RRR@ ワニ名人の四間飛車講座 @RRR

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92△5四角
超読みづらい書き方になりますがお許しを(汗)
手書きですので書き間違えも・・・するものと(汗)
昭和52年の某雑誌よりほんの一部だけ抜粋。

「第一章 3五歩早仕掛け戦法」の「2:△5四角に対する指し方」より

▲76歩、△34歩、26歩、44歩、48銀、32銀、56歩、42飛、68玉、
62玉、78玉、72玉、25歩、33角、58金右、82玉、96歩、94歩、6
8銀、72銀、36歩、52金左、57銀左、64歩、35歩、同歩、46銀、36
歩(36歩は、対山田九段戦で大山15世名人が指した手)35銀、45歩、33角成、
同銀、77角。
(24歩、同歩と突き捨ててから77角と手順前後すると、25角で先手の攻撃はス
トップ)
(77角打も大山・山田戦に現れたもの)
93△5四角:02/09/22 18:02 ID:DbcNQlPQ
54角、24歩、同歩、26飛。
この54角は山口千嶺六段がよく指していた手。
54角の狙いは、先手が平凡に24歩、同歩、同銀と攻めると、37歩成、同銀、2
7歩、33銀成、同桂、48飛、25桂、26銀、46歩、同歩、28歩成、とさば
かれて先手不利。このあと、28同飛なら46飛と出られて悪い。
この手順中で、48飛のところ27同飛と取ると46歩と突かれて先手悪い。また、
38飛と一つ逃げるのは49銀の割打ち。 そこで、これを防ぎながら あらかじめ
26飛と浮く。後手の次の一手は・・・。
94△5四角:02/09/22 18:03 ID:DbcNQlPQ
12香。(この12香は(先)若松五段対河口五段戦に現れた手で、河口五段の新工
夫であった。このあと実戦では、後手が優勢に進めながら、一矢あって負けてしまっ
た)
従来は12香のところ、76角、24銀、44銀、22歩で先手優勢だった。
95△5四角:02/09/22 18:04 ID:DbcNQlPQ
12香の続き。
12香、24銀、同銀、同飛、28歩。
(2筋は破れたようだが、21桂には角のヒモがつき、香は先に逃げているので先手
にあまり収穫はない。12香の意味がここでわかり、従来の76角よりも優ってい
る)
本譜に戻って、後手は28歩と反撃。
96△5四角:02/09/22 18:05 ID:DbcNQlPQ
28歩、55歩(ここで先手は55歩とついて、邪魔な角を追い払う。このままでは
左右にきいているので、どちらか一方ききにしてしまう意味) この手(55歩)
で、28同飛と歩を取ると、46歩、23飛成(46同歩は、37歩成、同銀、27
歩で苦しい)37歩成、同桂、36歩と桂頭に打たれて先手不利。先手の55歩は、
この狙いを消すことにある。
97△5四角:02/09/22 18:06 ID:DbcNQlPQ
28歩、55歩の続き。76角、28飛、46歩、同歩。
(後手の76角を見て、先手は28飛と歩を取る。この手(28飛)で23飛成は2
9歩成と桂を取られるのが大きく、後手有利。 桂を持てば75桂が痛烈な一手で、
先手は大変なことになる。)先手に28飛と引かせ、46歩と突き捨てて飛車先を軽
くし、いつでも46飛のさばきを狙ってくる後手。
98△5四角:02/09/22 18:07 ID:DbcNQlPQ
46歩、同歩の続き。37銀、23飛成で、▲先手やや指しやすい(<ホンマかいな
?(笑)五分五分のような?)。

46歩、同歩 このとき後手は強く37銀と打ち込んでくる。これを先手が同桂と取
れば、47歩、同金、37歩成、同銀、75桂と打って後手が指せる将棋になる。 
また、37銀を同銀と取っては、同歩成、同桂、46飛とさばかれて、先手の陣型は
キズだらけなのでおもしろくない。 こうなると37銀を取る手がないので、先手は
だまって23飛成。
99△5四角:02/09/22 18:09 ID:DbcNQlPQ
46歩、同歩、37銀、23飛成。
@後手が48銀成なら、同金、46飛、47歩と受けて大丈夫。
A後手が46銀成なら、47歩、37歩成、同桂。
「いずれにせよ、勝負がつくのは、まだまだこれから」とのこと。

以上、昭和52年に書かれたものから少しだけ抜粋してみました。