2 :
名無し名人:
理事改選に伴い、初の女性会長が誕生した。
坂東香奈子女流二級は「なんで私が・・・」と困惑の色を隠せない.....(以下略
本間博 竜王・名人は三冠目に狙いを定め....(以下略
3 :
名無し名人:01/11/09 21:25 ID:Ur0QpZKo
第75期A級順位戦
1 行方尚史 九段
2 石田和男 棋聖
3 加藤一二三 十五段 ○
4 森下卓 九段
5 酷麻呂 八段
6 塞木公司 八段
7 John Pentiumkiller 八段 ●
8 丸山忠久 十八世名人
9 土佐浩司 王座
10 森内俊之 森将
第七十五期順位戦が開幕した。 勝率九割で絶好調の土佐王座と、姓に「森」の字が
つく棋士のみで戦われるタイトル「森将」を獲得した森内が昇級してきた。
一回戦が一局だけ行われた。特例で勝ち星による無制限段位が認められた加藤は、
昨年度までに十五段を達成した。その加藤に対するJohn Pentiumkillerは昨年度は塞木八段
が最終局の日に引きこもっていたため不戦敗となり、辛くも残留をおさめていた。
(
>>4に続く)
4 :
名無し名人:01/11/09 21:25 ID:O769WWBh
こんばんは(^^)/
5 :
3のつづき:01/11/09 21:25 ID:Ur0QpZKo
加藤は例によって、最近多用している未知の戦法「棒桂戦法」を趣向。
棒桂をするには桂馬を取らなければならぬので、序盤は桂馬を取ろうとする加藤と
それを守るPentiumkillerとの、桂馬を巡る攻防が繰り広げられた。
75手目に加藤は飛車を切って念願の桂馬を手にした。
控え室ではこの時点で加藤勝ちのムードが漂っていた。
しかし、一手指すごとにことわざを口走るPentiumkillerもなかなか決め手を与えない。
終盤にさしかかると、特別対局室は地獄絵図と化した。
加藤十五段はPentiumkillerの背後にまわりこみ、例によって局面を反対側
から眺めた。そのとき加藤の年々長くなっていきネクタイが、Pentiumkillerの汗まみれの
スキンヘッドにへばりついた。しかし、二人ともそんなことは全く意に介さない。
加藤が自分の席に戻ろうとしたとき、ネクタイがPentiumkillerの頭の上でぬるっと
滑り、その汗を記録係の奨励会員に飛ばした。その奨励会員は横で蜜柑を食べながら
観戦している米長永世棋聖がとばす汁もかけられて、もはやずぶぬれである。
・・・・(中略)・・加藤は終盤、奇跡の57手詰めを発見していたが、脱衣将棋の会場
と勘違いしたNが突撃してきた拍子に、詰み筋が一瞬頭から消えてしまう。既に双方一分
将棋であったため、加藤は仕方なく必至をかけた。Pentiumkillerは例によって叫びながら
王手で迫ったが、ぎりぎりで詰まず、加藤が勝ちをおさめた。
次の塞木八段 対 丸山十八世名人の対決は、二人とも家から出るのが面倒ということで
初のネット対局になるかもしれないということである。