313 名前: ケニヨン 投稿日: 2000/12/08(金) 05:39 いらっしゃいまし(笑)。 Absolutely Freeというより、その前のFreak Out!の方が大きな問題 ではあるのですが、Sgt. Peppers制作中のビートルズが、発表前の Absolutely Freeのテープを聴いて参考にしたのではないかという疑惑が あるのです。まあ、その説を唱える人たちによると、状況証拠は揃ってい るようですが、確証はありません。 で、コンセプトアルバムFreak Out!にインスパイアされて、Absolutely Freeを参考にして作られたSgt. Peppersが「ロック初のコンセプトアルバム」 ともてはやされたというわけ。面白くないのはザッパの方。次のアルバム We're Only In It For The Moneyで、ザッパはSgt. Peppersのジャケットを 丸ごとパロってしまった(レコード会社によってジャケの表裏がひっくり返さ れたが)。「なんだかんだ言っても、お前たち金のためにやってんだろ?」と いうわけ。 でも、ビートルズとザッパはケンカしていたわけではない。 Ruben and The Jetsを聴いたジョンとジョージはわざわざザッパに祝電を 打ったし、ポールはビーフハートと契約したがっていた。そうそう、ジョンの 家の戸棚にはSafe As Milkのステッカーが貼ってあったな。 で、お返しにジョンがマザーズにゲスト出演した時のライブが入った Sometimes in New York Cityの内袋でジョンはイタズラをする。 ジョンはザッパのFillmore East 1971のジャケットに赤ペンで いろいろ書き込んでパロディにしてしまった。 パロディにはパロディで返す、というわけですな。 そのときの音源については、ジョンとザッパとの間で、お互いに別に加工して それぞれ作品として発表して比べっこしようという約束が取り交わされていま したが、ザッパが作品化したのはジョンの没後(Playground Psychotics) だったという話。 ジョンの命日記念、ザッパとビートルズの因縁話でした。 ヘイ、お退屈様
329 名前: ケニヨン 投稿日: 2000/12/11(月) 05:24 あ、>>321さん。 まだ、Freak Out!を買ってないんだったら、We're Only in It for the Money を買った方が、ビートルズとの関係がわかりやすいかもしれない。Sgt. Peppers と聴き比べてみるのは、こっちのほうが面白いかな。 Sgt. Peppersのパロディなんて腐るほどあるけど、これだけは特別。何しろ パクられた仕返しだから、大義名分があるパロディだ(笑)。 盤は現行盤で解説はMSI版というのがベストな組み合わせだけど、現行盤でも 充分楽しめると思う。MSI盤はリズム差し替えたやつだからあまりお薦めでは ない。あれはあれで味はあるものの、やっぱりホンモノではないからなあ。
>>68 1988年ライヴはBOOT出てるヨ。 Live in Binghampton,NY March 17.1988 'St.PatriCk'sDay' 2CD 但し、タイトルと歌詞を変えて唄ってる。 Lucy In The Sky With Diamonds = Louisiana Hooker With Herpes Norwegian Wood = Norwegian Jim Strawberry Fields Forever = The Texas Motel
入ってるね。i am the walrus含めて4曲入ってる。 このBOX、MYSTERY BOXって有名10枚組ブートをメインにおいしいとこばかり 入ってるから、ザッパ・ブートの取っ掛かりとしては最適じゃないかな。 値段も安いけど、ブートコピーには注意した方がいいかも。 オリジナルはデジブック型の豪華な装丁だよ。