青盤レビュー

1 ：ホワイトアルバムさん：04/09/15 08:45:31 ID:gd0wYBuY

442 名盤さん New! 04/09/13 03:30:54 ID:47ESo1Bl
１９６７～７０（青盤）/ザ・ビートルズ
disc1
1.ストロベリー・フィールズ・フォーエバー★★★★★
『アンソロジー２』に入っている弾き語りデモバージョンも捨て難い。
この曲の完成バージョン、つまりこのバージョンは幾度もの切り貼り、オーバーダブ加工がなされており
当時のレコーディング技術の賜物として知られている作品である。
しかし簡素な弾き語りデモバージョンですら心に響くものがある。やはり曲そのものが素晴らしい。
2.ペニー・レイン★★★★★
メロウなメロディも当然良いのだが、ここで光るのはそのアレンジ。
特にポールのベース。ペットサウンズを参考にしたんだろうが、とても透明感のあるベースの音は素晴らしい。
あまりに完璧なアレンジのために見過ごされがちになってしまう。
3.サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド★★★★★
4.ウィズ・ア・リトル・ヘルプ・フロム・マイ・フレンズ★★★★★
ほぼメドレー形式。
４曲目はリンゴがボーカルをとる曲だがこの人選は憎い。
ポールよりも淡白な声が、より一層の哀愁を漂わせている。
個人的にはジョー・コッカー（この曲をカバー。ウッドストックの名演で知られる）のボーカルより
リンゴの声のほうが好きである。
5.ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイアモンズ★★★★
コーラスの重なりが好きである。しかし曲そのものの出来がちょっと悪いか。
後のジョンとエルトンジョンとのデュエットバージョンもやはりイマイチだった。
6.ア・デイ・イン・ザ・ライフ★★★★★
ジョンの穏やかなボーカルも良いが、ポールの書いた中間パートのアレンジが個人的には好き。

2 ：ホワイトアルバムさん：04/09/15 08:46:06 ID:gd0wYBuY

443 名盤さん 04/09/13 03:31:46 ID:47ESo1Bl
7.愛こそはすべて★★★★★
衛星放送で生録音された曲だが、ベーシックトラックはすでに録音されていた。
途中で入るややレイジーなギターソロがとても良い。
8.アイ・アム・ザ・ウォルラス★★★★★
言葉遊びだけの曲をここまで完成されたものに仕上げる心意気が異様である。
9.ハロー・グッドバイ★★★★★
ポールの書いた６７年の曲はロックファン的にはどれも見過ごされがちになってしまうが
それはアレンジ面であまりにも完成されたものだったからであろう。
10.フール・オン・ザ・ヒル★★★★★
後のゾンビーズなどはこの曲の感じを参考にしたのか。
ビートルズ秋の名曲。
11.マジカル・ミステリー・ツアー★★★★★
何と言ってもイントロが絶妙。エフェクト処理されたコーラスのなんと心地良いことか。
スタジオ技術の賜物なためか、ポールのソロライブで聞くとちょっとずっこけてしまう。
12.レディ・マドンナ★★★★★
リトルリチャードあたりがやりそうなピアノブギ。
曲自体はごくありふれた感じに聞こえるが、やはりアレンジの練りこみが泥濘ない。
13.ヘイ・ジュード★★★★★
耳タコ過ぎるのでそれほど好きでもないだろうと思って久々に聴き返してみたら
ボーカルのあまりの迫力に圧倒させられてしまった。ウィルソンピケットのカバーも有名だが
個人的にはこっちのほうが好き。ビートルズでも髄一のソウルフルナンバーか。
14.レボリューション★★☆
ヘイジュードとは反対に
最初はすごく好きだったが繰り返し聴くに従って興味がなくなってしまった曲。

3 ：ホワイトアルバムさん：04/09/15 08:46:28 ID:gd0wYBuY

444 名盤さん 04/09/13 03:33:10 ID:47ESo1Bl
disc2
1.バック・イン・ザ・U.S.S.R.★★★★★
やたらとエンターテイメント色が耳につく感じではあるが
コーラス、ギター（特に歌の３番の盛り上がり）などアレンジ面が絶妙であり
否応無く楽しませてしまう。
2.ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス★★
歌謡曲調。クラプトンのギターソロも特にそそられるものは無し。
この曲が好きな人には悪いけれども、いかにもマイナー調の曲は好きになれない。
3.オブ・ラ・ディ,オブ・ラ・ダ★★★★★
『アンソロジー３』にはサンバ風なアレンジの別バージョンが収録されていたが
これはレゲエのリズム。といってもボブマーリーあたりのような陰があるわけでもない。
あまりにキャッチーな題材のためか、甲子園の応援歌として有名である。
4.ゲット・バック★★★★
客演ビリー・プレストンのキーボードが光る曲で、ソウルフルな好演。
ビリー・プレストンとビートルズでやるライブツアーをやって欲しかった。
5.ドント・レット・ミー・ダウン★★★★★
ジョンのボーカルが光るが、ベースやギターのアレンジも良い。
制作途上段階ではギターにはワウワウペダルを通していたらしいが、どんな曲調だったんだろうか。
6.ジョンとヨーコのバラード★★☆
吐き気がするバラードである。
しかしチャックベリー風のギターソロが入ったり愛嬌があってどうも憎めない。
7.オールド・ブラウン・シュー★★★☆
曲としては地味だが、コーラス、ギターソロなどアレンジ面で聴き所がある。
フェイドアウト直前のキーボードがちょっとサイケデリックに演奏してるところが特に好き。

4 ：ホワイトアルバムさん：04/09/15 08:46:50 ID:gd0wYBuY

445 名盤さん 04/09/13 03:33:34 ID:47ESo1Bl
8.ヒア・カムズ・ザ・サン★★★★★
ジョージの名曲として有名だが、個人的には７１年『バングラデシュ・コンサート』における
バッドフィンガーのピート・ハムとの弾き語りバージョンのほうが直に心に響く。
とはいえ完成バージョンのアレンジもちょっと変な感じがして面白い。
9.カム・トゥゲザー★★★★
黒っぽさが光る名演。ぶっといベースラインが特に良い。
10.サムシング★★★★★
ジョージの名曲だが、それにしても一風変わったアレンジで、妙な浮遊感がある。
バンドによるバージョンも良いが、『アンソロジー３』の弾き語りデモバージョンも
荒削りながら沁みる演奏である。
11.オクトパス・ガーデン★★★☆
リンゴスターというキャラが際立った曲。
disc1の2曲目同様、淡白なボーカルが何ともいえない哀感を醸し出している。
12.レット・イット・ビー★★★★★
耳タコだが、何ともいえない哀感が憎い。
ギターソロがあるフィルスペクターのプロデュースバージョンは『レットイットビー』に入っているが
これはジョージマーティンによるもの。歌の魅力はこちらのほうが引立っているか。
13.アクロス・ザ・ユニバース★★★
むかしは好きだったが、今はあんまり魅力を感じなくなった。
ただ眠いだけに聞こえてしまう。
14.ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード★
こういうストレートな情感は苦手である。

5 ：ホワイトアルバムさん：04/09/15 11:37:40 ID:3IBBaaZz

レボリューションは白に入ってたやつのほうが良かった
あの五月蝿いギターイントロイラネ
ジョージのセンスの無さに唖然

6 ：ホワイトアルバムさん：04/09/15 11:53:35 ID:???

あのイントロはジョンじゃねえのか？

7 ：ホワイトアルバムさん：04/09/15 23:24:26 ID:3IBBaaZz

>>6
青盤の選曲ってジョージでしょ？確か
そこを突いたんだが・・・
それにシングルＢ面で出したとき、レボ１をジョンは推したんだが、ポールとジョージに諭されて、五月蝿いレボになった経緯も、突いたんだが・・・

8 ：ホワイトアルバムさん：04/09/15 23:28:32 ID:???

オレはただのレボリューションのほうがテンポはやくて好き

9 ：ホワイトアルバムさん：04/09/15 23:52:59 ID:???

俺はNo.9のが好き

10 ：ホワイトアルバムさん：04/09/16 11:16:55 ID:???

>>7
あ、そうですか。