1 :
名無し名人:
2 :
名無し名人:01/11/20 21:59 ID:JiM/rkqq
阪田は抜かそう。古すぎるし判断材料が少ない。
3 :
名無し名人:01/11/20 22:03 ID:rPtLNTlf
大山−羽生―升田-中原-坂田-谷川-木村-米長-加藤 でしょう
4 :
名無し名人:01/11/20 22:05 ID:JiM/rkqq
だから阪田は抜かせって言ってるだろ!
5 :
名無し名人:01/11/20 22:26 ID:bXV9oHpb
いーじゃん。棋譜は残ってるし、あの世代ではダントツでしょ?
6 :
1:01/11/20 22:56 ID:CqUlSC+C
大山>羽生なのでしょうか?
力の差が激しいと感じた時には
羽生>>>>>谷川
と言う風に書いていただくともっと分かりやすいかも
7 :
名無し名人:01/11/20 23:14 ID:Yi666RMl
阪田を入れる時点で胡散臭い
1に訊きたいンだが、阪田の棋譜を何局並べたことあるの?
8 :
キユ名人 ◆kiyu.a1. :01/11/21 10:44 ID:IHC97z7V
塚田正先生が無いよ。
9 :
名無し名人:01/11/21 11:09 ID:o18mZels
天野宗歩も入れようぜ。
10 :
名無し名人:01/11/21 11:19 ID:/VqylXcl
いいじゃんいいじゃん、坂田いても面白いよ。
別に1が書いた棋士にこだわらないでいいじゃん。
「端歩の坂田」は将棋史に欠かせないスターだし。
他も常勝将軍、不滅不出生の大名人、名人に香を引いた男、
七冠王、光速の史上最年少名人、神武以来の天才、
あと、自称世界一と棋界の太陽(笑
全員キャッチフレーズ付きの、近代将棋の歴史みたいなもんじゃん。
そうやって見ると確かに九段戦男、塚田も重要だね。
11 :
1:01/11/21 21:05 ID:6DV68RXI
>>7 私はそんなに阪田さんの棋譜は並べた事がありませんが(5〜10局ぐらいかな??)
後手番で9四歩と指したり、半香落ちで香車の変わりだといって△1一飛車としてみたり
とあの心意気が大好きなので入れました。現代将棋にはついていけないかも知れません。
しかしながら記録に残らなくても記憶に残る最高の棋士だったのでは?と思ったので入れました
後、私は基準として9人名前を挙げただけなのでマリオ武者野を入れようが
塚田さんを入れようが天野宗歩を入れようが別に構いません。
ではでは議論をどうぞ・・
12 :
名無し名人:01/11/22 04:22 ID:YVhp1VrG
議論になるのかならないのか解からんが、
加藤一二三大九段は、一体いつを全盛期とするんだ?
やっぱ今?
13 :
1:01/11/27 21:13 ID:5UVziAZ4
>>12 2ch内では今じゃないの?
1だからサルベージ
14 :
名無し:01/11/27 22:19 ID:W7+LGp+r
大山が晩年弱くなったのは、一つにはポカが増えたこと。
嘗ては精密機械と言われたほど、ポカの少ない人だった。
で、羽生と比べてみると……。
たぶん、序盤では大山がポイントをかせぐだろう。
(晩年の大山も、序盤は羽生を圧倒したりしている)
中盤で大山の弛みがでなければ、
元祖激辛流で逃げ切り?
微妙に大山>羽生のような気がする。
15 :
1:01/11/27 22:23 ID:5UVziAZ4
そうですか・・
>>14 確か羽生頭にも大山VS羽生の棋譜がありましたね・・
確か羽生が勝ち越してたかな・・ただ負けた将棋が多いような気がする
ってな事も書いてたな・・確か
16 :
名無し:01/11/27 22:32 ID:W7+LGp+r
>>15 その本では、羽生は、「内容的にはいつも押されぱなし」と書いてたな。
通算成績は羽生の5勝3負。
4巻にある大山戦も、序盤で大山が圧倒、
中盤に大山のポカで羽生勝勢、
終盤に羽生のポカで大山勝。
最盛期の大山だと、中盤のポカの率が減ってくるから、さてはて。
17 :
名無し名人:01/11/27 22:43 ID:5UVziAZ4
どうだったのでしょうかね羽生VS大山は・・マヂで見てみたい・・
ところでこの質問を違うスレッドでぶつけた時に大山は政治力で羽生を潰す
と言う意見があった(はず)のですが・・これはどういう意味でしょうか・・??
18 :
名無し:01/11/27 22:46 ID:W7+LGp+r
>>17 大山の番外戦術は結構えげつない。
大抵の若手はこれで翻弄されてしまう。
でも、俺は別にいいと思うんだよね。
大山がそういう力(?)を手に入れたのは、
大山の実績の結果なんだし、
大山だって最初はされる方だったはず。
大山にとっては、勝負の世界なんだから、
勝つことが至上だったんだろう。
19 :
1:01/11/27 22:48 ID:5UVziAZ4
>>18 例えばどのようなものだったのでしょうか?
そういえば月下の棋士でも大山さんがモデルになってた棋士は番外術が凄かったですね・・納得。
20 :
名無し名人:01/11/27 22:53 ID:Ul501oHI
花村元司の、真剣師時代ってものすごく迫力ありそうだけど。
21 :
名無し:01/11/27 22:55 ID:W7+LGp+r
>>19 対局日をずらしたり、とかね。
月下の大原までは非道くはないと思うが。
22 :
1:01/11/27 23:00 ID:5UVziAZ4
>>21 まあでもあそこぐらい極端になるって事は結構きつかったんでしょうね。
そういえば他に番外術が上手かった有名な棋士っているんでしょうか?
現代の棋士は権謀術とかは関係ないスマートな棋士が多いと言う評判だけど・・
23 :
名無し:01/11/27 23:04 ID:W7+LGp+r
>>22 木村の煙草が有名。
相手が読みの沒頭している時、
絶妙のタイミングで煙りを吹きかける。
昔はそういう時代だったんだよね。
24 :
名無し名人:01/11/27 23:27 ID:MVuZUGQl
>>23 升田が始めて木村と香落ちで対戦したときには、
観戦者が失礼だというのにもかまわず、負けじとタバコをふかし
ミカンをむしゃむしゃ食って快勝したという話もあるね。
25 :
名無し名人:01/11/27 23:38 ID:BHn4sKhm
>>20 五段の特例試験のとき,その筋の人から借金をして,
家一軒分くらいのお金をかけて臨んだとか.
26 :
名無し名人:01/11/27 23:49 ID:Ul501oHI
>>25 すごい話だな。多分負けたら、そんな大金払えなかったろうし。
アマ相手の駒落ちでは、時の名人より、香一枚だったか、角一枚
だったか、強かった、というのは聞いたことあるけど。
花村の場合、棋力云々ではなく、真剣師時代が全盛期だったのは
間違いないな。
27 :
名無し:01/11/28 00:17 ID:cEw5GSvp
>>26 プロと真剣師とで、求められる将棋の質が違うんでない?
28 :
キユ名人 ◆kiyu.a1. :01/11/28 00:29 ID:BZfuJE17
>26
同意。
金の懸かった将棋を指す花村先生は鬼の如く強いと聞いた事があります。
あと、花村先生はプロ入りの特例試験の時に持ち時間が長くてかなわないから
相手が長考している時に賭場で博打を売っていたらしいね。
29 :
名無し名人:01/11/28 04:31 ID:1wGDaqO6
昨日(11/27日付け)の日経新聞朝刊の交遊抄の欄に森下が、
20台のうちは才能
30台になると努力
40台は体力
50台は財力
で勝つということを、先輩から聞いたとかいう話が載ってたな。
大学の休憩室で斜め読みしただけなので、
細部(いや、それどころか大筋も)が間違っているかも知れぬ。
先に謝っておくスマソ
30 :
dq:01/11/28 04:40 ID:ZDNHE9se
昭和に絞ると、
1)升田
2)大山
3)羽生
4)木村
5)中原
6)谷川
藤井が竜王戦で羽生に勝ったのを見たとき、大山の亡霊を感じた。
藤井は大山全集を並べて強くなったと言っていたものな。
その大山を相手にしなかった升田こそ全盛期最強。
31 :
名無し名人:01/11/28 06:08 ID:Db6tI15h
37期に米長より奪取
38期に中原名人・王位に防衛
39期に加藤十段に防衛
した当時の二上達也棋聖
32 :
名無し名人:01/11/28 06:43 ID:XT2GX93N
>>31 二上達也って棋聖位通算4期なのか
あと1期で永世棋聖名乗れたのに惜しい・・・
33 :
名無し:01/11/28 08:40 ID:iIH5ftU7
>>30 ただ、升田の全盛時は、大山不調の時期でもあったし、
このあたりは、実際には同格っぽいよなぁ。
34 :
1:01/11/28 18:47 ID:3uIOr7oh
私の知人にも升田さんが好きな方がいます。
この二人(升田VS大山)はやっぱり当時いや棋界最高のライバルでしたね。
そういえば・・升田VS羽生戦はあったのでしょうか?(勉強不足すいません・・)
35 :
名無し名人:01/11/28 18:53 ID:HQxUhEGu
升田・・長嶋茂雄、大山・・王貞治 ってとこかな。
36 :
1:01/11/28 21:49 ID:Upb5YT60
>>35 なるほど・・確かに特徴を上手く付いてますね・・
>>34の質問に付け加えて
升田さんが大山さんに升田式石田流を始めてぶつけた時の棋譜ってありますか?
棋譜貼り専門スレッドかここに張って頂くとありがたいです。
37 :
名無し名人:01/11/28 21:56 ID:8XcZMubx
>>34 升田幸三は昭和54年に引退。羽生は当時小3。
非公式にも対局したというエピソードはきいたことはないですね・・
38 :
1:01/11/28 22:31 ID:9Wn/oO3/
そうですか・・
>>37 やってたら楽しかっただろうにな〜
39 :
名無し名人:01/11/28 23:20 ID:/DPZugaW
なんか1が頑張ってるから少し話進めてみるか。
何で加藤>升田なの?
1の中での理由が知りたいよん。
そんなにピンさん強いか?
40 :
1:01/11/29 00:00 ID:fVgGo01e
香車を割るぐらい強い・・ってマテ
>>39さんに指摘されたので
羽生>大山>木村>升田>加藤>谷川>阪田>中原>米長
とこの辺でしょうか・・?加藤さんが升田さんより強くなってるのはたぶんノリ(?)でしょうか・・(汗)
41 :
名無し名人:01/11/29 00:03 ID:5qOUyFMH
囲碁なら升田VS羽生はあったようだ
42 :
名無し名人:01/11/29 00:06 ID:+6hUd9f8
43 :
1:01/11/29 00:07 ID:fVgGo01e
>>41 囲碁・・・(汗)
ってそれって同じ名字の人とがじゃなくてですか?
本当の升田幸三VS羽生善治ですか???
44 :
名無し名人:01/11/29 00:16 ID:5qOUyFMH
>>42>>43 東公平氏の「升田幸三物語」で米長邸のコタツで碁を打ってる升田翁と羽生
の写真が載ってるよ。
側で米長と森下(たぶん)?が観戦してる。
45 :
田無し:01/11/29 01:50 ID:GGAxZiCG
それは想像を絶する写真だ・・・。
ちなみに第54期名人戦対森内の羽生が全盛期最強。
46 :
1:01/11/30 00:50 ID:qcUuktiJ
その写真は凄いですね・・・升田・羽生・米長・森下・・はぁちょっと見てみたい気が・・
47 :
名無し名人:01/11/30 01:01 ID:8r2AkexO
升田はもうおじーちゃんだったね。
楽しく孫に囲碁を教えてるような図だった。
大山や升田の囲碁はアマ強豪レベルだったらしいから
本気でやったら勝負にならんでしょ。
48 :
名無し名人:01/11/30 01:08 ID:edBVgXcW
プロとの置碁だけど、羽生の棋譜何かで見たことがある。
それを見た限りでは、結構強いと思った。
49 :
囲碁屋:01/11/30 01:46 ID:YENAx9JD
昔、女流との指導碁を囲碁雑誌で見た記憶がある。
7子だったと思う。ということは当時アマ初段くらいだったか。
勝敗は忘れた。
50 :
1:01/11/30 23:38 ID:fVsXxU+g
1だからageっていうかサルベージっぽいな・・鬱だ
51 :
名無し名人:01/12/01 00:09 ID:QLrflNZl
俺、じつはここ好きアゲ
だったら自分で書き込めとは言わないで・・・
52 :
キユ名人 ◆kiyu.a1. :01/12/01 00:12 ID:L/6o5nBa
良スレだよ。
長い間A級で若手に負けずに指している加藤一先生とか不利に見えるけど
気のせい?
53 :
記録係:01/12/01 00:17 ID:0KMr8fv5
良スレだと思います・・ただあんまりレスがついてませんね(汗
どうしてでしょうか?
良スレは細く長く続いたほうが・・
55 :
名無し:01/12/01 03:33 ID:pMU47pjo
往年の名棋士の、印象に残る手って、みんなは何?
俺は、全盛時代ではないが、大山の67金にしびれた。
当時全盛期だった谷川相手に、完全勝利。
今の中原には、到底無理だな。
56 :
名無し名人:01/12/01 04:13 ID:aeZVOLz9
>>55それ俺も覚えてるよ・
その当時谷川ファンだった俺ですら、
「ああ、しょうがないな・・・」って思わせる凄い手だったよな。
あんな手指せる奴、これからでるのかね
57 :
名無し名人:01/12/01 04:14 ID:MGuXAm+r
棋譜キボンヌ。
漏れも驚いてみたいっす。
58 :
Mr.CB:01/12/01 04:17 ID:Sm6eoxu3
個人的には「花村先生の後手1七銀」。
ちょうど将棋が強くなり始めた頃見た、強烈に印象的な一手。
もうだいぶ前だけど、相手は高橋だったかな。
その対局から程なく亡くなられたんだよな。
誰か賛成してくれる人、いますかね?
59 :
にっぽんじん ◆QQiMAh9w :01/12/01 04:19 ID:MGuXAm+r
棋譜見ないとわからんよぉ
棋譜もはってくれ〜〜〜〜〜〜〜〜〜
みんなが驚いた手をみてみたいYO!
60 :
Mr.CB:01/12/01 04:22 ID:Sm6eoxu3
棋譜ぅ・・・
俺の手持ちでは調べても見つかるかどうか(笑)
61 :
55:01/12/01 06:47 ID:eH52kAyD
62 :
コイン:01/12/01 08:59 ID:6LPH/P9k
>46 :1 :01/11/30 00:50 ID:qcUuktiJ
その写真は凄いですね・・・升田・羽生・米長・森下・・はぁちょっと見てみたい気が・・
俺、その写真持ってるよ。たまたま昔の将棋世界に載ってた
確か写真では森下ー升田戦でにこやかに米さんと羽生少年が笑ってたシーンです
もしスキャナーあればUPしてもいいのだが・・・
63 :
1:01/12/01 14:37 ID:Ph+kDHEq
ぜひUPして下さい〜
>>62さん
ところで私が印象に残っている手
ファイル名:1970A級順位戦ー升田VS中原
開始日時:1970/7/24
棋戦:順位戦
戦型:ひねり飛車
先手:升田幸三
後手:中原誠
▲2六歩 △8四歩 ▲2五歩 △8五歩 ▲9六歩 △3二金
▲2四歩 △同 歩 ▲同 飛 △2三歩 ▲2六飛 △6二銀
▲9五歩 △1四歩 ▲4八玉 △6四歩 ▲3八玉 △6三銀
▲2八玉 △4一玉 ▲3八銀 △3四歩 ▲7八金 △4四歩
▲6八銀 △4二銀 ▲7六歩 △8六歩 ▲同 歩 △同 飛
▲8七歩 △8二飛 ▲7五歩 △7二金 ▲8六飛 △8五歩
▲7六飛 △4三金 ▲6六歩 △3二玉 ▲6七銀 △8三金
▲7七飛 △7四歩 ▲同 歩 △同 金 ▲7六銀 △7三金
▲9七桂 △7四歩 ▲8五桂 △8四金 ▲8六歩 △4五歩
▲6七飛 △7五歩 ▲6五歩 △8八角成 ▲同 金 △5四金
▲6四歩 △同 銀 ▲8七銀 △3三角 ▲7七金 △6五歩
▲5六歩 △8五金 ▲同 歩 △7三桂 ▲2四歩 △同 歩
▲2二歩 △同 玉 ▲4一角 △3二桂 ▲8六銀 △7六歩
▲同 金 △9九角成 ▲7四歩 △3三馬 ▲7三歩成 △同 銀
▲7四歩 △6四銀 ▲6三角成 △7二歩 ▲6二馬 △6六歩
▲同 金 △6五香 ▲同 金 △同 銀 ▲7一馬 △9二飛
▲8四歩 △6六歩 ▲9七飛 △8二歩 ▲6八歩 △9四歩
▲7二馬 △9五歩 ▲7三歩成 △9六歩 ▲5七飛 △9七歩成
▲9五歩 △9六と ▲8二と △8六と ▲9二と △2三銀
▲5二金 △4三銀 ▲6一馬 △2五歩 ▲7二飛 △5二銀
▲同 馬 △2四馬 ▲4二馬 △5七馬 ▲2四歩 △同 馬
▲3一銀 △1三玉 ▲3二馬 △同 銀 ▲同飛成
まで131手で先手の勝ち
升田さんが不倫を潰した一局。
43手目▲7七飛車この手を見た時。さすが升田さんだな・・と思った。
確か棋譜貼り専門スレッドにも貼ってあったはず・・PART7ではないと思うけど・・
64 :
情報屋:01/12/01 15:40 ID:2SnDct5B
65 :
1:01/12/01 20:44 ID:yiQJGosX
>>64 凄い・・本当に大山さんって凄い・・ちょっと背筋がぞくっとしました・・
この将棋を始めて見る私は勉強不足なんでしょうが・・(汗)
66 :
名無し名人:01/12/01 23:37 ID:JtqlH7zW
うろ覚えなんだけど、こういう話を聞いたことがある。
アマ高段者が、升田に挑戦して、局後
アマ「どの手が、敗着でしたか?」
升田「2手目」
>>28 花村先生について、詳しいですね。
もっといろいろ聞かせてよ。
67 :
名無し名人:01/12/01 23:50 ID:cruiDQCw
68 :
記録係 ◆7UxeiG7I :01/12/02 00:29 ID:7HrNq97V
さすが升田さんw
>>66 ところで花村さんはこの9人の中に入れればどれくらいだったんでしょうか?
たぶん序盤が死ぬほど悪かったためにタイトルは取れなかったんでしょうけど
69 :
名無し名人:01/12/02 00:37 ID:Cpr+wG5n
>>66 「ワシと対戦したこと」とか言ったこともあったような・・
70 :
55:01/12/02 01:30 ID:/0Z6fQPN
>68
大山に鼻息で吹き飛ばされ、まったく敵わなかったらしいね。
で、弟子の森下に、自分のような将棋でなく、
重厚な将棋を目指せ、とおしえたんじゃなかっけ?
71 :
名無し名人:01/12/02 08:02 ID:Th87txAG
>>70 「花ちゃん,案外弱いんだ.所詮アマチュアだからね.」とか言われたと聞いた事がある.
72 :
名無し名人:01/12/02 08:27 ID:hn2sbZ0g
>68-71
花村センセーは、プロ入りが遅すぎたので、
1.プロに入ったときには力としての全盛期は過ぎていた
2.技が、それなりに身についてからでは活躍できる期間が限られすぎていた
と、考えられるので評価が難しい
(森下センセーとは好対照なのは花村センセー自らの反省か)
>ALL
升田センセーとか米長センセーは、時折見せる瞬間最大が、カナーリ大きいと思われ
一定期間の持続性に乏しかったため(ときに1局のなかでも失われる)
タイトルにはなかなか結びつかなかった感じ
73 :
MACHAN:01/12/02 10:02 ID:Y8sSybcs
あの佐藤大五郎が、大山先生のタイトルに挑戦したとき、
アマ棋界でも有名なハメ手をそのまま指し、当然大山に
見破られ、負けてしまった。その時、大五郎先生曰く
『やっぱり駄目か』そんな、トホホな時代もありました。
昭和30年代の話かな。
74 :
66:01/12/02 11:20 ID:Cnq7/fKW
>>69 そうそう、そっちが正解だ(多分)。こんな感じかな。
アマ 「先生、どのへんが(私の)敗因だったんですか?」
升田 「ワシと対戦したこと」
>>70 大山は花村にとって天敵みたいなものだったからね。
強い弱いという以上に、相性が極端に悪かったんじゃないかな。
とにかく、勝てなかったからなあ。
森下は、解説とかみてると、何となく師匠の面影あるな。
75 :
記録係 ◆7UxeiG7I :01/12/02 12:15 ID:sVxmCqi9
>>74 では花村VS升田はどうだったのでしょうか?
76 :
66:01/12/02 13:37 ID:Cnq7/fKW
いわれてみると、花村VS升田は記憶にないな。
升田は大山に比べると、かなり引退早かったし。
まあ、大山は誰もが認める超一流棋士だが、花村はそうじゃない。
ただ、棋力の差以上に、強烈な苦手意識があったみたい。
>>73 面白すぎる>佐藤大五郎
なんかだんだんスレ違いになってる。スマヌ。
77 :
1:01/12/02 13:48 ID:kVHbOhWG
金かけて大山VS花村って言うのは見てみたい・・w
78 :
記録係 ◆mN1MQ7Tw :01/12/02 15:55 ID:Fr3X7DLR
全盛期を語るスレッドなので名人の権威はどこが全盛期だったか?
っていうのもありかなと思ったのでアゲ
1さん怒ったらスマソ
79 :
吉野家@将棋板マスター:01/12/02 16:01 ID:Ek+NtYoH
全盛期っていったら、小池さんの全盛期って凄かったみたいね。
>1
みんな1さんに気ぃ使ってるねぇ。
うらやま( ゚д゚)スィ…
80 :
記録係 ◆mN1MQ7Tw :01/12/02 16:14 ID:u2E6ntEj
面白いスレッドが立っているがかなりの良スレッドなので
細く長く続きますように〜アゲ
81 :
名無し名人:01/12/02 16:25 ID:Le2pVJyG
>>55 >>56 あの時、大山を応援していた奴等は、全員即刻死刑だな。
あの頃が、タニーの全盛時代だぜ。
そういう連中は、時流が見えていなかったのだろうか。
ホント、真面目に一生懸命タニーを応援してた人達が、可哀想だよ、俺も含めてさ。
82 :
記録係 ◆mN1MQ7Tw :01/12/02 17:11 ID:u2E6ntEj
>>81さんは喧嘩を売ってるのでしょうか・・???
どなたかご意見下さい。
83 :
名無し名人:01/12/02 17:45 ID:6/xo08ST
>>79 小池全盛期、も、入れてみてほしいね〜。でも、プロ入りしてたら、やっぱり、花村先生くらいだったのかなぁ。
84 :
吉野家@将棋板マスター:01/12/02 17:48 ID:Ek+NtYoH
>81
にわかタニーファンですが何か?
つか、大山センセの方につくに決まってんじゃん。
長いものにはまかれろってことですよ。
強い奴をねたむのは世の常でしょ。
85 :
名無し名人:01/12/02 17:57 ID:PEOW3ra7
全盛時代の強さ一番・・・・・
やっぱり盤を前にしたら、大山だと思うけど、
たとえばインターネット将棋だったら谷川じゃないかな。
大山の人間的勝負術は最強だったとおもう。
86 :
1:01/12/02 21:11 ID:MHLEQ2O5
87 :
名無し名人:01/12/03 03:13 ID:sBBVGKyz
82>>記録係 ◆mN1MQ7Twさん、お疲れ様です。
世の中、いろんな考え方や文章を書く方がいらっしゃるので、
余分な血圧をあげない方が健康に良いのでは?
ところで、ガン手術後の大山vs谷川戦の、挑戦権をめぐるA級最終局ですが、
実は2回ありました。1回目のガン手術直後に、63歳で挑戦者になった時は、
最終局、大山が谷川に敗れ、3者プレーオフになりました。
ところが、大山はプレーオフで、加藤,米長を破り、挑戦者になりました。
大山十五世名人の逆境に対する精神力には、本当に脱帽です。
88 :
名無し名人:01/12/03 03:20 ID:JlFW0Dfs
ああ、マスターがしっかりタニーファンしてくれてる!
嬉しいage
89 :
名無し名人:01/12/03 09:49 ID:wfdThqBP
90 :
名無し名人:01/12/03 11:23 ID:5F+gVhVL
升田対羽生の公式戦ってないんですか?(将棋の)
91 :
90:01/12/03 11:28 ID:5F+gVhVL
過去レスに載ってたんだね。
ゴメ。
92 :
名無し名人:01/12/03 16:00 ID:QxV2z49s
>>87 ふむ、死の淵を彷徨う度にパワーアプして還ってくる
オーヤマは、スーパーサイヤ人だったに違いない
(↑ネタパクってスマソ>発案者氏)
93 :
81:01/12/03 16:53 ID:GY8bPR4t
どうせ中原が勝つに決まってる、意味のない中原―大山や中原―高橋の名人戦なんて見て、どうなるのよ。
平成になってから、このカードが見たいと思ってた奴、逝ってよし。
田丸−加藤一の名人戦なら見てみたい(藁
95 :
名無し名人:01/12/03 16:59 ID:fUdG6ue4
96 :
記録係 ◆ChypE9iU :01/12/03 21:55 ID:GSW04QQp
>>87 あっどうもw
>>93 不倫VS大山で不倫が絶対に勝つ???そうは思えないんだが・・
97 :
1:01/12/03 23:54 ID:wTAtTCqF
1だからサルベージ
98 :
名無し名人:01/12/04 02:32 ID:KY18BfYr
>>93 実際、中原―高橋 とか、タカミチ奪取寸前まで逝ったYO
意味不明のKitty逝って良し
しかし、見たいとは思わんかったのは事実やねェ
99 :
:01/12/04 13:20 ID:7faQAupE
山田道美なんかが健在ならどうだったかな
>>99 七回目ノ挑戦デ、大山カラ悲願のメージン奪取トカシタカモナー
101 :
1:01/12/04 16:37 ID:Fd/RjRmA
山田さんは結局名人取れなかったですもんね・・
ってもう100超えた・・良かった良かった
102 :
名無し名人:01/12/04 20:16 ID:/01LaMED
>>101 とんでもない奇病に侵されて早世されましたからね.
山田道美と村山聖が大損失かな.
103 :
記録係 ◆UTeXvY5A :01/12/04 20:22 ID:SwBcpW6a
結局病名は何だったんですか?<村山&山田
104 :
昔語り:01/12/04 22:22 ID:GglRfp2q
山田九段は↓
「血小板減少性紫斑病、
このめずらしい病名を、
私は忘れることはないだろう」
って、当時の中原の言葉。
105 :
名無し名人:01/12/04 22:33 ID:Lfv4hS45
ちょっと話題が変わるけど
「A級の全盛期(名人含む)」っていつだと思います?
やはり大山−中原の時代でしょうか?
106 :
昔語り:01/12/04 22:33 ID:GglRfp2q
蛇足ながら
その昔の、近代将棋の連載漫画「山田道美物語」はよかったな。
スレ違いなのでsage
107 :
:01/12/05 10:02 ID:Z18QoxJW
山田道美が生きてたら、中原の行為を叱責しただろう
108 :
名無し名人:01/12/05 12:41 ID:+aW+9CoO
村山は幼少より腎ネフローゼ,
その薬の副作用からか膀胱ガンにかかり早世.
合掌.
109 :
名無し名人:01/12/05 13:27 ID:GUBNU6NT
木村名人のときに、大山、升田がともにA級にいたはずだから
一つの全盛期ではないだろうか。
110 :
名無し名人:01/12/05 14:31 ID:YqOw9b2C
111 :
名無し名人:01/12/05 16:00 ID:jP9qzBhV
やっぱり将棋人気が頂点だったと思われる升田全盛時代では?
112 :
情報屋:01/12/05 22:06 ID:/vZirY6X
>>81 私は升田ファンでして全盛期の大山先生は嫌いでしたが、亡くなられる前数年間は猛烈に応援してました。
(ちなみに加藤先生も好きではなかったが今は応援しています。)死刑と言われても大山先生はすごかったと胸を張って言えますね。
ちょっとレスが長くなるけど、この将棋をじっくりと並べてみて下さい。手つかずの先手陣に対し後手陣は2枚飛車とと金に攻められ落城寸前、普通ならめげてしまうところを自陣角打って攻防の二枚角で頑張る。
この棋譜見たとき大山先生のすさまじい精神力というか勝利への執念を感じて胸が熱くなりましたね。中原先生もぜひ並べて欲しい・・・。
開始日時:1987/04/17
棋戦:棋聖戦
戦型:中飛車
先手:米長 邦雄
後手:大山 康晴
▲7六歩 △3四歩 ▲2六歩 △4四歩 ▲4八銀 △4二銀
▲5六歩 △5四歩 ▲6八玉 △5二飛 ▲7八玉 △6二玉
▲5八金右 △7二玉 ▲9六歩 △9四歩 ▲6八銀 △5三銀
▲6六歩 △7四歩 ▲6七銀 △6四歩 ▲2五歩 △3三角
▲3六歩 △8二玉 ▲5七銀 △3二飛 ▲6五歩 △同 歩
▲5五歩 △7二銀 ▲2四歩 △同 歩 ▲9七角 △5二金左
▲7七桂 △6三金 ▲5六銀左 △7五歩 ▲5四歩 △同 銀
▲7五角 △5五歩 ▲6七銀 △7四歩 ▲8六角 △8四歩
▲2二歩 △8五歩 ▲9七角 △9五歩 ▲2一歩成 △9六歩
▲3一角成 △同 飛 ▲同 と △6四角 ▲4六歩 △9七歩成
▲6二歩 △7一金 ▲4一飛 △4二角左 ▲3二と △5三角行
▲2四飛 △6二角 ▲2一飛行成△5六歩 ▲同銀左 △9八歩
▲4二と △5一歩 ▲同 と △9五角 ▲5二と △5一歩
▲9八香 △同 と ▲9六歩 △8八と ▲6八玉 △8四角
▲6二歩 △8三玉 ▲6一歩成 △8二金 ▲6二と引 △8七と
▲5一飛成 △6六香 ▲6七歩 △7七と ▲同 玉 △8六角
▲7八玉 △9七角成 ▲6八玉 △9六馬 ▲5九玉 △6四桂
▲7八桂 △5六桂 ▲同 銀 △5七歩 ▲4七金 △5五銀
▲7五桂 △同 歩 ▲4八玉 △5八歩成 ▲同 金 △7八馬
▲7一龍 △5六銀 ▲7二と △4七銀成 ▲同 金 △7二金
▲8一龍 △8二金打 ▲9一龍 △5五桂 ▲9四桂 △7三金右
▲8二桂成 △同 金 ▲9四銀 △7四玉 ▲8二龍 △7六歩
▲9五銀 △6九馬 ▲7五歩 △6四玉 ▲8四龍 △同 金
▲8二角 △7三桂 ▲同角成 △同 金 ▲6一龍 △6三桂
まで144手で後手の勝ち
113 :
名無し名人:01/12/06 00:53 ID:VsgsUVQw
升田の将棋はホントにおもしろいよね。
114 :
1:01/12/06 13:23 ID:4s7gWmIO
>>112 まさに大山将棋の真髄ですね・・いやはや・・羽生マジックと全盛期の大山の受けとの
対決を見たかったな〜とマターリアゲて見る
115 :
キユ名人 ◆kiyu.a1. :01/12/06 15:23 ID:mrhlxPVF
激しくがいしゅつだと思うけど、米長先生の全盛期は四冠王を
取った時だと思います。で、名人を取った時は全盛期ではなく
やっぱし勢いだけだったのでしょうか?
116 :
名無し名人:01/12/06 15:30 ID:gs8+jJJ6
>>115 対中原戦の研究がうまくいったということでしょうね。
でも、もうあの時点で、羽生、佐藤、森内が実力3強と
言われていたし、A級もそのあとすぐに陥落する人たちばかり
でしたからね。
117 :
名無し名人:01/12/06 16:47 ID:0S4Av6QG
>>112 大山のファンでもないのに、大山なんて応援するんじゃねーよ、このクズ(×∞)!
118 :
記録係 ◆W6Yk9ISg :01/12/06 20:26 ID:EzjKy45T
119 :
情報屋:01/12/06 21:43 ID:MDCadzIM
>>117 クズとか言われてもかまわないって言ってるんだけど(w
そんなふうに煽ってる117さんのことだって、一生懸命タニーを応援してるのを見たら、応援したくなっちゃうけどなあ。
120 :
名無し名人:01/12/06 21:44 ID:tLV8h+Jr
>>117 愛い奴じゃ。
今のペースを守って出現してくれ。
121 :
名無し名人:01/12/06 22:17 ID:PuRJcjSi
谷川ファンってなんでこんなんばっかなんだ(藁
って、まさかタニヲタにいじめられた奴が名をかたってイメージダウンを謀ってるんじゃあないよな。
122 :
名無し名人:01/12/07 00:02 ID:Owe4Wgn/
誰のファンも似たり寄ったり
123 :
1:01/12/07 00:09 ID:JgkmlE31
羽生VS大山の棋譜どなたかうpして頂けませんか?
124 :
名無し名人:01/12/07 00:29 ID:/7AWGjmM
>>58 亀レスなうえにスレ違いだが、花村の△1七銀の局面は
将棋初めて以来最大の衝撃だったよ。
リアルタイムじゃなくて、週将の81桝物語で読んだんだけど。
確か花村の絶局だったはず。
矢倉戦の中盤のさしかかりで、香頭に銀を打ち捨てる手。
棋譜うp超絶きぼん。
125 :
名無し名人:01/12/07 00:45 ID:ho+ysHWu
大人の時間あたりのスレだと、画像クレクレ男君だらけなんだが、ここは棋譜クレ男君だな。
なんて健全なスレなんだ(w
126 :
居候:01/12/07 02:36 ID:7eMBcxwK
>>124 おれも欲しい。誰か親切な人頼むよ。といっても花村ファンは
四人しかいないから、後の二人に期待が掛かってるんだけど。
>スレ違い
確かにそうだけど、四人では一家旗揚げすることもできないから、
今まで通り、「全盛時代スレ気付花村スレ」ということで良いんじゃない?
>125
そうだよな、で棋譜の文字列を見て、
「すげー」とか言ってる、
奴らが集まってるんだな。
なんて健全なスレなんだ(w
128 :
125:01/12/07 07:57 ID:8GpVScdm
そうそう、「棋譜がモロ見えじゃん、萌えー」とかね。
調子に乗って・・・。
>>124 >>126 どこか良いアブロード無い?
(本当は見当もつかん。スマソ)
129 :
名無し名人:01/12/07 08:49 ID:xCQXRvCS
中原は他スレでむちゃくちゃいわれてるが、将棋に関しては
恐ろしく強かった。
何しろ20台の頃のタニー相手に互角以上に戦ってたわけだから
ねー。 とはいえこの頃のていたらくは見るにしのびん・・・。
そろそろ本気を出してもいいような気がするんだが。
130 :
記録係 ◆D6ccd90s :01/12/07 13:16 ID:2L4ItLuW
131 :
名無し:01/12/07 16:19 ID:F8sOydvP
大山にとっての中原は、
中原にとっての羽生だろうね。
大山の10歳したの強豪って、どんなのがいたかなぁ。
132 :
蛇:01/12/07 19:48 ID:tTkvEED+
大山の下の強豪・・って誰だろうな・・
ところで山田道美VS大山康晴の棋譜ってありますか?
もう1ちょアゲ
134 :
記録係 ◆D6ccd90s :01/12/07 21:11 ID:y7GdW1S7
と思ったら下げてたアゲ
135 :
125=128:01/12/07 21:48 ID:o9wNKxoX
>>130 いや、ホントに127は私じゃないですよ。個人的には情報屋という説もあるけど(藁
136 :
記録係 ◆D6ccd90s :01/12/07 22:12 ID:mZvXTSg7
>>135 あっそうだったんですかw
どっちにしてもちょっと悪意を感じただけですから(笑)
137 :
名無し名人:01/12/07 23:05 ID:t2nn6tZ8
>>131 10歳下ぐらいといえば、羽生の師匠・二上会長です。まさに大山の
全盛時代にぶつかり、天下を取れなかった人です。大山自身が言って
いた第1人者の条件「先輩に勝ち、同輩に勝ち、後輩に勝つ」の後輩
とは、二上、加藤、山田あたりだったと思われます
138 :
名無し名人:01/12/07 23:35 ID:BFQJbclU
>>131 15才位になると有吉,内藤ときて,もうすこし下が123先生.
139 :
名無し名人:01/12/08 00:14 ID:q4ErRPob
140 :
名無し:01/12/08 03:42 ID:+azjQAxn
大山と中原の差って、10年下の後進を潰せたか潰せなかったか、なのかなぁ。
中原の痛手は、谷川と互角にやりあってしまったことだと思う。
その点、大山は中原が出てくるまで、無敵だったし、
その後も必死の食いつきをみせたが……。
中原対羽生のタイトル戦が無い辺りが、中原の限界?なんだろうか。
例の17銀の棋譜は棋譜貼りスレの過去ログで見たような気がそこはかとなくするような気が・・。
142 :
情報屋:01/12/08 10:16 ID:KxLp9MOZ
>>140 ヨネを潰しきれなかった(将棋の強さに限らず)というところでは?
全盛期(70年代〜)の中原にコンスタントに黒星を付ける事ができたのは、米長
くらいのもんでしょ。
確かに中原はタイトル獲りまくりだったけど、大山ほどの独占状態ではなかった。
ヨネを潰しきれていれば、もうちょっと全盛期が長かったのでは?
144 :
名無し名人:01/12/08 13:43 ID:qHJnlj2k
花村 升田戦の話があったけど 対大山と違ってかなり勝っているはず
花村実戦教室という本に 棋譜が何局か出てますよ
145 :
:01/12/08 13:49 ID:oiIoUd3C
もしかしたら、ちょっとスレの趣旨と違うかもしれないけど、
私の場合は、多分小学校5,6年生の頃が全盛だったと思う。
15年ぶりにやってみたけど、勝ち方忘れた。
146 :
記録係 ◆D6ccd90s :01/12/08 14:06 ID:z0S6qk2L
>>145 完璧スレ違いですね(汗
そりゃあ将棋を15年間もやってなかったら勘も鈍るし定跡も変わりまくってるし
147 :
名無し名人:01/12/08 17:10 ID:k8031rcv
>>146 レスつけた時点で、145さんの全盛時代を語ってると思われ(w
148 :
記録係 ◆D6ccd90s :01/12/08 19:37 ID:OCN5MrBg
149 :
名無し名人:01/12/08 21:59 ID:sxZnOx8T
考えてみたら,谷川は10年下の後輩たちを潰せないどころか,
逆に潰されているときの方が多い気が….
150 :
名無し名人:01/12/08 22:11 ID:UtB9J8st
羽生世代が異常に強いのは、偶然もあるだろうけど
谷川の最年少名人誕生が社会的に大きな話題になって、
小学生が盛んに将棋をやるようになったこともあるだろう。
当時、年配の棋士が「私だったら今の奨励会にはとても
入れないよ。優秀な子供たちがこんなに将棋プロを
目指すようになる時代が来るとは・・」と言っていた。
151 :
名無し名人:01/12/08 23:08 ID:/LBS6AJK
序盤の知識の進展は別として全盛時代の力比べをしたら
羽生>大山>中原>谷川>米長>升田>加藤は間違いないだろう。
152 :
名無し名人:01/12/08 23:30 ID:dweDDfmm
羽生=升田=大山=中原>谷川>米長
全冠時代は皆無敵だし同列でいいと思う。
こんな比較自体、無理があるが。
153 :
名無し名人:01/12/08 23:34 ID:j+iwJb6i
永世名人といわれる人は、将棋の結果だけでなく、将棋界が優秀な人材を得るという面で
多大な功績を残している人ばかりだ。ゆえに、十八世名人は羽生がなるべき。
スレ違いっぽいのでsage
やっぱり名人についてのスレッドが必要だね。
155 :
名無し名人:01/12/08 23:37 ID:4sKgYqp1
156 :
記録係 ◆D6ccd90s :01/12/08 23:56 ID:OCN5MrBg
>156
名人についてのスレッド立てていいですか?記録係先生。
158 :
名無し名人:01/12/09 00:14 ID:4Wbb6aKD
>>157 う〜んって言うかとりあえず1さんに聞いて見たほうが・・
立てても良いとは思いますけど・・見てる限り1さん良い人みたいだし・・
ところで立てるとしてスレの名前は?こことの相違点も明示しておかなきゃいけないし。
159 :
記録係 ◆WG0rKge6 :01/12/09 00:17 ID:4Wbb6aKD
160 :
キユ名人 ◆kiyu.a1. :01/12/09 00:18 ID:8YjhaqNS
>158
名人についての権威、品位についてのスレッドなんですけど。
竜王戦ができて権威が下がったのか、又、153さんが逝っていた
永世名人としての品位・資格とかについて話すスレッドですけど。
ここの全盛時代とかとは別に。
やっぱり重複になりますかね?
161 :
記録係 ◆WG0rKge6 :01/12/09 00:23 ID:PkHk643y
う〜ん・・・名人の権威・品位に関する事なら
重複にならないとは思いますがとりあえずこのスレッドのアドレス貼っておいて
「将棋棋士の全盛期を語りたい方はこちら→」
見たいにしておけば問題なしだと思います。
1さんが怒りに怒ってどうしようもなくなったら削除依頼という方向でどうでしょう?
(そういう事にはならないと思いますが・・)
まあ1さんの判断待ちですね。
163 :
記録係 ◆WG0rKge6 :01/12/09 00:28 ID:4Wbb6aKD
そうですね・・明日辺りには出てくるのでは?
って1週間ぐらい出て来なかったらどうするんですか・・?
その場合は勝手に立てます。
このスレッドも他で反響があって作られた様ですし。
165 :
記録係 ◆WG0rKge6 :01/12/09 00:45 ID:4Wbb6aKD
うん。そうですね。それが(・∀・)イイ!です。
166 :
1:01/12/09 12:38 ID:1qIH72GG
今見せてもらいましたが良いですよ。>キユ名人
ただ記録係さんの言うようにあつかましいですけど
「将棋棋士の全盛期を語りたい方はこちら→」
と書いておいてくださいね
こちらはマターリマターリ1000を目指します(笑)
167 :
名無し名人:01/12/09 20:08 ID:3HicU0ZY
age
168 :
1:01/12/10 16:14 ID:/6i3Vdfq
頑張ろうアゲ
age
っていうか誰かかたって・・頂戴。
後今羽生さんを倒せる棋士は誰か?っていうか居ませんか・・?
170 :
名無し名人:01/12/10 20:29 ID:T1wOSc/q
と思ったらサゲ取ったアゲ
171 :
名無し名人:01/12/10 23:01 ID:K8PFyf/4
>>169 今はいない!腕力が違いすぎる。過去にもいない。中原も
大山もたとえ全盛期でもこれほどの腕力はなかった。
172 :
キユ名人 ◆kiyu.a1. :01/12/11 02:15 ID:HJ2ICzoB
関根茂先生の全盛期は棋聖戦で大山先生をカド番に追い込んだ時。
173 :
島栗:01/12/11 02:18 ID:jMuTaKE2
関根先生の指導をうけたくば ららぽーとカルチャーセンターまで。
升田>羽生>大山>木村>中原>谷川>米長 >加藤
123ファンだが123は安定して強い人なので瞬間最大風速での強さはそれほどない
升田は名人に対して香車を落としているわけだし
少なくとも時の名人なのだから、その時は調子が悪かったではすまされない
今の丸山相手に羽生が3連勝後に香落ちでも勝てるか?というと疑問だろう
>174
塚田正先生はどの辺り?
>175
その質問って激しく難しいね・・・
実績ではなく、その瞬間での強さだからなぁ
中原>塚田>谷川か、谷川>塚田>米長だと思われる
>>174 プロ同士の駒落ちはマトモな精神状態でやる方が無理
升田の時代でも酷なことだったし、今なら尚更だろう
そんなのは不毛だと思われ
178 :
記録係 ◆FS4aRVVI :01/12/11 13:43 ID:gqN+X+zH
>>177 なんかこの前のNHK教育の放送でも米長がそんな事言ってましたね
確か大山VS升田の王将戦かなんかで香を引いた時に大山が明らかに勝てる手順を
逃したとか何とか・・
179 :
名無し名人:01/12/11 22:54 ID:uq67L9gz
>>174 香落ちは落とされた方に絶対負けられないプ
レッシャーがかかるのでむしろ平手より不利。
升田は勝つときは鬼のように強かったが、
漏れが将棋に限らず様々な勝負を見て感
じることは、勝ち方が派手、鮮やかであることは
かならずしも重要ポイントではないということ
相手がちょっとでも強くなると技は封じられ、「
あの勝ち方は何だったの?」ってことになる。
野球で大量得点をとって勝った試合の次は案外
惨敗してしまうもの。
その辺を意識して羽生は意図的にぎりぎり
の勝負にもちこんでいるらしい。「完璧に勝つこと
より一手違いで勝つことに意味がある」
と言ってる。
ひるがえって升田は終盤はいまいち甘いこと
もあった。ねじり合いになると大山のほうが
強かった。まして羽生は大山よりねじり合い
に強いという気がしてならない。やはり羽生が
最強だ
180 :
名無し名人:01/12/11 23:16 ID:KktSiMyJ
>>179 同感。升田は王将戦の駒落ちが評価されすぎ。
戦争、病気などを加味してもやっぱり勝率が低い。
最強ではないと思う。
やはり羽生だろう。
羽生はマークされようが対局過多だろうが勝率が落ちない。
ここ数年の羽生はほとんどの対局の相手がトップ棋士なのに
7割を超える勝率を維持している。
相当な腕力がないと、これはできないと思う。
181 :
記録係 ◆ZdDQPoXk :01/12/11 23:29 ID:vJ8JgLu7
確かに怪物ですね・・羽生さんは・・
後何年この状態を保つと思いますか?私は後10年はこのままかと・・
ところで同じく大山さんも怪物だと思われますが?
182 :
名無し名人:01/12/11 23:40 ID:wJ/i9Q4M
5年は堅いだろうが、そこからが勝負所だろうね。
大山ももちろん凄いんだけど、棋士の数が増えた事や情報の質が向上して
全体のレベルが拮抗してきた事を考えると羽生かな、、て。
183 :
キユ名人 ◆kiyu.a1. :01/12/11 23:43 ID:rFB3nCyZ
羽生先生はタイトル戦でカド番に追いこまれてから
防衛もしくは奪取した事あるの?
184 :
名無し名人:01/12/11 23:53 ID:+Tbnx88j
>>180 >>180 升田の戦争と病気は相当加味してやれよ。
20台の指し盛りに3年も南洋の最前線で命がけの軍隊生活送って、
その後も病身続きなのに3冠まで獲ってんだから。
升田とその他の棋士と比較するのはちょっと気の毒だ。
185 :
名無し名人:01/12/12 00:25 ID:xNFRvgaW
>>183 幾つかあった気が。
五番制で二連敗後の三連勝、というのもあったはず。
対谷川。
どのタイトルだったかは覚えてないです。
186 :
名無し名人:01/12/12 00:33 ID:Mt4Z9iRd
羽生は後2,3年今の調子だと
中原の生涯タイトル獲得数を抜くんだよね。
187 :
キユ名人 ◆kiyu.a1. :01/12/12 00:34 ID:80WfXqoh
>185
サンクス!
ちと地力が気になったんで。
大山先生も前述の172でカド番をひっくり返した事もあったから。
188 :
名無し:01/12/12 00:36 ID:PLzIF/Kb
何かここ、どうしても羽生>大山としたい人が多い気がするが。
実際、比較にならんし、
こと勝負という点では、大山全盛期がひかってる。
二枚腰対マジック、甲乙は付けがたいと思われる。
189 :
名無し名人:01/12/12 00:37 ID:4xREQyhZ
でも、大山先生もすごいよ。
タイトル戦でカド番に追い込まれたときの勝率は9割を超えてるんだよ。
全盛期の8年間ではタイトル戦すべてに登場して1回しか負けていない。
それからこのスレの趣旨とは異なるけれど、63歳で名人位挑戦、
晩年(69歳)では、谷川、米長などを破り、名人位挑戦のプレーオフにまで進んでいるんだよ。
これは脳生理学の常識から考えてみると信じられないことだよ。
僕は大山=羽生で甲乙つけがたいと思うんだけど。
190 :
名無し名人:01/12/12 14:45 ID:ZiREowsg
良スレage
191 :
記録係 ◆ZdDQPoXk :01/12/12 15:47 ID:kn74cOhq
羽生=大山なのかな・・
確かにこのレベルまで良く分からないものがあるよな・・
つうことでどなたか羽生VS大山の棋譜無いですか?
確か全部で6局か8局か・・それぐらいあったはずなんですけど
192 :
名無し名人:01/12/12 17:59 ID:kn74cOhq
age
193 :
名無し名人:01/12/12 18:37 ID:ut2BT5rE
てst
age
195 :
記録係 ◆NfiyLjMw :01/12/12 21:26 ID:VG9y00ax
と思ったらアゲ
196 :
名無し名人:01/12/12 22:21 ID:Ui+Kckx3
世界一大きな山と世界一高い山の違いだと思います。
大山はその名のとおり裾野の広い大きな山で、羽生は高いのは間違いないが、裾野はそんなに広くない。
で、あくまでも私見ですが、やっぱり大きな山の大山さんのほうを立てて大山>羽生かと・・・。
197 :
名無し名人:01/12/12 22:27 ID:3Fa+VSCY
意味不明
198 :
名無し名人:01/12/12 22:38 ID:3FuE3g4M
羽生五冠は現役、大山十五世名人は故人
この点を考慮して、現状では
大山≧羽生
くらいが妥当かとも。
羽生にはまだ先があります。
大山を抜く可能性も、勿論急速に失速する可能性も。
明らかに大山十五世を抜いたと思われるその時まで、
故人をたてておきませんか?
199 :
名無し名人:01/12/12 22:46 ID:Cs52iVhF
ボク板の史上最強論でもそうだったが、こ
の話題でいつも思うことだが@それぞれの時
代での相対的な強さとA端的にやったらどっちが
強いかという絶対的な強さをしばしば混同した
議論が多い。
大山の時代の大山の強さは今の羽生より上か
もしれない。その意味で@相対的には大山の方
が上かもしれない。しかし、A端的に二人の絶
対的強さを比較したら(つまり実際二人が全盛
期に対決したら)羽生の方が強いと思う。
相対的な強さは「偉さ」と言い換えることもある程度
可能だ。大山・升田は棋界の大功労者であり、
またそのカリスマは大変なものだった。その意味で
「偉さ」は大山・升田のほうが上かもしれない。
しかし重ねて言うが、やったらおそらく羽生が二人を
粉砕してしまうだろう。かつて木村義徳8段も「問題
なく羽生の方が強い」と言っていた。でも後世の人間
は先輩達の技術の蓄積の上に立って技術を磨くわけだか
らある程度あたりまえだろうけど。
200 :
名無し名人:01/12/12 22:57 ID:BoFxZDJ6
>>197 「意味不明」は無いだろ、わからないんだったらちゃんと「わかりません。すみませんが教えて下さい。」って書け。
もし納得いかないという意味で使ったのなら、198,199のようにきちんと自分の意見を書け。
いくら厨房だからと言って甘えるんじゃあないよ。
201 :
名無し名人:01/12/12 23:00 ID:skpLzKGa
>200
厨房にマジレスする大人ハッケソ
202 :
記録係 ◆NfiyLjMw :01/12/12 23:02 ID:VG9y00ax
はぁ・・なんかせっかくの良スレが汚されてるような・・
203 :
名無し名人:01/12/12 23:02 ID:3Fa+VSCY
>>198 いいこと言うね。これが結論か。
極端な話、羽生の全盛時代はまだきてないかもしれないしね。
>>200 わかりません。すみませんが教えて下さい。
204 :
名無し名人:01/12/12 23:16 ID:skpLzKGa
>202
良スレと思う根拠を教えて欲しい。
個人的には、こういったスレは
不毛な会話に陥りやすいと思う。
でもまあ、大山・升田時代にとっては良スレか。
等と勝手に結論付けて一手きます。
205 :
記録係 ◆uQZEhiiE :01/12/12 23:30 ID:DbRSXlb+
>>204 なんか自己完結してるし・・・しかも名無しだし・・
ID公開するぐらいやってから言おうや・・(ボソッ)
まあ人それぞれだから良いけどさあ・・あぁ鬱だ鬱。
って事でアゲ
206 :
名無し名人:01/12/13 00:08 ID:2XB5F1sd
>>205 ID公開も何もこの板は強制表示でしょ・・・
空気の久世にいきがるなやぼけ
大山≧羽生>中原>木村>升田>谷川>米長>加藤
>>199 改行しすぎ
しかも中途半端なとこで区切るな
>>204 良スレの根拠
「荒らしや厨房が少なかった」
「煽りが少なかった」
「粘着が少なかった」
それもここまでか・・・?
210 :
sage:01/12/13 00:57 ID:TXrzInas
結局荒れた原因は197ということでよろしいでしょうか。
>>210 最良は、これ以上突っ込まず本来の趣旨に戻すことかと。
って、「ここの本来の趣旨って何よ?」ってくらい
色んな話題が飛び交ってるけどさ(w
他力本願で悪いのですが、、、
誰か何か振って?
212 :
記録係 ◆uQZEhiiE :01/12/13 13:02 ID:aBErp3AX
とりあえず誰か振ってアゲ
>>199 1の発言に基づいて考えると
>>定石とか現代将棋についていけないとかそういうのは抜きで
例えば同時代に全盛期で対戦した場合の想定を聞きたいんじゃない?
羽生の全盛期は今後に来るのかもしれないがとりあえず今現在までとすると
この想定で考えることはできるでしょう。
まあ、厳密にはそのときの時代の状況が違えば棋風や棋力も違ったものになるだろうから
比較できないってことになってしまうけど。
個人的には羽生も大山も同じくらい好きだが藤井にあれだけ苦戦しているのを見ると
羽生は勝ちこせないんじゃないかという気がする。
214 :
記録係 ◆uQZEhiiE :01/12/13 17:14 ID:YGb4NLgf
なるほど・・でも対藤井も勝ち越してるはずだし・・
ところで羽生さんが今現在負け越してる棋士って誰?
215 :
キユ名人 ◆kiyu.a1. :01/12/13 17:17 ID:cmNkmHaB
>>214 田中寅先生。
初手合いから3連勝して「羽生必敗の法則」という本を書いた。
216 :
記録係 ◆uQZEhiiE :01/12/13 17:31 ID:l890p47y
何となく2ちゃんねらーにネタにされる理由が分かったような・・(笑)
217 :
名無し名人:01/12/13 17:33 ID:SxyyqspH
>>215 そうなんですか。215のデータ古すぎた。
219 :
記録係 ◆uQZEhiiE :01/12/13 17:47 ID:l890p47y
淡路先生は?
220 :
名無し名人:01/12/13 19:14 ID:7HKadSY2
日浦もかつては羽生キラーで、マングース日浦と言われてたよね。
221 :
名無し名人:01/12/13 20:25 ID:LFO6zOSS
というか、羽生が戦争を体験する世代であれば、大山のような棋士に
なれただろうか?
羽生と3回以上対戦したことのある棋士で
羽生に負け越していない棋士は淡路九段と脇八段。
淡路2−1、脇3−3。
223 :
名無し名人:01/12/13 20:51 ID:DVZawnBA
ageとこ。
224 :
名無し名人:01/12/13 20:56 ID:7qDTX3Qj
大山がコンピュータ世代だったなら、
羽生のように勝てただろうか?
225 :
名無し名人:01/12/13 21:00 ID:7HKadSY2
>>221 関係ないでしょ。
戦争に行った人がみんな大山みたいに強いわけじゃない。
というより、戦争はどうみてもマイナス。
大山があれほど強かったのも、ある意味、同世代の男が多数死んだ
せいで、世代全体のレベルが下がったせいもあるだろう。
226 :
情報屋:01/12/13 21:21 ID:DZAhhF2y
日時:1987/05/21
先手:羽生善治
後手:大山康晴
棋戦:不明
▲7六歩 △3四歩 ▲2六歩 △4四歩 ▲4八銀 △4二銀
▲5六歩 △5二飛 ▲6八玉 △6二玉 ▲7八玉 △7二玉
▲5八金右 △8二玉 ▲9六歩 △7二銀 ▲3六歩 △5四歩
▲2五歩 △3三角 ▲5七銀 △3二金 ▲4六歩 △5三銀
▲6六歩 △5五歩 ▲同 歩 △6四銀 ▲6七金 △5五銀
▲5六歩 △6四銀 ▲7七角 △4三金 ▲8八玉 △9四歩
▲7八銀 △7四歩 ▲1六歩 △8四歩 ▲8六歩 △7三銀引
▲3八飛 △2二飛 ▲3五歩 △同 歩 ▲同 飛 △3四歩
▲3八飛 △2四歩 ▲2八飛 △2五歩 ▲3七桂 △2六歩
▲2五歩 △5一角 ▲2六飛 △3三桂 ▲6五歩 △6二角
▲5五歩 △8三銀 ▲5六銀 △7二金 ▲1五歩 △2一飛
▲6六角 △4五歩 ▲2九飛 △4六歩 ▲4九飛 △3五角
▲5四歩 △2五桂 ▲同 桂 △同 飛 ▲1一角成 △5七歩
▲6六馬 △5八歩成 ▲同 金 △2八飛成 ▲4八歩 △5四金
▲5五歩 △5三金 ▲7七桂 △4四桂 ▲8七香 △5六桂
▲同 馬 △4七銀 ▲同 金 △同歩成 ▲同 馬 △4六金
▲2九馬 △2七竜 ▲8五歩 △同 歩 ▲2八歩 △3七竜
▲6九桂 △5六歩 ▲同 金 △同 金 ▲同 馬 △3六竜
▲3四馬 △6八角成 ▲6七馬 △同 馬 ▲同 銀 △6八金
▲8五桂 △8四歩 ▲7三桂成 △同 桂 ▲7八金 △6七金
▲同 金 △5八角 ▲7八銀 △4九角成
まで、124手で後手勝ち
この結果だけで強いとか弱いとか言わないでね。
227 :
情報屋:01/12/13 21:22 ID:DZAhhF2y
心配だからもう一局貼ります。
日時:1989/08/25
先手:羽生善治
後手:大山康晴
▲7六歩 △3四歩 ▲2六歩 △4四歩 ▲4八銀 △3二銀
▲5六歩 △4二飛 ▲6八玉 △6二玉 ▲7八玉 △7二玉
▲5八金右 △8二玉 ▲3六歩 △7二銀 ▲6八銀 △4三銀
▲2五歩 △3三角 ▲5七銀左 △5四歩 ▲6八金上 △1四歩
▲9六歩 △9四歩 ▲1六歩 △6四歩 ▲3八飛 △3二飛
▲3七銀 △5二金左 ▲2六銀 △5一角 ▲4六歩 △1三香
▲3五歩 △6二角 ▲3四歩 △同 銀 ▲4五歩 △4三金
▲4四歩 △同 金 ▲4五歩 △4三金 ▲3七銀 △3三桂
▲4六銀右 △3五歩 ▲2八飛 △4五桂 ▲同 銀 △同 銀
▲2四歩 △5五歩 ▲2三歩成 △3四飛 ▲5五角 △2六歩
▲9五歩 △3六歩 ▲9四歩 △9二歩 ▲4八飛 △5四銀打
▲1三と △5五銀 ▲4五飛 △4四銀 ▲2五飛 △3七歩成
▲2一飛成 △4七と ▲同 金 △3九飛成 ▲6三銀 △同 銀
▲6一竜 △7一銀 ▲8六香 △7二銀引 ▲7五桂 △7四角
▲8三桂成 △同 銀 ▲6六銀 △5三銀 ▲7五銀 △7二銀上
▲7四銀 △同 歩 ▲8三香成 △同 銀 ▲8四銀 △7二銀打
▲7三金
まで、97手で先手勝ち
228 :
名無し名人:01/12/13 21:42 ID:dPYT4nXs
229 :
名無し名人:01/12/13 22:33 ID:LLVjDjlZ
>>225 一理無くも無いが、大山の凄いところの一つに
後続の世代を凌駕し続けたこと、があるからなあ。
230 :
199:01/12/13 23:22 ID:oyG4ZgdB
時代が変われば棋風、流行戦法も変わってしま
うから,まして序盤の知識の進展を度外視して互
いの全盛期の力比べを推測することは難しい。
しかし羽生VS大山については可能なような気が
する。それは今回の竜王戦をみて強く感じた
大山の全盛期は対振飛車は急戦が流行してた。
銀冠や居飛穴は大山の晩年。だから急戦が強い
人じゃないとちょっと噛み合わない。
しかし羽生は藤井に対して45歩早仕掛けなどと
いう急戦のしかもオールドタイプの戦法を用い、
指しこなしてた。要するになんでもござれというこ
とかと・・・
しかも対振飛車は持久戦がはやりだしてからは
急戦についてはそれほど序盤、定跡が格段に進
歩したわけでもなく、単にあまり指されないように
なっていっただけである。だから、大山にタイム
マシンでお越しいただき、今の羽生とさしても(羽
生には急戦で指してくださいと頼んでおく)、どち
らがハンデを負うということもなくおもしろい力比
べが展開されるのではないかと想像してしまう。
私は駆け引き、勝負術において羽生と大山は同
タイプだと思う。谷川がしばしば光速の寄せで神
のごとき強さをみせるが、羽生のそれは悪魔の
強さといいたい。大山の糞粘り、狡猾な勝負術
は二上、加藤、谷川といった「善良な」棋風には
通用しても、同じ悪魔族の羽生には「お見通し」
で、通じないのではという気がしてならない。特
に終盤力はけた外れ。
最後はさしもの大山もとどめをさされるのではと
思う。
>>230 だからお前は改行しすぎなんだよヴォケが!
どっかに予め書いてからコピペしてんのか
なんにしてもウザイんだよ!
232 :
名無し名人:01/12/13 23:42 ID:rKFBgQVd
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧_∧ < まぁ落ち着けや231
( ´_ゝ`) \________
/ \
/ /\ / ̄\
_| ̄ ̄ \ / ヽ \_
\ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \__)
||\ \
||\|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| ̄
|| || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
|| || ||
233 :
4級マスター:01/12/13 23:43 ID:VOyoeOJo
,一-、
/ ̄ l | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
■■-っ < ハイハイ、いったんCM逝きまーす
´∀`/ \__________
@ノノヽ@\
(`Д´;)←------>231
∪Ё|__ノ |
∪ ∪
235 :
記録係 ◆uQZEhiiE :01/12/14 00:03 ID:GQqQ4ouD
確かに改行し過ぎだが自分の意見をしっかり述べてるんだから(・∀・)イイ!でしょ
236 :
名無し名人:01/12/14 00:57 ID:AuLfjCln
231は小6〜中2くらいか。
背伸びしたい時期だもんね。
将棋が強くならなくていら
ついているのだろうが、あ
せらなくてもある時急に強
くなるもんさ。わかった?
237 :
名無し名人:01/12/14 01:15 ID:AWaOTag/
正直見にくい。
239 :
記録係 ◆uQZEhiiE :01/12/14 15:40 ID:czwUj+Yj
正直
>>207=
>>231と言いたかったんだろうね・・
という事でアゲ。
>>236 煽るのはなし。このスレでは喧嘩はなしの方向で。
後ちょっと改行しすぎだと思われ・・それぐらいの文章ならせめて三行ぐらいにおさめて・・
240 :
名無し:01/12/14 15:54 ID:wSx8gxZp
>230
羽生の頭脳にのってる、大山ー羽生戦の、羽生のコメントをみてみ。
終盤、羽生が大山の術中にはまって、
逆転されている。
そもそも、
>特に終盤力はけた外れ。
って、大山もけたはずれだからこそ、
二枚腰であったのだが。
精密に読み切る力がなければ、
くそ粘りで勝ち続けるなんて、無理だよ。
つぶされるのがオチ。
241 :
236:01/12/14 18:15 ID:2mnzHvmy
>>239 すみませんでした。
ただ、私は230ではありません。改行については、ちょっとプッツンしてしまったので、わざとやりました(苦笑)
もう煽りません。
242 :
記録係 ◆uQZEhiiE :01/12/14 22:42 ID:73iOqT7f
アゲロ〜ってことでage
243 :
199=230:01/12/14 22:51 ID:tukRhHBF
>>240 羽生はそもそも低段時代は芹沢にも「名人の器ではない」といわれてた。
河口も、年輩達は皆これほどになるとは思っていなかったと言ってる。
だから低段時代に大山にひよこ扱いされてたことをもってその終盤が大
したことないと見るのは誤りと思う。
ところで羽生は大山とは89年に3局指し、2勝1敗。91年にも3局指し2
勝1敗。谷川にしっかり見切られて竜王位をとられたのが90年。それを
谷川から取り返したのが92年。このころから羽生の爆発ははじまった。
つまり羽生が真に開花し出したのは92年からと見るべきだろう。だから
それ以前の棋譜で判断してもちょっと・・・
もちろん大山も強いからずっと防衛し続けたに決まってる。ただそれは
あくまで「その時代にあっては」という条件が付く。将棋は相手と戦う相対
的なものだからすべて周囲のレベルとの関係で決まってくる。それを示し
たくて199で相対的強さと絶対的強さを分けた。中終盤力に関しても大
山時代に比べて今のトップクラスは遙かにうえであると思う。中原は15年
程前に雑誌のインタビューで「大山さんの時には二上さんぐらいしか強敵
が居なかったから」と自分がぼろぼろタイトルをとられるいいわけをして
たが、つい本音が出たと言うべき。中原のころでさえそうなら、57年組が
そろってAにあがってきた今は大山の時代とは隔世の感がある。
>>239 >後ちょっと改行しすぎだと思われ・・それぐらいの文章ならせめて三行ぐらいにおさめて・・
いくらなんでも・・・、カッコワルー(ボソッ
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
| つぎでボケて!!|
|_________|
∧∧ ||
( ゚д゚)||
/ づΦ
椎橋先生の全盛期は?
247 :
名無し名人:01/12/14 23:25 ID:1zmTElOW
/ ̄⌒⌒ヽ
| / ̄ ̄ ̄ヽ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| | / \| | プロデビューの年じゃないですかァ〜?
| | ´ ` | | 結果論ですが、C級2組順位戦で青野さんに勝ってたら
(6 つ / .| 1期通過でしたし、
| / /⌒⌒ヽ< あの時が一番
| \  ̄ ノ | 彼は輝いていたと思いますよ〜
| / ̄ \_________
248 :
記録係 ◆Do.h/qf6 :01/12/15 11:14 ID:YFDy8bB+
いまだあげろアゲ
249 :
記録係 ◆Do.h/qf6 :01/12/15 17:22 ID:LZV+rd5p
アゲ
250 :
ハマグリくん ◆TUaz4ne2 :01/12/15 18:18 ID:4OHFgH4l
250
251 :
1:01/12/15 21:26 ID:AjKd9CEl
久しぶりにアゲ
252 :
記録係 ◆NuX8kVVk :01/12/16 14:54 ID:XEHHufIV
アゲろう〜って最近誰かさんに目を付けられてるが・・(笑)
253 :
123マンセー4級マスター:01/12/16 15:07 ID:RgIe9yUI
>252
記録係 ◆NuX8kVVk 専用粘着ですが何か?
254 :
記録係 ◆NuX8kVVk :01/12/16 16:01 ID:XEHHufIV
専用粘着が付くようになったと言う事は私もちゃんとコテハンになったの〜と思って良いのかな?(笑)
花村さんVS小池重明ってやってたらどうなってたかな?
258 :
名無し名人:01/12/18 16:56 ID:e8LqTajx
>>257 あったよ。「疾風三十一番勝負」に書いてあるよ。
たしか花村の4勝2敗だった。
棋譜プリーズ〜〜
260 :
名無し名人:01/12/18 19:33 ID:z1HzPHw4
>>259 疾風三十一番勝負の方に、花村VS小池の棋譜は無かった。
でも実戦集に1局だけあったのであげよう。
ちなみに、これは花村の4勝2敗で終わった初対決の時の棋譜ではなく、
3年後のアマ・プロ平手戦で行われたものである。
ファイル名:花村VS小池
開始日時:昭和56年10月
表題:アマ・プロ平手戦
先手:小池重明 アマ名人
後手:花村元司 九段
▲7六歩 △8四歩 ▲7八銀 △3四歩 ▲6六歩 △6二銀
▲6八飛 △5四歩 ▲4八玉 △4二玉 ▲3八玉 △3二玉
▲2八玉 △5三銀 ▲6七銀 △5二金右 ▲3八銀 △1四歩
▲1六歩 △2四歩 ▲5八金左 △2三玉 ▲4六歩 △3二銀
▲3六歩 △4四歩 ▲5六歩 △4三金 ▲2六歩 △3三角
▲9六歩 △5一角 ▲3七桂 △3三桂 ▲4七金 △9四歩
▲6五歩 △8五歩 ▲7七角 △7四歩 ▲6六銀 △8四角
▲5五歩 △同 歩 ▲同 銀 △8六歩 ▲同 歩 △7五歩
▲5四歩 △同 銀 ▲4四銀 △7六歩 ▲8八角 △7五角
▲2五歩 △同 歩 ▲2四歩 △同 玉 ▲4三銀不成△同銀引
▲2五桂 △4四歩 ▲3三桂成 △同 玉 ▲6六角 △同 角
▲2五桂 △2二玉 ▲2三歩 △同 玉 ▲2四歩 △同 玉
▲6六飛 △2七歩 ▲同 玉 △8六飛 ▲2二角 △2六歩
▲同 玉 △3三桂 ▲同桂成 △2五歩 ▲3七玉 △3三銀
▲1一角成 △2二銀打 ▲1二馬 △2三角 ▲同 馬 △同 玉
▲7八角 △8八飛成 ▲3五桂 △3二玉 ▲4三桂成 △同 玉
▲7六飛 △5五桂 ▲2七歩 △7三歩 ▲5八香 △4七桂成
▲同 銀 △5七歩 ▲同 香 △5四歩 ▲3八金 △6六桂
▲7九金 △同 龍 ▲3四角 △同 玉 ▲7九飛 △6八角
▲7七飛 △同角成 ▲同 桂 △2九飛 ▲3五銀 △2三玉
▲3九飛 △2八角 ▲同 金 △3九飛成 ▲3八金 △1九龍
▲2一角 △3四歩 ▲5六角 △4九飛 ▲4三角成 △1三玉
まで132手で後手の勝ち
ありがとうアゲ
262 :
名無し名人:01/12/21 08:10 ID:gmtuyWMq
263 :
:01/12/21 09:33 ID:nEAfbfac
>>243 ただし、その当時の棋士のレベルが低いのは当然。
彼らとて、時代が変われば強くはなろう。
よって、大山さんが今ピークなら、もっと強いはず。
だから、それも考慮して大山さんの強さを評価すべきではないか。
264 :
名無し名人:01/12/21 14:29 ID:Ih7MaNXw
もし、たら、の話になってしまうが、真のトップクラスはいつの時代
でも通用すると思う(たとえば天野宗歩が現代にいたらとか)。昔の
将棋が通用するとかではなくて、その対応力が、という意味だが。
現代は情報化と棋士の人数の増加によって、平均レベルは上がっている
んだろう。
そんなことより1よ、ちょっと聞いてくれよ。スレの流れとあんま関係ないけどさ。
昭和59年に、闘病生活中の大山が、こんなこと書いてるんです。
「ある夜ふと考えた。
もし神様がお前に一つだけ希望をかなえてあげる、
と言ってくれるなら何を望むだろうか。
すぐに将棋ですと返事をした。
奇妙なことに対戦相手は若い中原さんや、
さらに若くして名人になった谷川さんではなく
升田さんであった。
もう一度、兄弟子と『ここ一番』という命がけの将棋を指させてください、と。」
この将棋はどっちが勝ちかなんて、想像するのも野暮だけどさ。
久しアゲ
267 :
名無し名人:02/01/05 14:56 ID:dXH0EA1a
>>265 この話、オレが読んだバージョンは、
医者に病を宣告されたとき、まず「しまった」と思い、
次に思ったのが「升田さんと・・」だった、だけど、
ともあれ感動したっす。
コバケンの本から抜粋(スーパー四間飛車 169頁)
>驚くべきは、大山名人が何のデータもない時代に、
>実戦のさなかにこの構想を描き、実践してみせたことだ。
>「やはり超一流の人は違う」の一言しかない
(注、升田のイビアナに対して大山が地下鉄飛車6筋攻めをしたことについて)
269 :
名無し名人:02/01/05 18:25 ID:eXrZPZ6I
元々取り留めの無いスレだけど、最近は升田大山が話題の中心かな。
この二人の力関係は
大山≧升田
大山=升田(升田=大山でもいいけど)
升田≧大山
のどれかだと思うんだけど。
みなさん如何age
この2人を比べるのはちと漏れにはできん
ここまでの流れを総括すると
大山=升田≧羽生(S級)
で上位三人は確定っぽいね。
これより下位はそれぞれA+・A・B+・・・ってことだよな。
花村はB+・塚田がA、木村がA+・・
ま、いつか誰か何か書くでしょう(藁
272 :
名無し名人:02/01/16 15:00 ID:9SHuQrcB
対戦成績では、中原は大山に大きく勝ち越しているんだよね。
勿論コレでもって、中原>大山というわけでは決してないが、
大山の魔力が通じなかった若い頃の中原って、谷川+羽生みたいな
雰囲気があったのだろうか?と想像してみる。
前にどなたかが書いてた「善良な」棋風だけではないよね?
273 :
名無し名人:02/01/16 16:23 ID:1ClCVLiC
>>271 ちょ、ちょっと待ってよ!
何でそんな乱暴な結論になっちゃうの?
大山はともかく、升田よりはハブの方が絶対強いでしょ!?
274 :
名無し名人:02/01/16 16:27 ID:PhRIOTuL
>>273 確かに羽生のほうが強いとは思うが、升田の人間的な魅力とか
を付加すると羽生より上、と書いてしまう気持ちも分かる。
羽生って・・・あまりに優等生すぎるんだよな。だれも憎んでない。
275 :
名無し名人:02/01/16 16:46 ID:f3Q/ZL37
升田の絶頂期、或いは妙手の前には、
羽生は無論、大山も影が薄くなるよね。
瞬間最大風速では、升田は一位を争えると思うが。
しかし生涯成績がいまいちなのが難しい。
大山升田羽生の三人は全冠王の経験があるって点で、
頂点の三人として良いんじゃないかな。
正直七冠ってのはずば抜けてる気がしなくも無いけど。
大山の全盛期にタイトルが七つあって、取れたかな、、、?
取れたような気がする。
升田は・・・・・・・ファンなのに墓穴掘ったか(w
いや、「名人に香を引いた男」、多分取れた!はず・・・?
277 :
名無し名人:02/01/21 14:25 ID:xzTKLk2M
age♪
升田は生きている。
大山は中原にかなり負け越してるんでしょ?
それなら必然的に羽生>中原>大山なのでわ?
280 :
名無し名人:02/01/22 18:49 ID:64RLxERT
>>278 うん。生きてる。(感涙
升田の全盛時代のオーラを、リアルタイムで感じたかった。
将棋も、人間的な面白さも、味のある風貌も升田だーーーっ!
升田がアイロンかけたYシャツを着てみたい。。。(デンパ
281 :
名無し名人:02/01/22 19:38 ID:vRpK5cCn
>279
いや、それは相性じゃない?
てゆーか、実績が違いすぎ。
282 :
名無し名人:02/01/22 19:57 ID:KHNdtrop
>>279 全盛時代、で語るスレなのです。
現実では後から出てきた奴が、老いた先人に勝つのは当然の話です。
ただ、それでは夢が無いので、このスレがあるんです。
それに生涯成績ならまだまだ大山>中原>羽生です。
まして大山は70歳A級です。
大山五冠王対中原五冠王、で雌雄を決したいのです。
「不毛な議論」ではなく、「心躍る空想」だと思って大目に見て・・・・?
283 :
名無し名人:02/01/22 20:07 ID:vRpK5cCn
升田三冠vs大山五冠vs中原五冠vs米長四冠vs谷川四冠vs羽生七冠
升田……瞬発力なら最高かも。
大山……巨人。この人の場合、負ける姿を想像しにくい。
中原……突撃。。は置いといて、安定している?この中ではかなり地味か。
米長……老いた大山を打倒しきれなかったあたり、この中では最下位
谷川……瞬発力では升田に並ぶと思う。升田と二人で芸術的な棋譜を作るか?
羽生……大山城を崩す最右翼。
284 :
名無し名人:02/01/22 20:44 ID:5tkPetnq
>>283 よく特徴を捉えていて(・∀・)イイ!!
コレをどの順序で並べるのか知らんが(笑
285 :
七氏:02/01/22 22:42 ID:zBIUXStt
>55
昭和50年頃だったと思うが,名人戦が朝日新聞にあった頃,紅氏が観戦記で何人かの棋風を表す
手を書いたことがあった。大山…6一金,升田…9六角,二上…3七桂,中原…3七銀。大野九段も
あったような気がするが忘れた。
攻め将棋の升田,二上,中原が先手表記なのに対して,受け将棋の大山が後手表記なのが面白い。
それはともかく,いずれも実際の対局に数多く登場している手だと思う。9六角は,升田式石田流に
も表れた。また,1八角か3八角でもよかったかもしれないが,9六角の方が立体感があって敵陣に
睨みを利かしている感じがする。
286 :
名無し名人 :02/01/25 20:10 ID:EHzrLih0
>285
さしずめ藤井は1五歩といったところか。
287 :
名無し名人:02/01/25 20:36 ID:Xoy826Su
さしずめ先崎は3六歩といったところか。
288 :
名無し名人:02/01/25 20:44 ID:oPiy8UJo
三浦・・・8九玉 田中・・・9九玉 米長・・・9八玉
丸山・・・8五飛 佐藤・・・8一玉
いかん、そのまんまだ・・・
289 :
七氏:02/01/25 22:44 ID:I5xLK/+p
>286
藤井は,7二銀だろう。いや,5一玉か。
290 :
七氏:02/01/25 22:46 ID:I5xLK/+p
>288
8五飛は,中座だろう。
10年ぐらい前の突撃おやじは,5六飛か。
タニーは,何だろう。「フルセット沈没か?」
291 :
名無し名人:02/01/25 23:22 ID:6ebwQz/Y
先手1一玉・・・丸山
▲9九と・・・丸山
293 :
名無し名人:02/01/25 23:55 ID:sf0HXByl
>>285 大野は7八飛かも
加藤一二三は6八金直だな
294 :
名無し名人:02/01/26 00:35 ID:EAm2ovYp
タニーは2二角成か?
295 :
名無し名人:02/01/26 01:40 ID:ITXl1eKF
タニーは2八角
296 :
わかるかなあー:02/01/29 00:05 ID:HAj1ecse
先崎は5一玉
297 :
:02/02/01 06:52 ID:CV9qDsEM
阪田は1一飛
298 :
名無し名人:02/02/01 07:01 ID:HuJqp71G
羽生は96歩
299 :
名無し名人:02/02/01 08:03 ID:dFlQUKma
羽生の96歩はマニアック。高度な手渡しで米長がべた褒めしたやつですね。
300 :
名無し名人:02/02/01 08:45 ID:kXRRNCng
木村は6五飛
301 :
名無し名人:02/02/01 08:50 ID:kwpV+Rh7
加藤は一二三
302 :
名無し名人:02/02/11 04:37 ID:9FyA+R+L
このスレの全盛時代は終わったようです。これにて〆させていただきます。
お疲れ様でした。
303 :
名無し名人:02/02/11 04:46 ID:CuEKOEZH
>>302 激しく激しく激しく激しく同意。終了に大賛成。
304 :
名無し名人:02/02/11 09:12 ID:K0j4/DQp
>>26 亀レスですまん。
その筋の人、とは真剣師時代の金主(後援者)。博徒の親分だったと思う。
305 :
名無し名人:02/02/19 06:43 ID:rPgFhjrG
さしずめ先崎は4六歩といったところか。
307 :
名無し名人:02/03/01 22:35 ID:307NoEXN
307ゲット!
俺のIDを見てみろや!!
>>307 せめて306は串さして書くとかの工夫をせよ.
309 :
名無し名人:02/03/04 05:58 ID:JPuph50f
このスレ終了ってことで、
延々一人で、
全盛時代を語るスレ番外編「よーしパパ塚田正夫をかたっちゃうぞ」
やってもいい?
「名局紀行」の塚田の項、全文写すだけだけど。
反対なければやる。黙々と。
「西の升田、東の塚田」
○第6期名人戦
竜王戦の前身は十段戦だが、前前身にあたるのが、昭和二十四年に創設され、
三十六年に幕を下ろした「九段戦」である。この九段戦で大いに活躍したのが
塚田正夫だった。大山康晴を「名人戦男」と呼び、対比して塚田を「九段戦男」
と呼んだ時代があった。
塚田は大正三年八月二日、東京小石川の生まれ。六男坊だった。将棋は父や兄
に手ほどきを受け、たちまち町内一の腕前になった。
昭和二年、小学校を卒業すると当時、一家を構えたばかりだった花田長次郎の
門を叩いた。翌三年初段、七年四段、八年五段と順調に昇段を重ね、十五年、
二十五歳で早くも八段の高段を極めた。西の升田と並び称される逸材だった。
塚田の業績の中で最も輝かしいのは言うまでも無く、戦後初の名人戦で、
創設以来五期、十年にわたって君臨した木村義雄を降したことだ。
戦後新時代を象徴する社会的出来事だった。二十一年にスタートした順位戦の
A級で、塚田は十勝三敗の星を挙げて大野源一、萩原淳とともにプレーオフに
進んだ。下馬評は、歴代の雄、萩原を買う声がほとんどだったが、
塚田は二連勝で挑戦権を獲得する。
第六期名人戦(昭和二十二年)前も塚田の評価は低かった。一つ勝てば上出来
と見られていた。果たして出だしは連敗。ところが第三局が持将棋になって
流れが変わった。以後、二千日手を挟み、塚田は四連勝して
名人位をさらうのである。塚田三十二歳だった。
決定局は後手木村が横歩取りに誘った。塚田は以前木村に同じ戦法で38手の
短手数で惨敗を喫していて、シリーズ中一局は採用してくると待ち構えていた。
塚田は新機軸を披露して63手で快勝する。
名人位に就いた塚田だが、その座に重荷を感じることもしばしばだった。
そんな弱き心を戒めるためか色紙にはこう書いた。「自信を持て」この言葉を
中原誠永世十段が「単純なんだけど、とても大切なことなんだ」と語って
くれたことがあった。勝負師として欠くべからざる心構えなのだろう。
飾り気の無い塚田の人柄そのままの名台詞である。
「関西の俊英大山と対決」
○第7期名人戦
翌二十三年、初防衛の相手に大阪の俊英、二十五歳の大山康晴を迎えた。
この第七期名人戦は、関西将棋界の悲願でもある「名人の箱根越え」
が懸かってもいて大いに盛り上がった。当時の東西の対抗意識は現在からは
想像もできない。殊に対局料はじめあらゆる面で恵まれていなかった
関西将棋の打倒東京への思いは怨念に近いものがあった。
対局場は殺気立っていたという。一局ごとに東西から理事が出向き、記録係も
両陣営から一人ずつ選ばれた。
塚田の●○○●という推移で天王山の第五局は千日手になった。
翌日の指し直し局を前に、東京の理事から「再度千日手になったら、
対局場を改めたい」という提言があったが寡黙で控えめだった青年大山が
「勝手な変更は承服できない」と言い放った、と伝えられている。
場の雰囲気は容易に察しがつくだろう。指し直し局は塚田が制する。
迎えて第六局。前日散髪に出かけた塚田は、お寺の境内で少年たちが
野球に興じているのが目に入った。その姿をぼんやりと眺めながら塚田は
知らず知らず明日の作戦を考えていた。腹を決めて我に帰ると
「ほんのわずかのような気がしたんですが、三時間もたっていたんです」
という。塚田は一途で、浮世離れしたところもあった。
先手塚田は相掛りの出だしから飛車先の歩を交換する前に1筋の歩を突いた。
これが前日考え抜いた順だった。端歩の具合で浮き飛車か引き飛車か
決めようという高等戦術である。
塚田が先行し、手に乗って大山が切り返し、盤上に火花が散った。
終盤に入って、大山に勝ち筋が出たが、「寄せの塚田」が上回った。
最後は鮮やかな即詰めに切って落とす。
137手、初防衛を決め、塚田の声望はますますあがった。
「木村との再戦」
○第8期名人戦
塚田は翌二十四年、挑戦者に雌伏二年、雪辱を期す四十四歳の木村を迎えた。
第8期名人戦はファンというファンが木村名人を待望していた。
日本は敗戦の痛手から立ち直っておらず、この年は下山、三鷹、松川と大事件が
続発し、物情騒然としてもいて、人々は木村に古きよき時代を
ダブらせていのである。
この年の名人戦は五番勝負に短縮されて行われた。前述したように我が国は
貧しく混乱もしていたからである。塚田の○●○●という推移で最終局に
もつれ込み、大いに盛り上がった。対局場に皇居内の「済寧館」が選ばれたのも
人気に拍車をかけた。
腰掛け銀に進み中盤、先手木村は飛車が4九にいるのに5八の金を4七に
あがった。いかにも重い形。が、この金上がりこそ木村自ら「霊感の一手」
という勝負手だった。十数手後、塚田は応手を誤り形成を損ねる。
塚田は恋々としていなかった。詰みまで程遠い段階で投げてしまう。
興味を抱いた昭和天皇が塚田側を持って従事と指し継がれてお勝ちになり
たいそう喜ばれた、という有名なエピソードが残っている。
潔く投了して、その夜は棋士仲間と屈託無く飲み明かした塚田だったが、
帰路に就き、自宅の前まで来て無心で遊んでいる我が子の姿が目に入ると
崩れるようにその場に座り込んで涙ぐんだ、という。
最愛の者を目の当たりにして、押し殺していたものが堰を切ってほとばしり
出たに違いない。飄々と見えても、塚田は勝負の世界に生きる人間だった。
「勝つことは偉いことだ」
○九段挑戦
昭和二十四年、名人位を木村に奪い返されてから塚田は低迷が続いた。
この年の秋には第二のタイトル九段戦が生まれ、
翌二十五年には王将戦も設立されたが縁が無かった。
このころから塚田は色紙に好んで「勝つことは偉いことだ」と揮毫した。
「自分の立場、心境をありのままに書いたものです」という。
色紙の文句は、漢書などからもっともらしい箴言を引っ張り出して来る例が
多いが、塚田は等身大の自分を表現した。それが本当だと思った。
飾らない人だった。
ようやく塚田がチャンスを掴んだのが第3期九段戦である。
二十七年秋のことだった。この年は夏に名人位を失った木村が引退して
新時代が始まっていた。三大タイトルの保持者は、名人・九段が大山、
王将が升田である。
九段戦は前述の通り二十四年に発足した。1,2期はAB級棋士だけで
戦われたがこの年度、規模を拡大して全棋士参加の公式タイトル戦に
昇格していた。ただし、前期の名人は除かれていて、そのかわり新九段との間で
日本一決定戦が行われるシステムをとった。この点は従来通りだった。
本戦トーナメントの準々決勝三番勝負から出場した塚田は小泉八段、大野八段
と破り、決勝でも升田を○●○で降して挑戦権を獲得した。
塚田にとって大野は苦手のひとりであり、升田とははっきり分が悪かった。
塚田はようやく不振から抜け出していた。
「両雄譲らず」
○第1〜4局
名人戦に敗れて三年、塚田は第三期九段戦で挑戦権を得てようやく大舞台に
立った。昭和二十七年秋のことだった。迎え撃つのはこの年の夏、
名人位も戴いた大山。第一人者の地歩を固めつつあった。
下馬評は、充実著しい二冠王だったと想像するだろうが、
そうではなくほぼ互角だった。塚田が大山に相性が良かったからだ。
四年前の名人戦が好例だが、前年もA級順位戦、王将リーグといった
大切な将棋を勝っていた。当時の九段戦は五番勝負で、持ち時間八時間の
二日制、十月末、幕を開けた。
第一局は大山の先手で矢倉戦。大山の作戦勝ちだったが、塚田は△2二角
という自陣角で難局を打開すると最短手順で寄せ切った。
「大事な勝負にもかかわらず、危険を冒しても最短距離で勝とうとする
気持ちは、日ごろの信念を貫く者として、芸に徹する貴重な姿といえよう」
大山は自戦記の中で塚田をこう賞賛している。現代棋士でいえば
谷川王将(※書かれた当時)のような華麗な寄せが塚田将棋の神髄であった。
第二局は相掛かり。先攻した塚田は大山の反撃をいなして必勝態勢を築いた。
ところが二度に渡り大ミスをしでかして、最後は頓死。「馬鹿な話だ」
恬淡とした塚田も思わず嘆いたという。
第三局は飛先交換型の腰掛け銀。指せる分れを作った先手大山が一気に決めに
出たのが悪く、続いて銀損の勝負手を放ったものの短兵急だった。
大山は持ち味の辛抱を欠いた。
「粘る指し方は当たれば良いが、そうでないと惨めな負け方になる。
名人という立場がそんな負け方を否定する・・・」と述べている。
最高位に就いての初のタイトル戦。大山に肩肘張った部分があったようだ。
第四局はカド番の大山が踏ん張り千日手のすえ勝ち。指し直し局は
矢倉から先手大山が豪快に攻め倒した将棋だった。
「一番うれしい」
○最終第五局
決着局の行われたのは暮れも押し詰まった二十九日、大阪市郊外の「羽衣荘」
大山の顔は青白く、反対に塚田は朱に染まっていた、という。
前局が終わってから一週間、塚田は初手を2六歩にするか7六歩にするか
で悩み続けた、と打ち明けている。先番は塚田で決まっていた。
現行では振り駒だが、当時は千日手指し直しを一局と見倣していて
大山先手局を三番と数え、先後の番数を両者同数に揃えたためである。
交互の順を当て嵌めるだけだった。ともかく、塚田は将棋の虫だった。
一週間の結論は2六歩だった。以下、微妙な駆け引きの末に戦系は
矢倉模様に落ち着いた。小競り合いの後、塚田は4五歩と打って出る。
「のるかそるかの勝負手だった」という。
局面はたちまち終盤戦に入った。
優劣は不明だった。明暗を分けたのが、龍に当てて大山が銀を
打った場面。塚田は龍を切って捨てた。強手。大山は龍を逃げると
踏んでいたようだ。塚田は受けの達人を誤らせたのである。形勢は傾いた。
深夜一時四十五分、新九段が誕生した。塚田三十八歳だった。
「今までで一番うれしかったよ。名人になった時よりもね。あの時は
恐れ多くて返上も考えた。今回はそんな気持ちがないんでね・・」
後日、塚田はこう喜びを語っている。
「鬼才花村と戦う」
○第四期九段戦
塚田は三年半ぶりの戴冠を果たす。一方、大山にとっては生涯に悔いを
のこす敗戦だった。永世九段を逃しただけではない。三ヵ月後には王将位にも
就いているのだから史上初の三冠王にもなり損ねたわけだ。第三期九段戦は
結果的に歴史を塗り替えた大勝負だった。
新九段と前期名人との三番勝負は、塚田が引退して十四世名人を名乗る
木村をストレートで降している。記念対局的な印象を受けようがそうではなく
「秩父宮杯」という冠称をいただく日本一の座を懸けた真剣勝負の場だった。
この「秩父宮杯」と「九段戦」を合わせて「全日本選手権」と呼ぶのが
この棋戦の正式名称なのである。
翌二十八年度、塚田は挑戦者に異色棋士花村元司八段を迎えた。
花村は大正六年、浜松市の生まれ。真剣師として鳴らし、十九年に
異例の五段試験将棋を受けて若手棋士相手に四勝二敗と勝ち越し
プロ入りを許された。当初こそ「素人将棋」と軽視されたものの、
この数年間の充実は著しく前年にはA級八段の座を勝ち取っていた。
花村のとっての初の桧舞台である。燃えていた。初戦、相掛かりに誘った
先手花村は序盤早々、9筋を突き越し次いで飛車を3六に寄せた。
後に角田八段丸田九段らによって改良が加えられたひねり飛車の原型とも
言える駒組み。用意の秘策だった。たちまち大立ち回りが演じられたが、
塚田が花村の肉薄をかわし切った。超早指しで鳴らした花村が
持ち時間八時間のうち七時間半近くを費やす意欲も実らなかった。
塚田に一日の長があった。第二、第三局は塚田の快勝。
既に花村将棋を手の内に入れていた。塚田は危なげなく初防衛を果たした。
しかし後年、花村に絶体絶命の窮地においこまれるのである・・・
「天才松田と闘う」
花村八段をストレートで退けて初防衛を果たす。が、続く秩父宮杯を争う
大山名人との五番勝負は棒で負けた。塚田三十九歳。
難しい年齢に差し掛かっていた。
翌第五期、永世九段の座を懸けた戦いである。塚田は挑戦者に松田茂行八段
を迎えた。松田は大正十年、鳥取の生まれ。昭和十年、十四歳の時上京して
金子金五郎の門を叩く。十五年、十八歳で四段、十六年五段、同年六段、
十七年入隊。二十一年復員して第一期順位戦にB級で参加。二十二年七段、
二十六年八段。
棋界入り前から天才の誉れ高く、「鳥取のダイヤモンド」の異名を取った。
五段のときには七、八段を平手で片っ端から破って「八段殺し」と呼ばれた。
五段時代の有名なエピソードに大山康晴五段との東西青年対決がある。松田の
完勝だった。終わって、この勝負を取り仕切った旦那が「弱いのは嫌いでね」
と松田だけを連れて料亭に向かった。ひとり残された大山は泣いた。
後年こう述懐している。「あのときの松田さんの羽織の紐の鮮やかな紫色が
今も目に焼きついている・・・・・・・」
この世代に共通することだが、松田にとって残念だったのが五年に及ぶ
軍隊生活である。見る影も無いほどやせ細った復員姿だったという。
将棋もかつての精細を欠いた。天才松田にとって約束されたようなA級の座を
射止めるのに五年も要した。
が、この年松田は見事に復活した。この九段戦は準々決勝から出場して高柳八段
丸田八段、升田八段という強敵相手の三番勝負を全てストレートで勝った。
さらに塚田との五番勝負のさなか王将リーグを七連勝しで制して大山王将への
挑戦権も握る。当時三十三歳、向かうところ敵なしだった。
一方塚田はかつて無いスランプに悩まされていた。「全八段戦」決勝で
坂谷八段に連敗を喫するなど黒星続きだった。塚田四十歳・・・
限界説もささやかれていた。
時の勢いは挑戦者が断然上回っている。下馬評は奪取の声で溢れていた。
「九段戦だけは死に物狂いで頑張る・・・」
抱負を聞かれて塚田はこう答えている。
「名人に競り勝つ」
松田八段を退けて永世九段の座を射止めた塚田は、続いて大山との
「名人・九段五番勝負」に望んだ。二人の対戦成績はここまで十四勝十四敗。
前年のこの五番勝負では三連勝して星の上では五分に漕ぎ着けた大山では
あるが、内容的にはしてやられ放しだった、と言っていい。
第七期名人戦(昭和二十三年)、第三期九段戦(昭和二十七年)という
二つのタイトル戦だけでなく、もうひとつ大きな借りが大山にはあった。
二十五年から二十六年にわたり王将リーグで三連敗して半香に追い込まれた
のである。当時はリーグ内にも差し込み制が導入されていた。その後規約が
変わり実現しなかったものの大山にとって屈辱の記録が残った。
王将位を併せ持つ第一人者の立場からも大山は、打倒塚田に燃えていたに
違いない。一方、塚田にとっても棋界初の永世九段としての門出である。
双方譲れない勝負だった。
果たして五番勝負は一進一退の白熱戦となった。第一局は大山の勝ち。
第二、第三局と塚田が連勝、第四局は大山が返した。
最終第五局が行われたのは三十年一月二十七日。後手大山が
「三年ぶりでしょうか」と語る三間飛車に構えた。塚田が苦手としていた
大野八段の得意戦法である。大山の心理作戦でもあったろう。
が、塚田は臆さなかった。銀二枚と飛車の交換という駒損で大駒をさばくと
大山に二枚腰を許さず一気に寄せ切ってしまうのである。
寄せの塚田の会心作だった。
このシリーズ以後、塚田は大山に番勝負で勝っていない。前年の三連敗
と併せると当時、盤上の技術では既に大山が塚田を凌駕していたはずである。
永世九段を汚すまいとする塚田の思いが上回ったとは言えまいか。
「ほっとしました」局後の勝者の感想は、はにかんだような一言だけだった。
「寄せの塚田」
○第五期九段戦
昭和二十九年の第五期九段戦、永世九段を懸ける塚田は、挑戦者に松田茂行八段
を迎えた。王将挑戦も握るなど破竹の勢いの松田に対し、塚田はどん底状態だっ
た十一月九日、五番勝負開幕。持ち時間各八時間の一日指し切り制である。
先手松田は中飛車。松田は豪快な性格と、性格そのままの奔放な将棋から
「ムチャ茂」の異名をとった。そのムチャ茂が心血を注いだ戦法が中飛車である
ムチャ茂の力強い押さえ込み策に塚田は屈服を余儀なくされた。
が、一瞬のスキを突き、銀のただ捨ての強手を放って飛車のさばきをつけた。
屈服していた塚田陣が伸び伸びと躍動し始める。塚田は自分の差し回しを
「屈伸戦法」と呼んでいた。退いたと見せてバネ仕掛けのような鋭い反発に
移るのが身上だった。
終局、翌午前四時二十分。「中飛車で負けたことはほとんどなかった・・・」
松田はこう呟いた、という。挑戦者の勢いを止めただけでなく、塚田はその
十八番戦法も打破したのである。不調感の払拭にもつながる大きな先勝だった。
第二局は相掛かりから終盤勝負にもつれ込んだ。塚田は詰めろをかけられ
敵玉を詰ます他無くなった。追う塚田。逃げる松田。塚田の6四金捨てに
松田は同香と応じた。敗着。玉をかわせば詰まなかったのだ。
終局はまた午前四時を回った。 必勝局を松田がトン死で失ったとも言えようが
難解極まる寄せ合いだった。まして一昼夜に及ぼうかという闘いである。
松田の自戦記は「結局、力負けで勝ちきれなかった一戦であった」
と結ばれている。「寄せの塚田」の鋭い肉薄を讃えるべきだろう。
続く第三局、連勝して塚田は「気分的に楽だった」と振り返っている。
矢倉に進んだ終盤、寄せの塚田が冴えた。
十一月二十九日午前三時、永世九段が誕生した。
「永世九段の名を辱めないよう精進したい」
談話を求められた塚田の答えはこれだけ。無口な人だった。
「九段位をあけわたす」
○第6・7期九段戦
塚田は九段防衛が近づくと、目の無かった酒も控え万全を期したという。
当時、他棋戦では特筆すべき仕事をしていない。齢四十に達し残り少ない
棋士人生を、この九段戦に懸けていた。
松田八段を退けて永世九段に就き、続く大山との「名人九段戦」も制した
塚田は、翌第6期、再び花村八段の挑戦を受けた。二年前はストレート勝ち
したが以後、「妖刀」花村の指し回しは一段と磨きがかかっていた。
「今度は私も少しは強くなっていますから」花村本人も自身満々だった。
三十一年二月、五番勝負は始まった。
初戦、塚田は序盤早々に花村の仕掛けた罠に落ち、なすすべくもなく土俵を
割った。第二局は必勝局を王手飛車を食らって落とすという大失態を演じた。
その瞬間塚田は「アッ」と叫んだという。 続く第三戦、花村の無造作な駒組に
乗じ、塚田は労せずして優位に立ち、そのまま押し切った。
「うちひしがれた私を叩く絶好のチャンスを花村氏は逸した」(塚田自戦記)
のである。「自身を取り戻した」塚田は、第四戦に快勝すると最終戦も
「思う存分戦うことが出来て」ものにする。カド番からの三連勝は
棋界初の快事だった。長蛇を逸した花村は「九段位を奪われたような気持ちだ」
という名台詞を残している。
続く大山との「名人九段戦」に塚田は三連敗した。
防衛戦に精も根も使い果たしたためという見方もあったが、
大山の方も王将戦で升田にタイトルを奪われたばかりか、香落ちで負かされる
という痛手を被った直後だった。単純に、大山の力が上回っていたからだろう。
力の衰えは隠せなくなっていた。
翌第7期、名人のトーナメント参加が実現して「名人九段戦」は廃止され、
代わりにタイトル戦が七番勝負となった。制度改革に伴い
塚田は九段位を返上して準々決勝から参戦し、高島・花村両八段を降して
決勝七番勝負に駒を進めた。
一方の山から勝ち上がってきたのは升田である。升田は全盛期を迎えていた。
直前の王将戦では大山を返り討ちにしている。
それに、もともと塚田は升田に相性が悪かった。先勝したものの以後、四連敗。
三十二年四月十九日、塚田は四期保持した九段位を明渡した。
「名誉十段贈呈」
塚田のもとに赤紙が届いたとき母親は
「正夫が戦争に行くようじゃ日本は負けね」とつぶやいたという。
不器用な上に口下手で世故にうとかった。ポットからお湯も注げなかった
らしい。名人になってから夫妻でNHKのインタビューを受けた際、
専ら三千子夫人が受け答えをして、塚田はただ一言「えへん」と発しただけ
だったという有名なエピソードがある。
酒をこよなく愛したが、棋士仲間と飲むときはたとえ後輩でも「ワリカン」を
かたくなに通した。「けちだ」という噂は気に留めなかった。
勝負を争う者との間で貸し借りが生じるのを嫌ったのである。
塚田にとって重要なのは世間体よりも自分の信条、価値観だった。
内なる世界を大切にした人だったとも言えよう。
塚田の豊かな内面生活を物語るのが詰将棋の創作である。
作図数は万を超えるとも言われている。塚田の遺した不朽の遺産である。
「自然体と詰め将棋の融合」を目指しその簡潔な表現は俳諧の趣を漂わせている
塚田が棋界の頂点にあった期間は、昭和二十二年の名人就位から三十二年に
升田に九段位を奪われるまでの十年余りと比較的短かった。
それでもその後も通算二十八年に渡りA級を張って一流棋士の地位を守り続けた
五十二年十二月三十日、現役のまま肝臓癌で逝った。
享年六十三歳。九段戦の偉業をたたえ連盟は「名誉十段」を贈っている。
絶局は同月十三日の花村とのB1順位戦。花村が昇級戦線に絡んでいて
「不戦敗では後味が悪い」と言い張って聞かず病院を抜け出して戦った。
義理堅く、ケジメをつけなければすまない性分でもあった。
最後の言葉は「俺の扇子持って来い、財布出せ」だった。
対局に出かける夢を見ながら、塚田は、息を引き取った。
結局意見も聞かず、最後まで勝手に書き切りました。ごめんなさい。
319 :
名無し名人:02/03/08 00:07 ID:se5/2YMq
全盛期で言えば、升田より中原の方が強いだろう。
羽生=大山≧中原
最高勝率持っているし。
321 :
名無し名人:02/03/11 18:14 ID:oRognkCN
310-317 読み入りました。ありがとうございます。
322 :
名無し名人:02/03/11 19:03 ID:21EizVbT
藤井の全盛期は強かったなあ。
竜王戦で羽生の挑戦もしりぞけたし。
323 :
名無し名人:02/03/11 19:12 ID:WdRsLx72
324 :
椎橋金司:02/03/11 20:38 ID:Y2ubUBC0
325 :
名無し名人:02/03/12 00:44 ID:2WvOz1UZ
326 :
名無し名人:02/03/12 00:49 ID:wXPiEgCA
羽生は全盛期を越したかな?
佐藤康と森内の全盛期はいつなんだろう?
327 :
名無し名人:02/03/13 20:18 ID:FF8ugnPn
森内ってタイトルとれないよねえ。
挑戦もあまりないしね。
でもまったくない先崎に比べればましか。
328 :
名無し名人:02/03/14 14:38 ID:fQH1uiRA
たしか森内は名人戦で羽生と対戦したはず。
他にはあったかな。
329 :
名無し名人:02/03/14 15:18 ID:DIO9A2U9
>>322 藤井たんのすごいところは、羽生「挑戦者」を相手に見事防衛したところ
意外に防衛はタニーの王将(1994年)と
藤井たんの竜王(2000年)しかない (多分あってると思うけど)
というか、羽生たんからタイトル奪取・防衛したのって
5人(藤井・タニー・キウイ・郷田・ひろゆき)しかいないけどね
まして、純粋な振り飛車党でタイトル取ったっていうのは
ここ数年では彼しかいないから、大山先生みたいになる可能性もあるから
もうちょい今期はがんばってほしいと思うね
330 :
名無し名人:02/03/14 15:26 ID:jBtkNRuL
本当に羽生と大山ってどっちのが強いんだろうね。
過去の対戦は羽生は上り坂、大山は最晩年なので
全盛時代同士での番勝負が見てみたいなあ・・
331 :
名無し名人:02/03/14 16:00 ID:qQJs83eZ
大山の時代は対局数もそれほど多くなかった
羽生の時代は物凄い対局数とタイトル数。
つまり比較はできないってこと。どっちも凄いんだよ。
332 :
椎橋金司:02/03/15 22:27 ID:VDGyZXi3
333 :
名無し名人:02/03/16 00:00 ID:OZ82jhMr
コタツデ
∧∧ <333ゲット〜〜〜〜〜
(゚Д゚ )
/ ̄ ̄旦/ヽ;;;⌒`)
/___/ ※/)≡=-;;;⌒`)⌒`)
/ ※ ※ ※ ※ // ≡≡≡≡= -;;;⌒`)⌒`)
(ー―――――_,ノ ≡=⌒`);;;⌒`)≡=-⌒`)
中原の年間最高勝率って、いつ頃で、どれ位の数字なんですか?
8割くらい?
335 :
名無し名人:02/03/18 15:46 ID:dltvshp5
8割5分は行ってるんじゃ・・・?
根拠ないけど。
336 :
名無し名人:02/03/18 16:06 ID:kJQQuwAx
.855
ではそろそろ「全盛時代を語るスレ 番外編2 不運の天才土居」を・・・
338 :
名無し名人:02/03/30 10:19 ID:mbBtyPw/
羽生対升田
339 :
名無し名人:
羽生対升田第一局
角替わりの序盤に升田が新構想を披露。中盤早々優位に立つ。
しかし一気に決めに行き、急ぎすぎの無理から羽生にしのがれ羽生勝ち
羽生対升田第二局
羽生が意地を張って相振り。難解な中盤戦のさなか
升田の奇手が炸裂!そのまま押し切るかに思えたが
升田に楽観からのポカが出て羽生勝ち
羽生対升田第三局
羽生の85飛。升田は「なんじゃこりゃ?」と苦吟の表情。
それでもさすがは升田、決定的に悪くなる順は取らない。
定跡研究の範囲で升田不利と思われていた局面から、升田の鬼手が炸裂
実際はまだまだ難解だったのだが羽生が間違えて升田勝勢に。
最後に羽生の形作りの王手。升田が「合い駒をするまでも無いな・・」
と玉をひょいと46に。羽生が一言「それ・・・詰みますよ・・?」
升田頓死
羽生対升田第四局
今度は研究してきたぞ、という升田が藤井システムを採用。
羽生のミレニアムとの対抗形に。升田新手からミレニアムに迫り
検討陣の結論は升田勝ち。ここで羽生がと金捨てのマジック
取ればそのまま升田勝ちなのに、馬を切って強襲。結局無理で升田勝ちを逃す。
羽生対升田第五局・・・