電動シャッター
停電になると、シャッターが開けられなくなるかと思う。
でも大丈夫。トステムのやつは内部でクラッチを開放すると
手動で開けられるようになる。
電動シャッターは下まで降りると、歯車の爪クラッチによりロックがかかるので、
並大抵の力では動かない(設計以上の力がかかると壊れる)。セキュリティの
向上に優れているが、これでも困ることがある。火災の際、消防隊が入る場合などだ。
そこで当然、消防自動車のホースの水圧でシャッターが開くような設計のものも出た。
それがない場合は、事故車のひしゃげたドアを開けるために使うポートタワーと呼ばれる
機械を使うか、エンジンカッターを使って破壊することになるがやむを得ない。
とある電動シャッターの中には、設計以上の負荷がかかると、歯車が壊れるようになっているものもある。
このように壊れた場合は、ギアボックスと歯車の修理だけで済み、電動機の交換はしなくて済む。
フォードT型の後輪のサスペンションも、設計以上の荷重がかかるとあえて壊れるように設計されているのと同じだ。
こうして壊れた場合は、後輪を持ち上げて前輪だけで支えてのレッカー移動が可能。