき」なんてのもあるね。
なんでもアリ状態。
奇手、妙手が多い碁。
で「坂田の碁を並べると、勝率が落ちる」というのもある。
凡人が妙手を打とうとすると、ヤケドするってことで。

碁制限と左方とどっちがえらいの？

「坂田は遠くなりにけり」
という名言を残したのは山部氏でしたか？

坂田さんの魅力とは、「勝つことへの純粋な執着」。
漏れの免状には坂田さんと秀行さんの署名が入っている。いい記念だ。

>>17 坂田さんと秀行さんの署名は直筆ですか？

>>11
「攻めの坂田」は聞いたことがありませんでした。とく聞くのは、「しのぎの坂田」、
「カミソリ坂田」です（石田芳夫なんかも「坂田さんは受けの強さで勝っている
のではないか」と、坂田 vs 石田の自戦解説で書いていた）。

碁制限と左方とどっちがえらいの？

13さんへ
その小説ではなくて、「馬鹿な神様」という小説で仲違いしたそうです。
仲直りはしたみたいです。

近藤啓太郎死んじゃったねえ。

>>20 消防みたいなこと言って。
でも、かわいくナイから、遊んでやらない。

昭和39年の勝率は囲碁将棋界で永遠に破られないと思う。

日の出の勢いでのしてきた趙治勲をまるでコケにした
坂田の棋譜は、いつ並べてもどきどきする。
だれかアップしてくれないかな。

おや〜まゆ〜えんち〜

坂田最近様子を聞かないが､元気なのかな
カナダに家を持ってるらしいけど､そっち行ってるのかな

先日雑誌立読みで見かけたけど、もうカナダ行く体力はないだろうね。タバコ吸いすぎだったからな。

今でも強いの？
もしかしてもうアマレベル？

立ち読みした囲碁雑誌には、目が悪くなって、一路置き間違えるようになって
引退したとか、書いてあったな。

＞「攻めの坂田」「なまくら坂田」「坂田のぼやき」なんてのもあるね。
これは、本当だったな。
「攻めの坂田」みたいな、６冊ぐらいの本のシリーズもあったなあ。

瀬越憲作は失明を悲観して自殺だったっけ

＞３０。平凡社から出ていた「坂田の碁」全５巻のことだと思う。面白い本だったけど、
２０年以上前に絶版になったはずだ。

並べていると大局観や手所を読む力もさることながら
石を最大限に活用している点に感動する。

戦後の棋士を三人挙げるとしたら、呉清源、坂田栄男、趙治勲とする人が多いだろうね。

これはおれの主観だが、上の三人の中で一番面白い碁を打ったのは坂田だ。

>>16
そうです。
>>24
年間30勝2敗。
2敗のうちのひとつ朋斎戦（十段戦挑戦者決定戦）が痛く8冠完全制覇ならず。
ちなみにタイトル獲得数64、連勝記録29。
>>25
例の日本棋院選手権戦から12連勝くらいしたんだっけ。治勲ボロ負け状態だった。

昔、TVのインタビュー番組で、
アナ「どうすれば強くなれますか？」
坂田「才能がねえ・・・」
アナ「頑張れば強くなれるでしょうか？」
坂田「才能がねえ・・・」
というやりとりが3〜4回繰り返された。

当時から婦女子の浅知恵（平等とほざきながら陰で人の悪口を言う）
に疑問を感じていた我は、溜飲が下がる思いがした。

非常に癖のある人だが、でもかっこいい。
偽善で勝負（経済戦争もな）には勝てない。
こういう人の本音を封じ込めたから日本はだめになった。

>>36

話のつながりが無い

呉清源ほどの人気がでなかったのは、ルックスの差がイタかった
と言ってみる。

碁も才能だね。

「勝負は長いし、孤独だからね」

５０歳台の頃の坂田はおしゃれだったよ。銀座ママの夫人のおかげと思うが。

賭け碁をやらせたら一番強いだろう。

昔、赤坂の碁会所にいたな。

日中棋戦が始まった頃、中国最強は陳祖徳（たしか）という人であった。
ジョウ衛平の前の世代の人だ。
坂田は、週刊誌を読みながら対局し、相手が打つとノータイムで打った
そうだ。実際は、2子でもどうかという手合いだったそうだが、陳は、
それに腹を立て、その後の強い中国囲碁界をつくったそうだ。
中国を強くしたのは、坂田かもな。

昔雑誌企画連載で「（坂田)本因坊に聞く」というのがあって
それがおわったとおもったら「（坂田）本因坊は答える」という企画が始まった。
中身は一緒だった。（藁

はいしょぼいよー

やっぱし「呉清源」「坂田栄男」「趙治勲」が昭和棋界の三傑かなあ。
なぜかみんな、足が速いね。三人を比較すると厚み進化論が透けて見えて面白い

「呉清源」厚く打っても、フリカワリでいつのまにか地になる自然流。
「坂田栄男」厚みをハナから信じない。稼げるだけ稼いで手筋で荒らしてさようならの食い逃げ流。
「趙治勲」実利こそ厚み。坂田の強さに形勢判断が加わった感じ。

「20代の名人はありえない」だっけ?
自分の負け場を華麗にする伏線の張り方も一流だった（藁

引退する少し前　NHK杯の碁で大攻め合いのダメ詰めの順番を間違えた。
解説者が絶句！　正直　寂しかったね・・・

そういえば、高川も引退の直前頃「（体力の生で?）読めなくなったので
勘で打ってみたがやっぱりダメだった」ってＮＨＫ杯で感想を述べてたな。
プロに読まないで勝とうとするその意思にびっくりして記憶に残ってる。

石が急所、急所に行くのが坂田流

>>46
坂田先生はバランスの碁だと思いますよ。

それにしてもこの先生の碁（６０年代後半〜７０年代前半）はきれいだ。
林先生との勝負は並べていて本当に感動するよ。妙手のオンパレードだもの。
なんか全体的に古碁の匂いをかもし出してるのも好きですね。

このってどのよ？！

あまり知られていないが、坂田は昭和３８年１０月から昭和３９年７月にかけて、
公式戦２９連勝の大記録を樹立している。これは相撲でいうと双葉山の６９連勝
のようなもので、今後破られることのない大記録だと思う。

ちなみに坂田の３０連勝を阻止したのは藤沢秀行（第３期旧名人戦兆戦手合第２局）
だった。

>>53
連勝記録は>>35でチョイ出してるな。
全集を作ったときに従来の林海峰の24連勝を超えてたことが発見された。
だから達成は昔だけど、知られたのは近年という記録になっている。
ただ、俺は「今後破られることのない」とは思わない。難しくはあろうけど。
将棋の方で、塚田の22連勝（S61）が、神谷の28連勝（S61〜62）、丸山の
24連勝（H6）に抜かれていったというのもあるし。

坂田栄寿という人と、坂田栄男という人は双子か何かですか？

>>55
ネタだとは思うが一応。
本因坊位に就くと雅号を名乗るのが慣例。
関山利一 → 本因坊利仙
高川　格 → 本因坊秀格
坂田栄男 → 本因坊栄寿
よって同一人物。

「坂田一代」はよい本だ、あれだけ赤裸々なのも珍しい、に較べると、秀行さんのは、いろいろ隠していることが多くて、気に入らない｡

近藤啓太郎ですか？

どこの出版社？

>59

これが、日本棋院だよ、囲碁クラブの連載を本にしたものだろ

だいぶ前の坂田ｖｓ石田の本因坊戦もおもしろかったけど、毎局すごいネジリ合いで．．．
ただ石田芳がこれ以降なんか碁から生気がなくなってしまったのは、坂田の毒気に
当てられたせいかと思う．．．

質問。

23世は坂田,
25世は趙

24世は？

>62

石田芳夫

加藤じゃないのか

五連覇以上が条件、武宮は通算７回くらい取っているが、４連覇止まり

石田本因坊に坂田が挑戦した第３０期本因坊戦は、坂田３勝１敗で迎えた第５局、
坂田の打ち回し冴え完全な勝碁だったが、勝利間際に、坂田の勝利・本因坊復位を見届けようとした
作家故江崎誠致氏が対局室に入室したため不意を憑かれた坂田が攻め合いを読み間違え、
まさかの大逆転。坂田はこれが祟って第６、７局も負け、本因坊を取り損ねた。

＞67
何を書こうとしたの？
ひょっとして、こう云う事？
坂田相手にハガシをしたらどうなるか？　だったりして。

確か、坂田は対戦相手に手入れの有無を聞かれて、教えてあげた事が有ったよね。
他のスレを読んでて、フッと思った。