【REAL LOVE】

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24I me mine ◆Zm/sxkHU:02/07/01 22:10 ID:???
曲はしばらく鳴り続けた、ようやく終わると部屋の奥にあった、
巨大なスクリーンに真っ白な景色が映った、徐々に灰色の文字が
浮かび上がってくる、良く読めなかったが「Come on」という文字は
読めた、これが本当に親父が見せたかったものなのだろうか?
そんなことを考えていると白いスクリーンの眩しさのせいか
目があけていられなくなった、そしてなんだか眠くなってきた。
25ホワイトアルバムさん:02/07/01 22:11 ID:???
長いよ、別に全部書かなくてもいいよ。
それが書きたかったのか?
最初の3行で十分。
26ホワイトアルバムさん:02/07/01 22:12 ID:???
この話はきっとビーヲタにしかわからねえだろうな・・・
>>1,マニアックなものを書くな、マニアな俺としてはひじょうに
嬉しいのだが・・・
27ホワイトアルバムさん:02/07/01 22:12 ID:???
ここからラブシーンの始まりですか?
28I me mine ◆Zm/sxkHU:02/07/01 22:20 ID:???
気がついたらなんだか緑の丘にいた、隣に寝ていた真理を起こし
立ち上がった、さっきいた別荘とは全く別世界だった、どちらかと言えば
ヨーロッパ風だった・・・海外へはアメリカへしか行ったことがないから
なんとも言えないが・・・とりあえず僕の知識ではそういう見解だった。
で、真理の見解はと言うと・・・
「きれい・・・」の一言だ、始めて逢った時から思っていたがこいつは
のんきなやつだなと改めて思った、見ず知らずの場所にいきなり飛ばされて
「きれい」とはのんきものだ・・・
29I me mine ◆Zm/sxkHU:02/07/01 22:26 ID:???
とりあえず辺りを見回してみた、一面の花畑以外は何も見えない、
動かなければ始まらないということで真理の手を握り歩き出した。
すると岩の上にギター片手になんか弾いてる人がいた、黒髪だから
なんだか安心したが実際話し掛けるのは少し恐かったが、非常時に
そんなことも言ってられないので話し掛けることにした。
30I me mine ◆Zm/sxkHU:02/07/01 22:31 ID:???
俺と真理はギターの男(遠くからでは分からなかったが)に「あの〜」と
お決まりの流れでいこうとしたらいきなり「What?」とかえされた、
英語は学校での睡眠時間だったし、アメリカは1ヵ月日本人学校にいた
だけだから英語は中学レベルだ、困惑してると彼は俺達を見て言った。
「ん?よく見れば日本人じゃん・・・」
31I me mine ◆Zm/sxkHU:02/07/01 22:41 ID:???
「え?日本語分かる?」と言うと「ああ」と笑顔で即答してくれた
正直、助かったと思った、彼はかぶっていた帽子を取り言った。
「で、あんた達は?駆け落ちかい?」
「いや、違う・・・ここはどこだい?」
「イギリスじゃないイギリスってとこかな?そっちの綺麗な姉ちゃん、
名前なんて言うの?」
「え・・・霧島真理ですけど?あなたは?」
「ああ、失礼、まあ名前なんてどうでもいいんだが・・・Mr.K、
ミスター K、って呼んでくれ」
32I me mine ◆Zm/sxkHU:02/07/01 22:52 ID:???
「へんな名前・・・で、俺の名前はどうでもいいってか?」
「野郎の名前なんて興味ないね、お前らここにどうやってきたの?」
俺は今までのいきさつを話した、一つ一つ話が進んでいくたびにKの
口は笑っていった、正直恥ずかしかったが我慢して話した、そして
話し終わるころには大爆笑した、僕はがらにもなく掴みかかった。
「何がそんなにおかしいんだよ!」
真剣な表情で攻撃してもKは相変わらずなめきった表情で僕を見ていた。
「いやぁ、別に・・・おや、その指、お前ギター弾きか?」
「そうだよ・・・」
「だとしたら面白くなってきたな・・・」
33ホワイトアルバムさん:02/07/01 22:54 ID:???
名スレの予感
Mr.Kかっけーな。しかしマニアックだ・・・
34I me mine ◆Zm/sxkHU:02/07/02 17:43 ID:???
「面白い?何が?」
「お前なんか弾ける?カバー曲」
「B`zくらいしか・・・」
俺がそう言うとKはあからさまに嫌な顔をした、そして手持ちのギターを弾き出した。
「はぁ・・・そうだよな、今頃の日本の野郎に期待するのが間違いだった」
「なんだよ、お前だって日本人だろ?」
そう言うとKはギターを弾く手をとめ、こっちに振り向いた。
「いや、俺は英国人さ、ただ親父が日本人だっただけだ、髪も本当は茶髪、
黒く染めた・・・日本人はどうかしてるさ、すぐ髪を染めたがる・・・」
35I me mine ◆Zm/sxkHU:02/07/02 17:50 ID:???
「・・・で、もう一度聞こう、ここはどこだ?」
「だからイギリスじゃないイギリス、ま、空想世界だな、まあいいや、
よしお前ら俺と一緒にいかないか?ちょっとしたかっこいいもんが手に入るぜ、
もしかしたら元の世界に帰れるかもな、とりあえず今日は俺の家に泊まれ、
リバプールって街が下にある、そこに俺の家がある、いくぜ」
Kは勝手に決めるとギターを背負って丘を降りていく、俺と真理は仕方なく
やつについていくことにした。
36ホワイトアルバムさん:02/07/02 18:13 ID:???
たったこれだけで休憩するな。
37I me mine □Zm/sxkHU:02/07/02 18:30 ID:???
漏れと真理は奴の家についた。そこは段ボールハウスだった。

そして、そして・・。漏れでも顔くらい知ってる、ジョソ・レノソが居たのだ!

「ハーイ」ジョソはきさくに声をかけて来る。あれ、確かジョソって死んだんじゃ・・。
そう思ってKの方を見ると、「そうだよ、漏れ達は死んだんだ」との答えが。
38I me mine ◆Zm/sxkHU:02/07/02 18:55 ID:???
「リバプール」は僕が想像していた近代的な街とは違った、1960年くらい
のイギリスの田舎街を思い出させる風景だった、Kは街の住民に会う度に
挨拶をかわしていた、どうやらこの街では有名人のようだ。
そうしてしばらく歩くとKはボロい一軒家を指差した、まさかあそこで泊まれと
言うのか・・・
39I me mine ◆Zm/sxkHU:02/07/02 19:07 ID:???
僕は真理のこともあったし(のんきな癖に妙にきれい好きだったりする)
ちょっと心配だった、だが中はあの親父の別荘のように楽器やレコードが
並べられてる小奇麗な部屋だった、正直、僕の部屋より綺麗だった。
「明日には出発する、ねえちゃんはそっちの部屋で寝な」
「はい・・・あの、どこに行くんですか?」
「そう、俺もそれが聞きたかった」
俺が同意するとKは煙草を取り出して口にくわえた、ライターで火を
つけると白い煙が室内に漂った、そしてKは話しはじめた。
40小説板名無しさん:02/07/02 19:13 ID:???

ワタシも小説書きたいんで新スレ立ててもよかですか?
41ホワイトアルバムさん:02/07/02 20:39 ID:???
小説書きたいんなら別の板か自分のホームページでね。
42I me mine □Zm/sxkHU :02/07/02 22:24 ID:???
僕は真理のこともあったし(のんきな癖に妙にきれい好きだったりする)
ちょっと心配だった、だが中はあの親父の別荘のように楽器やレコードが
並べられてる小奇麗な部屋だった、正直、僕の部屋より綺麗だった。
「明日には出発する、ねえちゃんはそっちの部屋で寝な」
「はい・・・あの、どこに行くんですか?」
「そう、俺もそれが聞きたかった」
俺が同意するとKは煙草を取り出して口にくわえた、ライターで火を
つけると白い煙が室内に漂った、そしてKは話しはじめた。
43I me mine ◆Zm/sxkHU:02/07/03 18:14 ID:???
「う〜んとそうだな・・・」
そういうと近くのギターを取り出して歌いはじめた。
「Let me take you down
'Cause I'm going to Strawberry Fields
Nothing is real, and nothing to get hung about
Strawberry Fields forever...」
歌声もギターも見事なものだった、が、僕は英語が苦手なんで歌詞の意味は
さっぱりだった、Kはそこだけ弾くと最後の「Strawberry Fields forever」
の部分を3回繰り返して(繰り返している部分は聞こえた)歌い終えた。
「ってなわけでストロベリーフィールズにいく」
「!?別荘と同じ名前だ!そこはどんなところなんだ?」
「さあな、ただそこには宝物があるらしいぜ、どっかのミュージシャンが
一番最後に遺した最高のメロディー、最後のメッセージらしいぜ」
44I me mine ◆Zm/sxkHU:02/07/03 18:30 ID:???
「ミュージシャン?」
「なんだっけなぁ?丸めがねかけてピアノ弾きながら
『イマジンオールザピーポー、リビングフォートゥデー』とか
歌ってた奴だ、今は殺されちまったが俺はあいつの歌が一番好きだね」
「あ!それ知ってる!えっと・・・ジョン・レノンだ!」
真理が手をポンと叩いて言った、「おう、それだ」とKは素早く返した
僕はこのやりとりが不自然でたまらなかった。
45I me mine ◆Zm/sxkHU:02/07/03 18:54 ID:???
自分が好きなミュージシャンの名前は忘れるものだろうか?
そんな僕の疑問をよそにKはいった。
「で?行くか?」
「ああ、行くよ・・・それしかなさそうだしな」
「わかった、さっきも言ったが明日には出発だ、おっと・・・もう日が沈んできた、
今日の夜は早いな・・・と。ほら、早く寝ろ、どうせ外に出てもなんの意味もなく
生きてるセイウチしかいねーよ・・・」
僕はその言葉の意味を深く理解しようとはしなかったが、この世界が明らかに
僕たちが住んでいた「日本」とは違うところだとさとった、イギリスじゃない
イギリス?意味が分からなかった、街の人々の服装は普通だ、今のイギリスの
街の自然な様子だ、ただこの街を取り巻く空気の何かが僕の知ってる世界との
大きな違いだった。
46ホワイトアルバムさん:02/07/04 17:05 ID:???
期待age
47ホワイトアルバムさん:02/07/05 16:44 ID:???
---------------------------------------------------
FLASHでみんなの心を一つにしたい!
http://pc.2ch.net/test/read.cgi/swf/1025774508/-100

低下した2ちゃんねるのモラルを回復させ、みんなの心を
一つにするFLASHを作りたい!
どんな感じでの協力でもいいので協力してください。
FLASH作れる人は是非協力を!
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481980.12.9 22:52(:02/07/05 18:07 ID:1vb4L2M6
と、と、とつぜん、外で泣き叫ぶ声がした!
チャプマン〜 チャプマン〜 チャプマン〜 チャプマン〜 チャプマン〜 チャプマン〜 チャプマン〜 チャプマン〜 
チャプマン〜 チャプマン〜 チャプマン〜 チャプマン〜 チャプマン〜 チャプマン〜 チャプマン〜 チャプマン〜 
チャプマン〜 チャプマン〜 チャプマン〜 チャプマン〜 チャプマン〜 チャプマン〜 チャプマン〜 チャプマン〜 
チャプマン〜 チャプマン〜 チャプマン〜 チャプマン〜 チャプマン〜 チャプマン〜 チャプマン〜 チャプマン〜 
49ホワイトアルバムさん:02/07/05 18:08 ID:???
↑ガキ
501981.12.9 22:52(:02/07/05 18:11 ID:1vb4L2M6
ここは空間の歪みゆえ、日常の時間とは異なる時の刻みかたをした。
511941.12.9 22:52(:02/07/05 18:13 ID:1vb4L2M6

大日本帝国、バンザ〜イ!
52I me mine ◆Zm/sxkHU:02/07/05 22:18 ID:???
翌日僕はリビングから派手に鳴り響くレコードの音で目が覚めた、
ドラムの音が頭に突き刺さる、僕は自然とリビングへ向かった、Kが煙草を
吸いながら待っていた、時計を見るとまだ5:30だった、だが外はもう十分
明るかった、しばらくすると真理が起きてきた。
「おはよう」「ああ・・・」
「さて、行くぞ・・・車に乗れ、もう外に用意してある」
Kはそう言ってレコードを止めそれを取り出し外へでようとする。
「おい・・・飯は?」
そういうとKは振り返って言った。
「ない」
53I me mine ◆Zm/sxkHU:02/07/05 22:26 ID:???
Kは家で食事をしないのだと言う、僕にとってはあきれた話だが
彼にとってはそれが普通らしい。僕らは意味もわからず彼の車に
乗り込んだ、彼の車はレコードとギターで埋め尽くされていた。
彼はカセットテープを取り出すと周りにも聞こえるのではないか
というくらいの大声で歌い出した。
54I me mine ◆Zm/sxkHU:02/07/05 22:30 ID:???
「Good morning, good morning, good morning
Good morning, good morning

Nothing to do to save his life
Call his wife in
Nothing to say but "what a day
How's your boy been?"
 Nothing to do it's up to you
 I've got nothing to say but it's O.K.〜♪」
55I me mine ◆Zm/sxkHU:02/07/06 21:59 ID:???
「おい、うるさいぞ・・・」
「はぁ?俺が歌わなかったら誰がこの街に活気を呼ぶんだ!」
そう言ってKはまた歌い始めた、僕はそこでひどくがっかりしたが、隣を見ると
真理が手拍子をしていたのでさらにがっかりした。
しばらくすると車の通りが激しい交差点にやってきた。
そこで婦警に笛を吹かれた、Kはそれを聞くと驚くどころか婦警に
手を振って言った。
「Hi,Lovely Rita...」
56I me mine ◆Zm/sxkHU:02/07/10 22:31 ID:???
婦警は親しげに話しかけるKを無視して笛を吹いて注意する、しかしKは
婦警の顔色を伺うと、また歌い出した。
57I me mine ◆Zm/sxkHU:02/07/10 22:33 ID:???
Lovely Rita meter maid.
Nothing can come between us,
When it gets dark I tow your heart away.
Standing by a parking meter,
When I caught a glimpse of Rita,
Filling in a ticket in her little white book.
In a cap she looked much older,
And the bag across her shoulder
Made her look a little like a military man.

(かわいいリタは計量係
誰も僕らの邪魔はできない
夕闇が迫る頃 きみのハートを盗むのさ
リタを最初に見かけた時
彼女 パーキング・メーターの横に立って
小さな白い手帳のチケットに何か書きこんでいた
帽子のせいか 実際よりも老けて見えた
それにショルダー・バッグを下げた彼女は
どこか軍人さんみたいに見えたよ)
58I me mine ◆Zm/sxkHU:02/07/10 22:41 ID:???
その歌を聴いて婦警は少しほほえみを浮かべ何か言うと
(もちろん二人の会話は英語だった・・・)
手を振って去っていった、Kも満足そうに手を振った、そして
また車を走らせ始めた。
「あれ・・・誰だ?」
「リタ、スピード違反してたから注意されたんだよ、でも俺のこの
歌唱力でなんとか罪は受けずに済みそうだ・・・」
「最後なんて言ってたの?」
「ん?『私の心は盗めない』だってよ・・・」
59パウロ:02/07/11 00:15 ID:???
聖母マリアが現れ    聖母マリアが現れ    聖母マリアが現れ    聖母マリアが現れ    

聖母マリアが現れ    
60I me mine ◆Zm/sxkHU:02/07/16 18:03 ID:???
つまらない話書いてすいません、終了します。
61◆j.u/Bw/k:02/07/16 18:06 ID:???
偽者か!
62◆2getQOzs:02/07/16 18:10 ID:???
ややこしいな。
63I me mine ◆Zm/sxkHU:02/07/16 18:14 ID:???
おまけでーす!

I me mine#hanasi
64I me mine ◆Ly//YUrA:02/07/16 18:14 ID:???
どれどれ…
65I me mine ◆Ly//YUrA:02/07/16 18:15 ID:???
違うじゃないか。騙されたのか・・・。
66I me mine ◆Zm/sxkHU:02/07/16 18:55 ID:???
・・・
67I me mine ◆Zm/sxkHU:02/07/16 18:56 ID:???
できましたが何か?

I me mine#hanasi
68I me mine ◆Ly//YUrA:02/07/16 18:57 ID:???
test
69I me mine ◆Ly//YUrA:02/07/16 18:58 ID:???
直接打ち込むとできるらしい。
70I me mine ◆cEKqSls2:02/07/16 20:31 ID:???
test
71I me mine ◆Zm/sxkHU:02/07/16 20:32 ID:???
test
72I me mine ◆Zm/sxkHU:02/07/17 18:43 ID:???
ちんこ
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