1 :
ヒャートルス :
2001/06/16(土) 19:30 サージェントペパーロンリーハーツクラブバンドがいまいち好きになれません このアルバムは本当に名作なんでしょうか?
2 :
ヒャートルス :2001/06/16(土) 19:32
「ズ」が抜けてました(失礼)
俺もアビーロードとかホワイトのほうが好きだなあ。 でもコンセプトアルバムとして評価されてるんじゃん? いい曲はいくつかあるけどポール色が強いよね。ジョージがやる気ないし。 「ア・デイ・イン・ザ・ライフ」があるだけで名盤になったのかも??
4 :
蕎麦屋(寄り道中) :2001/06/16(土) 19:49
「コレ、何の音?」っていう不思議な音満載で好きッス!(「ミスターカイト」とか) 意図的にトータルアルバムにしたとか、単に適当に並べただけとか、意見が分かれますが、ついつい最初から最後まで通して聴いてしまうアルバムです。
好き嫌いはあるでしょう。でも、歴史に残るのは これしかない。 ところで、君たち、スターリンを知ってる? フルフチョフを知ってる? そんなものです。
6 :
ーロー :2001/06/16(土) 19:56
作った当時の音楽水準からすると驚異的な名作だったようだね。 録音がまずよかった、というのも背景にあるそうな。 また、ライブをやめたビートルズがアイドルからアーティストとして華麗にイメージチェンジしたというイメージも大きかったのだろうと予想される。 ヒゲ面で出てるしね。 チャート、セールス的にも当時としては驚異的な成功だったようだ。 ホワイトアルバムやアビィロードもSGTの大成功がなければなかったろうね。
7 :
ヒャートルス :2001/06/16(土) 20:00
何回も聞いていればその内好きになっていくタイプのアルバム だと聞いた事があるのですが本当でしょうか?
8 :
オペレーターB(スピード狂) :2001/06/16(土) 20:08
とびきりキャッチーな曲を期待すると裏切られるかも知れません。
ありそうでなかったド・ストレートなスレッドだっ!!!!!
10 :
ホワイトアルバムさん :2001/06/17(日) 10:46
age
11 :
りごれっと :2001/06/17(日) 10:54
She's Leaving Homeは名曲だと思うけど。歌詞がいい。 With A Little Help From My FriendsとA Day In The Lifeの 歌ってるベースが好き。
好きになるまで最も聞き込みが必要だった ビートルズのアルバムだったのは確か。 はまったら虜になるけど。 入門盤としては絶対に勧められない。
13 :
ホワイトアルバムさん :2001/06/17(日) 12:41
14 :
ホワイトアルバムさん :2001/06/17(日) 12:58
>>13 A HARD DAY'S NIGHTかRUBBER SOUL
15 :
ホワイトアルバムさん :2001/06/17(日) 14:41
16 :
ホワイトアルバムさん :2001/06/17(日) 14:47
15に激しく同意。
17 :
ホワイトアルバムさん :2001/06/17(日) 16:07
良くも悪くも時代を象徴するアルバムではある。 ロックンロールのミュージシャンが「アーティスト」になったその時代の。 最先端のファッションほどあっという間に古びてしまうように、時代を 越えられるほどではなかった…かも知れない。A Day In The Life は名作 だと漏れも思うけど。
18 :
ホワイトアルバムさん :2001/06/17(日) 16:44
おれ、赤盤しか聞いた事なくて、オリジナルアルバムで初めて聞いたのが このアルバム。衝撃だった。それ以来ビートルズファン。 でもこれが初めてでファンになるってめずらしいのかね(赤の時はファンにならなかった)。 確かに今考えると初心者にはどうかって気がするけど。。。 おれ、ロック聞く人じゃなかったから、固定概念があって、こんな ロックアルバムもあるんだー!!と衝撃だったのかも。
19 :
トビ氏 :2001/06/17(日) 17:26
LPだと歌詞が赤い紙に印刷されてるけど、 読んでいるとだんだんと頭がくらくらしてくる。 紙から目を離した瞬間はめまいがする。 あれはきっと、クスリの効果を表現したかったんだろうな。 それと、モノラルLP盤のLucyはサビの部分のVoの音がより幻惑的で、 ちょっとやり過ぎた、と本人達も思ったんじゃないかな。
>>19 レコードジャケットの裏でしょう。げーこくでは、歌詞カードが
無いのが普通で、歌詞をプリントしたのは当時珍しかったと聞いてます。
間違いかな。 A Day In The Life の 後に 変な音(ドレミファソラシド ?)
音が入ってます。聞いたことある?
21 :
蕎麦屋(帰還中) :2001/06/17(日) 21:26
>>20 さん
確か、逆回転で再生してるんですよね?
アッシには、ポールらしき声で
「ねう゛ぁこしえにおぬうぇ ねう゛ぁこしえにおぬうぇ・・・」
って聞こえます・・・
22 :
アルンハイム :2001/06/17(日) 23:18
>>21 I Never Could See Any Other Way…だったかな?
「他に方法を思いつかなかったんだよぉ〜」ですかね(笑)。
一応アレってSGT.Pepper Inner Grooveとかいうタイトル
らしいです。
23 :
トビ氏 :2001/06/17(日) 23:25
>>21 それ、モノラルLPには入っていなかったような気がします。
24 :
ホワイトアルバムさん :2001/06/17(日) 23:58
>>22 言おうとしていたことを全て書かれてしまった...
うしろで「たららんらー」みたいな歌声も混じってますよね。
25 :
アルンハイム :2001/06/18(月) 00:18
26 :
ホワイトアルバムさん :2001/06/18(月) 00:31
76〜77年くらいまでは日本盤にもちゃんと入ってたよ その後カットされてCDでまた復活したそうだ
27 :
トビ氏 :2001/06/18(月) 00:46
>>26 それで、LPレアリティーズのどっちかに入ってるんですね。
28 :
ホワイトアルバムさん :2001/06/18(月) 05:37
29 :
ホワイトアルバムさん :2001/06/18(月) 06:47
レアリティーズってインチキ臭い。 オフィシャルなんだけど。
30 :
ホワイトアルバムさん :2001/06/18(月) 07:28
>>20〜24さん みなさん細かいところまで聴いていらっしゃいますねー。 その部分の直前には、何やら超音波のような音が聞こえますが・・・あれも意図的なんでしょうか?
31 :
ホワイトアルバムさん :2001/06/18(月) 07:49
>>30 チーッという感じの音がかすかに聞こえますよね。
あれは人間には聞こえなくて、イヌには聞こえるという
周波数の音なんだそうですよ。
イヌにはちゃんと聞こえるそうです。
32 :
ホワイトアルバムさん :2001/06/18(月) 09:14
モノラルLP は 存在したのですか。LPを買ったのが1973年頃。 ステレオでした。A day in the life で 声が左右に動いてた。
33 :
トビ氏 :2001/06/18(月) 11:20
休憩時間に失礼。
>>32 1981年に、PLEASEからYELLOWまでの10枚が、オリジナルモノラルミックスで
限定赤ビニール盤として、東芝EMIからリリースされました。
当時中学生だった私、SGTとホワイトは、ステレオ盤よりも先にそっちを買って聴き込みました。
そのシリーズのうちWITHとYELLOWだけ当時買わなかったのですが、
現在、中古で、帯付なら1万円前後するそうです。買っときゃよかった・・・
34 :
ホワイトアルバムさん :2001/06/18(月) 13:13
>>33 ありがとうございました。その頃は、ビートルズは全部持っていたので
興味がなかったのかな。記憶にない。
Police を 聞いてた。SGT.Pepper Inner Grooveは 米国のLPには
入ってなかったそうです。 それで Rare に 入れたんでしょう。
35 :
ホワイトアルバムさん :2001/06/18(月) 13:24
このアルバムは、当時、相当衝撃的だったらしい。 ジミヘンは、ロンドンの最初のギグで、SGT の 1曲目でスタート。 SGT発売後3日目で、聞きに行ったポールが驚いたという。 ビーチボーイズの Good Vibration は SGT への アンサーソング? それともビーチボーイズの方が早かったかな。 Stones の 100万光年の孤独 も SGTの影響が強い。
36 :
ホワイトアルバムさん :2001/06/18(月) 13:40
ビートルズのレコードで最初か2枚目に買ったのがSgt.です。
'81年か'82年に買ったと思いますが、インナーグルーヴは入ってました。
青盤をそれ以前に聴いていたので、それ以外の「Getting Better」とか
「She's Leaving Home」「Good Morning Good Morning」等々の曲に
感動しつつ聴いた覚えがあります。
>>35 「Stones の 100万光年の孤独」は『サタニック・マジェスティーズ』収録ですね。
このアルバムは影響というより、完全にSgt.に対比させて制作されたアルバム。
パロディとして楽しむべき名盤です。「シーズ・ア・レインボー」などの名曲も
入ってますから。
37 :
ホワイトアルバムさん :2001/06/18(月) 14:13
>ビーチボーイズの Good Vibration は SGT への アンサーソング? >それともビーチボーイズの方が早かったかな。 Good VibrationはもともとBrianがPet Soundsに入れるつもりだった曲 なのでSGTとは関係ないっす。 でも、Brianを精神的に追いつめ、Album「Smile」の制作続行を不可能 にした大きな要因の一つにSGTがあったのは事実のようですね。 BrianはSGTを聞いて大変なショックを受けたとか。
良いスレッドだな。
39 :
トビ氏 :2001/06/18(月) 15:32
>>36 しかし私は、パロディとしてよりも本気で
THEIR SATANIC MAJESTIES REQUEST大好きだったりする。
昔はバカにしてたけど、3年くらい前に突然好きになった。
薬づけだからこそできたのは明白だけど、その危うさがいい。
ミックがあの声で「みんなで歌おう」なんて、おかしいやら、気持ち悪いやら・・・
>>38 みなさん良心的でいい雰囲気ですね。
40 :
36 :2001/06/18(月) 15:49
>>39 ええと、私もサタニックはやはり作品として好きですよ。
(最高作とは言いませんが)その上パロディとしても
楽しめるんだからえらく贅沢だなあと。ユーモアの創造は
人間の精神活動の中で最も高度なものですから、その部分も
評価してしかるべきなんじゃないかなあと。生意気でスマソ。
てか、ホログラムのジャケットが欲しかったです。(笑)
41 :
トビ氏 :2001/06/18(月) 16:25
36さんへ では、あの、ファスナーが開くジャケットは持ってますか? ストーンズはCDになってから聴き始めたので、紙ジャケCDなら持ってます、私は。 中学時代にLP買ったWALLS AND BRIDGESのジャケットは楽しかったです。 あとVENUS AND MARSのオマケのステッカーも、意味もなく楽しかった。 それとZEPの3枚目の円盤回せるやつ。 おっと、本題から少し外れかけたけど、 SGTはもしかして、ジャケットが楽しいLPの先駆けだったのかもしれないと、 今書いていて思いました。
42 :
トビ氏 :2001/06/18(月) 16:28
>>41 説明不足でちょっと訂正。
パッケージに凝ったLPの先駆け・・・です。
>>41 ジャケットに何人写っているのかな。肖像権 ? というか、
ジャケットに使う許可を取るのが大変な手間だったらしい。
もちろん、ビートルズはそんな苦労はしません。(^^;
日本ではGSブームでミリタリールックなるものが流行りました。
このジャケットの影響かな。
44 :
36 :2001/06/18(月) 17:18
>トビ氏さん 「Sticky Fingers」ですね。持ってます持ってます。 チャックの中はブリーフで、「Andy Warhol」製。(w しかもジーンズとブリーフでふくらんでる場所が違う(w 「ジャケットが楽しい」っていうのは結構コレクター心を くすぐりますよね。ZEPだと他には「Physical Graphitti」 とか。ストーンズも「In Through The Outdoor」(だっけ?) が八角形のジャケットだったり。 確かにそうした意味で、SGTは「総合アートとしてのアルバム」 の先駆だったと思います。(無理にまとめてる気もするが→漏れ
ストーンズの八角形ジャケは『Through The Past, Darkly』ですね。 ZEPの話を出したので例の紙袋を思い出してて間違えました。
46 :
トビ氏 :2001/06/18(月) 17:54
36=44さん
八角形、ありましたね。輸入盤屋に最初に通い始めた頃、いつも気になってました。
でも買わなかった。今ではちょっと後悔。
出たついでにZEPのIN THROUGH、LPはジャケット写真が5種類あるとかで、
中古レコード屋で、中見せてもらって、持ってないのに当たれば買うことにしています。
でもたまにしかそうしないので、まだ揃ってません。そろそろ、どれを持っているか忘れてきてるし・・・
ジャケットは楽しいです。はい。
>>43 さん
10年以上前に、片岡鶴太郎と樹木希林が、GSのカッコしてGS風の歌を歌う
ピップエレキバンのCMがあったのを覚えておられますか?
あれいい雰囲気で、好きでした。適当なテケテケも笑えました。
あれは、GSブームでミリタリールックが流行ったことのパロディ&ノスタルジーなのですよね、きっと。
おっと、またSGTとは直接関係なくてすいません。
47 :
横から :2001/06/18(月) 19:58
いーまーエレキバンをーかーうと つぶつぶシートがつ・い・て・く・る (つぶつぶつぶつぶつぶつぶつぶ....) てやつね。なつかしー!
48 :
ホワイトアルバムさん :2001/06/18(月) 20:50
Lovely Rita 大好き。
49 :
第一砲塔クルド曹長 :2001/06/18(月) 21:07
>>47 その後ヴェンチャーズを知った俺にとっちゃ、あのスタイルは「テケテケ」じゃなく「つぶつぶ」だ。
ペパーズの話をさせろ。
一曲目の途中で観客がなんで笑ってんのか気になる。
ジョンかリンゴが何かやらかしたという設定で考えてみんか?
50 :
ホワイトアルバムさん :2001/06/18(月) 21:10
第一砲塔クルド曹長さま 私もかねがねそう思ってたけど、「ジョンかリンゴ」限定しているのはなぜですか? まあ、おちゃらけをやりそうなのはその2人だろうけど。
51 :
トビ氏 :2001/06/18(月) 21:14
私は十代の頃、大きな風船でも飛んできたのかと想像していました。
52 :
ホワイトアルバムさん :2001/06/21(木) 00:47
でもさー、ジョンがどこかのインタヴューで言ってたけど、このアルバム最初の2曲をリプリーズ以外は 何の曲が入っていても変わらないような気するよね。 コンセプトアルバムと言われることに疑問が。 でも最初聴いた時は確かに一体感というかを感じた記憶はあるんだけどな。
53 :
ホワイトアルバムさん :2001/06/21(木) 00:58
>>52 そうだ。おれも最初に聞いたときはすごく一体感を感じて
おおこれがコンセプトアルバムか! と思った。
今冷静に聞くと、どこが統一されてんの? って感じだけど。
確か似たようなことをだれかミュージシャンもいってた。
思うに、サージェントからウイズ・マイ・フレンド、
グットモーニングのギーターのつなぎでサージェントのリプリーズ
のあたりがすごく印象的ではないのかな。
あと「あ〜あああ〜」とかいうコーラスなど曲のアレンジがどれも
全体的に同じ方向を向いている気がする。
ホワイトアルバムなどばらばらだけど、これはアレンジに関しては
確かに統一的な気がする。
う〜素人考えでごめんよ。
54 :
ホワイトアルバムさん :2001/06/21(木) 01:03
でもミスターカイトとウィズインは別にカップリングでシングルとして出してもおかしくはないと思うよ。
sgtはいつ聴いても退屈。 ラバーソウルの方が全然良い。
56 :
ホワイトアルバムさん :2001/06/21(木) 03:41
>>55 それはSgtのリプリーズ以外まともな8ビートの曲がないからだYO!
57 :
ホワイトアルバムさん :2001/06/21(木) 03:56
駄作
58 :
家庭教師 :2001/06/21(木) 04:05
時代は室内楽からダンス音楽へ! ま、ノリの良い曲に飽きたら戻ってきなさいよ。
59 :
ホワイトアルバムさん :2001/06/21(木) 05:52
これからビートルズを聴こうという人に「何がいい?」と聞かれた時、 このアルバムは薦められない。 むしろREVOLVERかMAGICALの方が薦めやすい。
60 :
ホワイトアルバムさん :2001/06/21(木) 10:48
初心者にはマジカルだね!!
一応、時代を考えないと。コンセプトアルバムがSGTが最初か どうかは知らない。でも、シングルの寄せ集めではない アルバムとして広く認識されたのはSGTが初めてだったと 思うのです。やられた、と思ったミュージシャンは多かったのでは ないでせうか。
62 :
ホワイトアルバムさん :2001/06/21(木) 16:29
ブライアンがこれ聞いて狂った
63 :
ホワイトアルバムさん :2001/06/21(木) 17:18
おそらくジャズ、クラッシックを除くポピュラーミュージック界では 初めてか、以前にあったとしても話題に上らなかったとか。 ビートルズが気づかせたことは確か。それまでシングル中心だった ポップス界の流れをアルバムへ移行させたし、会社より、プロデューサー ミュージシャンの発言力が増した。なにより当時のアメリカで起こった 『サマー・オブ・ラブ』という平和と音楽の一体感を演出した。 当時のアメリカの音楽関係者はこぞって聴いたろう。 蛇足だがビートルズとジョージ・マーチンは受け容れられるか心配だった そうだ。ところがキャピトルの社長が表敬訪問にスタジオ見学に現れた際 「A Day In The Life」を聴かせたところ非常な感銘を受けた。音楽二の次で 商売優先の人間に感動を与えたことで、ジョージはこのアルバムの成功を確信した。
64 :
ホワイトアルバムさん :2001/06/21(木) 18:41
今迄の踊る音楽から聴く音楽へと変わった。 そして全ての業界がこのアルバムから大きく変わった。
65 :
ホワイトアルバムさん :2001/06/21(木) 19:19
>>62 ブライアン イーノ エプスタイン ジョーンズ ?
66 :
ホワイトアルバムさん :2001/06/21(木) 21:05
> 31 犬にしか聞こえない音を入れたのは、 ブライアン・ウィルソンへのオマージュなんですか? 65年当時のマイク・ラヴ「誰がこんなアルバム聴くんだ? 犬か?」 90年代のマイク・ラヴ「犬にしか分からないぐらい素晴らしい」
68 :
蕎麦屋(本日休業) :2001/06/21(木) 23:10
>>67 様
どちらもビーチボーイズのメンバーっす。
ブライアン・ウィルソン・・・リーダー、プロデューサー、ヴォーカル・コーラス(高音)、芸術追求型の人。いじめられっこ気質。
マイク・ラヴ・・・フロントマン・ショーマン(良くも悪くも)、ヴォーカル・コーラス(低音)、大衆迎合型(言い過ぎかな?)のひと。ガキ大将気質。
当時「ラバーソウル」にショックをうけたブライアンが、ライブ活動から身を引き、スタジオミュージシャンを多数動員して作りあげた新作を聴いたツアー帰りのマイク・ラヴが発した一言「誰がこんなアルバム聴くんだ? 犬か?」がもとで「ペット・サウンズ」と名付けられたこのアルバムの最後に犬の鳴き声が入っていた。
それまでの一連のヒット曲路線(サーフィン・ホッドロッドサウンド)とはあまりにもかけ離れた音に、保守的なマイク・ラヴは大層不満をおぼえていたらしい。
・・・拙い文でスミマセンが、こんな所ッス。
69 :
ポチ蔵 :2001/06/21(木) 23:27
リアルタイムで聞いていた人にはともかく、今初めて聞いた人にしてみれば ロックとしても、芸術としてみても、中途半端で消化不良を起こす感があるのは否めないですね。 私信ですが、友人に貸したビートルズのアルバムで一番評価が悪かったのもこれですし。
70 :
名無しサンフラワー :2001/06/21(木) 23:33
>>68 Brianが精神に異常を来したのは64年の年末だったはず。
あとGod only knowsのコーダのコーラスでBrianは一番上と一番下を歌ってる。
高音だけじゃなく下もいい。
今初めて聴いた人が芸術としてみて一番感動するアルバムって何だろ
71 :
ホワイトアルバム :2001/06/22(金) 00:17
案外評判は良くないけど、言われてる程悪くは無いでしょ。 歴史的名盤は言い過ぎだけどね。当時はともかく現在では。 そもそもアルバムとして見た場合に全曲完璧ってアルバムはビートルズに無いと思うぞ。 SGTは超名曲もあれば駄作も結構多く、バラツキはホワイトアルバムの次に激しい。 その結果トータルの一体感でラバーやリボルバー、アビーに負けてしまうのでしょう。 しかし本来SGTに入るはずだった例の2曲が、少なくともSFFさえ入っていれば 印象は雲泥の差にだったに違いない。もったいないよな・・・・。 これは、ホワイトアルバムがもし1枚に編集されていたらって話と同じだけどね。
72 :
ホワイトアルバムさん :2001/06/22(金) 00:24
Only A Northan Songも入れて欲しかった〜!
73 :
ホワイトアルバム :2001/06/22(金) 00:53
>>72 確かに。Within・・よりは全然いいよね。
なんで、わざわざボツにしてWithin入れたのか判らん。
74 :
:2001/06/22(金) 01:00
ジョージマーティンはストロベリーフィールズを入れたかった、って 嘆いたらしいよ。ガイシュツだったらすいません
76 :
ホワイトアルバムさん :2001/06/22(金) 01:12
>>73 ビートルズの中ではウィズインは高評価だからだよ。
特にジョンは、ジョージの傑作と誉めちぎってた。
77 :
ホワイトアルバム :2001/06/22(金) 01:31
>>76 ただ、マーティンが当時あまり気に入ってなかったらしい(今では気に入ってるらしいが・・)
ビートルズが気に入ってたとは言え、ウィズインって本当にいい曲だと思う?
78 :
ホワイトアルバムさん :2001/06/22(金) 06:23
ジョンは、曲と切り離してでも歌詞を高く評価する人だと思う。 ただ、評価といっても、あくまでも自分がいいと思うかそうではないか、の観点だろうけど。
79 :
ホワイトアルバムさん :2001/06/22(金) 06:56
当時としてはトリップ用ってのもあったのでは? 全体的にリバーブがきつく嵌りそうだ どちらかというと、本当に薬をやっている人達ではなく やってない人々が擬似体験する為に存在していたような気がする。 個々の曲なんてどうでも良いんだろうなと思う。
>>68 解説どうもです。黄色い潜水艦の蕎麦屋さん ?
やはり、カツ丼も食べたいです。
>>79 当時としては破格のコストと時間をかけて作成されたアルバムです。
どうでもいいはずが無い。こだわりが無ければ、時間をかけない。
82 :
ホワイトアルバムさん :2001/06/22(金) 17:25
83 :
79 :2001/06/22(金) 17:35
勘違いしなさんな 作ってるほうはどうでも良い訳ないだろう? 聴く側のことを言ってるんだ 当時の状況を説明したんだ 持ってるとおしゃれ、とかそう言う感覚だったと言ってるんだ
84 :
名無しサンフラワー :2001/06/22(金) 21:51
>>75 ひどくなったのはSgt&SMiLEの挫折からですな。
元は64年末だからビートルズの影響もあっただろうけど超多忙&人間関係等色々あったと思われ
85 :
ガラスのたまねぎ :2001/06/22(金) 22:30
Within は、静かで抑揚のあまりない曲に退屈しない人にとっては名曲です。 私もそのタイプの曲が聴けるようになってから、Withinの真価が分かりました。 ゆっくりゆっくりぐにゃぐにゃ曲がりながら盛り上がっていくのが、 最高です。
86 :
ホワイトアルバムさん :2001/06/22(金) 22:39
おれはメイキングを見てからだね。 オケとインドの合体。 聴いてて鳥肌が立った。 それまであんな風に意識して聴いたことなかった。 武満徹氏(だったかな?)が絶賛してたのがわかるね。 西洋音楽にない進行だったので刺激的だったんだと思う。
87 :
ホワイトアルバム :2001/06/23(土) 00:27
ビートルズなりの意図があるにせよ、やはりWithinはインド音楽の一種にすぎないと思う。 もちろんこの種の音楽が好きな人はいるでしょうが、その他の人はビートルズという権威に 誤魔化されている感じが強いと思う。 何せペパーは実験的色合いが強く、それ以前に誰も試みていなかった表現が何かと多い。 それ自体は革命的な事だが、実験で本当に嵌ったのはA day in the lifeだけとも言える。 例えばMR.KITEも中間部の例の音は確かに斬新な表現手法だと思うが、 冷静に聴いてみると曲自体はそれ程たいした事無いし、やはり騒がれすぎだと思う。 SGTは圧倒的な革命的表現でこれまでビートルズになんだかんだ言っていた権威を黙らせた。 しかしその意図が強すぎたため、一般のリスナーにとっては妙に無機質なアルバムとなってしまったのではないか。 ただ色々な意味で歴史に残るアルバムではあると思う。
88 :
ホワイトアルバムさん :2001/06/23(土) 00:43
う〜ん、このスレの前の方に書いたものだが、スレ読んでると このアルバムに衝撃うけたオレの感性に自信なくす、、、 とっつきにくいかもしれないけど、いうほど悪いアルバムか? (たぶんみんなこれが「最高傑作」と一般的にいわれてるのが腑に落ちないんだろ?)
89 :
ホワイトアルバムさん :2001/06/23(土) 01:31
>>88 自分の感性を信じていいと思われ。
人が何を言おうとあなたにとって大事なアルバムなら
それでいいでしょ。ここのスレで熱く語っている人も
結局聞き込んだ経験があるから意見を言えるんだし。
90 :
88 :2001/06/23(土) 01:39
おれは今でもいいアルバムだと思うよ。 でも確かに聞きこむと一つ一つの楽曲のクオリティはさほど(ビートルズの レベルでは)高くないし、最高傑作とも思えない。 なんだ、他の人と意見同じジャン(藁 しかし最初に聞いたときの自分自身の衝撃のようなものを受けた人は 他にはいないのだろうか?
91 :
ホワイトアルバムさん :2001/06/23(土) 02:03
ブライアンは自伝でサージェントは関係ないって言ってなかった? まぁやられたと思ったのは確かだろうけど。
92 :
病苦 :2001/06/23(土) 02:05
最近、有名バンドやミュージシャンたちが 「影響を受けた人は誰ですか?」と聞かれて、 こぞって「ビートルズです」と答えているのは、 やっぱりおかしいではないでしょうか。 そこで開発して欲しいのは、 『お前中学ん時C−C−Bのコピーしてたじゃねーかよお前、 C−C−Bって答えないのはおかしーんじゃないの?機』。 このマシンに入ると、「ビートルズに影響を受けた」と 答えたはずのミュージシャンたちの本当の姿が明らかになり、 TOM☆CATや男闘呼組、みんなのうたなど本当に影響を 受けた人の歌を口ずさんでしまうようになるのです。
93 :
sin :2001/06/23(土) 03:01
発言力のある年代が受け入れやすいアルバム。中学生なリボルバーに対して老人。
>>24 ジョン(?)が「長沢さ〜ん」と言ってるように聞こえます。
>>73 シタールが裏コンセプトに合ってたからでは?
>>71 -
>>79 良いスレだ。
95 :
ホワイトアルバムさん :2001/06/23(土) 06:49
>>87 あれは純粋なインド音階って訳でもないからおもしろいんだよ
西洋人インド人双方にとって妙な音楽なわけだ
あのアルバムのトイレタイムと考えればいいのさ
96 :
ホワイトアルバムさん :2001/06/23(土) 07:22
>>90 最初に聴いたのは中2の時で、ビートルズからロックを聴き始め、これは6番目くらいにLP買ったけど、
ロックって「お遊びをどれだけ真面目にするか」というものなんだ、ということを悟り、私のロック観が確立された。
でも当初から、曲のレベルはビートルズにしては少し落ちるな、とは思っていました。
97 :
ホワイトアルバムさん :2001/06/23(土) 08:09
98 :
アルンハイム :2001/06/23(土) 14:04
ポールがツアーでやっていたSgt.Pepper's〜はすごく良かったですよ。 間にギターバトルをはさんでRepriseへと続く構成で、ポールを含む フロントの三人がそれぞれマイクに向かって歌っている姿は絵的にとても 映えてました。
99 :
デッカの重役 :2001/06/23(土) 14:20
ペパーズはやはり個々の楽曲うんぬんよりも音像の凄さだと 思います。 ドリーミーでマジカルな音のモザイクによる全体効果。 キャッチーなヒットソング集、というものではないですが、 僕ははじめて聴いた時最後のピアノでまじ鳥肌立ちました。 そういう意味ではペットサウンズとかXTC「スカイラーキング」 とかと同種類の楽しみ方が出来るように思います。 個人的にはこの3枚は無人島レコードです。
100 :
アルンハイム :2001/06/23(土) 14:25
そういえば音から受ける印象がとてもカラフルなんですよね。 意図したものかどうかはわかりませんが…。 もしかしたらあのジャケットの印象なのかもしれませんけど。
101 :
デッカの重役 :2001/06/23(土) 14:29
そうですよね、実際にカラフルですよ。 バンドサウンドでは無いですもんね。 管、弦、効果音、ジャンクサウンド何でもアリの純粋な録音芸術。 まあ、芸術、なんて畏まるのはイヤなので、録音ポップス、で いいか。 あれを4トラックで作ったっていうのは奇跡としか言い様がない と思います。
102 :
アルンハイム :2001/06/23(土) 14:47
それでもって、あの路線があのアルバム一枚だけだったというのも ビートルズの好判断だったかなぁ、と思います。 ただ単に純粋なロックをしたくなっただけなのかもしれませんが。
103 :
ホワイトアルバム :2001/06/23(土) 15:06
音は最も優れているが、その反面ビートルズ独特のノリが最も感じられないアルバム。 評価は真っ二つに分かれるし、難しいところだね。
104 :
アルンハイム :2001/06/23(土) 15:13
これがまた10年後には評価がガラリと変わって最高傑作と 呼ばれてたりして…(笑)。
105 :
ホワイトアルバムさん :2001/06/23(土) 15:16
でもさ アンソロでベーシックトラックが聴けたじゃん? バンドのノリ自体は変わってはいなかったよね カコヨカタ
106 :
デッカの重役 :2001/06/23(土) 15:30
>>102 実際にはジョンとジョージが飽きただけ、かもしれませんけど
(笑)。結果的にあれ一枚、っていうのは良かったですよね。
>>105 同意!
107 :
ホワイトアルバムさん :2001/06/23(土) 15:44
そうそうデッカの重役さんいいkというじゃん。 >ペパーズはやはり個々の楽曲うんぬんよりも音像の凄さだと >思います。 >ドリーミーでマジカルな音のモザイクによる全体効果。 それがトータルアルバムとしての統一感をもたらしてると思う。 キャッチーでないのがとっつきにくいかもしれないけど、 その音像のすごさがわかれば、アルバム全体としてすごく評価できる。 ただ個々の曲はビートルズ的なとっつきやすさが少ないのが残念。 ちなみにもうペパーって世間的にはもう最高傑作って評価じゃないの?
>>107 REVOLVERにとって代わられつつあるようですね。
しかし世間的評価って一体何を基準に決めるんでしょうかねぇ。
自分でお気に入りのアルバムを楽しんで聴くのが一番だと思うのですが。
当たり前すぎてつまんない事を言っているのでsageときます。
>しかし世間的評価って一体何を基準に決めるんでしょうかねぇ。 80年代くらいまでは、「今アリな音」と「今聴くべきでない音」 がわりとはっきりあったように思います。でも今は、良い意味で 「何でもアリ」なんですよね。風通しが良くていいですよね。 ビートルズも、「ペパーズ派」「リボルバー派」「ホワイトアル バム派」「初期派」と今は色々分かれているかと。 >自分でお気に入りのアルバムを楽しんで聴くのが一番〜 そういうことですよね。私もsageで。
110 :
ホワイトアルバムさん :2001/06/23(土) 18:34
ageで。
111 :
ホワイトアルバムさん :2001/06/23(土) 22:37
ジャケットのガンジーはなんで消えちゃったの? 肖像権でもめた役者?だったかは消えたの解るけど、ガンジーも法外な金額を要求したとか?
112 :
ホワイトアルバムさん :2001/06/23(土) 23:06
113 :
ホワイトアルバムさん :2001/06/23(土) 23:11
そういえば最初は「ヒトラーみたいな悪者を入れよう」とジョンが言ったそうだね。 今で言うとショーコーを入れるような感じか。 当然ボツだわな・・・
114 :
名無しのエリー :2001/06/23(土) 23:19
>>111 EMIの幹部が、『インドでレコードを刷れなくなる』との理由で消したらしい
115 :
ホワイトアルバムさん :2001/06/23(土) 23:19
ポールのアホ!
116 :
ホワイトアルバムさん :2001/06/24(日) 01:23
あの初めの「ポールのアホッ!」って結局なんて言ってるの?
117 :
ホワイトアルバムさん :2001/06/24(日) 01:29
新しいビートルズファンは知らないと思いますが、 Sgt.Pepper'sはフランク・ザッパのAbsoltly Freeのパクリです。 ポールも認めています。機会があればぜひ聴いてみてください。
118 :
>117 :2001/06/24(日) 01:44
不正確な情報流すな。 パクッたのは曲のつなぎ方だけ。 折りたたみジャケはむしろフリークアウトのアイデアと同じ。 単に好きだというだけ。曲は完全にビートルズ独創だよ。 ちなみにザッパのやつはB面最高。 STATUS BACK BABY 〜 AMERICA SRINKS GO HOMEまでの流れ。 こっちのがサージェントよりコンセプトアルバムと呼ばれる筋合いはあるけどね。
119 :
ホワイトアルバムさん :2001/06/24(日) 02:18
>>116 あれは実は「ポールのアホ」って言ってるんです
120 :
ホワイトアルバムさん :2001/06/24(日) 12:26
なぜ日本語?ニポンジン?
121 :
ホワイトアルバムさん :2001/06/25(月) 06:07
でもすごいよな、考えてみると。メンバーの年齢が26才から23才だもの。 録音終了時にジョージが23才から24才になっただけで。
音楽の飛躍と言う点では、Revolver に 劣るかも。 完成度の問題か。 同時代の人間には、前作(Rev)で、やられた ! SGT で 負けた ! と言う感じではなかったのかなぁ。 Zeppelin は 別方向でしょう。
123 :
ホワイトアルバムさん :2001/06/27(水) 18:49
なんだかんだ言ってクスリの力を借りていたとは言え ヨーコに狂う前のジョンが 一番持っていたものを爆発させていた頃かも。
124 :
ホワイトアルバムさん :2001/06/27(水) 22:05
ジョンの失われた週末のときの出来事 今年はじめに発売されたアリス・クーパーのベスト・アルバムののライナー・ノーツに ジョンがポールのことを語ったエピソードが書かれている。 「エレクテッド(Elected)」という曲について、「この曲をレコーディングしているとき ジョン・レノンが、たびたびスタジオにやってきて、この曲を聴いて、『すごい曲だね。 でも、ポールだったらもっとじょうずに歌うよ』と僕に言った。その通り!」という言葉が 載っている。これは、明らかに、ジョンの失われた週末のときの出来事だ。
125 :
ホワイトアルバムさん :2001/06/27(水) 23:11
他のアルバムは今聴いても新鮮だが、SGTだけは今聴くと陳腐だ。
126 :
ホワイトアルバムさん :2001/06/27(水) 23:16
あっ、そ。 僕にとってはどのアルバムも今だに新鮮だ。だから繰り返し聴くことが 可能であって世間の評判はどうでもいい事。 いまだにEver Greenです。
127 :
ホワイトアルバムさん :2001/06/27(水) 23:41
あれはL●Dキメてまたーりするための音楽なのだから イマは陳腐で当然なのだよ。 と、経験者が言っていた。でも解るために人間やめるのもやだなと おもった。
128 :
ホワイトアルバムさん :2001/06/28(木) 00:39
LSDは幻覚剤ですから、マッタリできません。 それならマリファナでしょう。でもクスリの力で音楽を聴くのもなんか 邪道というか。でもこのレコード発売直後、ポールはインタヴェーで LSDの服用を告白してた。さすが宣伝マン、ポール。
129 :
ホワイトアルバム :2001/06/28(木) 00:44
俺はリアルタイムで聴いた人間じゃないけど、結局ビートルズの何が凄いのかって 楽曲の本質的な構成や4人の説明できない一体感じゃない? それが40年近く経った現在でもビートルズが一番だと思える理由じゃん。 SGTって音は確かに当時画期的だったかもしれないけど、 ビートルズにしては楽曲はイマイチなのが多いし(メチャいいのもあるけど)。 極端な話、音の技術だけだったら現在の方が全然レベル上だしね(機材が話にならんでしょ)。 そう考えると、音の表現に特化したSGTは、ある意味ビートルズの中で 最も時代を超えられなかったアルバムかもね。
ヤクきめて音楽を聴くと、駄目なのでも良くきこえない ? ジミヘンなんかが、ヤクに染まったのは、決まっているときの プレイの方が良く聞こえたからじゃないかなぁ。 さめて、同じプレイをしてもそれほど良く聞こえない。 それで、またクスリにいく。悪循環だね。 3年でがりがりに痩せちゃって、あれでは死ぬわ。 SGTは ドラッグムーブメントの中のアルバムだけど、 クスリ無しで聞いても、良いアルバムだと思いますが。 高校の頃は、精神安定剤とか変な物を飲まなくちゃいかん と思っていましたが。
131 :
ホワイトアルバムさん :2001/06/28(木) 01:27
「ペパーズ」際物説 【際物】 きわもの 入用の季節の間際にだけ売り出す品物。正月の門松など。 それに鯉のぼり、雛人形、クリスマスツリー等。 その時期には輝いて季節にフィットするが過ぎてみれば・・・ 要は楽曲の魅力なんだよなー。「ペパーズ」にはそれが乏しい。
132 :
ホワイトアルバムさん :2001/06/28(木) 01:29
俺、一時期ずっとLやりながらコレ聴いてた。 特に秀逸だったのはMR.KITE〜WHEN IM 64の流れ。 レコード裏返すとき頂点に登って、B面でゆっくり下っていく感じだった。 特にWHEN IM 64は歪むよ、すごく。邪悪な印象が残ってるけど。 あと他のアルバムで凄いことになったのはOBLADI。 冒頭のピアノ連打が異常に意味ありげに聞こえて、あとは跳んだり跳ねたりの連続。 STTとかWALRUSとか、それ系の曲は結構冷静に聴ける。 再現効果は出てるけど、増長効果はそれほどなかったね。 むしろ、ジョンも言ってたけど、一番やばいのはテレビの天気予報とか、 どうでもいい所に意味が充満する関係妄想的な症状だよ。 そういう観点から行くと、SGTはごく普通の曲がバラバラに入れられてるんだけど、 L入れて聴くと異常に統一感が出る。 A DAY IN THE LIFEは、出口だよ。
133 :
ホワイトアルバムさん :2001/06/28(木) 01:44
僕はドラッグはやりませんけどこのアルバムは好きです なんか変な曲が多いんだけど、なぜかまた聞きたくなる
134 :
ホワイトアルバムさん :2001/06/28(木) 02:30
GETTING BETTERって普通にいい曲だよね。 あと、このアルバムではジョンが積極的なコーラスをしてて、それが印象的だったりする。
135 :
ホワイトアルバムさん :2001/06/28(木) 02:56
ポール死亡説じゃないけど、 このアルバムからホワイトまでの距離ってすごく遠い気がする。 落差がありすぎて別人みたい。 ポールだけじゃなくて、全員ね。 何の苦もなくビートルズの曲を作ってた最後のアルバムだと思う。 ホワイトからはみんな考え始めたね。ヨーコの影響もあったし。 それでアビーロードまでいくと、むしろ「ビートルズの音はこうなんだ」と、 わざわざ先にイメージを作っておいてから音を当てはめていった「努力」の跡すら感じられる。 天然のビートルズはやっぱサージェントまで。 ただし、ここで解散してたら今みたいな評価はなかっただろうな。 単なる天才集団で終わってたんだろうな。 本当に人間臭い部分、「個性」が出てくるのはこれ以降の話で、 ごく何でもない顔をして普通のポップソングを書くところまで戻ってるっていう、 各人の今のポジションの方が実は凄いと思う。
136 :
ホワイトアルバム :2001/06/28(木) 03:22
キマッてる時に聴く為に作ったってのは考えすぎだな、多分。 その状態だったらハッキリ言ってどんな音楽聴いてもそれなりに飛ぶし 、そこまで無意味な楽曲ばっかりという感じじゃないからな。 ただ、草やLでキマッてる時の状態を音で表現してる部分は確かに多い。 でも言われてるLだけじゃなくては草を表現した部分もかなり多いんじゃない? ドラッグアルバムだけど、ドラッグに関しては統一感ないな(w
137 :
ホワイトアルバムさん :2001/06/28(木) 22:12
サージェントは音が魅力というと、『じゃあ、今は機材も進歩したから、 音ももっと良くなったハズ&すでに優位性は崩れたのでは?』 と論理を展開したく なりますが、そう単純に行かないところが音楽の不思議さというか...。 今は機材もデジタル化されて、そこそこ水準の音を得るのは比較的、 簡単になったみたいけど、サージェント以降のビートルズの音のように、アナログ的テクニックで 究極まで磨き上げられた音の魅力って、簡単には超えられない気がします。 (『サージェントを超える音はかつてな〜い!!』 なんてアナクロなことは言いませんが...)
138 :
ホワイトアルバムさん :2001/06/28(木) 23:28
そのとおりだっす。機材の問題ではないのです。 4トラックだったから、製作を慎重にしなければならなかった。 16,でも 32 でも 楽だっただけで、OUTPUT は一緒ではなかったのか。 上さん逃げるロンリハーツクラブバンド。 愛人がいれば別です。
139 :
ホワイトアルバムさん :2001/06/29(金) 12:59
Please Please ME を 語るスレッドでは ビートルズマンセー ばかり だったのに、SGT は 評判悪いね。 Very strange. あっちは、子供が多かったからかな。
140 :
デッカの重役 :2001/06/29(金) 22:22
マジカルな音像、ていうのは機材の進歩とは無関係だと思う。
機材が進歩した〜スペックとしての音が良くなった、という
ことと、芸術的にマジカルな音である事とは別の次元の話で
しょう。
音楽を作るひとは分かると思いますが、例えば自宅でカセット
4トラで作ったデモに、スタジオの本テイクがかなわないことが
ある。そういう意味での「魔法がかかった感じ」。少なくとも
僕が
>>99 で言ったのはそういうことです。
僕のとってはペパーズは今もやはりマジカルで特別なアルバム
なんですけど、でもほんと、評判悪いんですねー。
ビートルズ好きな人が集まる板で。
なんでかな?ちょっとした驚きであります。
141 :
凸 :2001/06/29(金) 22:51
ロックンロール登場以来、12年でついにここまできたか! てな一昔前に賞賛されてた部分がすっこ抜けちゃってるからね、今の評価の仕方は。 芸術なんかウザイし、難しいこと考えてもしょうがないし、 ちょっと気持ち良けりゃもうどうでもいい的なことになってきたと思う。 俺もそう。考え抜くのが馬鹿らしくなってくる感じがするよ。日増しにね。 聴く側の気力がなくなってきちゃったんじゃないのかな。 サージェント以前、ビートルズ以前のティンパンアレー的なところまで退化しちゃってるよ。 むさぼるように聴くやつなんてもうほとんどいなくなっちゃったし。 聴く側が何も努力しなくなったよ。いいことか悪いことかは知らんが。
142 :
デッカの重役 :2001/06/29(金) 22:59
>>141 ううん・・・そうですか。なるほど。
でも、僕にとってはむしろそんな「歴史的価値」みたいなもの
こそウザったくて、ただの「気持ちいい美しい音楽」なんです
けど・・・。そうじゃない人が多いんですね。
ティン・パン・アレイ的なものはそれはそれで面白いですよね。
退化、ってわけでもないんじゃないでしょうか。
ビートルズだって「ハードデイズ〜」の頃まではむしろそれを
目指していた感もあるし。
努力、と呼ぶかどうかは別として、でも物凄く音楽にいれこん
でいるような人もペパーズ良く言わない人多いんですよね。
とにかく少しばかりショックではあります。
143 :
ホワイトアルバムさん :2001/06/30(土) 00:30
むずかしい話はわからないけど、 サージェント好きです。
144 :
ホワイトアルバムさん :2001/06/30(土) 00:35
芸術とかトータルとかコンセプトという評価が一人歩きしていて逆に今となっては このアルバムの評価を下げているのではないだろうか。 「言うほどにはたいしたことない」と捕らえている人が多いように思える。 自分も、15年位前にそういうすごいアルバムと思って聞いているうちは好きになれなかった。 それが意外とそう評価してない人(ジョンも含めて)が少なからずいるって事を知って 逆にとっつきやすくて好きになった。もちろん1番好きかと聞かれれば違うというけど。
145 :
ホワイトアルバムさん :2001/06/30(土) 01:59
>>142 まぁ、ペパーズの音世界って、考えてみると
万人向けとは言い難い部分も若干あるし...。ここまで完成度が高いと、
逆に 『完成度命みたいな音楽は嫌いだ』(ピーター・バラカン氏)
...などという、あまのじゃくな人も出て来ますからネ。(ハハ...)
一定数、『ペッパーズ嫌い!!』 という人がいるのは、しょうがないかもしれません。
でも、ポピュラー・ミュージックの究極の到達点であることは間違いないですヨ。
あと、ジョージ・マーチンの凄いところは、主役はあくまでも4人の演奏...
それを生かしつつ(=プロデューサーが出しゃばり過ぎず)、なおかつトータルとして
魅力的な “ビートルズの音” にまとめ上げているところだと思うんですが...
こと 『サージェント・ペッパーズ』 に限っては、その原則を少々
無視して、マーチン+4人でレコード盤にどれだけ魅力的な音が残せるか、
やれるところまでやってみようじゃないか!!...みたいなノリを感じます。
その辺が以降のアルバムと、やや異質な部分かもしれません。
146 :
ホワイトアルバムさん :2001/06/30(土) 03:35
嫌いというわけではないんだな。ただ(通常オリジナルといわれる)13枚を 比べた場合、あくまでも音楽的好みで選べと言われたら突出したレコードでは 無い!という人が多いということ。 好みと歴史的価値とは別ものと考えてもらえばいいことであって、そのへんが ごちゃまぜになっている気がする。インパクトにおいては断然サージェントを 推すが私の好みではハード・デイズ・ナイトなんだな。人は色々。
147 :
ホワイトアルバムさん :2001/06/30(土) 07:21
音が好きなのは断然ABBEY!
148 :
ホワイトアルバム :2001/06/30(土) 07:51
読んでて思うのだけど、ペパーで賞賛されてる”音の表現”って そんなに意味のある事なんだろうか? サウンドトラックならともかく、POPSにおいては枝葉の部分だと思うけど・・・・。 『いくら装飾が優れているからって最高傑作とは・・・・』 って人が多いのだと思うよ。
149 :
ホワイトアルバムさん :2001/06/30(土) 11:28
>>148 それは、現在の感じ方で。 どうやったら、レコードの溝に
こういう音をきざめるんだ ? という 驚きがあったのです。
とくに、玄人関係。
150 :
デッカの重役 :2001/06/30(土) 11:29
>>148 別に「論争」するつもりはないけど、「音の表現」とか
「装飾」とかっていう捉え方は違うと思います。
録音表現としてのポップミュージックにとっては音全体が
表現であるわけですから、アレンジや演奏や録音はメロデ
ィーや歌と一体となって総合的に聴かれるものですよね。
サウンドトラックも「ポップス」の一形態ですし。
枝葉こそ本質、というのがこの種の表現であるかとも思わ
れます。
ただ、146さんの言う事もわかります。
僕も確かに「この一枚」にペパーズを選ぶかというと・・・
考え込んでしまいました。
151 :
ホワイトアルバムさん :2001/06/30(土) 11:34
それからですね、 SGT が 好きではない(BEST じゃ ない) と言う人は Atom Heart Mother , Dark Side Of The Moon という、SGT を 押し進めていったような 音は 嫌いなんですか ? 僕は、もう 25年以上聞き続けてますが。同じように、うっとうしい 音かな。
152 :
ホワイトアルバムさん :2001/06/30(土) 11:40
>>150 俺は選びます。 Mile Stone なのは 間違いない。
153 :
148 :2001/06/30(土) 15:17
>>150 私が言いたかったのは、木の幹にあたる”楽曲”が優れていて
それをより際立たせるために初めて枝葉にあたる”アレンジ”に価値が
生まれてくるのではないかという事です。
要するに問題なのはペパーの楽曲が最高傑作ばかりでないことなのです。
本質はどう考えても楽曲だと思うし、全体的には曲がビートルズにしては
平均レベルであるペパーの音だけ誉めても、意味が無いのでは?
ということなのです。
現に結局それに気が付いたビートルズはシンプルなアレンジへと原点回帰
していってる訳ですし、本当にいい物はたいして着飾らなくても素晴らしい
のでは?と思います。
154 :
デッカの重役 :2001/06/30(土) 15:49
>>153 ううん・・楽しく議論するのは好きなので、喧嘩にならない
範囲で議論させて下さい。
要するに、私は「楽曲」と「アレンジ」と「演奏・音像」は一体
で「曲」だと思っています。
おっしゃっているのは例えば「弾き語りでもオリジナルと同等
もしくはそれ以上に素晴らしい曲かどうか」というようなこと
かと思います。それはそういう聞き方もあってもちろん良いわ
けですが、バンドのレコードの音楽を評価するとき、「曲」と
「アレンジ・演奏・音像」を切り離す必要も無いと思うんです
よね。「曲とアレンジ・演奏・音像を別々に聴く」ことなど不
可能だし、無いわけですし。だいいち、それを言い出すと、で
はカバーアルバムでも良いのか、ということになる。
また、アレンジや音像ありきで、後から歌メロを付けるという
方法論も決して珍しくはありません。
それと、ペパーズの曲がビートルズにとって平均レベルという
のは、私は必ずしもそうは思わないんですよね。キャッチーな
ヒット曲では無いですけれど、それとは違った価値があるかと。
まあ、いづれにせよ「好き嫌い」の話ですけどね(微笑)
失礼しました。
155 :
ホワイトアルバムさん :2001/06/30(土) 19:10
ペパーの話題でこれほど盛り上がれるのは素晴らしい! 近年は肩身狭いからね。
156 :
ホワイトアルバムさん :2001/06/30(土) 19:30
>>155 同意。153 も 154 も、大変質の高い意見だと思います。
上の方で既出だけど、私もサージェントは、
シングル向きのキャッチーな曲が少ないというだけで、曲の出来が
平均以下というとことは無いのではと思う。
個人的には Fixing A Hole 辺りが、ちょっと弱いと思うけど、
そういう曲はアビー・ロードにもホワイト・アルバムにもありますし。
157 :
ホワイトアルバムさん :2001/06/30(土) 19:49
うむうむ。確かにビートルズにしてはキャッチーじゃないだけで イコール楽曲のレベルが低いとは結論づけられんよな。
158 :
ホワイトアルバムさん :2001/07/01(日) 05:24
ゴミだから捨てた方がいいですよ。
159 :
ホワイトアルバムさん :2001/07/01(日) 06:10
たまになにかすててはいもういっかいひろってすてることしたことあるきさん ながら行動移せるかどうかなんだけどいやっ俺は普通でデ考えもせんかいやいややる ので人に物を勧める傾向に陥りやすい状態かするなラブ
楽器板の戸田みたいな奴が出てきたな
161 :
148 :2001/07/01(日) 14:46
う〜ん、別に私はアレンジと曲が別々だとも思っていないし、そういう事は まったく言っていないんですが・・・。最終的にどちらの方が芯になるかという事であって、 製作手順の後先はどちらでも構わないと思う。 ただあえて音像について言うなら、具体にせよ抽象にせよその曲(詞)に対する音像表現自体が(少なくはないが) 言われてる程多いわけでもなく、音像というより練られたアレンジと言った所でしょう。 そのアレンジがトータルとして時代(ドラッグ)を音像しているのがペパーだと思います。 楽曲の質に関してですが、確かにその基準は各個人異なるので難しいと思います ただキャッチーかどうかについて言えばペパーにも楽曲自体は意外とキャッチーな ものも多いし、ビートルズの中で特別複雑な曲ばかりでは無いと思います(前期は除くよ勿論)。 ペパーはポール色が強いし、コード進行やメロディは勿論凝っていますが 度は外してない楽曲だと思います。 むしろアレンジやゆったりとしたテンポがあえて難解にしている印象が強く、 最終的に聞き込んで私は飽きてしまいました。 ただ、この時期のジョンは確かに難解です。Mr.Kiteはコード進行だけで言ったら かなり珍しいし(私が知る限りこの曲しか知らない)、Good Morningもリズムがブッ飛んでます。 凄いなとは思うけど、それ以外に伝わってくるものは私には無い。 同じく異様なコード進行でかつ同時期ゆえアレンジスタンスも似ている ”ストロベリー・フィールズ”とはここが決定的に違う。 抽象的ですが、この伝わってくる何かがペパーに欠けてると思うんですよ。 a day in the lifeとWith a ....には何か感じますけど、それ以外は・・・。 ただ、私見ではあるとは思います。
162 :
デッカの重役 :2001/07/01(日) 17:25
>>161 そういうことですか。おっしゃっていることは分かりました。
これはもう好みの話ですね。最初のカキコとはニュアンスが
違うようにも思いますけど、掲示板ですから齟齬もあるでし
ょうし。
ちなみに148さんはペパーズは好きではないとして、その観点
からいうと何がお好きですか?
お暇があれば教えてください。
163 :
ホワイトアルバムさん :2001/07/01(日) 23:49
もっともロック色の薄いアルバム?
164 :
アルンハイム :2001/07/01(日) 23:55
でもロックというものの幅を広げたのはこのアルバムの 功績ですよね。 ロックを進化させたという事実は確かだと思いますよ。 もちろんロックンロールとは離れた所に行っちゃったカンジですけど。
165 :
ホワイトアルバム :2001/07/02(月) 00:25
166 :
SPLHCB :2001/07/03(火) 15:15
“A DAY IN THE LIFE” の最後のピアノの残響音の中にかすかに「ギ、ギー(椅子の軋み音)」「しっ!」という音が入っているのは意図的?・・・これってガイシュツですか?
167 :
アルンハイム :2001/07/03(火) 15:50
最後のピアノはジョン、ポールとジョージ・マーティンで 一斉にあのコードをひいたんでしたっけ? だとすれば犯人(?)はこの中の誰かなんでしょうかね?
168 :
シドヴァレット :2001/07/03(火) 15:55
A Day In The Life一曲のためだけに、このアルバムは買う価値あると思う。 ずーっと聴いてると、例えばGetting Betterの後半に一度だけ入るタンブーラの音とか、 Lovely Ritaの間奏とか、いろいろ好きな部分を見つけるんだろうけど。 トータルアルバムって解釈は反対。トータル性がある部分はSgt.-With A Helpの接続と Repriseのところだけでしょ。それ以外の曲はゴッタ煮だよ寧ろ。 トータル性という点ではSimon&Garfunkelの「Bookends」(ただしAサイドのみ) を挙げるべきでしょ。Pink Floydまで時代下ると反則っぽいけど。 あとStrawberry Fields Foreverを入れていれば・・という意見にはハゲしく同意。 13thシングルはPenny Lane w/Good Morning,Good Morningとすればエンゲル何とかに 一位を奪われなくて済んだだろうしね・・・
169 :
ホワイトアルバムさん :2001/07/03(火) 16:51
170 :
右巻き :2001/07/03(火) 16:56
すっげー遅レスでスマンが「犬」に関して 確か、ジョンかポールが「これからのロックは犬を差別してはいけない。 これは犬のためのアルバムだ!!」とかトチ狂って、あんなことになった・・・・ と聞いたが。
171 :
SPLHCB :2001/07/03(火) 18:29
>167−169 レスありがとさん。皆知ってたんだね。 ずーーー、と、気になってたもんで。やっとすっきりした。
172 :
ホワイトアルバムさん :2001/07/03(火) 19:08
ピンク・レディの「ペッパー警部」って Sgt.Pepperなんだよね。
173 :
名無しさん :2001/07/03(火) 20:05
このアルバムって評価の方が先行してないか。 確かに悪くは無いと思うけど。
174 :
ホワイトアルバムさん :2001/07/03(火) 20:49
これからビートルズを聴こうという友達に「SGTってどう?」と聞かれ、 回答に窮してしまう。 やっぱり、シングルヒットした名曲がないのは痛いと思う。 ビートルズが特に好きだという人ではければ、やっぱりそれを求めるだろうから。 そいつは、ジャケットが面白くて気になっていると言ってたけど、 それから買ったという話は聞いてない。
175 :
SPLHCB :2001/07/03(火) 21:49
ポールが64歳になった時、何かイベントをやるのだろうか? あと5年?
176 :
ちゃけす :2001/07/03(火) 22:18
>>175 あ、やると思う.
このアルバム発売からちょうど二十年でCD化されたとき、
「It was twenty years ago!」とか騒いだんでしょ?
177 :
デッカの重役 :2001/07/03(火) 23:17
>>167 >最後のピアノはジョン、ポールとジョージ・マーティンで
>一斉にあのコードをひいたんでしたっけ?
ジョン、ポール、リンゴと、マル・エヴァンズの4人です。
67年2月22日。(ソース=レコーディング・セッション)
アタックのタイミング揃えるのが難しくて9テイクも録ったんですよね。
最後のテイクが「オッケーテイク」で、これにさらに3回オーバーダブ。
最後に雑音などが聞こえてしまうのは、残響を可能な限り長く録ろうと
フェーダーをどんどん上げて行ったからで、これはまあ、仕方ないでし
ょうね。経験で想像すると、マルが「犯人」な気がしますが。
XTCのアンディ・パートリッジは「エアコンの音が聴こえる」と言っ
てますね。
178 :
ホワイトアルバム :2001/07/04(水) 17:09
>>168 Dark Side Of The Moon は SGT の 影響が強いと思いますか ?
179 :
アルンハイム :2001/07/04(水) 20:24
>>177 情報ありがとうございま〜す。
ジョン、ポール、マーティンでピアノ弾いたのは
Rock'n Roll Musicでしたよね。
180 :
ホワイトアルバムさん :2001/07/04(水) 20:39
>>175 リンダがいないから、悲し過ぎてイベントはできないでしょう。
再婚でもすれば別。
181 :
シドヴァレット :2001/07/04(水) 20:47
>>178 プログレでSgt.Pepper'sの影響を受けていないバンドはないでしょう。
フロイドはちょうどSgt.Pepper'sのレコーディング時にAbbey Roadにいたらしいし。
自分達よりずっと長い時間かけてレコーディングしてるビートルズを見て、自分達も
いつもより多いテイクを録ったりして時間かけたとか。
ただDark Side Of The Moonあたりだともうフロイド独自のカラーが固まっていて、
誰かの影響とか言えないんじゃないかな。あれは彼らの傑作でしょ。
トータル・アルバムって意味ならAnimalsとかの方がそれっぽいし。
182 :
ホワイトアルバムさん :2001/07/05(木) 00:14
久しぶりにペパー聞いた。 すごく演奏がカッチリしてるアルバムだな。 前期やホワイト、レット・イット・ビーあたりにあった、いい意味でのラフさが ないアルバムだ。 リンゴがこのアルバムでは自分はセッションマンみたいだったといっていたが すごく完成度を追求して作ったアルバムという気がする。 完成度へのこだわりはビートルズのアルバム一じゃないのかな。 それゆえ異色作な気もする。ビートルズって完成度を求めるばかりの バンドじゃないから。
183 :
mice :2001/07/05(木) 09:36
キャッチーでないというのはその通りだけど、 もともとSFF、ペニーレインも入れる予定だったんでしょ。 入れたら他のアルバムと同じで曲単位の評価が主流を占めたんだろうね。 でもシングルの寄せ集めはやめようって考えの上で作ったアルバムだから、 やっぱりこのアルバムは1枚全体で評価されることが多いね。 その意味ではやっぱコンセプトアルバムだよ。 あと、このアルバムは「ビートルズ」のアルバムじゃなくて、 「サージェントペパーズロンリーハーツクラブバンド」による、 架空のコンサートなんだっていう最初の設定も見逃すべきでないと思う。 SFF、ペニーレインとか入れたら「ビートルズ」のアルバムになっちゃうしね。 そういう架空性、ストーリー性を抜きにして曲だけ評価したら、片手落ちだと思う。 あのペパー軍曹の口ひげとか勲章とか、 レコードにあんな付録ついてるだけでもコンセプトを強調してたってことは明確だしね。 その辺も含めて評価すれば、ただキャッチーな曲を並べるという以上のことをやろうとしてたのは はっきりしてると思うんだけどね。
184 :
シドヴァレット :2001/07/05(木) 12:58
>>183 >でもシングルの寄せ集めはやめよう
あの頃のビートルズのアルバムは全て、ジョージ・マーチンとビートルズの考えで
「基本的にシングルカット曲はアルバムに入れない」という方針でした。ジョージ
マーティンの自著を読むとその辺よくわかります。
ですから、「寄せ集めにしたくない」という意図があった訳ではないと思われます。
架空のコンサートという設定は確かにその通りですね。でも、Strawberry Fieldsと
Penny Laneを入れなかったのは、「ビートルズのアルバムにしたくない」からではなく、
レコーディング中にエプスタインが「何か売れる曲をシングルにしたい」と注文してきた
ために、その時ストックしてあった上記2曲を提出しただけにすぎません。
この2曲がアルバムに入らなくなったのは前述の理由の通りです。
それから、紙細工のおまけですが、なんとSgt.Pepper'sは当初ダブルアルバムの予定
だったらしいのです。しかし曲の数が足りず(ていうか全然足りてねーよ!!)、もう
ダブルとしてジャケを発注してしまっていたために、ああいうおまけを追加したとか。
このあたりの話、興味がおありなら、がいしゅつですがジョージ・マーティン著
「メイキング・オブ・サージェント・ペパー」の一読をお勧めします。
185 :
SPLHCB :2001/07/06(金) 00:47
あの・・・、スレ違いだけど・・・。でも、どのスレで聞いていいか分からないし、思い切って聞きます。これだけ。 “ABBEY ROAD”の、ジャケットの裏の、タイルを貼ったような、 “BEATLES”のロゴの“S”にひびが入っているのは(集合体としての“S”にひびが入っているという事は)、グループとしてのビートルズはもう終わった、という事を暗示しているのでしょうか? 事実上のラストアルバムだし・・・。ずっと気になってて・・・。 こんな事言ってんの俺だけ?それともガイシュツ? すっげえみーはーねたですまん!・・・でも教えて。
186 :
ホワイトアルバムさん :2001/07/06(金) 00:51
ポリタン頼む
187 :
ホワイトアルバムさん :2001/07/06(金) 16:00
>>185 >“BEATLES”のロゴの“S”にひびが入っているのは(集合体としての“S”にひびが入っているという事は)、グループとしての
>ビートルズはもう終わった、という事を暗示しているのでしょうか?
確かに、そう解説している本もある(笑)でも後解釈。
ジャケットから様々な意味を見つけ出してはあれこれ想像するのは楽しいが、ポール死亡説の
悪しき弊害だな。それが証拠に死亡時期と重なったといわれるサージェント以降のジャケットに
ついてあれこれ詮索されても以前のジャケットについては何ら問題視されていない。
188 :
SPLHCB :2001/07/06(金) 16:59
>187 あ、そう言ってる本もあるんだ? 俺だけかと思ったけど・・・。ちょっと嬉しい。 スレ違いなのに、さっそくレスしてくれてありがとう!
189 :
ジョンレノン :2001/07/06(金) 20:29
FIXING A HOLEって、注射(LSD)の穴ってしっていた?
190 :
ホワイトアルバム :2001/07/07(土) 08:58
Fix は、 ヤク モルヒネとか注射器でやるやつを いいます。 LSD は 紙じゃなかったか。
最初にこのアルバムがラジオから流れてきた時 本当に衝撃的だった。 固まって聞いてるうちに エンディングになった。 即 買いに走ったよ。 このアルバムから 全然別の世界が開けたんだ。少なくともおれにとっては そうだし, 同じ頃 LPを聞いた人間も そう感じたと思う。 ちゃんと リマスターして欲しい。今のCDからは あの衝撃は 伝わってこない。 与えた影響が大きすぎたから 逆に 後になってみれば 影響を受けた作品の 群れに埋没して 姿がちゃんと見えなくなってるんだと思う。 歴史的評価を別にしても いいアルバムだと思うけどね。
192 :
Himagine :2001/07/17(火) 02:28
>>183 Cute Beat Club BandやSouthern All Stars & Starsみたいなもんか。でも、あの2曲が入っていてもトータリティは失われないと思うし、入っていたら好きなアルバムになってたと思う。
193 :
ブラウンアルバムさん :2001/07/17(火) 02:55
別にコンセプト・アルバムだからってぶっ通して聞く必要ないし。 一曲一曲聞いていきゃ気に入るのありますって。 僕はGood morning Good morningがしゅき。遊び心あるし。
194 :
軍曹 :2001/07/18(水) 00:16
自分の意思で初めて聴いた音楽がこれだった。 それ以来ビートルズ=洋楽=音楽ファンになった。 いまでもメロディー、アレンジ、歌詞ともに最高だと思う。 問題なのはそれ以来これを超える感動、衝撃に出会ってないことだ。(たぶんこれからも)
195 :
ホワイトアルバムさん :2001/07/18(水) 01:53
逆に、決め手に欠ける曲ばかりが集まってしまったから、 コンセプトにしてしまおうという発想が(ポールには)なかったのかな? 発想の転換というか、そこにより大きな価値があったりして。 なお決め手に欠けるというのは「シングル」としての適性という意味ですが。
196 :
ホワイトアルバムさん :2001/07/18(水) 11:59
結構好きな曲もあるんだけどね。 Lucy, A Day In The Life, When I'm 64, She's Leaving Homeとか。 Sgt. Peppersも好きだし、Getting Betterとかも普通にいい曲だし。 ジョージの一曲は飛ばし曲なんだけど。 まあでも確かにシングルとしての適性は低いかも。 A Day In The Life / When I'm Sixty-Fourかな、唯一考えられるのは。
197 :
ホワイトアルバムさん :2001/07/18(水) 12:41
思うんだけどストロベリとペニレインが入っていても、 あんまり変わらないんじゃないかな。 ビートルズのスタッフはこのカップリング曲を いままでの最高のシングルと見てただろうけど、 これがイギリスで1位になれなかったので、 ビートルズは終わった...とか、当時、そういう反響 があったでしょ。 結局、SGTがそれをひっくり返すんだけど。 ビートルズ以外の人達は特に優れた曲とは 思ってなかったのでは。 ストロベリとペニレインはアルバムに入らなかったことで、 単独曲として、逆に引き立つ形となったように思うんですよ。 アルバムに入っていたら、強烈な「トータル・アルバム」の ベールに埋没していたかもとも考えられる。 この2曲が入っていても、「収録曲自体のレベルが低い」という 理由によるSGTの株価下落は同じように起こったと思う。
198 :
ホワイトアルバムさん :2001/07/18(水) 14:49
車に乗っている最中にラジオで流れたフレーズ 「いしや〜きいも〜」 「Peperback Wrighter〜」 イントロ、そつくり。
199 :
きいも〜きいも〜 :2001/07/19(木) 05:07
ドレミ〜ミレレ〜だ。チャルメラはドレミ〜レド〜ドレミレドレ〜。
200 :
ブラウンアルバムさん :2001/07/19(木) 14:08
200をふめってことか、おれに
201 :
ホワイトアルバムさん :2001/07/20(金) 00:56
>>198 それは、原田のぶろうがやっている毎日放送の番組ではなかったかな?
------------------------- The end -----------------------------------
203 :
ホワイトアルバムさん :2001/07/24(火) 20:36
ジョンの変拍子は天性のものだ。あの感覚は誰もマネできない。 Good morning, good morningのリズム感は絶品。リンゴもよく刻むよな。 All you need is loveも変拍子作品だけど、なんであんなに自然にできるの? 歌詞中心だから?
204 :
ホワイトアルバムさん :2001/08/02(木) 13:52
ストロベリとペニーが曲自体は2曲ともいいのになぜ1位を取れなかったかというと、ツアーをやめ、スタジオワークを経ての彼らの変貌(髪型、服装、音楽)の違和感によって以前のビートルズと余りにも変化してしまったので、拒絶感があったのかもしれない。
205 :
ホワイトアルバムさん :2001/08/02(木) 16:36
>>204 ご当地ソング(リバプール)だからだと思われ
207 :
ホワイトアルバムさん :2001/08/04(土) 00:09
サージェントペパー買って10年 ようやくこのアルバムが好きになりつつ(泣) 下手したら最終的にこれが最高傑作かも(まじ) 苦しかったホワイトのNO.9も克服できたし 残るはFOR SALEのB面とPLEASE PLEASE MEの数曲(笑)
208 :
ホワイトアルバムさん :2001/08/04(土) 02:24
209 :
ホワイトアルバムさん :2001/08/04(土) 02:25
210 :
207 :2001/08/05(日) 02:05
だって最高傑作って言われても全然理解できなかったんだもん ピカソの絵画を理解するように時代背景や 他のアーティストの曲やその後のメンバーの作品聴く作業しないと ビートルズ作品だけ聴いてちゃわかんないよこれ。
211 :
ホワイトアルバムさん :2001/08/05(日) 02:31
>>207 そりゃあんたに感性と基礎教養がないだけ。
ピカソも時代背景とかしらなくても楽しめます。
「作業」して芸術は楽しむものじゃありません。
212 :
ホワイトアルバムさん :2001/08/05(日) 11:21
>>205 確かにポールのマルオブキンタイアーも当地ソングだったので、イギリスではシーラブズユーを超えたけど、アメリカではぱっとしなかったみたい。
213 :
ホワイトアルバム :2001/08/05(日) 13:20
>>211 ペパーはともかく知識ゼロでピカソは無理(ワラ
知ったかはやめとけ。
>>213 そう言い切らんでも…
ピカソは各時代それぞれ楽しめるよ
215 :
207 :2001/08/05(日) 23:17
まぁともかく10年前は音楽の感性が貧しかったのは確かだな 色々な音楽を楽しめるようになったのは「作業」のおかげかも
216 :
アルンハイム :2001/08/06(月) 00:30
>>212 マル・オブ・キンタイアはアメリカではシングルB面でした…。
まぁA面曲もパッとしなかったんですけどね。
217 :
:2001/08/06(月) 01:23
218 :
:2001/08/06(月) 15:13
>>204 このダブルAサイドの、13番目のシングルが1位になれなかった理由ははっきりしている。
ダブルAサイドであるために、店舗からの報告が「ペニーレインが売れている」と
「ストロベリーフィールズが売れている」に分散したためだ。
それはそうとエンゲルベルト・フンパーディングの「リリース・ミー」、一度聴いてみたいぞ。
219 :
ルーシー :2001/08/06(月) 16:42
俺はサージェントペパーは最高傑作だと思うよ。 サージェントペパーは映画(ビデオ)で見るのをお勧めします。 出来たらビートルズのメンバーのようにLSD食って見るのをお勧めします。 どのアルバムも好きだけど。
221 :
ホワイトアルバムさん :2001/08/06(月) 23:17
>218 マターリとした曲です。可も不可もなく。 こんな曲にビートルズが負けるなんて納得いかない。
222 :
ホワイトアルバムさん :2001/08/06(月) 23:31
サージェントはビートルズの入門用に最適! ヒット曲もそうでない曲もバランスよく入っているし、斬新な(当時のね) 曲もあっていろんな側面を知る事ができると思う。 ビートルズを知らない人にぜひ聴いてみて欲しい。
223 :
ホワイトアルバムさん :2001/08/06(月) 23:35
>>222 最近のJ-POPになじんだ耳には良さが埋もれてしまうから、
入門用に勧めるのはやめたほうがいい。
224 :
ホワイトアルバムさん :2001/08/07(火) 01:31
いやいや、たんぽぽの「乙女パスタに感激」は sgt.風味だったよ。
225 :
ホワイトアルバムさん :2001/08/11(土) 01:25
オレははじめて買ったアルバムがSgt.だった。 当時小学生だったが、何というバンドなんだと鳥肌がたったよ。
226 :
ホワイトアルバム :2001/08/11(土) 04:32
227 :
イントロにGettin'Better :
2001/08/14(火) 08:23 >>224 Penny Laneからパクったっぽい。タンポポは良い曲多いなー。