大崎善生さんの「聖の青春」「将棋の子」について

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13名無し名人:01/11/28 03:58 ID:7/nwsKf4
>>10
そこまで絶賛するなら「村山聖九段」と書いてくれ。頼む。
14名無し名人:01/11/28 09:28 ID:96EjNy7i
物理板から来たけど,「将棋の子」を読んで自分と境遇が重なり複雑.
当方,大学院修了したものの常勤職に就けず.
物理屋にはポスドク生活という「三段リーグ」のような世界が
あるのです.
15捧ぐ村山聖九段:01/11/29 10:47 ID:uPHy+81b
>>13
そりゃそーだ。しかし、ねぇ。
死後「九段」。生前「肉丸」。
ひどいよ。事情わからなかったとはいえ、、
16 :01/11/29 11:12 ID:TqRFsMjn
村山聖という男の生き様を記して世に出した、
その一事だけで、充分価値のあることだと思われ。

>>15
なんの事情がわからなかったの?
17名無し名人:01/11/29 15:38 ID:/q31v+zY
次回作は「林葉の子」です。
18名無し名人:01/11/29 15:40 ID:/q31v+zY
>17
「誠の性春」「林葉の子」の二部作でした。
19名無し名人:01/11/29 23:00 ID:e210m3fm
>>13
なんで九段になれたの?
20名無し名人:01/11/29 23:23 ID:oLle7lxr
>>16
腎ネフローゼのため,身体があんなになっていたことかな?
それともその薬の副作用のために,ぼうこうがやられた事?

>>19
現役で亡くなったから.
2119:01/11/29 23:38 ID:e210m3fm
>>20
情報ありがと。そんな規定があるんだ。始めて知った。
殉職警官の二階級特進みたいなもんかな。
22名無し名人:01/11/30 01:24 ID:buh9CQlI
奨励会の人間を題材にした話は以前にも有る 四段になれなかった松田門下の三段
が寸借詐欺をする話 事実にもとずいた話らしい 作者名をわすれてしまったが
23 :01/11/30 01:54 ID:isqwoSMz
>>20
>>16だが、
村山がネフローゼだってことは多くの人が知っていたんじゃないか?
その上で親しみを込めて「肉丸くん」と呼んでたように感じていたが。。。
結構差別的な意味で呼ばれていたのかなー・・・考えたこともなかった。
24名無し名人:01/11/30 02:07 ID:KkS1ptxW
差別的な意味合いで呼んでいたのか、親しみを込めてそう呼んでいたのか…
どちらであっても、そう呼ばれる本人がどう感じていたのか…
25名無し名人:01/11/30 08:42 ID:1MiUhENW
少女マンガが好きだっただけに、(少女マンガには絶対出てこないであろう)肉丸なんて
呼ばれちゃ結構傷ついていたと思う。
26名無し名人 :01/11/30 14:29 ID:OUaoMN58
『飛翔』して永世名人になった後の谷川の苦闘を描いた力作『墜落』近日発売
27名無し名人:01/11/30 14:32 ID:OUaoMN58
本日、竜王位を取り戻した羽生の半生を描いた
力作『五冠不満足』近日発売
28玉金:01/12/01 00:36 ID:GTDPSIbH
村山聖の「肉丸」というあだ名が話題になっていますね。『聖』には以下のように記されています。
  …誰が言い出したのか村山に「肉丸君」という愛称がつけられた。その風貌と、誰からも可愛
  がられる愛嬌のよさから名づけられたようだ。もっとも、本人はこのあだ名は気に入っていな
  かった。しかし、その愛称とともに関西奨励会における村山の存在感は日ごとに増していった。
大崎さんはあだ名の由来を詳しく書いていませんが、これは漫画『さすがの猿飛』の主人公「猿飛
肉丸」から来ているのではないでしょうか。
この作品は「週刊少年サンデー」に昭和55年8月から59年4月にかけて連載された忍者学園コメディ?
です。「猿飛肉丸」は「名まえが示すとおり、ゼイ肉のかたまりのような体型のもち主。おまけに、
大食いで、無類の女好き。でも、必殺技・神風の術をはじめ、腕前のほうはバツグン」といったキ
ャラです。なお作者は細野不二彦。TVアニメ化されました。
ぼくは「肉丸」というあだ名は、馬鹿にしたというよりも親しみを込められたものだと思っていま
す。長文レス失礼しました。
29名無し名人:01/12/01 00:41 ID:5i9XViD7
>>16
ネフローゼ症候群には治療薬としてステロイドが用いられます。
ステロイドの副作用によりあのような特徴的な顔貌になります。
30名無し名人:01/12/01 00:50 ID:8Wg2BU2T
だからさ〜、周りがいくら親しみを込めて呼んでもいたとしても
本人が嫌だと感じていたら一種のいじめだろ?
しかも本人にはどうする事もできない身体的特徴をあげつらうなんて。

お前さ、周りは親しみを込めていたとしても「よ!包茎!」なんて呼ばれて
嬉しいか?w
31玉金:01/12/01 01:13 ID:GTDPSIbH
>>9
大崎さんの3作目は『パイロットフィッシュ』といって恋愛小説です。将棋は関係ない模様。
当方未見ですが。
>>26 >>27
まだネタスレじゃないぞ! もうちょっとまってYO!

追伸。身体的特徴をあげつらうのと漫画のキャラになぞらえるのは別物です。
32名無し名人:01/12/01 01:20 ID:8Wg2BU2T
>身体的特徴をあげつらうのと漫画のキャラになぞらえるのは別物
>名まえが示すとおり、ゼイ肉のかたまりのような体型のもち主
どうみたって身体的特徴をあげつらってんだろ。
「キャラになぞらえる」といえば聞こえは良いけど、所詮身体的特徴を
なぞっただけに過ぎない。
33名無し名人:01/12/01 01:30 ID:wI6i70lZ
将棋世界の編集長だったころの、編集日記(だっけ?)は面白かったね。
聖の青春もそこそこ良いけど、勝手に村山の一人称みたいな書き方が
あるのはどうかと思った。<いくら親しかったとはいえね。

それにあれに書いてない話とかもっと沢山あるとおもうけどな〜。
34名無し名人:01/12/01 06:30 ID:WhTEUkTp
>>27
五冠じゃ不満足ってか。
35名無し名人:01/12/01 06:38 ID:c3eHEhrI
>31 こんな厨房かまうなよ
196 :名無し名人 :01/12/01 00:59 ID:8Wg2BU2T
>>195
応援って、強い棋士だからするの?
「応援したい!」と思わせる何かがあるから応援すると思うんだけど。
それは全員が感じることじゃないから分からないのかもしれないけど。
あんたは下らないことを問い詰める前に、自分の心の狭さ、考えの浅さを
小一時間自問自答すべきだよ。w
276 名前:ひとりごと :01/12/01 04:07 ID:8Wg2BU2T
ハブーポッター…ぷっ クスクス…
43 :名無し名人 :01/12/01 04:30 ID:8Wg2BU2T
>通産勝利
通算じゃないのか?w
36名無し名人:01/12/01 07:01 ID:qFiLmA6Z
>>35
中(笑)の時もそうだけどIP追いかけるのやめない?なんだか板が荒れる気がするYO
厨房と思うなら放置でいこうYO!
37玉金:01/12/02 19:48 ID:iQuWYjDG
>35 なるほど。 >36 そうですね。

牛乳でも飲んでバターリいきましょうか・・・。
38名無し名人:01/12/02 21:55 ID:vwavaJqF
>>31
将棋は一切、出てきませんが、『パイロットフィッシュ』は相当、面白かったです。
大崎氏の作品の良さとして、対象への優しさ、慈しみがあると思うのですが、
その辺が十二分に生きた小説かと思います。
文章がちょっと……というのが大崎作品にはあったと思うのですが、
『パイロットフィッシュ』については、まず気にならなかった。
39名無し名人:01/12/07 21:21 ID:UsQxl2HR
>>33
将棋世界の「さようなら村山聖九段」の号で
いろんな人がお悔やみの文書いてたけど
俺はあのあとがきが一番泣けた。
聖の青春にも書かれてる公園のシーンとか・・・
やっぱり文章書く資質のある人だったんだね。

今日歯医者に行って
ガリガリ削られた部分が麻酔が切れてカナーリ痛くなってきた。
お医者さんに貰った痛み止めを飲もうとして
何故か村山九段の最期を思い出した。
俺も薬使うの我慢してみるかな・・・(全く意味無いけど)
40名無し名人:01/12/12 09:30 ID:Gb/30xR5
連盟の物故棋士のページに村山聖がのってるぞ。見とけや。
41 ● ´ ー ` ● :01/12/12 23:58 ID:vX4ZWNZ2
今更ながら「聖の青春」読んだ。
肉丸君・・・
42名無しふたたび:01/12/22 01:04 ID:8pmHFNop
「聖の青春」にはマジで感動した。
本を読んで泣いたのは久しぶりだ。
大崎の文章というよりは村山の精神に
打たれたのだと思う。

「神様がいたら何をお願いしますか?」
という問いに「神様除去」と答える
ところが何ともいえない。
43名無し名人:01/12/22 01:13 ID:iA2jovaZ
大崎さん、今度週刊現代の将棋講座を担当するらしいね。
島さんの後を継いだのか?
もともと読んでなかったけど、、、
44名無し名人:02/01/17 22:11 ID:NEuY//O5
「将棋の子」、読んだ。
つげの将棋のこまだけは持ちつづけていたところが
ヨカタ
45ミート君:02/01/18 02:04 ID:KScOAaoN
いろいろ意見あるみたいだけど、僕は大崎さんの文章とてもいいと思います。
五感を駆使した表現で、人物の心の襞をやわらかく鮮明に伝える感じが素敵。
個人的には深く知りませんが、なんかすごく精神年齢の幅のある人だなーって。

そういえばストロベリー・フィールズ・フォーエバーも聖の青春で知りました。
(何しろ若いもんで・・・・)
いい曲でした。
46名無し名人:02/02/06 21:59 ID:R51IOWMy
奨励会の人間模様を描いた感動巨編
つのだじろうの「5五の龍」はどうよ
47名無し名人:02/02/26 22:53 ID:Jmvi7hVk
将棋の子を読んだ昨年秋より、棋士の生き様を追っかけるように
なった。ただしマイナー好みの性癖のため、野本、椎橋、大島、
伊藤博、沼、桐谷の各先生の経歴・現在に興味があります。
150人もプロがいるとは知りませんでした。
48名無し名人:02/03/01 10:48 ID:DBsBdnLS
>>47
そりゃ本当にマイナーだな。あんた渋すぎるよ。
49名無し名人:02/03/01 16:18 ID:FdzZApYS
村山のお兄さんがお見合いの相手を見つけて会わせようとしたらしいですね。
ほとんど見合い直前まで行って、都合が悪くなって、流れてしまったとか。
その相手というのがお兄さんの教え子で、離婚歴があって子供もいるという(笑
だけど、ほんとにいい人だったようで、結婚していれば健康管理も違って
いたろうなんていってましたね。
50 :02/03/01 23:14 ID:NMRq7GnD
直子邸に突入しまーす
51名無し名人:02/03/02 00:05 ID:+kG2gwv/
将棋の子のS君のその後について知ってる人いますか?
52こんなのみっけ:02/03/02 09:57 ID:yX755JOh
53名無し名人:02/03/02 10:44 ID:zrzAMG0g
遅すぎるけど、
>>13
>そこまで絶賛するなら「村山聖九段」と書いてくれ。頼む。
そこまでいうなら「村山聖贈九段」です。

ところで「聖の青春」で師匠の森信雄が年齢制限に引っかかったけど
当時お偉方のご子息も年齢制限に引っかかっているけど退会させずに
したから、森にもいえなかったという件が書いてあるけど、その年齢
制限に引っかかってたご子息って誰の息子なの?
54名無し名人:02/03/06 10:47 ID:s/GER07i
第23回吉川英治文学新人賞は大崎善生氏(44)の「パイロットフィッシュ」
(角川書店)に決まった。

おめでとうございま〜す。
55名無し名人:02/03/11 01:24 ID:TuuxCWN1
まじっすか?
56名無し名人:02/03/11 06:38 ID:SyI0M2De
大崎の文章はどこまでが事実で空想なのかが不明と、
週刊文春の書評で書かれていた。
俺もこの人は文章力が無いと思う。
語彙も足りない。
今のところ将棋という題材のおかげで快調なんだろうが、
すぐに足が出るだろう。
57名無し名人:02/03/15 23:38 ID:tcMzynXn
題の両作とも、文章に引き込まれて感動して泣いた口だが、
所々ひっかかる表現がなかったとは言えない。
「犬の親子のよう」というフレーズは今でもおかしいと思う。

普段あまり本を読んでいる人は、本を読みながら違和感を感じていると思う。
映画館で映画に観ている最中に、隣で挙動不審者がいるときのように。
そして、内容より、また邪魔されないかという警戒に意識が行ってしまうように。

いい内容でも、表現のせいで評価が低いんですよね?>否定的な感想のみなさん
5847:02/03/20 22:05 ID:kqeWlvkh
>>48
ありがとうございます。

週刊現代の中倉姉妹についての回は、頭悪そうな文章で逆に
面白かった。「うひゃひゃひゃ」が特に。
59名無し名人:02/03/20 23:57 ID:RdyLRJwz
>>57
>普段あまり本を読んでいる人は、本を読みながら違和感を感じていると思う。

この表現の方が違和感感じます。
60名無し名人:02/03/21 01:08 ID:X09NWPli
>>59
ウケタ
61名無し名人:02/03/21 01:14 ID:MHB37Dyl
>57
むしろ、直後の「無駄なものは何もない」という部分が引っかかった。
「余分なもの」といいたかったのだと思うけど...
62名無し名人
>>56
同意