IDにBeatlesがでるまで頑張るスレ

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85ホワイトアルバムさん
絶対敵とは、永遠にふりつづける、精神の流れ星なのかもしれない
孤独男はニコリともしないでこう言う
「あなたが私と友達になりたいと希望するなら、なってあげないこともないですよ」
あなたは一瞬たじろぐが、言い返す 「友達の定義とは、何なんだ?」
「さてね、信頼し合って共存共栄、助け助け合う仲間達とでも申しますか」
「君は本気でそんな関係が成り立つとでも、信用してるのかい?」
「はは、世間ではそういう常識で友情というものが、成り立っているのではありませんか?
 しかし、私の名前は 孤独男
 そんな友情の精神など、二千年も前の昔に、捨てて来たままですよ」
「ではなぜ私となら友達になってもいいだなどと
 軽々しく出まかせをクチにするのだね」
「人間、誰でも慰みが必要だとは思いませんか?」
「ふっ 私が君の慰みなのか、君が私の慰みなのか
 そこのところを実にハッキリとさせてもらいたいものだね」
「はは、そう来ましたか ところであなたが手にしている実存主義的金属バットは
 Aメーカーのものですか、Bメーカーのものですか、そこをまずうかがいたい」
「そんなことを聞いて、どうするのだね」
「いや、金属バットといっても、メーカーごとに微妙な硬度の違いがあるモノでしてね」
「なるほど、私の虚無的金属バットが、マイナーメーカー台湾製の
 Zという会社のものだったとしたら、友達になってくれるとでもいうのかね?」
「はは、そんな今すぐここで、確約は出来ませんよ」
絶対敵には、注意したほうがいい