まず体を洗わず、湯船に浸かっておもむろに皮を剥き
グリグリとカスを洗う。
その後何事もなかったように、湯船から上がり体を洗う。
ささやかながら、湯ノ花プレゼント
78 :
|男|名無し湯|女|:2006/07/22(土) 13:48:29 ID:LoS1RTFU
ずる剥けだから行っていいか?
私は心を鬼にして
>>76を殴りつけた。
一体何人の若い空手家が、包茎手術という壁によって、実りある芽を摘まれた事だろう。
何故、もっと早く私に悩みを打ち明けてくれなかったのか。
「
>>76。本日を持って、貴様を極真会館から破門する」
私は不覚にも涙を流していた。
Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)エッナニナニ? 何で??
81 :
76:2006/07/27(木) 16:14:19 ID:jSYU3mAu
↑間違えた
Σ(;´△`)エッ!? 何で?
>>76は、私をたずねて何度も道場に訪れたが、私は頑として彼を受け容れなかった。
半端な形で彼を受け容れた所で、また同じ過ちを繰り返すだけの事である。
(
>>76よ、悩むがいい。悩みぬいた末に空手を続けたいと思うなら、お前は本物だ)
数年後、極真会館城砦支部に顔を出した私は
>>76の事を思い出し、近所のスーパー銭湯を訪れた。
開店間も無い銭湯では、一人の屈強な男が亀頭を束子で洗っていた。
「貴様、本当に
>>76か?」
厳しい修行を物語る凄絶な空手ダコと、包茎手術痕が痛々しい。
湯船に湯の花を咲かれて喜んでいた頃の彼とは、まるで別人だった。
私が流した涙は無駄ではなかったのである。
83 :
76:2006/07/28(金) 12:27:27 ID:bJYDZjeL
俺アンタ知らんし、包茎手術なんか受けとらんよ!空手なんか興味ないし┐(´〜`;)┌
[空手なんか興味ないし┐(´〜`;)┌]
筆跡は確かに
>>76のものだったが、その末尾は涙に滲んでいた。
道場の看板に傷をつけぬ為、
>>76はみずから身を引いたのである。
>>76ほど空手の為に尽くし、空手を愛した男が、かつていただろうか?
栗の花の香りがする湯船につかりながら、私はまたも涙を流していた。