お礼がちょっと遅くなってしまいましたが、
ジェイクさん、丁寧な回答ありがとうございました。
私がブート業界に抱いている恨みは消えませんが、ジェイクさんの回答で
ここ数年のブート業界の流れを自分なりに総括することができました。
>この業界の流通商品には少数だからこそ得られる、
>満足感(マニア心)に支えられている側面ですら見受けられます。
こういうマニアの方々が現在の主流であるということは最近ようやく
理解できました。beatlegにも以前「教養としてロックを聴いている
人が増えている」というような文が載っていましたが、新しいタイプ
のロックファンが増えたということですね。
>例えば“コレクターズ・アイテム”として高価なCDを手に入れて、
>そのCDを聴かないかたもいます
>また最初から投機的な目的でご購入なさっているかたもいます
こんなの”ロック的じゃない”と思って強い反発心を抱いていましたが、
こういうのはもはや自分と価値観が180度異なる、まったく違うジャンル
の趣味の世界であるので、こういう人たちに対してとやかく言うべきでは
ないのだなと最近思うようになりました。
自分のような音楽ファンレベルだがブートを聴きたいと思う人が少数派である
以上は業者に期待せずに自分で別の方法(MP3やCD-Rトレードなど)を探す
しかないんですね。
ただ、今月号のWAX HEDSZにある「金銭的な理由でこのシリーズ(GET BACK
SESSION関連)を一枚も購入できません」という書きこみを見ると心が痛みます。
僕もこの関連の記事は「自分には縁のない記事だ」と思ってほとんど読まなかった
のですが、MP3ブートで「Thirty days」「Day By Day」を買ってから関連記事
を興味深く読むことができました。投書した北海道の方にMP3ブート教えてあげ
たいと思いました。