1 :
アイスマン ◇TUCiQpnde2:
∧_∧
(´・ω・) キキーッ!
O┬O )
◎┴し'-◎ ≡
_,,..,,,,_
./ ,' 3 `ヽーっ
l ⊃ ⌒_つ
`'ー---‐'''''"
∧_∧ ラーメンマン、起きて、みんなまってるよ
(´・ω・)o,..,,,,_ はやく不買運動やってって。
/ つ/ ,' 3 `ヽーっ
し―-,l ⊃ ⌒_つ
`'ー---‐'''''"
つー(ry
バスランディング2やってて忙しいから続きは夜ね
バスランディングなんてやってんじゃねー!yo
>>Iすまん
おk−おk−
ゆっくりでいいからNE!
7 :
名無しバサー:2006/02/09(木) 21:41:41
そんな事より1、ちょっと聞きなさいよ!スレとは関係ないけどっ!
このあいだ、近所の吉野家行ったわけよ!吉野家!
そしたらなんか人がめちゃくちゃいっぱいで座れなかったんだからっ!
それで、よく見たらなんか垂れ幕下がってて、150円引き、とか書いてあるのよ!
そりゃあ、ちょっと魅力的だったけど・・・・もうね、ばか!アホ!しんじゃえ!
アンタたち、150円引きくらいで普段来てない吉野家に来るんじゃないわよ!バカっ!
150円よ?150円!なんか親子連れとかもいるし・・アタシとアンタもいつか・・・じゃなくてっ!
一家4人で吉野家なんて終わってるわね!よーしパパ特盛頼んじゃうぞー、とか言ってるの。もう見てらんないわよ!
アンタたち、150円やるからその席空けてよね!
もう!吉野家っていうのは殺伐としてなきゃだめなのっ!
Uの字テーブルの向かいに座った人といつ喧嘩しても、(私もアンタと喧嘩してばかりよね・・・もっと素直になれれば・・・)
とっとにかくっ!刺すか刺されるか、そんな雰囲気がいいのよ!バカ供は、黙ってなさい!
それで、やっと座れたかと思ったら、隣の奴が、大盛つゆだくで、とか言ってるの。そこでまた頭にきちゃったわよ!
あのねぇ、つゆだくなんて、ちょっとエッチな注文して調子乗ってるんじゃないわよ!
もう・・・得意げな顔して何が、つゆだくで、よ!アンタ本当にエッチね!
吉野家に何しに来てるのか問い詰めたいわよっ!小1時間問い詰めちゃうんだから!
アンタ達、つゆだくって言いたいだけなんじゃないの、って!ま、まあ吉野家通のアタシがアドバイスしてあげるわ!
なに?「今日は優しいな。」だって?ば、ばかっ!別にアンタが好きとかじゃないんだから!
ゴ、ゴホン、今、吉野家通の間での最新流行はやっぱり、ねぎだく、これなのよ!大盛りねぎだくギョク。
これが通の頼み方よね、ねぎだくってのはねぎが多めに入ってる代わりに肉が少なめなのよ!で、それに大盛りギョク(玉子)。
これ以外認めないんだから!
でもこれを頼むと次から店員にマークされちゃうの!守ってくれる・・・?
べべ別に1人でもぜんぜん平気よ!アンタが初心者だからってだけで・・・
とっとにかく、1は、牛鮭定食でも食ってなさい!!
次ツンデレよろ
>>8 (:・3・) アルェー まっ前スレ1000取ったからって勝ったなんて思わないでよNE!
べっ別に悔しくなんかないんだかRA!
_, ,_
( ゚д゚)<えぇー?おいら実はこう見えて控えめな性格でなー
ホンマ恥ずかしい出してくれんでえーで、マジで
まぁでもそこまで言うんやったら出てやるよ
勝負してやんよ拓海、Zナメんなよ
実在するツンデレバサーは「コテキラ」
_, ,_
( ゚д゚)<あぁ、バリバリのツンデレバサーさ
ツンデレの意味は未だよくわからんが
_, ,_
( ゚д゚)<マジレスすると一応ツンデレについてのサイトは以前見た
そして一口にツンデレと言ってもかなり幅広いことがわかった
結果、ますますよくわからんよーになった
文字通り美少女フィギュア作ってて、こんな時間。
>アイスマソ
ちょっwwwおまwww
オタク先生の口くさいワロタwww
いろいろ適合してて深夜、ひとりで爆笑してましたw
ありがとう♪
あとコテキラはんの出し方うまいね〜
つーか、俺、ラーメンマンなんですけど。
で、サクマジグとスヤマパドルは使えない!と。因みにレッドのクリンクルカッツは全然ダメ。実に全部が中途ハンパ。何が狙いなのかまったくわからん。
色々なフレンチフライ型ワームのイイとこを全部パクろうとしたら、結局なんにも特徴のない、ポパイが儲けるだけのワームになったというイイ見本。
フィッシングTOバッシングに高いカネ払うならヒロ内藤とか村上とか並木や奥村のビデオの方がずっとコストパフォーマンス高いし。
菊本に作らせてるプレゼンスに至っては比較対象がないくらい使いにくい。硬い。
北浦の布川に関しては、何であれがそっくりさんとしてしゃしゃり出てくるのか?マネか?まあ、そうなんだろう。
でも、はっきりいって、ポッと出の、設立当初に何も関わっていない、ブームに乗ってオイシイ汁だけ吸って、マナーを守れんヤツが主体で、しかも、バス釣り全体のマナー悪化に貢献したところが何でデカイ顔できるのか?
あのご意見番を気取る元ヘラ師(あんな風貌でバス釣りで飯を食ってるとは正義超人として認めない)よりも、貢献してきた人達はたくさんいるだろう。
あのトゥルーパー&ジグへッド大好き男の貢献と言ったら、救いようのないTTWルアーどもをワゴンにばら撒いたことくらいだ。
下野のガイド不買運動だ。
_, ,_
( ゚д゚)<風呂入りながらいろいろ考えててんけど
ツンデレってそっけなくて自分の気持ちを
素直に出せない奴って感じかなぁ?
まぁ別に何でもいーけどよ
お互いデレデレよだれ垂らしあって
ほっぺたやおっ○いツンツンすることです。
ツンデレっ娘って言葉もあります。
_, ,_
( ゚д゚)<ふーん
19 :
名無しバサー:2006/02/10(金) 00:53:19
985:なっくる◆Zf32YPFdbg :2006/02/10(金) 01:01:50 [ろりこんおんぱれーど]
http://o.pic.to/13dk0 携帯でダウンロードしよう♪
なっころ動画が手に入るよ!
おれもネタ爆撃…
翌日も俺は普通の学校生活を送っていた。
が、やっぱり元気が出ずあいつに話掛けられても生返事だった。
…とその時、あいつがキレた。
「もぅ何なのよ!何でちゃんと聞いてくれないの!?」
「え?な、何だっけ?すまんもう一回言ってくれ!」
「だから今日も放課後瓢箪池行くかって話よ!」
「あぁ、いや、俺パス…」
「あっそ!じゃあもう誘わない!勝手にすれば?」
「何でキレてんだよ。今日は家帰ってすぐ寝たいんだよ」
「ふーんだ。知らない!」
何だか釣りを断っただけで喧嘩になってしまったようだ…
その日の放課後、俺は一人ふらふらと帰っていると「あんたが小野崎か?」と呼びとめられた。
「はい?何ですか?」
振り返った先には長身でイケメンの男がいた。隣町の公立高校の制服を着ていた。
「ここじゃ何だから…」とコテキラ公園に連れて行かれた。
「お前が今のかなめの男か?」
「は?何だ急に?」
「そうなんだろ?」
「違うよ。どっからそんな話が…」
「でも好きなんだろ!?」
「な!…ってお前は誰なんだよ!?」
「おっと自己紹介がまだだったな。俺はT高3年結城直也だ」
「…で?」
「突然だが俺はかなめと寄り戻す事にしたからさ、割り込んでこねーでくれよな?」
な、なんだって!?じゃあこのイケメンがあいつの元彼だったのか!?
「…あいつはその気なのかよ?」
「馴れ馴れしくあいつなんて呼ぶな!大体お前とかなめがつりあう訳無いだろ?フッ」
俺は気付いたらイケメン野郎に飛び掛っていた。
_, ,_
( ゚д゚) ワクワク・・・・
_, ,_
(;゚д゚)<あかーん、もう出かける時間やわ・・・くそっ
「てめぇみたいなカスタレがあいつの元彼だったとはな!」ドゴ!
「カスタレはテメェだ!」ガス!
「やるじゃねぇか!」バキ!
「なめるなぁー!」ズド!
「一度諦めたんなら大人しく帰りやがれ!」ボゴ!
「てめぇにかなめの何が分かるってんだ!」プに!
・・・・・・・……
俺とイケメン野郎はお互い動けなくなるまで殴り蹴り合った。
そして日が暮れた頃には二人ともボロボロになって倒れていた。
「…このままじゃ決着付かないな」とイケメン野郎がぼやいた…
「…俺をここまでシバき倒すなんておめぇやるじゃねぇか」
「お前もな…そうだ、お前バス釣りすんだろ?」
「何だ急に?」
「このまま決着付かないなんて勘弁だ、日曜に釣り勝負で決着を付けるってのはどうだ?」
思ってもみない展開だ。俺はなぜか勝つ自信があった。
「おもしれぇ!やろうぜ!」
「なら決まりだ。そうだな…日曜正午、○○川の丸本橋に集合だ」
「望むところだ」
「ルールは当日に知らせる」
「わかった」
「言っとくが、俺ぁ強いぞ?」
「ふん、じゃあな」「逃げんじゃねぇぞ」
と二人は別々の道を帰って行った。
そして決戦前日、俺は一人○○釣具に向かった。
前日になって賭け釣りに勝つ自信が無くなったのだ。
というのもあいつに聞いたイケメン野郎の釣りの上手さは半端じゃなかった。
タックルは10本のデストロイヤー、メガバス、itoルアーを使いマイナーな大会だが2連続で優勝したらしい。
俺はというとメインタックルはスーパーノヴァとタイラントでもちろん大会に出たことすらなかったのだ。
今日は貯金を全部下ろして、何か勝負できるタックルを買おうと○○釣具に来たのだ。
店に入り、色々物色しているとスカパー釣りビジョンの放送をやってて参考にと見ていた。
すると某有名ビッグベイターがどこかのリザーバーでロクマルモンスターを釣ったのだ。
俺は「これだ!」と思い手ごろなビッグベイトを探した。すると…
レジの横になんと新品定価のティンバーフラッシュが置いてあり、これを買う事にした。
が、肝心の専用ロッドがない。
俺は用意していた莫大な有り金を使って、思い切ってTR・FRとコンク200を買った。
これで負ける事は無いはずだ。
小野崎拓海タックルデータ
ハードプラグ全般
タクティクススーパーノヴァ66 TCSC-66MG
カルカッタコンクエスト100
カバーブレーカー14ポンド
ラバジ、テキサス専用
タクティクスタイラント TCSC-69H
メタ二ウムMg
カバーブレーカー20ポンド
ビッグベイト専用
タクティクスTR・FR TCSC-74X
カルカッタコンクエスト200
バスザイルフレックスハード30ポンド
結城直也タックルデータ
小型プラグ専用
デストロイヤーフェイズU F3−63X ザ・グリフォン
Liberto Pixy L
ニトロンベイト10ポンド
中堅ハードプラグ全般
デストロイヤーフェイズU F4−66X サイクロン
Alphas-ito 103L-Ai
ニトロンベイト16lb
テキサス、ラバジ、大型プラグ全般
デストロイヤーフェイズU F6−68X 烈壊
TD-Z 105HL
ニトロンベイト20ポンド
スモールワーミング専用
デストロイヤーフェイズU F2−62XS フルハウス
イグニス2004C
スーパーFCスナイパー4ポンド
悪い、バイトだからまた夜ねw
タックル紹介ワロス
30 :
名無しバサー:2006/02/10(金) 16:23:34
なんだかよく分からんが面白いなw
_, ,_
( ゚д゚)<やはり釣り対決に発展したか
グースが何者なのかがまだわからへんなぁ
釣り対決。 ワクワク。
朝の連ドラより面白い!
だ、駄目だ…疲れすぎて今日書くの無理ぽ…
エエエエ・・・
夜更かし、して
まってたのにィ・・・
まぁ、ゆっくりまちますわ・・・
期待しとりまっせ♪
38 :
名無しバサー:2006/02/11(土) 12:58:46
対決いいね!ツンデレって何なの?
>>38 お互いニヤニヤしながら、ほっぺたやおっぱいをツンツンしたり
よだれたらしながらデレデレすることの略です。
カップル板ではツンデレ爆撃が流行っております!
そして決戦当日の朝、また非通知着信が…
「グースか?」
「女の賭け釣りなんて事するのか?」
「な、何で知ってんだよ!?」
「まぁいいが…今のお前では到底直也には勝てん」
「え?…やってみなきゃわかんねぇだろ!」
「一人では勝てんという事だ」
「一人では?何言ってんだよ、タイマンの喧嘩とかじゃねぇし釣り対決で一人も二人もあるか!」
「俺がナイスなアドバイスを教えてやる」
「は??」
「流れだ」
「はぁ??川なんだからどこも流れてんじゃねぇか!?」
「流れを探せ」
「わっけわかんねぇ!お前、俺で遊んでんのか!!」
「まぁ精々後悔せん事だな…またな」
ブツっ
11時25分、俺は家を出た。
「流れを探せ」
グースのこの言葉が引っかかりながらチャリをこぎ続けた。
上り坂で急に後輪がガタガタ言いだした…なんとこんな時に限ってパンクしやがったのだ。
俺はとりあえずチャリを道の端に放置して走ろうと思った。その時…
「プップーー」と後ろから自動車のクラクションを鳴らされた。
「おーい小野崎、釣りかー?」と自動車の窓から顔を出したのは…担任の先生だった。
「せ、先生!丁度いいところに!今から○○川の丸本橋まで連れてってくれませんか!?」
「んー、まぁいいか。その代わり火曜日にまた空き教室の掃除頼むな」
「はい!」た、助かったー!
と俺は先生の車に乗り、11時45分に丸本橋に着いた。
あのイケメン野郎はまだ着いてないようだった。
「じゃあ頑張れよー」と言って先生は去っていった。
俺は余った時間でタックル準備に取り掛かった。
まずはスーパーノヴァにはブリッツを結ぶ。
タイラントにはキャスティングジグにビッグダディーの最強セット。
そしてTR・FRにはティンバーフラッシュをセット。あとはイケメン野郎を待つだけだ。
_, ,_
(;゚д゚)<だ・・誰やねん!?誰なんじゃグース・・・
12時丁度に原チャリでイケメン野郎が来た。やっぱりデストロイヤー完全武装だ。
「すまん、遅くなった」
「いいからさっさと始めようぜ」
「まあそうあせるな。じゃあルールだが…」
賭け釣りルール
・制限時間は正午〜日没まで
・当たり前だがルアー釣り限定
・釣った魚をデジカメもしくは100万画素以上の携帯で大きめのメジャーを添えて写す
・写真が今日釣った物か分からないので、直也の準備したコインも必ず添えて写す
・範囲は○○川流域ならどこでも可
・日没までに丸本橋に来ること
俺はイケメン野郎からコインを渡された。
「イギリスのドル硬貨だ。後で返せよ」
「キザなもん用意しやがって、始めるぞ」
「ああ、じゃあスタートだ!」
俺はまずあいつと行った時に入れ喰った橋脚エリアをブリッツで流す事にした。
ビシューン、グリグリ…ビシューン、グリグリ…と2投目で喰ってきた。
だが軽い。30cm弱だった。
この後30分ほど投げ倒したが同じような型のバスだけが5匹釣れただけで肝心のデカバスは釣れなかった。
俺はひとまずすぐ近くのゴミ溜りをジグで撃つことにした。
ヒュン、トントントン…と10投ほど投げた頃…
ズゴン!とタイラントのティップが勢いよく入った。
すかさず俺はフッキング!バットパワーでカバーから引きずり出す!
バシャバシャ!と跳ねた魚影は40cmはある、慎重に足元まで寄せる…
そして無事ランディング、測ってみると46cm!コインとメジャーを添えて写真に撮った。
その後ゴミ溜り、葦、杭、倒木と次々とカバーをジグで撃っていった。
が、釣れるのは40cm前後で、46cmからなかなか更新できずにいた。
そしていつの間にか時計は4時を差していた。日も大分傾いてきた。
そして電話が掛かってきた。今日2度目のグースからの非通知着信だ。
「なんだ?」
「苦戦しているようだな」
「別に?俺は結構前に46cmを釣ったぜ」
「おや?直也の魚を見ていないのか?」
「え?」
「結城は1時間ほど前に50cmを釣ったぞ」
「なにぃーーー!!?」
「場所は秘境ポイントだ」
「ほ、本当なのか?何であんたがそんな事…」
「詳しくは言えん。が、本当の事だ。言っとくが結城が釣ったポイントはもうあいつが散々釣った後だ」
「完全にスレてるって事だな」
「さぁてお前がどうするか、見物だな…いいか、勝つには流れを探すんだ」
「だから流れ流れって…」
「まだ分からんのか、流れのヨレだ」
「流れの…ヨレ?」
「そうだ。だがタダの流れのヨレにはランカーは付かん」
「…プラスαが必要って事か」
「分かってるじゃないか。ヒントは気の早いランカーがいるべき場所を狙え」
「気の早い…そうか、分かった!サンキューグース!」
俺は電話を切ってポイントへと走った。
うんうん、それでそれで?
時間が無い…一刻も早く上流に行かなくては…
気の早いバスってのはおそらくもう夏を意識して上流に移動したバスの事だ。
そして上流は流れが早く、大きめの岩がゴロゴロある。
流れのヨレだらけって事だ。
グースの言ってる事が合っていれば奇跡の一発逆転も有り得る。
そう信じて俺はただひたすらに川を登って行った。
五時、俺はやっと上流エリアに到着した。
日没はおそらく6時20分頃…
ということは20分以内に50cmより上のバスを釣って走って帰らなければタイムアウトになる。
俺は目に入るすべてのヨレにティンバーを投げた。
そして15分で釣ったバスは47cm、49cmの2匹のみ…
あと5分以内に釣らなければ俺の負けとなる。
俺はふとある物が目に留まった。
上流からの勢いのある水流が岩にぶつかり、その水流が水中にある大きな岩によって上へと噴出していた。
この複雑な流れ…間違いない!
そう確信し、俺はラスト1投となるであろうティンバーを慎重にキャストした。
バッシャン、とルアーは派手に着水した。
俺はボイルを装い、鋭く短いジャークを繰り返した。
4回ほどのジャークが終わり、諦めてルアーをリトリーブし始めたその時!
ゴフォオ!!
水面に激しい水しぶきが上がり、ルアーが消えた。
さっき釣った2匹のデカバスをも凌駕する勢いのある引き!
間違いない!ランカークラスだ!
リールを巻こうにもかなり重たい。
早い流れに川バス、しかもランカーの力強い引きだ!
しかしTR・FR&30ポンドラインのパワーには流石のランカーも負けたようで、しばらくの格闘ののち無事バスは上がった。
測ってみるとなんと55cm!もちろん俺の自己記録は更新した。
しかし時計を見てみると既に五時半。急いで写真に収め、リリースし、下流へと走っていった。
思いっきり走り続けたおかげか、俺はなんとか日没までに間に合った。
「お、ギリギリだな。釣れなくて逃げたのかと心配したぞ」
「はぁはぁはぁ…俺の勝ぢだ!ゴホゴホ!」
「一体どこまで行ってたんだ?そんな死にそうになるまで息切れして」
「はぁはぁ…これを見ろ」
と俺はデジカメを渡した。
「どれどれぇ?……嘘だろ!!?」
「どうだ!55cmのデブバスだ!」
「俺だって50cmのバス釣ったのに…畜生ぉ!!」
「俺はもっと強ぇって言い忘れてたぜ!終わりだな、結城直也」
「…ん?ちょっと待て、お前コインはどうしたんだ?」
「何言ってんだ?コイン…ああああああああああ!!!」
「…写すの忘れ「写すの忘れたああああああああああああああ!!!!!」
そう、俺はあの時無我夢中でコインを一緒に写すのを忘れていたのである。
「なら俺の勝ちだな。見た所お前がコインも一緒に写して撮ったのはこの46cmだし」
「ちょっと待てよ!俺の勝ちじゃねぇか!なぁ!?」
「ルールはルールだしなぁ?残念だったな!ふははは!」
「たかがコインごときでそんなに勝ちてぇのか!?細かい事言いやがって女かてめぇは!」
「何だと!?お前がコインを忘れたのが悪いんだろ?!」
ハラハラ、ドキドキ
そしてまた俺達は殴り蹴り合いの大喧嘩になった。
「コインなんて知るかーー!!」バキ!
「ルールだろうが!守れ!」ドズ!
「俺の勝ちだぁー!!」ゴス!
「ふざけるなぁー!!」てゅん!
・・・・・・……
今回はお互い動けなくなる前に近くにいたバサー達が止めに入った。
おかげでお互い大きな怪我もせずに収まった。
「止めろよ!何でこんなに殴り合ってんだお前達!?」
「いいから離せぇー!」×2
「これ以上続けるんだったら警察呼ぶぞ?」
「…警察は勘弁してください」×2
そして勝負は引き分け、という事で無事解決した。
完
もつかれー
また、アイデアがひらめいたら続きをおながいしまツ
楽しかったよー
完決って事じゃないよw
今日は疲れたしメバル行ってくるから明日書く
おおっ!それは良かったーw
楽しみにしてるよー
閑話休題とか書いてNE!w
おお!!
ちくしょう惜しいなあ!
せっかく55釣りあげたのに!
てかこのスペース限りなく面白い!
_, ,_
( ゚д゚)<後でまとめて読ーもうっと
おれなんかhtmlにして保存してますよw
>なっくる
htmlにして保存する方法おせーて
釣りバトルおもしろい!
乙かれさん。
_, ,_
(;゚д゚)<か・・・完・・・!?
あぁ・・・何じゃ、ビビらすなや・・・
さっきまで携帯ホムペ改造してたぜ♪
>ぢぇねさん
ページを右クリックして、ソースを選択。
出てきたウィンドウを全てコピペ。
コピペしたものわメモ帳に貼り付ける。
メモ帳を保存。
保存するときにindex.htmlとにする。
するとアイコンが生まれ、クリックすると…あ〜ら藤木インターネットみたいに見られる〜♪
って感じっすよ。
_, ,_
( ゚д゚)<それはhtmlで保存と言うよりは
テキストをブラウザで表示してるだけの気がするな・・・
そう、それw
どうせならinfoseekかなんかでアップしようかとw
あっ俺はやらんですよ。
何の話?
それよりイギリスってドル硬貨あったっけ?まさかポンドとか!?
後になって気付いたんだが…w
あそうそう、もしグースが誰か途中で分かっても決して言わないことw
67 :
名無しバサー:2006/02/12(日) 00:29:59
ちょっと!グースって何よ!?
気になるじゃない!教えなさいよ!!
_, ,_
( ゚д゚)<おk、まだわからんけど
>>66iceman
>>65 あははは
そんな事気にシナーイw
読んでるわたしもつっこまナーイw
きょうも待ってるYO−
>>66 わたしの推理では‥ ワクワク
なっくるのやり方じゃーファイルに保存してメールで送ると改行がなくなるのよ
なんとかならんかのぉ
早起きして釣り行ってて疲れた…
スマヌが明日になりそう…
おう!
無理せんでエエぞ
_, ,_
( ゚д゚)<続きまだか?
_, ,_
( ゚д゚)<ワードパッドに貼ったらいけたんやろ?
>>70ぢ
そのワードパッドに貼ったんを再度コピーしたらどーや?
ほんじゃおやすみ、続き待ってるよ
今度やってみりゅ
でも次やる機会があっても忘れてるんやろなぁ
次の日の朝…
俺はいつも通り学校へ行き、いつも通り放課後を迎えた。
だがあいつはいつもとは何だか違った。
朝俺の顔を見て「おはよ!」と明るく声を掛けてきたのにそのうち段々と機嫌が悪くなっていった。
「なぁ、なんでお前今日機嫌悪いんだよ?」
「ふん!自分の胸に聞いてみれば?」
「俺なんかしたか?」
「何にもしてないんじゃない!」
「意味わかんねぇ…」
そう言いながら校門まで一緒に歩いていると…
「かなめ、待ってたぞ」
「あ、直也?何しに来たの?」
「おいてめぇ何しにきやがった!?」
「そっちこそ、人の恋路を邪魔するのはやめろよな」
「ちょっと何なに、二人は友達だったの?」
「んなわけねーだろ!」×2
「…で、あんた達は喧嘩ばっかしてるってわけ?」
「ああ」
「何で喧嘩なんてしてるの?同じバスアングラーなんだから仲良くしなよ!」
「このバカが俺とかなめの仲を邪魔するんだよ」
「邪魔なんてしてねーだろ!お前が気にくわねーんだよ!」
「ちょっとちょっと;あたし直也と寄り戻す気なんて全然無いわよ?」
しーん…
「ちょ、、ま!!まじで!?おいかなめ、俺にはお前しか…」
「お前しか?何よ、あんたから別れてって言い出したんじゃない!?」
「それはそうだが…」
「とにかくあんたみたいなメガオタはお断りよ!」
「うぅ…」
俺はしばらくこの二人のやりとりを見ていた。
なんだかあのイケメン野郎がかわいそうになってきた…
メガオタはお断りよ!
テラワロス
はぅ!!投下されとる〜
つC
そして5分後…
「そういうわけだから、あたしあんたに未練も何も無いから」
「…わかった」
「おい、終わったか?」
「へいへい終わりましたよ。じゃあ帰る?」
「おう。結城、落ち込むなよ」
「…うあ」
俺とあいつは歩いて行った。後ろで結城は呆然と立ち尽くしていた。
「で…なんでお前は不機嫌なんだ?」
「あんた本当に分かってないのね。知らない!」
「え?な、なぁ本当に謝るから何の事か教えてくれよ!?」
「…今日あたしの誕生日って覚えてないでしょ?」
は?誕生日?そんな事聞いたことないし…
「いや…俺お前に誕生日いつかなんて聞いてねーし…」
「聞いてなくても気付いてプレゼント渡してよ!」
「無茶言うなよ!…じゃあ今からバースデープレゼント買いに行くか?」
「…そこまで言うんだったら良いわよ」
そこまでって…
_, ,_
( ゚д゚)<ムカつくぜ!じゃれ合ってんじぇねーぞコラ!
ワリーけどおいらぁ結城サイドに回んぜ
さらに、支援。
そして俺達がたどり着いた場所は…○○釣具。
「おい、また釣具買わす気かよ!?」
「いーじゃない!あたしもPOP-Xほしーし」
「さっきメガオタはお断りとかって…」
と俺達は店に入った。
あいつは真っ先にケロボーイを指差し、大声で俺にこう言った。
「これ最悪だったし!変な気持ち悪いのが食べてきて壊れちゃったよ」
「ちょっ!あんま大きい声で言うな…店員の目線が痛いだろ」
「はいはい」
ほんと困ったちゃんだ。俺何でこんな奴を好きになったんだろう?
そしてあいつはある一点を見つめて立ち止まった。
「うわぁー…これがいいなぁ」と俺をチラっと見た。
「どれどれ…おま!ちょ!ふざけんな!」
ねだってるモンはなんとアンタレスDC7!お値段はビックリ57800円!
「ふざけてないし。あたしもこういう高いリール使ってみたいなぁ」
「お前ピクシー使ってるじゃねぇか…」
「あれ安もんじゃん!」
全然安もんじゃねーwwwwwww
「あたしの誕生日なんだから奮発しなさいよー!」
「奮発ってモンじゃねーだろ!俺だってアンタレスDC欲しいのにお前に買ってやれるか!」
「うー…仕方ない。ルアーにするかな」
「助かった…」
そういうとあいつはルアーを選びだした。
俺も一緒に品選びするかな?と思っていると後ろから店員に声を掛けられた。
「お客さん、以前タクティクスとコンクエスト買ってましたよね?」
「え?ええまぁ…」
「あの時言いそびれてたんですけどね、10000円お買い上げ毎にスピードくじをしてもらってたんですよ」
「そうなんですか?」
「ほんとすいませんでした。で、今まだ残ってるんで7回くじ引いていきます?」
「やります!おーい、スピードくじ引けるってよ!」
とあいつを呼び、スピードくじを引いた。
がさがさ…ビリっ
「おめでとう!3等の人気ルアー当選ですよ」と奥からダンボールを持ってきた。
「うお!エスフラットある!これにすっか」と俺はエスフラットを手に入れた。
「あたしもやる!」と言ってきたから3回引かせてやった。
なんと3回とも3等のレアルアーが当たり、全部あいつにあげた。
そして俺は2回引いてシールとハンドメイドルアーキットを当てた。
「お客さん運が良いですね。さ、あと一回残ってますから引いてください」
俺がくじを引こうとしたがあいつが勝手にサッと引いてしまった。
「あ!何すんだよ!最後だったのに…」
「いーじゃん!1等かもしれないわよ??」
くっそー、2等のディトネーター&モードルアーセット狙ってたのに…とその時!
続きが無茶苦茶気になるじぇ。。。
カランカランカラーン!!
「おめでとうございまーす!一等当選ですよー!」
「な、なにー!?」
「ほら!ほらね!?やったー!」
「一等はこちら、ペア4泊5日、ピーコックバスフィッシングツアーですよー!」
「ピーコック!?じゃあアマゾンとか行けるのか!?」
「ぴーこっく?」
「しかも今回はハワイのピーコックバスフィッシングが出来るんですよ!」
「まじっすか!ハワイ旅行かぁ!しかも釣り付きwwwwwwww」
「わ、わいは?」
あいつは放心状態だった。
ハワイ旅行はもちろんあいつと行く事にした。
帰り道あいつは滅茶苦茶喜んでくれた。
「ねぇ拓海、ぴーこっくバスって何?」
「お前知らねーのかよ。ハワイとかアマゾンとか熱帯地域にいるバスだ」
「えー!じゃあ釣れるの!?」
「当たり前じゃねぇか!引きも迫力も日本のバスどころじゃねぇぞ!」
「ほんと!?やったー!」
_, ,_
( ゚д゚)<お!ピーコックか!
おいらぁピーコックにゃちとウルサイぜ
_, ,_
( ゚д゚)<楽しみやわ、思い出すな、あの時の感動を
ほんじゃかーえろっと
次回予告
ゴールデンウィークに拓海とかなめはハワイ旅行にきていた。
高校生にして異性と二人きりの海外旅行…
しかしこの二人はやっぱり他のカップルとは違う。
ハワイに着くなり透き通る様な海を背にピーコックのいる湖へ…!
そして夕刻ホテルへ…衝撃の事実が!
なんと超豪華ロイヤルホテルのワンルーム!
広い部屋にダブルベッドが一つ…
拓海は男になれるのか?乞ご期待!!
なんかムカツク・・・
拓海。
ガンガレ・・・
急展開!!
_ ∩
( ゚∀゚)彡 ハワイ!ハワイ!
⊂彡
_, ,_
( ゚д゚)<レイクウィルソンか、懐かしいな
ゴールデンウィーク、早朝の成田空港…
俺達はハワイ、ホノルル空港行きの一便に乗り込んだ。
俺もあいつもこの旅行は釣りが目的だが、やっぱり泳がないと損だと水着を用意していた。
「なんとか間に合ったなぁ…」
「あんたが遅刻するからよ!サイアクー!」
「マジごめんって…向こうに着いたら最初どうする?」
「決まってるじゃない!レイクウィルソンでぴーこっくバス釣るんでしょ??」
「そうだな…」
キーーーーーーーン!と俺達を乗せた飛行機は飛び立った。
「ね、ねぇ…拓海」
「ん?なんだ?」
「…墜落したりしないわよね?」
「するわけないだろ。予告でもハワイで俺達が釣りするって言ってたじゃねーか」
「そんなの信じられないわよ!」
「お前飛行機初めて乗るのか?」
「そ、そうよ…」ブルブル
あいつは飛行機に乗っている間ずーっと震えて怖がっていた。
俺は段々あいつをからかいたくなってきた。
「おい、もうシートベルト外していいんだぞ?」
「…このままでいい」
「トイレ行ったりするだろ?」
「…行くとき外すわよ!」
「…ん?…なぁ、あの飛行機敵機じゃねぇか?俺達の飛行機狙って狙撃してんじゃねぇか?」
「え!!?な、ど、どこよ?!?」
「テンパってんなー、かなめさんよーww敵機とかいるわけねーだろww」
その瞬間、バゴっと大きな音を立ててあいつの拳が俺の頬を抉った。
「次脅かしたら殺すわよ?」
と涙目になりながら怒った。
…しばらくすると
「ねぇ、まだ着かないの?」
「まだまだだよ。あと4時間とかじゃねぇ?」
「うっそぉ!?」
またしばらくして
「ねぇまだー?」
「まだだって」
「わいはマーダー??」
「まだだってば!大人しく寝てろ!」
いつの間にかあいつは眠っていた。
「ふぅ…やっと寝たか…」
俺も寝るかな…と目を閉じようとしたその時!
「あぁ…そこ…駄目だよ…」ぼそっ
あ、あいつがなにやら変な寝言を言ってた!
ま、まさか…変なことしてる夢でも見てるのか…!?
そう思って俺はあいつの顔を食い入るように見つめていた。
「うーん…ぁあ…それ……食べちゃ駄目だって…」
ん?何か訳分からなくなってきたぞ??
「……ジム…あたしにも…キングオルカイザーちょうだい…」
グランダー武蔵!?ますます訳が分からん!
「…ぎょろっちじゃないってば!」とあいつが起きた!
俺は食い入るように見つめていたからか、あいつと目が合った瞬間
「きゃぁぁああ!?あ、あんた今何をしようと…!!?」
「へ、変な誤解すんな!お前が変な寝言言ってたから見てたんだよ!」
「変な寝言?そんな事言って、あんたあたしの体触ってたでしょ?!」
「触ってねーし!」
「ふん!…まぁいいわ。そういう事にしてあげる」
「…ところでお前何の夢見てたんだ?」
「え?うーん…覚えてないや」
何の夢だったんだろう…気になる…
ちょっと黒帯Amazon見て勉強するからまっててね。
_, ,_
( ゚д゚)<おいらに聞けよ
黒帯Amazonも持ってるぜ、前編だけ
ここで聞いたらネタばれになるよ>コテキラ
ワシも黒帯Amazon持ってる、後編だけ
_, ,_
( ゚д゚)<おぉ・・!それ譲ってくれへん?
めっちゃ後編見たいねん>>JK
後編あげるわー
ジャンケン大会で後編だけ当たって、見ることは見たけどどないしよかとオモテタ
_, ,_
( ゚д゚)<おぉ!ありがとう!マジで嬉しいわ!
中古屋行くたび必ず探しとってん
こんなところにあったとは
そしてやっと現地に到着。
空港で俺とあいつは各自荷物を受け取り、ツアーの集合場所へ向かった。
「はーっ…死ぬかと思ったわ…」
「お前怖がりすぎだって。大体今の時代旅客機が墜落するわけねーだろ」
「あんたが脅かすからよ!」
「すまんすまん…」
なんて会話をしているとツアーのバスが見えてきた。
どうやらバスガイド、運転手と俺達のほかに3人ほどいるらしい。
するとその内の一人が俺達に話しかけきた。
「うほっ!おまいら何でここにいるwwwwwwwww」
「え!?夏狂先生こそ何でハワイなんかに…?」
「漏れは五年に一回ピーコックバス釣りにここに来るんだお」
「そうなんですか!贅沢っすねー」
「椰子釣ったら忘れられんお」
黒帯Amazonって見たことないです‥
仮面ライダーAmazonなら‥ w
ともあれ今日の続きがタノシミタノシミ
仮面ライダーAmazonて
子供のトキはキモくて恐かった。
んで、シエン。
ア〜マ〜ゾ〜ン!!でおはようございます。
つC
_, ,_
( ゚д゚)<ふぅ、しかしまさかこんなトコで
黒帯Amazon後編だけ持ってる男に
出会えるとは正直思ってなかったわ
_, ,_
( ゚д゚)<マジで運命的なものさえ感じてくるな
もしもおいらのブログがあったら
この件でもっといらん文章書いてるトコやが
今日のところは控えておこう
_, ,_
( ゚д゚)<やがせめてこの件に名前だけつけさせてくれ
「アイスマンのAmazonの奇跡」
_, ,_
( ゚д゚)<ところでそのAmazon後編はDVD?VHS?
おいらの前編はVHSやからVHSのほーが並べた時サマんなるな
別にどっちでもいーケドね
ペッ、DVDなんて見れる環境にねーよバーロー!
レーザーディスクなら見れます。
ちょっと学校行って来るから続きは夜になりそ。
DVDや
母「おい、おまいら!!夕食ができますた。リビングに集合しる!」
父「詳細キボーヌ」
母「今日はカレーですが、何か?」
兄「カレーキターーーーーーーーー」
妹「キターーーーーーーーーー」
姉「カレーごときで騒ぐ奴は逝ってヨシ」
母「オマエモナー」
父 --------終了-------
兄 --------再開-------
妹「再開すなDQNが!それより肉うpキボンヌ」
母「ジャガイモうp」
姉「↑誤爆?」
兄「タマネギage」
父「ほらよ肉>家族」
妹「神降臨!!」
兄「タマネギage」
母「糞タマネギageんな!sageろ」
兄「タマネギage」
姉「タマネギage厨uzeeeeeeeeeeee!!」
母「ageって言ってればあがると思ってるヤシはDQN」
セールスマン「イタイ家族がいるのはこの家ですか?」
母「氏ね」
父「むしろゐ`」
兄「タマネギage」
妹「兄 、 必 死 だ な ( 藁 」
_, ,_
( ゚д゚)<何じゃ?4レスも使って一生懸命話しかけてんのに
返事はたった4字2.5バイトかよ?
主語も動詞もあったもんじゃねーな、ペッ!!
それどころちゃうねん!
ジャックプレート来てアヒャヒャヒャヒャ状態wwww
_, ,_
( ゚д゚)<ごめん、5バイトの間違いやった
ぢぇね氏ね
DVDはもうやらん
_, ,_
( ゚д゚)<ごめん、くれ
そんな謝りかたではやらん
_, ,_
( ゚д゚)<正直言うとおいらのぢぇねおじさんに
チョコ渡したJKが気にいらんのじゃ
_, ,_
( ゚д゚)<しかし4レスも使って一生懸命語りかけてんのに
5バイトはあまりにもツンデレやろ
_, ,_
( ゚д゚)<つーか謝り方なんざ知らねーんだよ、ペッ!
>>124はウソやなw
しかもココはツンデレスレなのでツンでもおkなハズ
かなめ「投下するから仲良くしなさい!」
_, ,_
( ゚д゚)<あぁ、ちょーど小野崎拓海と結城直也みてーな関係じゃ
モテモテの拓海と惨めな直也じゃ、仲良くなんざできねーなぁ
_, ,_
( ゚д゚)<ブチ壊してーんだよ、ぢぇねとJKの仲をよぉ
「そうなんですかー」「へぇ〜楽しみ!」
「漏れが釣り方おせえてあげるお!」
「是非お願いしますね!」
そんな話をしていると…
「うお!お前ら…何でここにいやがんだ!?」
「ん?あ!てめぇこそ何でここにいるんだよ!?」
なんと結城がいたのだ!
「俺ぁ毎年ハワイのピーコックツアーに参加してるんだ」
「あぁそうかい。到着早々てめぇの面見るとはな…」
「何だ?胸糞悪いのはこっちだ!…やるか?」
「ああ!決着を着けてやる!」
ピーーーーーーーーーーーーーーーっ!
バスガイドが笛を吹いた。
「はーい、皆さん揃いましたねー。それじゃあ出発するからバスに乗ってくださーい」
「ちっ…後でまた相手してやる」
「望むところd」ゴバキン!
俺と結城の脳天にあいつの鉄拳が降り注いだ。
「あんた達、いつまでも喧嘩してないで行くわよ!」
「…はい」×2
ところでJKって誰?女子高生?
ツアー一行はバスに乗ってレイクウィルソンへと出発した。
どうやら運転手もバスガイドも日本語がべらぼうに上手いらしい。
俺はしばらくぼんやりと外を眺めていた。
ふと気がつくとあいつが隣の席にいなかった。
「やっぱわいは最高だわー!」
「うはwwwwwwちょwwwww菊池おまい飲み杉wwwwwwwww」
なんと前の席であいつと夏狂先生がビールを飲んでいた!
「ちょっと先生!こいつに何飲ませてるんですか!」
「なんか椰子がいつの間にか勝手に漏れの予備軍ビール飲んでたwwww」
「何だ予備軍ってのあ?ビールっつったら黒ラベルじゃろぅが!」
「うわ!こいつ滅茶苦茶酔ってるじゃないっすか!」
「畜生、あいつらー、あたしを放って遊んじまいやがってー!」
「意味ワカンナスwwwwwwww」
「オーッホッホ!ドドリアさん!ザーボンさん!御覧なさいこんな綺麗な花火でーすよー!!」
「完全に酔っちまったな…大変だ」
「ちっ、きたねぇ花火だ」
>>132 218 :ぢぇね ◆dyene4sSaw [sageバスソ] :2006/02/14(火) 16:18:46 0
女子高生にチョコ貰ったワシは死刑確実?
112 RoadRunner ◆HBSPxJNc.k rrhbsp@ほとめ.com 2006/02/15(水) 15:02:19
JKが手に入ったんだからいいぢゃないか。
117 ぢぇね ◆dyene4sSaw
[email protected] 2006/02/15(水) 15:04:33
JKにはちゃんと妻子持ちですって伝えましたよ
_, ,_
( ゚д゚)<「女の子だって〜」ってスレ行けばだいたい分かると思う
ちゃんと妻子もちって伝えたからイイじゃないですか
メル交換はしてるケド
「畜生!チクショー!」
「終わりだな、フリーザ…」
「俺が宇宙一なんだーーー!!」
「もう悪さすんじゃねぇぞ!お前ぇの面は二度と見たくねぇ!」
酔ったあいつと夏狂先生はドラゴンボールごっこを始めていた。
「何だこりゃ…あいつ酔いすぎだろ…」
「お前、知らなかったのか?」
馴れ馴れしく結城が話しかけてきた。
「…知らないもなにも、あいつが酒飲んだ時なんて一度もなかったし」
「かなめは酒に酔うとに何かに取り付かれてるかの様に狂っちまうんだ」
「マジかよ…」
「それが別れた原因の一つだな…」
バスの中は二人の声でかなり賑やかだった。
「戦闘力たったの2!クズめ!」
「私はあと変身が2回できるのですよ。この意味が分かりますかな?」
俺はうるさい中湖に着くまで眠る事にした。
・・・・・……
「デスビーーーーーーーーーーム!!」
とあいつの指が俺の鼻を抉った痛さで目が覚めた。
「ふぉが!いってぇ〜…何すんだよ!」
「着いたぞカカロット!」
いつの間にかレイクウィルソンに着いていた。
鼻血を止めながらバスを降りて、自分のタックルを持ってボートのある場所まで行った。
「コンニチーハ!ミナサンワタクシガコンカイノゲンチガイド、カルロスデース!」
元気なガイドさんだ。
「ハーイサッソクデスガ、モウカクジボートデシュッパツシマス。ソウセンデキルカタハテヲアゲテクダサイ」
サッと手を上げたのは結城と深く帽子を被った他の客だ。
「ソレデハ…ソコノハンサムボーイトオッサンハアノ2号ボートヘノッテサッサトシュッパツシテクダサーイ」
「漏れ達はどうするんだお?」
「確かに…」
「1号ボートハワタシガソウジュウシマス。サァオッサンタチノッテクダサーイ」
先生と俺はタックルを持ってボートに乗り込んだ。
あいつは酔っ払って釣りどころじゃなく、バスの中でバスガイド&運転手とお留守番だった。
10分ほどボートは走り、結構広めのワンドで止まった。
「ツキマシター!ココデオモウゾンブンツッテクダサーイ」
「おっしゃ、デカイの釣ってやる!」
「漏れも負けないお!」
と俺と夏狂先生はタックルを準備しだした。
俺はハワイ行きが決まってから今日までの間、黒帯AmazonのDVDを見て勉強したのだ。
まずはタライロンから投げる事にした。
ビシューン、トポン。カコーンカコーンカコーン…
DVDじゃここら辺で食ってきたはず…と思っていると!
ゴバーン!!!
「出たーー!」が、乗らない。
回収…とリールを巻いているとまた「ドバシャーン!!」とバイト!
今度は乗った!
が、想像していたよりも遥かに引きまくる。
タイラントがバットまでグンっとしなり、ドラグが悲鳴を上げる。
「うはwww小野崎キタ―――(゜∀゜)―――!!」
夏狂先生もヒットしたようだ!
「うおおぉぉ…重てぇー…」
グンッグンとロッドが水中に引きずり込まれそうになる…
こんなのマジで日本のバスの比じゃねぇ…
なんとかポンプアップリトリーブで足元まで寄せた。
そしてガイドのカルロスがネットでランディング!
「でかっ!何センチあんだよ!」
上がったのはピーコックバスバタフライ。綺麗な模様だ。
「50センチハアルネ!6ポンドクライカナ?」
「6ポンド!凄ェ…」
「バズジェットGJ!…うほっ!?ピーコックじゃない?」
パシャっと夏狂先生が上げたのは40cmあるか無いかくらいのラージマウスバスだった。
( ・3・) オゥワー 早速黒帯Amazon登場ですかYO
仕事早いNE
明日から本格的に釣りのシナリオ書いていくから待ってね。
多分明日…
_____
/:\.____\
|: ̄\ (∩・3・)\ エェー のんびりやってくれYO
|: |: ̄ ̄ U ̄:| 待ってるYO
|: |: .:|
_, ,_
( ゚д゚)<この先生の喋りがクリリンに思えてしゃーねんだよな
黙ってたけどとうとう言っちっまった
_, ,_
( ゚д゚)<ところでおいらの黒帯Amazon後編は
いつおいらの手元の来るんじゃ?
交換商品鋭意準備中
え?
いるん?
_, ,_
( ゚д゚)<何じゃそのイジワルなレスは?また殺り合わなあかんのか
そろそろJK攻めも勘弁したろう思ってた矢先の出来事じゃ
やっと読む時間できたよ。
まさか先生が同伴するとはねw
しかもあやしい帽子男もいる!
なかなかやるやんけアイスマン!
そして誠に勝手ながらこの小説、わたしの携帯サイトの方でアップしたいとおもいます。
>>148 アップしてもらうのは嬉しいけども、まとめサイトっぽいのを作ってもらいたいw
贅沢言ってスマソ…
>Z
週明けにでも送るわなー
交換品なんていらんし気ぃ遣わんでよろしい
_, ,_
( ゚д゚)<そいつは聞けねー相談やなぁ
>>150ぢ
気は遣ってないよ、イヤガラセみたいなもんやし
ほんじゃ長谷川ゆいのDVDでいいよ
_, ,_
( ゚д゚)<おいらが今やってる麻雀エロゲいるか?
麻雀わからんしゲームする暇ないし・・・
長谷川ちひろのDVDでいいよ
長谷川ばっかやな・・・
「へぇー、ハワイにもラージマウスっているんだなぁ」
「ピーコックきぼんぬ!」
「オノザキサーン、コレモッテミルカイ?」
そうカルロスがこっちによこしたのはボガグリップでランディングされたピーコックだった。
…かなり重たい。
「…これよりもまだでかいのがいるんだよなぁ」
「そうだお。漏れは65うp釣ったことあるお」
「マジっすか。俺も釣れますかね?」
「ワカンネ、でもツアーは5日もあるからきっと大丈夫だお」
「そうですよねー」
俺はしばらく見てリリースした。
「さぁて釣るぞ!」
「ハーイ、ストップ!」
「?」×2
「キョウハココマデニシテ、ホテルニカエリマショー!」
「えー?何で?」
「キョウハモウオソイシ、ナガタビデツカレテルデショ?」
「そう言われてみれば…鼻血もやばかったし」
「バスノナカデネテルオンナノコモイマスシネー」
そういうわけで俺達はさっさと駐車場近くのスロープまで戻った。
既に結城ともう一人のおっさんがいた。カルロスが電話で連絡したらしい。
「よぉ釣れたか?」と結城が話しかけてきた。
「まぁな。50オーバーのバタフライ」
「そうか。俺は65cmのバタフライ釣ったぞ」
「マジで?やっぱお前やるじゃねーか」
そういうと結城はヒソヒソ声で話してきた。
「実を言うとな、あのおっさんが言うポイントに投げたらたまたま釣れたんだ」
「へぇ…あの人上手いんだな」
「多分な。…あのおっさん釣りしないでずっと俺にポイント教えてくれてたんだ」
「良い人だなぁ。何で釣りしてなかったんだろうな?」
「わからん。何だか怪しい奴だ、深く帽子被ってる上に偏光グラス掛けててなんか犯人みたいだ」
「犯人ってwまぁ明日にぁ釣りするだろ」
俺達や他の客もバスに乗ってホテルを目指し出発した。
バスがホテルに着いてもあいつはグースカ寝てた。
仕方なく俺はあいつをおぶってホテルのチェックインを済ませ、案内された部屋へ入った。
まずはこの眠っている奴をどうにかしようとベッドに寝かせた。
ふぅ俺もベッドで横になるかn…って!
ベッドが1個しかない!
やっぱりダブルベッドのワンルームだった…
「うっひょーい魚神さーん!」「なんじゃこりゃー!?」
二つの想像が俺の頭の中を駆け巡る…
絶対「一緒のベッドで寝よう」なんて言ったら殺される…
いやでもよく考えろ、俺。
確立は凄く低くても一緒に寝る事が出来る=セクロスOK
ってことじゃねーか!
脱童貞万歳!
…いや、あんま良い方向に考えてると絶対後悔する。
どっちにしろ俺の運命は超ハッピーか超地獄かだ。
あいつが起きるまでテレビでも見る事にしよう…
テレビを見始めて小一時間…
「うーーん…よく寝たぁー」
「お、やっと起きたか」
「ふぁあ…ここは?」
「今日俺達が泊まる部屋だよ」
「ふーん…ん?今俺達って…??」
「だから俺とお前は相部屋なんだよ!」
「はぁーー!?…ほんとに?」
「ああ、しかもなぜかダブルベッドなんだよ」
「うわっホントだ…」
「そろそろ晩飯の時間だからレストラン行くぞ」
「うん…」
あれ?あいつ怒ってない?
レストランで食事を済ませ、部屋に戻っても暇だから俺達は外に出て夜景を見た。
「うわぁー…日本じゃこんなに綺麗な夜景見れないよね」
「そうだなぁ」
「あれが北極星かな?」
「そうなのか?」
「だってほら、一番明るいよ」
なんて会話をしながら夜のビーチを散歩していた。
その時知らない人があいつに話しかけてきた。
「キミ、日本人?どこから来たの?」
「え?あなたも日本人なんですか?」
「まぁそんなもんだよ。ところで今から空いてる?」
やっぱりナンパだった。
「すいませんねー。彼女今から俺とホテルに帰るんですよー」
と俺が割り込んだ。
「彼氏付きか。まぁいいや、コレ僕のケータイ番号」
と奴があいつのポケットにメモ用紙をねじ込んで去っていった。
「ったく、何だあいつぁ?」
「あたしが美人過ぎるのがいけないのねw」
「性格知ったらビックリだろうな」
やべっ、口がスベった!
「…あんたは一言多いのよ!」ズドーン!
「がはっ!」ばたり。
「知らない!」
とあいつは帰っていった。
うへへ‥
これからどうなる?
>アイスマン
なんでクソスレに2スレ目が必要なんだと思って覗いてみたら、おいコラ!
おもしれーじゃねーかこのやろう。これからちょっと楽しみができたぞ。
前見た時にはクリリンの萌え談義のオンパレードだった。
まさかあれからこんな流れになってるなんてな。ちょっと損した気分だ。
●持ってるから過去ログ読んじまっただろーが。
GJだアイスマン。テンポがいいからすらすら読める。
ところで、気になった点がいくつかあった。細かい事気にしちゃだめなんだろうけど、、、
・かなめは何故転校してきたのか
・拓海のファーストキスは夏狂先生だったのか
(↑事実を知ったかなめのリアクションを知りたいw
・ハワイ旅行なら3泊5日もしくは4泊6日だな
・キタ―――(゜∀゜)―――!!は、キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!だろ
伏線張ってるとか機種依存文字とかあるかもだが。楽しみにしてるよwktk
>>162 ぐは!痛いとこ突くな!
まぁ回答するとかなめは親の転勤だな。
前の学校は隣町だけど今のかなめがいる家から結構遠いから。
拓海のファーストキッスは夏狂先生じゃないよ。
これについては後々話に出てくるから
このハワイ旅行は4泊5日なの!
キターは、どーでーもいーいでーすよ
続きかくお
よたよたとホテルに着いた。ロビーに結城がいた。
「よ、何してんだ?」
「ちょっと散歩してたんだが…」
「かなめに殴られたのか?」
「よく分かったな!」
「かなめとは長いからな。俺もよく殴られた」
あいつと付き合ったら寿命縮むな…
あいつに殴られてムシャクシャしてたから、結城をちょっとからかってみた。
「ところでお前メガオタだったのか?」
「メガオタ言うな!俺はメガバスと伊藤由樹さんの釣りが好きなだけだ」
「お前伊藤由樹って本名だと思ってんのか?」
「は?本名だろ」
「違う。本名は伊藤浩二っていうらしーぜ」
「うそだろ!?」「ほんと」
結城はショックだったらしく、呆然と立ち尽くしていた。
「まさか本当に知らなかったとはな。じゃ俺はこれで」
必死で笑いを堪えながら俺は部屋に戻った。
部屋に入るとシャワーの音がしていた。
どうやらあいつが風呂に入っているらしい。
俺はいけない事を考えてしまった。
何とかして風呂を覗けはしないか…
そうだ!
確かこのホテルの風呂はユニットバスだ。
俺が「トイレ、トイレと」っと突入すれば疑われない!
行ける…!
そう決心し、俺はそろそろっとユニットバスのドアに近づいた…
「トイレー!もれるー!」
とバレバレな事自覚しながらも勢い良くドアを開けた!
その瞬間、俺はこの世の地獄のような光景を目の当たりにした。
「うほっ!?」シャワワーー
「な、なな、夏狂先生!!?」
「どうしたんだおまい?漏れの裸覗きにきたのか?」
「ち、違いますよ!ここって505号室ですよね?」
「何言ってんだお?ここは503号室だお!寒いからさっさと閉めるお!」
「し、失礼しましたー!」
ユニットバスのドアを閉め、俺は部屋を出て番号を確認した。
…やっぱり503号室だった。残念!
いや待て!落ち着け俺!今の時間帯ならきっとあいつも風呂に入ってるはず!
期待していた俺がバカだった。
あいつは風呂に入った後で、髪を拭きながらテレビを見ていた。
「おかえりー。遅かったわね、何してたの?」
「いや、部屋間違えてた…」
「まさか夏狂先生のとこ?」
「ああ…グロいモン見ちまった…」
「?」
「俺も風呂入ってくる…」
そう言って俺は着替えを持って風呂に入った。
ああ、何てモン見ちまったんだ…
夏狂先生、黒人顔負けの真っ黒クロスケだった…
心を切り替えて俺は体を洗った。
この後起こるであろう事に備えて俺はいつもより念入りに色々洗いまくった。
いや、絶対起こらないだろうな…
そう思ってたけど、まさかあんな事件が起こるとはなぁ。
「ぷぅー…さっぱりしたー」
「あ、上がったのね」
「ああ…なんか面白いテレビやってんのか?」
「うん、このテレビ日本の番組が見れるのよ」
「へぇ…ちょっと変えてみていいか?」
「まぁいいわよ」
どれどれ…と俺は順番にチャンネルを変えていった。すると…
「アーン!アーン!」
「オゥ、オーケェーイ!」
な、なんとアダルティーなチャンネルがあった!
「きゃぁああ!…って何見とれてんのよバカ!」ドス!
「ぶは!」俺は突き飛ばされた。
「ったく」とあいつはチャンネルを変えてしまった。
テレビを見ているうちに時計は11時を指していた。
「そろそろ寝ようよ」
「そうだな…」
あ、いよいよベッドインだ!
って…どうせ俺は床だろ。
「あんたは窓側ね」
「はいはいわかってますy…」
ん?窓側?
「俺ベッドで寝ていいの?」
「仕方ないじゃない。一つしかないし、床で寝かせたらかわいそうでしょ?」
神様!ありがとう!
今夜はなんでこんなにあいつが優しいのでしょうか!
俺はベッドインした。が、あいつが思っていたより近くにいてドキっとした。
「言っとくけど、変な事したら突き落とすわよ?」
「わかってます!」
「あんまり近寄らないでよ?」
「わかってます!」
つーか今かなり近いです!
「じゃあ、おやすみー」
「はい、おやすみなさいませ!」
と俺は目を閉じた。
が、あいつの良い匂いとぬくもりで興奮して眠れない!
どうしよう…これも結構地獄だ…
次回予告
拓海が天国と地獄をさまよった翌日…
予定通りピーコックを釣りに行った拓海一行。
そしてついにあの謎めいたおっさんがロッドを握った!
次々と上がる5ポンドオーバーのピーコックバス!
拓海も負けじと釣るが…
3日目、たわいもない事でかなめと拓海は喧嘩をしてしまった。
かなめは部屋を飛び出し、行方知らず…
その時、拓海の携帯に非通知着信が…!?
???
ドキムネ‥
>>Iceman がんがれー
>アイスマン
うほっ!!
ちょっwwwおまっwwwそれwww
なんで伊東氏の本名知ってるんだおwww
ちなみに村田事務員は『村田肇』って言うんだお!m9`・ω・´)シャコーン
まぁ特許庁のページ覗けばわかるでFA?
先生の外人顔負けが気になるるん♪KWSK!
子供にも安心して見せられ小説だお!
てか激しく乙!
( ^ω^)ブーン
はぁはぁ…使い慣れない言葉だよw
_, ,_
( ゚д゚)<そうそう、グースは誰やねん?
ホンマわからんわぁ
_, ,_
( ゚д゚)<知らん奴にために言っとかなあかんかも知れんな
もしグースが誰かわかっても決して口にしてはならんそーじゃ
眠れないまま一時間ほどたった。
あいつは俺のすぐ目の前ですやすやと寝ていた。
「やべぇ…本当にやべぇ…」
目も股間もギンギン状態でなんだか情けなくなってきた…
俺はごそごそとベッドから抜け出して、一旦気持ちを落ち着かせる事にした。
うーん…どうしようか…
とりあえず俺は寝ているあいつを起さない様ゆっくりそぉっとベッドの端に押した。
これでやっと落ち着いて眠れるかな…とベッドに入った。
「九鬼のおじさーん」
あいつがまた寝言を言い出した。
まさか飛行機の夢の続きか?と期待してそっとあいつに近づいた。
「だ…段々溜の主…」
どうやら九鬼のおっさんと段々溜で釣りをしている夢らしい。
「もう…ジムの……えっちぃーーーー!!」
その瞬間あいつがガバっと起き上がった!
「ふぁ?…」
「よ、よう」
俺はあいつに近づきすぎている事に気付いた。
あいつも俺と同じタイミングで気付いたようだ。
瞬時に蹴り飛ばされて俺は地面にダイブした。
俺は床に頭を強打し、眠りについた(気絶)
翌朝6時、あいつが俺を心配そうに起してくれた。
「大丈夫?」
「うーん…頭がズキズキする」
「あ、あんたがあたしを襲おうとするからよ!」
「襲ってないって!お前がまた寝言言ってたから聞いてたんだ」
「そう…まぁいいわ。あたしよく寝言言うらしいのよ」
「ふーん」
あいつは俺が寝てる間に着替えていたらしい。
俺はすぐに着替えて朝食をとった。
今日はいよいよツアー2日目だ!
俺とあいつはタックルを持ってロビーに行き、バスに乗った。
「よぅ、おはよう」
「ああ」
「今日はピーコック釣るおwwww」
結城と夏狂先生は既に乗り込んでいた。
「もう一人お客さんが乗ったら出発しますよ」
どうやらあのおっさんが来てないらしい。
177 :
162:2006/02/18(土) 19:03:11
割って入るぞ
>アイスマン
レスサンクス
拓海のファーストキスの相手、気になるね。
突然登場してかなめと修羅場ったりするんだろ?w
後、「あたしよく寝言言うらしいのよ」っていうかなめのせりふだけど、
誰に聞いたんだ? まさか元彼の結城から?
だとしたらいったいどんなシチュだったんだよこのやろー。
謎の帽子のおっさん、グース、かなめと拓海の過去・・・
ワクテカしながら続き待ってるわ。
>>177 >突然登場してかなめと修羅場ったりするんだろ?w
そぉい!言ったらいかんやろ!出せなくなるやん!
あとかなめにゃちゃんと家族もいるんだぞ!
続きマダァ-? (・∀・ )っ/凵⌒☆チンチンポ
ガッ コテキラ!黒帯アマゾン後編の発送完了! ガッ
ガガッ メール便のポスト投函なので注意せよ! ガッ
181 :
名無しバサー:2006/02/21(火) 16:09:55
おいぢぇね!最近皆の活性が低くてつまらんぞ。
何でや?ぢぇねが盛り上げてくださいよ。
今日はなー、二日酔いでシンドイねん・・・
活性低いのは何でやろねぇ
183 :
名無しバサー:2006/02/21(火) 16:34:20
そう言わずに頑張ってくださいよ。
急激に過疎ってる感じがして寂しいのょ・・・
そろそろ行くか?運転気つけろよー
いや、今日はもう帰ってきたん
185 :
名無しバサー:2006/02/21(火) 17:30:24
_, ,_
( ゚д゚)<すまんすまん、ちっと仕事がバタついてんのと
私生活のほーでトラブルあって書き込む気力が減っとんなぁ
黒帯Amazon楽しみっちゃ♪
_, ,_
( ゚д゚)<おいらとしてもそこらへんのクソコテ共に
イヤミをいやっていうほど言ってやりたいねんけどなぁ
そうそう、バレンタインチョコもらったっちゃ♪
_, ,_
( ゚д゚)<あの娘のおかげで今年のバレンタイン0個は阻止された
虎いさんにだけはこのレスは見せたくないな
ニヤニヤ
晒しといたwww
_, ,_
(;゚д゚)<や・・・やめろや・・・虎いだけは本物なんや・・
虎いだけが正真正銘本物の死ね死ね団なんや・・・
死ね死ね団に目ぇつけられたらヤバイやんけ
(・∀・)ニヤニヤ
もう遅いwww
あはははは☆
ザッツ☆オール!!
で、どんな娘にもろたんや?
(・∀・)ニヤニヤ
女子高生か?
OLか?
人妻か?
分かった!
結婚前からの女友達やな!
友達以上、恋人未満www
書いてて恥ずかしくなったわ・・・
( ・∀・)<コテキラさん・・・
( ・ ∀ ・ ) < 潰 す ・ ・ ・
キタワァ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。..。.:*・゜゚・* !!!!!
200
ザッツ☆オール!!
ミラクル☆ステージ!!
セット☆アップ!
カマァ〜ン♪
キタキタキタキターーーー!
_, ,_
(;゚д゚)<ちょっ・・・・カンベンしてくれや・・・
いくら何でもリアル殺しはさすがにヤバイやろ・・・
それやったらそこのまゆげが先ちゃうかな
わかった!
嫁バレで私生活にトラブリュがwww
まーガンガリたまへ
_, ,_
( ゚д゚)<トラブリュは書き込みしにくいトラブリュやな、悪しからず
206 :
名無しバサー:2006/02/22(水) 12:24:09
そのトラブルはチョコ絡みか!
「すんません遅れました」
すぐ後にあのおっさんが来た。
「はーいそろいましたね。それでは出発しますよ」
ボロロロ…とバスはホテルを出た。
今日こそはロクマルの化け物ピーコックを釣ってみたいなぁ…
あいつが席を立とうとした所を取り押さえた。
「ちょっと、何するのよ?」
「…お前まさかまた夏狂先生のビール飲みに行くんじゃねーだろうな?」
「ギクっ」
「酔ったら大変なんだから、俺の前でもう飲むな!」
「わ、分かったわよ!」
しばらく森の中の道を走ってバスは止まった。
「到着でーす。各自タックルとお弁当を持ってカルロスさんの所へ行ってください」
カルロスは既にボートの準備をしていた。流石だ!
「オハヨウゴザイマス!ササ、トットトノリコンデクダサーイ」
「あれ?班分けはどうします?」
「ソウデスネー…ジャアソコノデブノオッサンハワタシノフネヘノッテクダサーイ」
「うはwwwwwww俺デブのオサーンwwwwwwwwwwww」
「ホカノミナサンハアブナイデスカラ4ニンイッショニコードーシテクダサイネ」
夏狂先生はカルロスの操縦する船で出撃した。
カルロスに言われた通り、俺達は2つの船に乗って一緒にボートを進めた。
操船できる結城があいつの乗る船を操縦し、俺とおっさんが一緒のボートに乗った。
俺達はすぐ近くにあるワンドで釣りを開始した。
…30分後
「うわー、全然釣れねー」
「どうして釣れないの?」
「いや、お前はそのルアーだったら絶対釣れないw」
あいつは300円のラバジを使っていた。
「ピーコックがラバジ食うわけねーだろ!」
「そ、そんなの分からないじゃない!」
「ピーコックは小魚しか食わないんだって。今江さんがビデオで言ってたし」
「ほんとに?」
ググン!
「あ!来た!」
見るとあいつのロッドが凄い勢いでしなっていた。
「やったー釣れたー!」
「嘘だろ?マジかよ!」
「ほらね!今江って人嘘付きなんじゃないの?」
とあいつは岸まで魚を寄せた。
だがあいつは魚を見て顔が青白くなった…
「で、出たー…あたしのカエル壊した変なヤツー!」
なんとあいつは雷魚を釣ってしまったのだ!
「ちょっと待ってろ、今取り込むから…」
と結城が雷魚を掴んでボートに上げようとした。
「や、ほんとにやめて!気持ち悪い…」
「そうか、仕方ない…」
結城はボートの横でハリを外しリリースした。
「だーから言ったろ?大人しくミノーかペンシル投げとけ」
「うん…わかったわよ」
俺のボートに乗ってるおっさんは相変わらず帽子を深く被ってグースカ寝ていた。
「もしもし?おじさん?釣らないんですか?」
「ん?俺か?」
「せっかくハワイにまで来てよく寝てられますね」
「そうやな…しゃあない釣ってみるわ」
そう言っておっさんはタックルの準備を始めた。
「そうは言うても、ここにピーコックはおらへんで?」
「マジですか?じゃあ釣れるとこ連れてってくださいよ」
「じゃ船動かすで」
そう言ってボートは上流エリアに進んだ。
あいつと結城のボートも後についてきた。
「今の時間帯やったらここやな」
「良い感じのワンドっすね!」
「あのブッシュの横通してみ?」
「え?あ、はい」
俺は言われた通りブッシュの横をタライロンで通した。
ボゴン!
出た!…が乗らない。
バシャ!…バゴ!…ビシャ!
と何度もチェイスしてきて出るがなかなか乗らない。
「乗らへんのか?」
「そうみたいですね…」
「ほならミノーかなんか、ちっと潜るやつに変えてみ?」
「はい」
俺はTR・FR&ティンバーを使おうと思った。
「なんや、エエモン持っとるやないけ。それやったら釣れるな」
俺はさっきのポイントに再び投げた。
DVDの通り、連続ジャークを繰り返す…
ググン!
「来た!乗ったみたい!」
「やっぱ食うやつおったな」
魚はTR・FRでも力負けしそうなくらいに暴れている。
バジャバジャ!
魚が跳ねた!50は余裕でありそうなピーコックだ!
「よっしゃ、そのままゆっくり寄せてみ」
言われた通り慎重にボート際まで寄せた。
すかさずおっさんがネットでランディング!
「余裕のロクマルやな」
「やった!ロクマルだ!」
ロクマル!
シエン
そしてやっと結城とあいつのボートが追いついた。
「あー!釣ってるしー!」
「マジか!?」
「どうだ!ロクマルのピーコックだ!」
「ろくまる?…60cmってことよね?」
「ああ。ティンバーに食ってきた」
「ビッグベイトでも食うのか」
「腕が違うんだよ腕がw」
「そろそろこのデッカイのんリリースさしたれよ」
「分かりましたよ」
俺はモンスターピーコックをリリースした。
ティンバーフラッシュと俺の手はボロボロになっていた。
「おじさんありがとう!俺ばっかり釣れちゃ何だからおじさんも釣ってくださいよ」
「ん?あー…じゃあちょっとだけやってみるか」
そういうとおっさんはガチャガチャと自分のタックルを取り出した。
「ルアーはスイッシャーやな」
そしておっさんは素早いキャスティングで立ち木の中に投げた。
ビシャーーーン!トボン…
「凄ェ!なんてキャストだ」
ブオン!ブオン!…とド派手なアクションを付けていく…
ドゴぉン!!
強烈な水飛沫が上がった。食ったらしい!
「おぉー一発やったなぁ」
おっさんは器用にロッドとリールを操作してグイグイと魚を寄せた。
あんまり大きくなさそうだ。簡単に魚が寄ってきている。
「小野崎、ネット頼むで」
「はーい」
小さいのにネットがいるのか?と思っていたが…
「うわっ!」さっき俺が釣ったのと同じくらい…いや、それより少しでかい!
どうにかしてネットでランディングした。
「とりあえず60アップ」
と言っておっさんはバスをリリースした。
そしてすかさずオーバーハングにスキッピングで入れた。
ドバッ!
おっさん連続ヒット!
「サイズ落ちたなぁ」
とおっさんは50cm級のピーコックを抜き上げた。
このおっさん、絶対ただのおっさんじゃない…
上手すぎる!
結城とあいつも口を開けて見ていた。
すぐさまリリースし、またキャストした。
今度は俺が釣った場所に投げた。
ブフォ!ブフォ!チロチロチロ…バッゴン!
「やっぱ駄目やな…」
あっという間におっさんは50アップ2本、60アップ1本釣った。
「ここはもう終いやな、移動するで」
「あ、はい」
ブロロロ…と俺達4人は次のワンドへ移った。
「俺はもう十分釣ったから3人で仲良く釣ったってな」
「はーい」×3
・・・・・・……
その日俺はレギュラーサイズを5本釣った。
結城も同じくらい釣ったかな?
あいつは…雷魚を8本釣った。
ある意味天才だな。
あいつに殴られながらリリースする結城がかわいそうだった。
ハワイに雷魚っているん?
こうして2日目の釣りは終了した。
俺達はホテルに帰り、それぞれ自由に行動した。
俺が休憩室でコーラを飲みながらぼけーっとしてると、結城が来た。
「ヨォ、何一人でぼけっとしてんだ?」
「あ?なんだお前か」
結城も自販機で飲み物を買って俺の向かいに座り、俺に話しかけてきた。
「なぁ、なんか怪しいと思わないか?」
「何が?」
「あいつだよ、あのおっさん」
「…上手いよなぁ、釣り」
「上手いなんてレベルじゃないだろ?ありゃトッププロ並だぞ?」
「そうかもな。もしかしてバスプロだったりしてw」
「うーん気になるな…あのおっさんの正体突き止めようぜ?」
「どうやって?」
すると結城は俺のそばに来て耳打ちをした。
(ごにょごにょ…)
「な、なるほどな!」
「上手くいくかはわからんが…」
こうして俺達は謎のおっさんの正体を突き止める事にした。
おるらしい。
どっかで見た
部屋に戻るとまたシャワーの音がした。
また間違えたのかと思い、外に出て部屋番号を確認すると…
俺達の部屋だった。
ということは…
入っているのは あ い つ だ !
よーし!この前の突入作戦Aで行こう!
そう決心し、俺はもう一度部屋に入りユニットバスのドアの前へそぉっと歩いた。
…いざ来てみると結構緊張する。
頑張れ!俺!
行くぞ!と俺はドアノブに手をかけた。
次の瞬間俺は後方へ吹っ飛ばされた。
ドアの向こうにはバスタオルをかけたあいつが立っていた。
「覗いたら殺すわよ?」
「は…はい」
バタン!とドアは閉まった。
いてて…覗けなかった…
また鼻血が出てる…最悪だ…
>>のら姉さん
「Snakehead」って単語があるくらいだから・・・いるんぢぇね?
良かったぁ
のら姉のカキコないから心配してたの
>>219 サンクスです
>>220 アリガトです
どうも春がちょと来ている様なので
2chの時間を削って、川へおつかいに行ってましたw
にゃぁにゃぁにゃぁ(222)
あ〜昨日はぬこの日でしたね。
今日は富士山の日だってw
さて…飯も食った、風呂も入った。
残るは余った時間をテレビでも見ながら暇つぶしするかな。
と思っていたらあいつが夏狂先生の部屋から帰ってきた。
あいつは5分ほど前先生に呼ばれて部屋に行っていた。
「ただいま。なんかこんなもの渡されたんだけど」
「なになに…」
俺はあいつが持っているソレを見て固まった。
密閉された平たく小さな袋、円状のくっきり出たシルエットのソレ…
間違いなくコソドー○!!
「先生がさ、『夜必要になったらコレ使うんだお!そうしないと不幸になるお!』って」
「…お前それが何だか知らないのか?」
「え?…うーん、わからないや」
「…」
「使い方教えてよ?」
俺はどうしたらいいんだ!?
どうする!?俺!!
ライフカード選択肢↓
1・とりあえず逃げ出す
2・正しい使用法を2人で試す
3・夏狂先生変態扱い
4・「ただのふうせんだよ」
ガゼン強気な2をシエン!
一番多かったやつね。
( ・3・) エェー 当然2支持だNE
おいらには2しか見えません。
「本当に教えてほしいのか?」
「うん」
「マジで言ってんの?俺を騙そうとしたってs」
「だから何か分からないのよコレ!」
「…そうか。どうしても教えてほしいっていうんなら」
と俺はソレをパッケージを開けた。
その瞬間!!
「きゃぁああ!!?これ避妊具じゃないの!最低ー!!」
ズッゴーン!!!
・・・・・・……
俺が目覚めたのは次の日の朝8時。
前の晩何があったのか、俺は覚えていない。
俺は赤く冷たい床にうつ伏せ状態で寝ていたのだ。
…ん?赤い?
部屋の床は白だったはず。
やっぱり俺の鼻血だった。
「もう!拓海が起きないから釣り行きのバス出発したわよ!」
「そうか…こんな時間だもんな」
しばらく沈黙が続いた。
「なぁ、お前まだ怒ってる?」
「うん」
「だってお前が悪いんだぜ?使い方教えてくれって言ったからさぁ」
「…」
「わかった、俺が悪かったよ。ごめんな…」
「うん、今回は許してあげる」
なんとか許してもらったが、俺が悪かったのだろうか?
絶対夏狂のハゲのせいだ。
血で汚れた床を掃除していたら時計は9時を周っていた。
今日は釣りが出来ない。
俺とあいつはハワイのビーチで海水浴を楽しむ事にした。
朝飯を済ませ、水着の用意をして二人は部屋を出た。
俺は更衣室で着替えて外に出ると、あいつはまだ来てなかった。
夏狂が今俺達をほっといて釣りしていると思うと怒りが込み上げてくる。
「…ぇ…ねぇってば!」
「え!?何だ?」
「何ぼけっとしてんのよ。さっさと泳ぐわよ」
そういうとあいつは海へ駆け出していった。
俺も後を追う。
あいつの水着、期待通りビキニで良かったなぁ…
二人で綺麗な海を泳いだり、ビーチバレーしたり、イルカの風船で引っ張ってあげたりした。
さんざん遊び、俺達は泳ぎ疲れて砂浜に座り海を眺めていた。
「綺麗な夕日だなぁ」
「そうね。日本じゃこんな綺麗な光景見られないわね」
「みんなはちゃんとピーコック釣ったんだろうか?」
「夏狂先生はボーズかもねw」
二人でしばらく夕日を見つめていた。
「ねぇ」
「ん?」
「…あたしの水着似合ってた?」
「うーん…似合ってたよ」
「ほ、本当に!?」
「うん。スタイル良いよな、お前」
「ほんと!?…ありがとう!」
「でもなぁ、もうちょっと胸がなぁ…」
やばっ!いらん事言ってしまtt
「やっぱりあんたってそういう事しか考えてないのね!」
「ご、ごめん!つい本音が…」
「ふん、もう知らない!あたし帰る!」
と言って更衣室の方へ走って行った。
部屋に戻ってもあいつはカンカンに怒っていた。
「どーせあたしはまな板ですよー」
「お、おい、俺そこまで言ってないだろ!」
「どっちでも一緒よ!あーあ、何であたしこんな男と一緒の部屋にいるんだろ」
俺はその時ちょっとカチンときた。言いたい事抑えておけばよかった。
「なんだよ?ちょっと口滑らせただけでここまでズルズル引きずるなよ!」
「はぁ?あんたが悪いんでしょ?逆ギレするな!」
「お前がいつまでもうだうだ言ってるからだろ!」
「言いたくもなるよ!」
「いいかげんすぐ切れる癖直せよ」
「な、なんだって!」
「すぐ怒ってはぶてるの止めろっつってんだよ!」
「あ、あんたが悪いのに何言ってんのよ!エバオタのくせにー!」
「な!お、お前こそミーハーですぐ新製品に飛びつくくせによ!」
「そんなの今関係ないじゃない!ムカつくーー!!」
「お前が最初に言い出したんだろ!!」
「もういい!拓海のバカー!!」
とあいつは部屋から出て行った。
言いすぎたかな?と思ったけど喧嘩でイライラしてそのまま無視しといた。
俺はそのまま部屋でテレビを見ながらだらだらと過ごしていた。
あいつの事だから外で星でも見て反省してるだろ、なんて事を考えてた。
でもあいつは自分で反省する様な人間じゃない。
仕方ない、俺から折れるか…
そう思いあいつを探そうと立ち上がった時!
プルルルル…プルルルル…
と部屋の電話が鳴った。
「もしm…hello?」
「俺だ…」
電話の相手は日本人みたいだ。わざわざハローって言った意味無かった。
「誰ですか?」
「わからんか、グースだ」
グース?なんでこいつが俺のいるハワイに、それも俺の部屋に電話をしてくるんだ!?
「な、お前何で俺の居場所分かってんだ!?」
「そんな話は後だ。お前、フェデリコという男を知っているか?」
「は?誰だそれ?」
「かなめが今会っている男だ」
「な!?なんでそんな事まで!」
「とりあえず言っておくが事実だ」
「…ああそうかい。あいにく俺はあいつが他の男と会おうが関係ないね」
「フェデリコに会わせるのは危ないぞ」
「は?」
「ヤツはイタリアのマフィアなのかもしれんからな」
「ま、マフィア!!?」
「助けに行くかは自分で決めろ。俺は知らん」
「ちょ、切るなよ!?で、あいつは今どこだ?知ってるんだろ?教えてくれ!!」
「そう言うと思った。ヤツらは今お前がいるホテルから西方向にあるもう一つのホテルの裏だ」
「わかった!じゃあな!!」
救えるかは分からない。でも何もしないままじゃ絶対後悔する。
俺は電話を切り部屋を飛び出した。
部屋を出てエレベーターに向かった。
エレベーターの前には派手なサンダルを履いた結城がいた。
「おい!結城!お前も手伝え!」
「ん?お前何で今日レイクウィルソンに来なかったんだ?」
「今そんな話はどうでもいい!あいつが、かなめが危ないんだ!」
「何!?何があったんだ?」
俺は経緯を結城に話した。
「そうか…でもそのフェデリコという男はマフィアだと?」
「そうかもしれない、はっきりしないけど…危ないのは確かだ」
「よし、二人でかなめを助けるか!」
「ああ、結城ありがとう!!」
そして俺達はホテルを飛び出て、西に続く道を全力で走った。
そして目的のホテルの前に着いた。
やけに静かだ。
「ここからはそっと近づこう。不意打ち一発でフェデリコを気絶させるんだ」
「ああ、わかった」
俺達はホテルの壁に背をつけて、そっとホテルの裏を覗き込んだ。
遠くにあいつとそのフェデリコっていう男の姿が見えた。
あいつは薬か何かで眠らされているようだ。
「あの男…!」俺はあの男に見覚えがあった。
いつやらの夜に二人で散歩していた時あいつに話しかけて電番を渡したヤツだ。
おそらくあいつは俺と喧嘩し外に出て、寂しくなりフェデリコに電話したのだろう。
あいつは薬か何かで眠らされているようだ。
「さぁて仲間呼ぶか…その前に俺が一人でヤっちまおう」
フェデリコは呟いた。
「結城、突撃だ」
「え?おい後ろからそっと近づこうぜ?」
「そんな事はもういい。ぶっ倒すぞ」
俺は思いっきり二人目掛けて走った。
そして飛び蹴り!フェデリコの首筋にヒットした!
「ぢゅあ!!!?」とフェデリコはスっ転んだ。
「小野崎、かなめ寝てるぞ」
結城があいつを揺すっていた。
「起きないのか?」
「起きないな…薬で眠らされてるんだろう」
その時!
ドゥン!
乾いた音が辺りに響き、俺の足元の土が舞い上がった。
「お前はこの女の付き人か…邪魔しやがって!」
なんとフェデリコが拳銃をこっちに構えて突っ立っている。
「くっ…」
「ジャポーネのガキが…喧嘩ごっこはここまでだぜ?本物の恐怖ってモンを植えつけて消してやる」
まずい!確実に殺される!!
俺と結城は死を予感した。その時
『巫女巫女ナース巫女巫女ナース!生麦生米巫女巫女ナース!!』
何やらあやしい音楽が流れた。
「な、なんだこのふざけた音楽は!?」
とフェデリコは銃を音がする方向、林の方へ向けた。
「チャンスだ!」と思い俺は死ぬ覚悟でフェデリコに向かっていった!!
俺はフェデリコの銃を持った左腕に必死で食らいついた!
「くっ!しつこいガキだ!」
「離してたまるかー!!」
『バギッ!!』
結城が思いっきりフェデリコの顔面を棒きれで殴った。
「ぐぼぁ!」
フェデリコは気絶して倒れた。
「はぁ…はぁ…」
「はー…はー…」
俺と結城は汗と涙でぐちゃぐちゃな顔のままその場にパタリと寝転んだ。
「マジで死ぬかと思ったぜ…」
「ああ…なんか分からんが変な音楽のおかげで助かったな…」
「そうだ!何だったんだあの音楽!?」
「気になるな。あの辺りで鳴っていたが…」
そう言いながら結城は林の方向を指差した。
「見てみようぜ?」
「ああ」
俺達はおそるおそる林の中を覗きこんだ。
「うほっ!!」
「うわぁ!!?」
ずんぐりむっくりな男がいた。
よく見ると…夏狂先生だった!
「先生!こんなトコで何やってるんですか!?」
「おまいらが血相変えてブーンしてたから追っかけたらこうなったんだお」
「あ、あの音は先生だったんですか?」
「そうだお、漏れの携帯が鳴ったんだお。あと…通報しますた!!」
「そうだったんですか…」
「この人、お前の学校の先生だったのか?」
「ああ、ともかく先生のおかげで助かりました」
「でもぽまいらのおかげで漏れは…失禁したお!!」
「え?」
ツーンとした臭いが二人の鼻を刺した。
夏狂先生は銃を向けられた時に小便を漏らしていた。
「漏れの教師生活に新たなる1ページが刻まれたお!!」
「ぷ!ははははは!!」
俺達が笑っているとあいつが起きて辺りをキョロキョロ見ていた。
「あれー?澪ちゃんのルアーどこー?」
「また寝ぼけてんのかよ!お前今回はマフィアに捕まってたんだぜ?」
「え?ソーセージエッグマフィン?」
「全然違うし…」
と話していると地元の警察がパトカーに乗ってやって来た。
結城は英語がペラペラに上手くて警察官と色々話していた。
結城の通訳によると、やっぱりこのフェデリコはイタリアで強姦や殺人未遂を犯して逃亡したマフィアだったらしい。
さっさと帰って今日は寝なさい、と言われた。
「拓海、ごめんね…あんなに怒って…」
「もういいって。さ、帰ろうか」
「うん!」
俺達4人はホテルに戻り夕食をとった。
次の日、最終日と、あっという間に時は流れハワイ旅行は終わった。
俺は飛行機で日本へ戻り、電車、バスと乗り継いで家に帰った。
が、まず家の前に来ておかしな事に気付いた。
家が無い…
俺の家が無くなっていたのだ!!
とりあえず目を擦ってもう一度見てみた。
やっぱり無い!
一体何があったんだ?と思い親に電話してみた。
「もしもし、父さん!何で家無くなってんの!?」
「おお、拓海か。お前がハワイに行ってる間に放火されて全焼しちまったんだ」
「はぁ!!?放火!?で、父さん達はどこにいるんだよ?!」
「新たな転勤先の北海道だ」
「ほ、北海道!?」
「あー安心しろ、お前の帰る家はあるぞ」
「どこだよ?」
「そこから南の方向に大きなマンションが見えるだろう?」
「…ああ、つい最近できた高級マンションか?ってまさか買ったのかよ!?」
「そんなもったいない事するか、お前の従姉妹の沙織ちゃんがそこに住んでるからしばらく泊めてもらえ」
まじか!あの沙織が近くに住んでいるのか!
「お前がしばらく世話になるのは本人も知ってるから、801号室に行って来い。じゃあな」
と電話は切れた。
沙織と最後に会ったのは多分小学校5年生の頃だった。
沙織は俺より2つ年上で、とても綺麗な人だ。
小学生時代にはよく遊んでもらっていた。
確か今は大学生になったばかりで、それも俺の地元では一番進学が難しい某国立大学生徒だ。
俺はひとまず彼女を訪ねてみる事にした。
マンションの前まで来てみるとやはり凄くでかい建物だと感じた。
「801号室だったよな…」俺はマンションの入り口に入った。
「あ、来た来た」
髪の長い人がこっちに来た。
「拓海くん、久しぶり。背伸びたねー」
「あ、沙織…さんですか?」
沙織は昔よりもさらに綺麗になって、大人びた女性になっていた。
「なに改まってるの?疲れたでしょう、さ、おうちに帰りましょう」
と俺達は沙織さんの部屋に向かった。
部屋に入り、荷物を整理していると沙織さんが夕飯を作ってくれていた。
「ささ、冷めないうちに食べよう」
「はい」
「だから、敬語になってるよ拓海くん」
「なれるまでなんか落ち着かなくて…」
これで落ち着いてられる方がおかしいだろ!
一人暮らしの美人な女子大生の部屋でこれからしばらく寝泊りするんだぞ!?
そりゃあ嬉しいけど…じゃなくって!
「ねぇ、どうして食べないの?」
「え?」
「冷めちゃうよ?カレー」
「あ、すいません。いただきます!」
と俺達は晩飯を食べた。
俺が釣りを覚えたのはこの人の影響だった。
田舎育ちのこの人は俺が夏休みに遊びに行くといつも決まって綺麗な湖に連れてってくれた。
どっちかというと都会育ちな俺は最初釣りで使う餌が凄く気持ち悪くてルアー釣りを教えてもらっていた。
そして毎年夏休みには沙織さんとバス釣りをして過ごしていた。
「君の部屋だけど、ここでいいかな?」
そう沙織さんが指摘した部屋は新築マンションならではのとても綺麗な小部屋だった。
「君のお父さんが言ってたけど、明日引越しセンターの人が来て君の家具届けてくれるって」
「そうですか」
「だから学校は遅れるって連絡しておいたわ」
「明日は色々忙しくなりそうですね」
「そういう事だから、今日は早めに寝ておかなくちゃね。布団はもう敷いてあるからお風呂入ってね」
「ありがとうございます」
「ふふ、なんだか不思議ね」
「何がです?」
「だってあのヤンチャな拓海君がこんなに大人っぽくなってるんだもの」
「6年ぶりですから。沙織さんも大人びて凄く綺麗になっててびっくりしましたよ」
「あらそう?ありがとう」
あああああああああああああああああああああ!!!!!!!!
謎のおっさんの正体暴くの忘れてた!!!!!!!!!!!111
242 :
名無しバサー:2006/02/28(火) 16:48:50
続きマーダー???
昼休み中に読破したよ!
アイスマン乙!!
本当のこというとリアルに俺の携帯に巫女みこナースのフル、入ってたことあったよw
ひとり爆笑したよw
おおなっくる、誰も書き込まんから漏れもうこのスレ終了かと思ったよ。
続き書きたいけどなかなか暇が無いわネタが無いわ沙織出るわで詰まってまつ…
近いうちに続き書くからまた見てねorz
>>244 見てるよ‥ ちゃんと巡回コースに入ってる
無理せんでいいから適当にガンガッテくれ
これからも期待してるよ
謎のおっさんはまた出しで今度こそ正体暴く様にするから大目に見てね
まだだ…まだ終わらんよ…
ただちょっと忙しいだけ
_, ,_
( ゚д゚)<おいらも巡回リストにちゃんと入っとんで
まとめ読みしたろ思ってちょっと待ってる
密かに待ってますよ。
随分待たせるな・・・・
釣りで忙しいのか!?w
それともあれか・・・14日にオニャノコ撃墜する準備で必死なのか!?
( ・3・) エェー 3/14の準備もあるかも知れんGA
俺的には「謎のオサーン」の正体暴きを忘れてた事DE
iceman的にモチベーションが下がってしまったのではないかTO
もう謎のまんまでいいから続き書いてみちゃったりしないKA?>ice
アイスマソ元気かいなぁ?
その日から俺は沙織さんの家に居候する事になった。
沙織さんは「自分の家だと思ってね」と言ってくれたがなかなか落ち着かなかった。
居候2日目には午前中に荷物を整理し、とりあえず新生活の準備は完了した。
沙織さんが学校へ出掛けてしばらくして昼飯を食っているとあいつからメールが来た。
『今日休み?馬鹿も風邪引くのね』
返事する気になれなかったけど一応返した。
『引っ越しの準備してた。今から行く』
そう送って家を出た。
なんとか5時限目までには間に合い、あっという間に放課後を迎えた。
あいつが深刻そうな顔をしてこっちに来た。
「引っ越しするの?転校は?」
「もう引っ越したよ。転校ってなんだ?」
「だって引っ越しするんでしょ?!」
あせっているあいつが可愛く見えてきたからちょっといたずらしてみたくなった。
「その事なんだけどな…聞きたいか?」
あいつは黙ってゆっくり頷いた。
「…何言っても怒ったりしないって約束できるか?」
少し考えこんでまたあいつはゆっくり頷いた。
俺は少し間を空けてこう言った。
「…引っ越しなんてするわけねーだろ!」
「…んえ!?」
「家が火事になったからしばらく親戚の家に居候すんだよ。ここから見えるあのマンションだ」
「じゃあ…あんたなんで転校する様な素振りしたのよ」
「え?そんな事したっけか?」
俺は殴られるかなと思って身構えた。
しかしあいつが見せたのは安堵の笑みだった。
心成しか目に涙を溜めている風に見えた。
「わ、悪かった!ちょっとした遊び心だったんだ!」
「よかった…それで親戚の人とは何もトラブルとか無いの?」
「無い無い。年も近いし優しいしな」
「…まさか女の人?」
「ああ従姉のな」
「…い、今すぐそんな家出ていきなさい!」
「はぁ?何でだよ?」
「何でもいいから引っ越しよ!」
「引っ越し!引っ越し!さっさと引っ越し!」
「お前は騒音おばさんか!引っ越しっつったってどこも行く宛ても無いだろ!」
「高校生が若い女の人と同棲しちゃ駄目よ!」
「言いたい事は分かるけど仕方ないじゃねーか」
「仕方ないけど…」
「大丈夫だって。別にあの人とは何もないから心配すんな」
「し、心配なんかしてないわよ!」
「はいはい^^」
「もう!…信じていいわよね?」
「ああ。そうだ、今日も瓢箪池行こうぜ?昼見たら結構魚浮いてたぜ」
「ほんと?行く行く!」
というわけで俺とあいつは一先ず家に帰った。
沙織さんの家に帰ると彼女はまだ帰っていなかった。
支度をしてあいつに釣られる前にと早めに家を出た。
マンションと瓢箪池は近いから歩いて池に行った。
池が見えた…あいつがもう先に着いていたが様子がおかしい。
釣りをせずに池をじっと見つめていた。
「おい、何じっとしてんだ?いつもなら俺より先に投げてんじゃねーか」
「あれ見て」
あいつが指を差した方向を見ると一人の釣り人がいた。
ずっとラバージグをヘビーカバーに入れていた。
「あれがどうしたんだよ?」
「いいから見てて」
見ているといきなりパワフルなフッキングをして、カバーからデカバスを引きずりだした。
「さっきから50アップ連続で釣ってるのよ」
「そりゃ凄ェな!」
俺は「はっ」とその凄ェ人が誰かわかった。
…沙織さんだ。
引っ越ーし!
引っ越ーし!!
さっさと引っ越ーし!!!
しばくぞ!!!!
ガ板の常連ですたw
騒音おばさんキタ━━━(゚∀゚)━━━ !!!!!
あいすみゃん乙w
アイスマン、お休み長いね・・・
元気なんかいな?
続きマダー? (・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン
オレは待ってるZE! 古いか・・・orz
( ・3・) エェー icemanの書き込み待ってるYO
最近かなり忙しいからもうちょい待っててくれ!
おk− 了解した。
気長に待つ>愛すman
_, ,_
( ゚д゚)<待っとるでー
266 :
名無しバサー:2006/03/23(木) 01:53:48
∀・)待ってるょ〜
「ちょっ!沙織さん何やってんすか!」
俺の声に気付いた沙織さんはこっちをくるっと振り向いた。
「あ〜君かぁ。いやぁ部屋の窓から良さそうな池があったからついw」
「やっぱり沙織さん今でも釣りしてたんですね」
あいつは状況が読めてない様だ。
「あ、この人は俺の従姉妹の沙織さん。俺の師匠」
「従姉妹?師匠?」
「要するに釣りの先生」
「あ〜なるほど」
「ねぇ…」
沙織さんが俺の顔を覗き込みあいつを指差して小声で言った。
(彼女さん?)
(いや…なんか微妙っす。正式に付き合ってるわけでは…)
「ねぇちょっと二人だけでこそこそしないでよ!」
「あ、わりぃ!」
ちょっと気まずい雰囲気が流れた。
「ねぇねぇ沙織さん、さっき何使ってた?」
あいつが沙織さんに話しかけた。
「え?ああラバージグよ。自作ラバージグにデスアダー」
「おっきいのでカバー撃ちしてたんですねぇ」
あいすみゃんキタキタキタキタ━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━!!!!
「もう大きい魚はアフターになったかなーって思って」
「見事的中してるじゃないっすか」
「そうそう、あたしが見ただけでも50cmクラス4本は釣ってましたよね」
「う〜ん…ロクマルが釣れるかと思ったんだけどなぁ」
「野池でロクマルは無理ですよ」
「そうそう…」
「そうでもないわよ?去年は3匹釣ったし」
「まじ!?」×2
やっぱり沙織さんはプロ並だ…
「なんだか聞いてたら俺もカバー撃ちしたくなった。投げよ」
俺はタイラントにモグラジグTG&ビッグダディーの最強コンビをヘビーカバーの奥へ投げた。
「釣れろ〜…釣れろ〜…」
「まだ残ってるはずだから君なら釣れr
「き、キターーー!!」
激しいフッキングと共にタイラントがぶち曲がる!
「っ!やべ、駄目かもわからん」
「うお〜〜〜引きずり出してやる〜!!」
だがバスは急に反転し、更に物凄い力でタイラントを曲げた
「あ!」
バ キ ィ ィ ィ イ イ ! ! !
た…タイラントが折れた!
「うお!」
と同時に俺はその場に尻餅をついた。
「ああああ!!俺の…俺のタイラントがぁああ!!」
「あ〜あ…」
俺はしばらく呆然と折れたロッドを見つめていた。
魚はバレてしまったようだ。
「う〜ん、やっぱり君のロッドじゃこのカバー無理なのかもね」
「で、でもヘビーカバーにヘビーロッド使ってたんですよ!?」
「でも今の魚くらいのレベルだとXヘビーくらいじゃないと駄目よ?」
「確かにそうかもしれません…」
「おそらくロクマルね…今の魚は」
キタ――♪ o(゚∀゚o) (o゚∀゚o) (o゚∀゚)o キタ――♪
その日はそれで帰る事にした。
沙織さんにとっては最高の釣りだったろうが俺にとっては散々な釣りとなった。
沙織さんが使っていたロッドはデプスのサイドワインダー、アウトなんたらというかなりごっついロッドだ。
顔に似合わずデプス愛好家なのだ。
やっぱりあれぐらいごっついロッドの方が超ヘビーカバーには向いているのかもしれない。
…今度またバイトしてジグロッド買おう。
家に帰ると沙織さんが夕飯を作ってくれた。
「散々だったわねぇ、今日」
「あはは…」
「もうヘビーカバーはやめる?」
「いや、もっかいジグロッド買って挑戦しますよ!」
「そう!君らしいね!」
問題は何のロッドを買うかだ。
俺は今年の初めに買ったエバーグリーンのカタログを見ていた。
固いジグロッド…固いジグロッド…固いj
あった
TacticS TCSC-70X 『The Detonator』
なになに、えっと
『ウルトラヘビーカバーの最奥で掛けたデカバスがロッドを立てて耐えているだけで
勝手に出てきてくれるような粘りから来る本当のパワーです。』
…これなら行けるかも
お 疲 れ さ ま で し た 。
ま た 明 日 。
アイスマン LOVE!
GJ!乙!
タイラントうぼあw
おお!
乙♪
277 :
iceman ◆FdXpKRpqf2 :2006/03/30(木) 16:31:59
トリップ変えますね。
278 :
iceman ◆D.ZONEzygo :2006/03/30(木) 16:34:11
間違えた。こっちやったわ
そして次の土曜日…
父さんが軍資金(生活費)を振り込んでくれていたらしく、ジグロッドが買える額の金が手に入った。
さぁいざ○○釣具にレッツg
『Cherry Blossom どこまでも 舞い散る君の声に〜♪』
あ、あいつから電話だ。
ガチャ
「もすもす」
「今から○○川行こうよ」
「行きたいんだけどなぁ…」
「え?何?用事あんの?」
「ああちょっと釣g
ちょっと待て、○○釣具に行くなんて言ったらあいつも付いて来る!
そしたらまたなんか奢らされる!
「…ねぇどこ行くっての?」
「あ、ああ。友達に借りてたDVD返しに行くからそれ終わったら行くよ」
「そう。ならできるだけ早めに来てよ!」
「わかってるわかってる。じゃあな」
プチ
さてどうしようか…
○○釣具行けばあいつに出くわすだろうし…
さて困ったぞ。
家の近くに釣具屋は○○釣具しかないしな。
しかも近いっつっても自転車で30分近くかかる。
となれば○○釣具の反対にあるプロショップ●●に行くしかないな。
…でも去年行った時は散々だったからなぁ。
去年冬
ここがプロショップ●●かぁ…でっけェな
「ここならジャバロンあるかも」
カランカラン
店員は3人。店長のおっさんは棚にルアーを並べている。
他の2人は両方とも20代の男みたいだ。
客は俺一人だ。
若い2人の店員は俺が来たにも関らずでかい声でしゃべっている。
店長は俺に気付かないのか、ケツをぼりぼり掻きながら棚をいじってる。
そんな事は気にせず俺はお目当てのジャバロンを探す。
「!」
あった!探していたジャバロン(?)の95を手に入れ、レジに向かった。
その時だった。
「兄ちゃん、メガバスあっけど見るか?」
「はい?」
「丁度さっき入荷した奴だがね」
「ああ、見ます」
「こっちこっち」
と手招きされて来たのは店の奥にあるショーウィンドウだ。
「ほれ、こんなメガルアー見た事なかろう?」
「確かに…」
そこにあったのはグリフォンのちょっとデカ目のクランクだ。
サイクロンより小さくてメガバス独特の緑色のパッケージに入っている。
「G、L、I、F、T、E、R…グリフター?」
「そう。まだ他の店で出てないメガバス新作クランクだよ。好きなだけ買っていいよ」
「まじっすか?ラッキー」
そして俺はグリフターのどチャート×2とマットタイガー×5とジャバロン(?)を買って帰った。
今年の初めの事…
俺は学校で夏狂先生に自慢しにグリフターを持っていった。
「うはwwwwそれグリフターっていうグリフォンの偽物だお!m9(^Д^)プギャー!!」
その時俺はあの店長に見事に騙された事に気付いた。
JBプロの癖しやがって純粋な男子高校生を騙しやがったのだ。
おまけにジャバロンもグリフターを作った同会社のコーモランが作った「リップレス95」という偽物だった。
ちょい待った!グリフターのメーカーってどこだよ!
「くっそージャバロン動かねー!騙しやがったな今江ェ!!」
「m9(^Д^)プギャー!!それもジャバロンの偽物だお!m9(^Д^)プギャー!!」
「な!マジっすか!」
「本当だお。ジャバロンより固いマテリアルだから全然泳がないのもあるお」
「マジか…」
こんな最悪な思いをしたのもプロショップ●●の店長のせいだった。
だが品揃えだけは豊富で、新製品入荷も早いし量も他の店より半端ない。
EGカタログにあったディトネーターの記事にプロトと書いてあったがそこならあるかもと思った。
問題はどうやってプロショップ●●に行くかだ。
自転車で行けば今から行っても絶対帰るのは夕方になる。
バスで行けばロッドを持って乗るのは恥ずかしい。
そうこう考えていると沙織さんが帰ってきた。
「ただいまぁ〜」
「あ、お帰りなさい。大学もう慣れました?」
「お友達は増えたんだけど授業何言ってるのかサッパリなのよ…」
「そうですかぁ」
俺はいい事を思いついた。
「沙織さん確かマイカー通学でしたよね?」
「え?ええそうよ」
「じゃあ…ちょっと竿買うのに付き合ってくれませんか?」
「釣具屋行くの?丁度いいわ、私も欲しい物があるのよ」
「マジっすか!ありがとうございます!」
「じゃあ車出してくるから下で待っててね」
車がマンションを出て40分くらいが経った頃にプロショップ●●に着いた。
「ここがプロショップ●●かぁ。アレあるかなぁ」
「アレって何ですか?」
「ふふ、見てのお楽しみ♪」
「?」
俺達は店の中に足を進めた。
カランカラン
「いらっしゃいませー」×2
ん?以前は俺が入っても無視だったんだが…
なんだか店の雰囲気がガランと変わっている。
格好良いBGMなんかも流れていて客も数人いる。
なぜか店長が代わっていたからだ。
なぜ店長が代わったか近くの店員に聞くと、飲み屋のねーちゃんにセクハラして逮捕されたらしい。
…確かにあの店長ならそんな事もやらかすんだろう。
「あ、あったよ」
そう沙織さんが持ってきたのはデプスの糞長いワームだ。
「うお!な、何すかそれ!?」
「キンクー13インチ」
「そんなデカイのきっと釣れませんよ?」
「ム、絶対釣れるよ!君も買ってみたら?」
「絶対買いません…」
俺はお目当てのディトネーターを探した。
「ロッドをお探しですか?」
と若い店員が話しかけてきた。
「あ、はい。タクティクスの新s…ってあああああ!!」
振り返るとその店員はなんと結城だったのだ!
「ゆ、結城じゃねぇか!」
「おお、お前か」
「お前ここで働いてんのか?」
「おう。釣具店のバイトはなかなか楽しいぞ」
「へぇー」
すると結城は俺の耳元でこそこそと話始めた。
(おい、あの綺麗な女性はまさかお前の…)
(なわけねーだろ)
(おおそうか。かなめに捨てられたのかと心配したぞ)
(あの人は俺の従姉妹なんだよ)
(ふむふむ。というかお前の周りには釣りをする女性が2人もいて羨ましいぞ)
それはちょっと同感
「まぁそれは置いといて、ディトネーターって知らね?」
「デイズならいっぱいあるぞ」
「違う違う!タクティクスの新作!」
「あー…ちょっと待ってろ」
というと結城は店の奥に入っていった。
そしてまたすぐに奥から出てきた。
「あったあった。丁度今日入荷したんだよ」
「マジか!ラッキー!」
「しっかしダサいロッドだなぁ」
「は?どこが?」
「飾りッ気が無さ過ぎる」
「…まぁそうだけど」
「デストロイヤーのほうが派手だぞ」
「…いや、遠慮しとく」
今日はおしマイケル
そろそろむしナベ出すかな
あいすまん乙!&GJ!
明日も待ってるよ (*ゝω・)b
グリフォースっていうパクリもあったな・・・
明日は多分無理ぽ…
めっちゃ忙しいねんて…
グリフォースの詳細きぼん
えっとね、顔がグリフォンやねん。
んで体はコンバットクランクSSRやねん。
動きはグリフォンと全く違ごうて、まんまコンバットなんw
で、これが釣れるんやwww
確かすぐにMEGAからクレームがついてあっという間に生産中止になったて噂・・・
だから結構レアなんやてw 肝心のメーカーは・・・ ゴメン知らんわwww
ギガバロスwwwwwwww乙↑
確か腹にGRIFORCEって書いてあった希ガス。。。
一応グリフターってレアよw
俺の中では。
アイスマン乙
正直な話、ハワイから帰ってきてこっち、いつものパンチが無くなった気がしていたが、
どうやら杞憂だったみたいだな。前回あたりから面白さに輪がかかってきた。
各登場人物のキャラも面白いほど伝わってくる。
例えば拓海はエバヲタで、結城はメガヲタとか、かなめはツンデr
グリフターとかグリフォースって、なんとなく結城が持ってそうだw
>夏狂先生
確かにレアだけどねw
拓海はまだグリフター使ってないって設定。
だから結城関連でグリフターの偉大さを知るストーリーを考え中。
あと近いうちに霞で某プロと出くわして色々あるストーリーも考え中w
>>295 こういう『正直な感想』って滅茶苦茶嬉しいっす。
どこが良いとか、どこが悪いとかね。
だからどんどん書いてくらはい。
どんどん改善してできる限り期待に答えるから。
あと俺の中では拓海はエヴァオタじゃないよ。
どっちかっていうとエウレカオt(ry それは俺か
とにかくエバオタではない。ルアーもEGあればメガもOSPもIMAも何でも使うしね。
まぁ結城は100%メガオタ仕様なんだけど。
やっぱり結城の奴は根っからのメガオタだ。
どうせ金○とか伊○に影響されてるんだろう。
ハワイでも
「タキオオォォォオン!!!!11」
とか訳の分からない叫び声あげて釣ってたしな。
…というか正直格好良いメガオタ見たのって初めてだな。
前はガリガリで「おでこ」にデカいゴーグルを付けてitoサンバイザー被ってるおっさん見たな。
その前はぶんぶく茶釜の狸みたいなおっさん…確かタックル全てメガバスitoなのにルアーはセンコーとインチワッキーだけ。
…まぁいいや。
「じゃあ結城、これ買うぜ」
「ん?ちゃんと振ったりしなくて大丈夫か?」
「ああ。カタログを信じる」
「…お前ミーハーだろ?」
「うるせぇ!お前だけには言われたくねぇ!」
「まぁ欲しいってんならさっさと買えよ。あ、スクリームX入荷したから買えば?」
「 買 わ ね ー 」
俺はディトネーターの他にフラットバックジグ×3とマグナムクローも買った。
沙織さんはサイレントキラー175と…キンクー13インチを買った。
「早く試し投げしたいなぁ〜。ロングキンクー」
「…」
やっぱ沙織さんは俺とは器のデカさが違う…
俺絶対あんな馬鹿ワーム買わねぇし拾っても引き千切って捨てる。
「ねぇ」
「はい?」
「さっきここ来る途中に良さそうな池がカーナビに移ってたから行って見ない?」
「良いっすね!行きましょう」
カランカラン
「ありがとうございましたー」
「さぁ買うモン買ったし、行くとしますか」
「ええ」
ブロロロ…
「あああ!」
「ちょっ!どうしたの?」
「俺のリール家に置きっぱなしっす」
「なんだ、驚かさないでよwあたしのが3つあるから貸してあげるわよ」
「す、すいません…」
沙織さん萌え〜!
沙織さん、何の車乗ってんのかな〜?
あっと! 300ツンデレ!
マジレスだがキンクーってそんなデカイのあるんだw
使うリールも気になるよね。
ノーブレーキキャスト用にブレーキが抜いてあったりしてw
その頃プロショップ●●では…
「おーい結城くん」
「何ですか店長」
「今日入荷したロッドどこか知らないかい?」
「今日入荷したのですか?」
「うん。確かEGのNEWロッドだったんだが」
「ちょっと分からないですね」
「そうかぁ困ったなぁ…あのロッドお得意さんが注文してたヤツなのになぁ」
や っ て し ま っ た
アイスマン・・・
スマンコw
>夏狂先生
また他のネタ考えるからええよ。
で も 時 間 が な い
>「さっきここ来る途中に良さそうな池がカーナビに移ってたから行って見ない?」
>「良いっすね!行きましょう」
ちょwwwwかなめwwwww
あいすみゃーん! 忙しいなら無理せんでエエけど
良きてんのか位レス付けといてケロー。
畜生!
忙しすぎて前のトリプ忘れちまった!
多分あさってくらいにはうpできるからみんな死ぬなよ
あー、、、新でも見に来るから芯牌すなっ!
今頃気が付いたけど・・・
あいすみゃんの鳥「◆D.ZONEzygo」は
♪DANGER ZONE(TOPGUNより)の略でもあるんかぁ。。。
やべぇ・・・頭の中でドラム音がなり出したぜょ!!
テンソン上がるぜぇぇぇぇぇぇっ!!!!111
>>あいすみょん
忙しいんか? ガンガ!
>>310 ヒント:ルアマガタックルオブザイヤー
じゃあ続きうpする
悪路を進むこと10分弱…
わりと大き目の山間野池へと到着した。
少し減水していて足場が増え、おかっぱりで釣るのには丁度良かった。
「やっぱり私の目に狂いは無かったわね」
「ははは、そうっすね」
「でもカバーがすっかり干上がっちゃってるね…」
「あ、まじだ」
「ジグ撃ちしたかったんでしょ?せっかくおニューのロッド買ったのに…移動する?」
「いやここでいいですよ。ブレイク狙いますから」
「奇遇ね、私もコレで沖のブレイク通すつもりだったのよ」
「…それは」
「ロングキンクー♪」
始めて来た野池でそれは無いっすよ…沙織さん。
「そうだ、君と私とでどっちが先に40cmアップ釣るか競争しようよ?」
「もちろんいいっすよ」
「じゃあ勝った方は負けた方に何でも言う事きいてくれるってルールね」
「え?例えば?」
「例えば君が勝ったら…今晩……私と…」
「ぶなっ!!!?」
「リールのメンテナンスさせるとか」
「へ?」
「あははは、何赤くなってるの?かわいぃ〜w」
「ちょっ!!からかわないでくださいよ!」
「あはは、ごめんごめん」
沙織さんはキンクーのネコリグをタックルにセットした。
「じゃあ投げるよ〜」
ビヒューン…ボッシャン!
「うわー凄い音っすね!」
「さぁてバスが食べるまで一休みしよっと」
と言って沙織さんは芝生に寝そべった。
「ん?まさか寝ちゃうんですk
「くー…くー…」
ええええええええええ
マジで寝ちゃった…
ってかまず寝てても当たりとか分かるのか?
まぁいいや、この勝負俺がもらった!
まず最初に俺はフラットバックジグにマグナムクローを付けた物を投げた。
ロッドはディトネーター、リールは沙織さんに借りたアンタレスだ。
「よし…」
狙うは沖の杭だ!
さっきはブレイクうんぬん言っていた俺だがいざとなっては目に付くストラクチャーに投げる事が手っ取り早いと考えた。
ブレイク探してるうちに沙織さんが釣ったら元も子も無いからな。
俺は杭目掛けて一直線にロッドを振り下ろした。その時!
『ジャアアア!』
ん?何の音だ?
見るとリールからラインがもっさもっさと飛び出ている。
なんと俺は超大バックラッシュをやらかしてしまった様だ!
しかも沙織さんのリールで
まずい!色んな意味でまずいぞこれは…
俺はバックラを直す前にブレーキを強くしようとサイドプレートを外して中を覗いた。
何かおかしい…
普通ある筈のブレーキシュー、というかSVSブレーキ全体が物の見事に消えている。
俺はこの時始めて自分がノーブレーキフルキャストをしていた事に気付いた。
俺がどうしようもないバックラッシュを直し始めてから20分余りが過ぎた。
もうちょっとで直りそうな所まで来てふと自分の投げたラインの変化に気付いた。
「…ラインが走ってる!!?」
俺はバックラを直す作業を一旦止め、急いで糸フケを取り力いっぱいフッキングした!
…が、重さが伝わらない。
どうやらバラしてしまったのか、と思っていたら微妙な重さが手に伝わる。
子バスが乗っている様だ…めっちゃ軽い。
ロッド自体もトルクが有り過ぎるのか、支えているだけでこっちにグイグイ魚が寄ってくる。
「バシャバシャ」
と目の前で魚が跳ね、しばらくの後ランディングした。
「さて子バスちゃんはお帰r」
だがランディングした魚は全然子バスじゃなく、35cmほどのまとも君だった。
多分ロッドのトルクが凄いんだろう。
俺はますますこのロッドが気に入った。
次のキャストをしようとした時、沙織さんがフラっと立ち上がった。
「あ、起きましたk
「うっしゃぁぁあああ!!」
ビシっと沙織さんがフッキングした。
「おっしゃ!乗ったぁ!」
「…」
沙織さんはバスが自分のルアーに食いつくと人が変わる。
「うおおお!ごっついどぉ!」
「バシャバシャ!」
「げ!」
跳ねたそのバスは明らかに40cmを越えている!
「おーし逃げるなよォ〜〜!」
(相変わらず怖ェ!)
「っしゃぁいくどぉ!」
と沙織さんはバスをぶっこ抜き地面に上げた。
「やったぁ!どうやら私の勝ちねw」
「ま、負けた…」
負けたのは悔しいけど…普段の沙織さんに戻って正直安心した。
バスを獲ったとたんに元に戻る沙織さんにテラワロス!
>>あいすまん
沙織さんだけど、人のヒットでも人格変わったら面白くネ?
>>319 確かにおもろいかもしれんw
だが断る!!
お や す み
321 :
319:2006/04/13(木) 09:23:59
却下されまツた (´・ω・`)ショボーン
さてとコソーリうpしようか
「さぁて私の言う事をきいてもらおうかしらー小野崎拓海君♪」
「うう…」
「うーん、どうしようかなー?」
「…」
「決めた!」
「な、何すか?」
「拓海くん」
と沙織さんが俺の顔をジっと見つめた。
真面目な表情で俺を見つめる沙織さん…その時口を開いてこう言った。
「私を好きになって」
どういう意味で言ってるのか分からなかった。
だから俺はこう言った。
「意味わかんないっすよ、好きとか嫌いとか今更何聞いてるんすか?」
すると彼女はこう言ったのだ。
「私あなたの事好きになっちゃったみたい」
え!?
「ななな!本気で言ってるんですか!?」
「本気も何も、私はいつだって本気よ」
いきなりの告白で俺は頭が混乱した。
「いあや、おお俺にはなんつーかあのーおなあなじ学校の女の子があぁ〜」
「前に聞いたときは付き合って無いって言ってたじゃない?」
「あ…」
「私ね、ずーっと昔からあなたの事好きだったのよ」
「へ?」
「昔田舎で一緒に大田池に行った時の事覚えてる?」
「え?」
「私が蜂の巣にいたずらしちゃって蜂に刺されて泣いてる時にあなたおんぶしてお家まで連れてってくれたよね」
「そ、そんな事ありましたっけ?」
「んもう、覚えてないの?私あの時凄く嬉しかったんだから…」
そんな事あったっけなぁー……あ、確かにあった、思い出した!
確かその時俺はさあちゃん(沙織さんの昔の呼び名)が泣いてたから必死で家までおぶって走ったんだっけな…
あ!!そういえばその後に…
「あなたその後に私の事お嫁さんにしてくれるって言ってくれたよね?」
「た、確かに言ったけど…それは子供の頃の冗談というかなんというか…」
「そう、冗談だったの…?」
「…」
「私その頃から君の事ずっと想ってきてるのに…」
俺は返す言葉が見つからなかった。
>>323 訂正↓
「私あなたの事好きになっちゃったみたい」×
「私あなたの事ずっと好きだったのよ」○
すまんこ
ああ、昔そんな事言ってしまった俺…何やってんだよ。
あのせいで沙織さんを傷つけるなんて俺は絶対嫌だ。
だからっていきなり恋人同士ってのは…やっぱまずいかな?
「…どうしても駄目かな?」
「…考えさせてください」
「え?」
「俺にしばらく考える時間ください」
「てことは…私との事考えてくれるって事?」
「勝負に負けてこんな事お願いするのは卑怯というかなんというかですけど…今すぐは決められませんよ」
「そうよね…昔から知ってるからってすぐには決められないよね」
「俺の答えが出るまで待っててください…」
「うん…いいよ」
「…」
「…」
「ごめんね、せっかく楽しく釣りしてたのに急にこんな話しちゃってさ…」
「全然いいですよ」
「さあ、続きしよう?」
「はい!」
・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・
それからどのくらい時間が経ったのか、太陽は西へと沈んでいった。
釣果とかニューロッドとか関係無しに俺の頭は別の事で一杯だった。
あいつ…かなめの事、沙織さんの事…
あーなんか続き書きづらくなってきた…orz
今日はおしまい。明日うpできたらするお
>>あいすみゃん乙!
( ・3・) アルェー 乙!
ぐわー今日一日中釣りしてたけどボーズやったし…
というわけで今日はうpできませぬ…スマヌ
今日はうpできるかむ。
風呂入って眠くなかったら頑張る
家に着くと沙織さんはそそくさと晩飯の用意を始めた。
「ごめーん今日の買い物忘れてた…冷凍物の焼きそばと炒飯しか作れないよ?」
「どーれでーもいーいでーすよ」
ほんと、どうでもよかった。
というか別の事で頭が一杯だった。
あいつと沙織さん…どっちを選ぶか。。。
他人からしてみては「どっちを…ってふざけんな馬鹿野郎!!」って感じだろう…けど
今の俺には決められない。
「ねぇ、ビール飲む?」
「あ、少しなら…」
のつもりだったんだが…
以外に冷凍物の焼きそばと炒飯がビールに合って気付くと結構飲んでいた。
「へぇ君ってお酒飲めるの〜」
「未成年なのによく父さんに飲まされました…男は酒に強くなくちゃな、とかって」
「ふーん」
と、沙織さんもハイペースに飲んでいった。
「ささ、拓海君ももっと飲んで飲んで」
「いやこのくらいにしときます。明日も学校があるn…」
「はいはい飲め飲め!」
「…沙織さん?」
ま…まさか沙織さん?
「わしの酒が飲めんとぁどーいう事な!?」
「ひっひぃ!!」
沙織さん…お酒入るとこうなるのか…!
「うっ…うっ…ぶは!」
「おぉ〜よぅ飲めるじゃのーか!」
「沙織さん直々に飲ませてるんじゃないっすか!」
「 な に か 文 句 で も ? 」
「い…いえ、喜んで飲まさせていただきます」
と、俺と沙織さんはハイペースで飲んでいった。
その結果…
「ほーじゃい俺ぁヒーローじゃったんや!」
「そーかい!そーかい!」
「わいはでもの、俺ぁたった一人でイタリア人マフィアぶっ潰したんよの〜!!」
「ほんまもんの話かソレ!?」
「ほんまもんよ〜!あの馬鹿いーっつも絡まれてやんの!」
「さっすがやないの!!」
そんな時…
『Cherry Blossom♪ どこまでも 舞い散る君の声に〜♪』
「うお〜ケータイが鳴ってるわい」
プチ
「はいもすもす小野崎ですよ」
『もすもすじゃないわよ!あんた何で今日○○川来なかったのよ!?』
「へ?田中の金玉が量産がどうしたって!?」
『何言ってるのよ馬鹿!どうして○○川来なかったのよ!?』
「つーかなんで行かなきゃなんねーんだよw!!」
『なーんでって約束したからに決まってるじゃない!まさか忘れてたの!?』
「忘れてないですよ、俺忘れさしたら大したもんですよ」
『えー!?じゃあ何で来なかったのよ!?』
「つーか聞いてくれよかなめ♪今日女の子に愛の告白受けちゃったwてへ」
『へ!?な、何それ!!?嘘でしょ?!」
「女の子の夜更かしはお肌に悪いですよ。それじゃ」
『え?!ちょt…』
プチ
「だぁれぇかぁらぁ?」
「うーん、よくわがんねw」
「ふぅん、そっかぁ」
「ま、ロクな奴じゃないのは確かだす」
「…って酒タラネェわよ!」
「ほんとだず!買出しに行ってくるだず!」
・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・
次の日の朝…
『チュンチュンチュン…』
う”〜ん…頭が滅茶苦茶痛ぇ…
あれ?俺なんでこんな所で寝てるn…あああああ!!
俺は沙織さんのベッドの上で寝ていた。
しかも俺が身に着けている物はボクサーパンツ一着のみ!
事件はそれだけじゃない…
俺の隣には…スヤスヤと気持ち良さそうに眠る大人の女性の姿が!
「はわわえわわわわわわ……!!」
俺は大変は事をしたのかもしれない!
というか昨晩の俺の記憶が無い…
確かビールを飲んでて誰かから電話があって…
まさかこれは酔った勢いでヤっちゃったのか!?
『嫌だーーーーーーーー!!』
俺は心の中で叫んだ。
『こ、こんな童貞の捨て方なんてヤダー!!』
いや、そんな筈無いなきっと。
だって記憶が無くて服が無いだけでそういう過程があったなんて…
それこそ童貞の考える事だ。
それに沙織さんだって服着てるs…
!?
ちょっ!!!!!!!!!!沙織様!!!!???
な、なんでお布団から出ている貴方のお肩はお肌が露出しておられるのですか?
『うっそぉん!?』
俺は勇気を出してその布団をチラっと捲ってみた。
すると…
中に見えたのは紛れもなく…アレだ。
よく田んぼとかにある鳥よけの目ん玉模様の風船…アレが2つ。
そしてなんか良い匂いがふわっときた。
やばい…マジかこれ?本当の事実なのかこれ!?
いや絶対有り得ん!…多分
だがここで沙織さんを起こして聞き出すのもちょっと…な
勇気いるだろ…その勇気も布団剥ぐのに使っちまった。
俺は絶対そんな事無いと信じて学校へと向かった。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
TUNDERE BASSER
つづく
ちょwもしやアイスメンおまいエウレカ萌えか??
ワラタ!!!
ミツマジャパンワラタ
あ、ミツマジャパンじゃなかったwwwwww
>>339 見ればわかるだろw
つーか萌えとかやなしにエウレカセブンは大好きですよエエ…
今日もできればうpするんでよろすく
>>338 >TUNDERE BASSER
サンダーバサーってなんやねん、とか思ったら
ツンデレバサーって書いてたのね。
よく田んぼとかにある鳥よけの目ん玉模様の風船…アレが2つ。
↑
(ー'`ー;)う〜ん・・・・
地方によるかもしれないけれど・・・
ウチのあたりじゃ黒目が大きすぎるし、縁取り付き・・・ しかも真っ黄っ黄ぃ・・・
グロイ想像しちゃいました。。。 正直、沙織さん萎えー orz
もうちょい待ってお
ほい (・∀・)
おいwそんな変なオパーイじゃないおwwwwwwwwwww
校門をくぐるとあいつの後姿が見えた。
「おーいおはよう」
俺が走って追いつくとあいつはいきなり振り向き様に
『ズバン!!!』
と超強烈な張り手を俺の頬に食らわせた。
「痛ってェーー!…んなにすんだよ!?」
するとあいつは鬼目で俺を睨みつけ、スタスタと歩き去っていった。
教室へ行ってもあいつは俺を無視し続けた。
一体何でだろう?
そんな事を考えながら授業中携帯の画面を見つめながら放課後を迎えた。
何気無しに着信履歴の画面を覗いた。
日 着信履歴 1/6
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
_____________
@ 5/13 23:47 通話
菊池 かなめ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
…この時間!
記憶が無い時間帯だ!
この時俺は絶対酒に酔っててまともに話できてなかったろうな…
ん?でも何であいつ俺なんかに何の用があって電話したんだろう?
気がつくと俺は夕焼に染まる教室の中一人ぼっちで携帯と睨めっこしていた。
「そろそろ帰るか…」
と教室を出て自転車にまたがり家へと帰った
…というか帰ろうとした、けど…
帰るに帰れねぇよ…
帰ったところで沙織さんとも目合わせらんねーし…
てことで寄り道に、と瓢箪池へ行ってみた。
タックル無しで行っても意味無いけどな…
でもこのゴチャゴチャした心の中をスッキリさせたいから
ひとまず落ち着けるあそこに行こう。
・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・
瓢箪池に着いた。が…
あいつが一人寂しそうに釣りをしている。
話しかけようかすまいか迷ったが…
俺には端から選択肢は無い様で、あいつが俺に気付き近づいてきた。
「よ、よォ…」
「…」
「…昨日さ、俺なんつーか酒飲まされて…」
「…」
「…でさ、お前と電話で話してた内容全然覚えてないんだ」
「…そう」
「俺、何かお前怒らせるような事言ったか?」
「別に…」
「え?じゃあ何で怒ってるんだよ?」
「まさか覚えてないの?約束したじゃない!」
「は?…っああ!釣りの約束か!」
「そうよ!馬鹿!」
「ご、ごめん、すっかり忘れちゃっててさ…」
「私の事ほったらかして何してたのよ!?」
「いや、沙織さんが良い野池があるって言って…それでつい」
「沙織さんが?もしかして拓海に告った人って…」
「え?なんでそんな事…」
「本当なのね!?」
「いや…マジだけど…」
「…そうだったの!」
「…」
「?」
「俺さ…」
「…」
「…お前の事好きだ」
「!…やっと言ってくれた…」
「え?」
「やっと私に言葉で『好きだ』って…」
「あ、ああ…だけど…」
「え?」
「俺、今はなんか決められないっつか何つーか…」
「沙織さんの事?」
「…ああ」
「好きなの?あの人の事…」
「わかんねぇ…でもあの人といると落ち着くんだ…昔から」
「ふーん」
「どうしようもねー奴だな…俺って」
「そうね」
「本当すまねぇ…」
「…もういいわよ」
「え?」
「こんな事になるってなんとなく分かってたし…」
「…」
「私も…そうだし」
「何が?」
「もう!分かってるくせに…」
「…」
「…」
「ねぇ」
「ん?」
「私の事考えてくれるんでしょ?」
「ああ、悪いが考えさせてくれよ」
「…わかった」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
TUNDERE BASSER
つづく
すまん…なんか俺最近ペース遅いな…
アイディアとかストーリー展開思い浮かばなくてさー…
今は反省してる。
できるだけ毎日うpするノシ
>>相スマヌ
www 乙です! 気にせずマイペースマイペース!
投下しまそ
そして俺は家に戻った。
「ただいまー」
し〜ん
あ、あれ?沙織さんいないのかな?
とりあえず着替えて彼女の帰りを待つ事にした。
・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・
時刻は午後20時…
沙織さんはまだ帰ってこない。
一体何があったんだろうか?
まさか…
昨晩の事件の事がショックで…
帰るに帰ってこれないとか…
「ありえる…」
『ぐぅぅぅ』
・・・
こんな状況でも腹は減るのか。
俺はレトルトカレーを2人分作った。丁度その時…
「ただいまぁ〜」
彼女が帰ってきた。
「…おかえり」
「?…どうかしたの?暗い顔しちゃって」
「…だって俺…沙織さんにひどいことしちゃったっていうか…」
「ん?何の事言ってるかわかんないよ」
「だって昨日の夜…」
俺は恥ずかしくて少し黙ってしまった。
「昨日の夜?あー!」
「ご、ごめんなさい!」
「君がベロベロに酔ってた事でしょ?」
「い、いやそれもですけどもっと酷い事しませんでした?」
「酷い事?なにそれ?」
「いや…ャっちゃったというか……」
「やっちゃった?wまさか私と君が?ww」
「え?」
「そんなわけないじゃない」
「へぇ??だって俺と沙織さん今朝服が…」
「あああれね」
事の真相は実に馬鹿馬鹿しかった。
俺がいきなり相撲をとろうとか言い出してパンツ一丁になったから
沙織さんもパンツ一丁になって一緒に相撲をしたらしい。
それで沙織さんが俺を投げ飛ばして気絶させてしまい
一緒に添い寝してくれたのだという。
「そういえば頭がちょっと痛い気がする…」
「ほんとごめんねー」
そしてまた何の変わり事もない一週間が過ぎた。
今日は土曜日。
沙織さんの車で俺とあいつと沙織さんで少し遠くの野池に行った。
沙織さんのバイト先のファーストフード店にあいつがバイトとして加わったらしい。
始めはどうなることやらと思ったが意外にもお互い気が合うらしく
沙織さん曰く凄く仲がよくなったらしい。
「さぁ着いたよ〜」
「うわぁ…」×2
野池としてはかなり大きめだ。
「よく雑誌にも載るメジャーフィールドらしいわよ」
「それじゃあかなりプレッシャー掛かってますね…」
「どーせ拓海には釣れないって」
「そりゃこっちの台詞だ!」
そんなこんなで俺達は釣りを始めた。
今日の俺の目標はずばりジグで45cm以上を一匹釣る事だ。
誰もやってないヘビーカバーをディトネーターで貫いてやる。
さて手始めに…と俺はレイダウンのからむオーバーハングへと投げた。
「ヒットー!」
と沙織さんが叫んだ。
「うっそぉ!?ルアー何っすか?」
「えへへ〜サイレントキラーw」
「マジっすか!」
バシャッ!と上がったバスはごん太の45cmだった。
「うわぁいいなぁ」
とあいつがバスの腹をつんつんしながら言った。
「お前にゃ無理だ」
「む!絶対釣ってやる!勝負よ拓海」
「へいへい」
俺は次々とジグをカバーにぶち込んでいった。
「またきたよ〜」
「へ!?ま、マジ?」
また沙織さんが釣ったようだ。
「どぅらぁ!」
と沙織さんは豪快にバスをごぼう抜きで上げた。
「ま、また40クラス…」
「う〜ん…今日は調子悪いみたい」
「風邪ですか?」
「いやいやそうじゃなくってwサイズがいまいちなのよ」
流石沙織さん…
沙織さんの中で40cm代は全然デカバスとは呼べないらしい。
流石StyleOfDEPS…奥村さんと一緒ってわけだな……
ふとあいつを見るとあいつのロッドがぶち曲がっていた。
「やった!」
「え?なにお前早速根掛かりしたのか?」
「なんで根掛かりで『やった!』って言うのよ#バス釣れたのよ!」
「ま、マジかよ!」
上がってきたバスはまずまずの30cm弱ってとこだったが俺より先に釣ったのが羨ましい。
「はい拓海の負け!」
「ちっ…」
「はい罰ゲームね」
とあいつは俺に白い棒を渡してきた。
「…これってまさか!」
「じゃあ後はよろしく〜」
とあいつは俺のタックルを持って歩いていった。
なんで俺が…
白い棒の正体はオエオエ棒だったのだ。
罰として俺はあいつの釣ったバスが飲み込んだフックを取った。
「お、これって意外と便利だな!」
簡単にフックは外れ、バスは池へと帰っていった。
「さてと、おーいかなめ、取れたから俺のタックルかえs…」
「…ったぁ!」
な、なんとあいつが俺のディトネーターでバスを釣りやがったのだ!
「お前なんてことを!!」
「へ?」
パシャっと上がったバスは23,4cmくらいの子バスだった。
「あぁ…ニューロッドファーストフィッシュ40アップ伝説がぁ…」
「なにその無駄に長くてダサい伝説」
「俺にとっちゃ重要なんだよ!ほらタックル返せ!」
と俺は悪魔からタックル一式を奪い返した。
「くっそ〜」
「しゃあ!」
沙織さんがまた叫んだ。
「うおお、こいつはいったんちゃうか!?」
「デカイんですか?」
「黙っとれ!」
「はい…」
沙織さんの三匹目は52cmだった。
「とりあえず50アップ!」
「とりあえずって…」
「今日の目標はロクマルだから」
「ま…じ?」
「さてと、サイレントキラーおしまい」
「次はまさか…」
「ローングキンクーw」
もうこの人の釣りにはついてけない。
そろそろ俺にも魚が欲しい…
なんて考えていた時、
「きゃぁあああ!!?」
とあいつが叫んだ。
「どうした!?」
「あ、アレ…!」
とあいつが池の中心を指差した。
「なんだ?亀か?」
「ち…ちがっ!!へ、ぴぇっ!!」
「はぁ?wなにそんなにびびってんだ?」
「へ…蛇がこっちに泳いできてるのよ!」
「な、なんだってー!!」×2
「ちょっ…どうする!?」
「とりあえず逃げるわよ馬鹿!」ボコッ
「お、落ち着け!」
「確か蛇が来た方にもポイントあるからそこに非難しましょうか」
「了解!」×2
と俺達は急いで対岸のポイントに移動した。
「あれはびびった…」
「そうね…」
「蛇なんて無視すればいいのに…」
「いやいやいやいや!」×2
という話をしていると俺達は対岸に到着した。
しかしまた
「きゃぁぁああ!!?」
と、あいつが叫んだ。
「今度は一体何だよ!?」
「あ、アレ…」
あいつがまた池の中を指差した。
その方向を見てみるとアルミボートが沈没しかけていた。
アルミボートの横にはこう書いてあった。
「チームナックル…夏狂先生!!?」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
TSUNDERE BASSER
つづく
おつ〜。
ヒロインスペック
菊池 かなめ
身長 155cm
座高 79cm
体重 43kg
篠田 沙織
身長 167cm
座高 85cm
体重 48kg
3サイズ
(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)
「ここ」を押しても全然、全表示されないじゃん!
どうなってんの、アイスマン!
ってなんで座高やねんwww
>>370 みたいなのを見ると、やっぱキャラデザっていうか設定画みたいなのが欲しいね。
この板ってそのテの絵師居ないのかな。夏狂先生の知り合いとかでw
↑_↑
/|\(;^ω^)<今かなめのフェイス描いたお…ちょっと下手な感じだお…
⌒⌒ ( )
←-┤ | |
(__)_)
↑_↑
/|\( ^ω^)<でもうpの仕方わかんないおwwwww
⌒⌒ ( )
←-┤ | |
(__)_)
>アイスマン
UPの仕方が分からないというのが良く分からないw
適当なろだならココはどお?
VIPPER御用達だから流れ速いし(ほったらかしでもそのうち消える)
受信PASS入れておけば、このスレ見てる人以外には多分見れないだろうし。
ttp://www.uploda.org/ 是非見てみたいね、かなめ。
↑_↑
/|\(;^ω^)<やっぱ恥いからうpは無しwwwww
⌒⌒ ( )
←-┤ | |
(__)_)
↑_↑
/|\( ^ω^)<でも今日中に続きはうpしよう
⌒⌒ ( )
←-┤ | |
(__)_)
↑_↑
/|\( ^ω^)<そいや最近夏狂先生やその他コテハンが来てないお
⌒⌒ ( )
←-┤ | |
(__)_)
↑_↑
/|\( ;ω;)<うっ・・・
⌒⌒ ( )
←-┤ | |
(__)_)
流れをぶっ壊したくないのでロムってます。。。
↑_↑
/|\( ^ω^)<流れはいつもぶち壊れてるからROMらないでお
⌒⌒ ( )
←-┤ | |
(__)_)
あれま、名無しじゃぁ不服ですか?
楽しみに待ってる名無しもいるのでそこんとこヨロ!
↑_↑
/|\( ^ω^)<そのほうがヤル気でてくるお。書き易いお
⌒⌒ ( )
←-┤ | |
(__)_)
↑_↑
/|\( ^ω^)<七誌もすきですお
⌒⌒ ( )
←-┤ | |
(__)_)
icemanラヴュ)はぁと・・・
↑_↑
/|\(;^ω^)<ちょwwwwキモスwwwwwwwwww
⌒⌒ ( )
←-┤ | |
(__)_)
391 :
↑:2006/04/23(日) 20:19:30
(っ`Д´)っ・:∴ゴルァ!!!!!!
↑_↑
/|\( ^ω^)<続き書くから静かに汁wwwwwww
⌒⌒ ( )
←-┤ | |
(__)_)
チームナックルといえば夏狂先生が勝手に作ったオタクバサーのチームだ。
確か禿てるおっさんや厳つい顔の人達も所属している。
そしてあのボートに張られているステッカーは夏狂先生を象徴するピンク色…
すなわち今沈没しているのは夏狂先生だ!
「夏狂先生ー!!大丈夫ですかー!!」
しーん
「ねぇ本当にあの船夏狂先生のなの?」
「ああ間違いねえ…」
「でもくらいライフジャケットしてるでしょ?」
「いや、確かあの人『着られるライジャケ無いお』って自分で言ってた…」
「うそ!?それj…」
バシャーン!
「!?」×2
急に沙織さんが水に飛び込んだ。
「な?沙織さん!」
「私が助ける!」
「無茶よそんなの!」
「いや、沙織さん昔から泳ぎ得意なんだ!!」
ザバッ!ザバッ!
ザバッザバッ!
沙織さんは以外にも泳ぎが早く、あっという間に夏狂先生の所に着いた。
「よっこいしょ…」
沙織さんが夏狂先生の体を担いでこちらに戻ってきた。
「夏狂先生ー!!」
俺は急いでザバザバと水に入っていった。
そして沙織さんと夏狂先生を引き上げた。
「先生!しっかりしてください!」
先生の腹は水を沢山飲んでいるらしく、いつもより更に大きくなっていた。
「くそ!全然意識が戻らねぇ!」
「どいて!」
と沙織さんが先生の頭をかかえ、顎を引き上げた。
「まさか沙織s…」
「スゥ〜…」
・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・
沙織さんが人工呼吸を始めて3分後
「ぶるぁぁぁああああ!!!」
と夏狂先生は息を取り戻した。
「よ、よかったぁ!」
「ほんとに助かったわ!!」
夏狂先生は水をモドしてようやく口を開いた。
「ん?なんで小野崎と菊池がいるんだお?ん?」
「先生が溺れてたから助けたんですよ!!!」
「お?溺れてたって漏れがかお?」
「そうですよ…」
「あ、そういえばそうだったお…」
「ったく…」
「ぬあああああああああああ!!!??」
「な、何ですかいきなり…?!」
「漏れのボートとタックルがぁああああああああああ!!!!」
「…もう諦めてください」
「漏れのロードランナーがぁあああ!!!漏れのルワーがぁぁぁああ!!」
「漏れのテムジソがぁぁぁぁあああ!!!漏れのフィギュアがぁぁぁぁああああ!!」
「それはそれは気の毒っす…」
「でも命には代えられないよ〜」
「…小野崎」
「はい?」
「この方は誰ですお?」
「ああ、僕の従姉妹の沙織さん」
「よろしくね」
「へ?あ、あああ、よろろしくだおお」
「先生この人に人工呼吸してもらったんですよ?」
「ぬお!!?」(そういえばお口の中がパラダイスに満ち溢れてる感じだお!)
「と、とにかくありがとうございますだお!この恩は一生忘れませんお!!」
「いえいえw」
「そうだ!お礼として今日飲みにいきませんかお?もちろんm…僕の奢りですお?」
「いいですね〜、行きましょうwあ、君も来る?」
と沙織さんが俺に振ってきた。
でも夏狂先生がマジ睨みしてきたし、酒は怖い物だ。
「いえ僕は…」
「じゃあかなちゃんは?」
「私も遠慮します」
「そう?じゃあ二人で行きましょうか」
「は、はいですお!!」
こうしてオタク先生の恋は始まったのである。
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| | TSUNDERE BASSER つづく | |
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 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
↑_↑
/|\(;^ω^)<ちょwwww修正任せたwwwwwwwww
⌒⌒ ( )
←-┤ | |
(__)_)
400ツンデレw
( ・3・) アルェー これでいいですかYO?
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| | TSUNDERE BASSER つづく .| |
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 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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| | TSUNDERE BASSER ..|つづく|
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Σ( ・3・) ウボァー あせって名無しで書いちゃったYO 好きな方使ってくれYO
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| | TSUNDERE BASSER つづく .| |
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| | TSUNDERE BASSER .|つづく |
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↑_↑
/|\( ^ω^)<ぼるじょあGJwwwwwwwwww
⌒⌒ ( )
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(__)_)
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/|\( ^ω^)<今後の予定についてお話するお。
⌒⌒ ( )
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(__)_)
↑_↑
/|\( ^ω^)<このSSは夏までには完結させますお。
⌒⌒ ( )
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(__)_)
↑_↑
/|\( ^ω^)<あとね、これから結構馬鹿げた展開になるお
⌒⌒ ( )
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(__)_)
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/|\( ^ω^)<でも実際の人物とは異なるのでその辺理解していただきたいですお。
⌒⌒ ( )
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(__)_)
↑_↑
/|\( ^ω^)<あと夏狂先生いるかお?
⌒⌒ ( )
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(__)_)
>アイスマン
なんかキャラ変わっちゃったね。
あのさ、他のコテみたくAA使うのやめたほうがいいよ。
なんとなく頭弱い人みたいだから。ま、俺も弱いけどさ。
アンタだけは違うと思ってたんだけどね。
いるよ〜wwwwwwwwww
411 :
名無しバサー:2006/04/26(水) 22:03:02
>>409 調子乗ってスマヌ…
つかどっちでも俺の頭は弱い。
>夏狂先生
おお、いたいたw
絵任せてもおk?
ぶっちゃけ今忙しいw
絵っていえるほどの絵も描けないよ?
というかアイスマンは同人誌にしたいのかな?w
そうそう、ツンデレスレの過去ログどこかに消えてしまった・・・
ガーン・・・・・・・・・
やばっ!名無しで参上してしまった…
つか同人誌とか作たことはもちろん読んだ事すらないw
同人誌(?)っぽい漫画にしてくれるのはありがいねw
ちょっとラストスパートの予告編みたいなん投下するわ〜
すっかり雨の季節も終わりすっかり夏本番を迎えた。
俺達の恋の行方は未だ定まらず、あっちへ行ったりこっちへ来たりだ。
そんなある日、思いもよらぬ事が起こった。
『Cherry Blossom♪ どこまでも 舞い散る君の声に〜♪』
「お、電話だ…な…非通知!!!」
プチッ
「グース!」
「相変わらず元気そうだな」
「…」
「どうした?」
「どうしたじゃねぇ!お前一体何者なんだ!?そろそろしょうt…」
「そろそろそういうと思った」
「?!」
「よかろう…知りたいのは俺の正体だな?」
「あ、ああ…で、どうなんだ?俺の知ってる奴なのか?!」
「ククク…そうだな…知っているだろうなぁ俺の事ぐらいは」
「はぁ?ふざけんな!」
「そう怒るな…そうだな、次の月曜日に待ち合わせをしようか?」
「え?!」
「場所は…そうだな、お前もよく行っている霞ヶ浦でどうだ?」
「俺がよく行ってんのは霞流域の○○川だが…」
「霞ヶ浦、××岸に日の出までには来い」
「わかった…」
「いいか?一人で来いよ」
「…わかってるって」
417 :
名無しバサー:2006/04/27(木) 00:46:44
∩___∩
| ノ\ ,_ ヽ この前、たまたまおかずが欲しかったんで
/ ●゛ ● | オイラ、Googleで「最もツンデレなキャラ」って
| /// ( _●_) ミ 検索したクマよ。そうしたら最初にヒットした
彡、 |∪| | サイトのトップの画像がかなりエロくて萌えたクマ
/ ∩ノ ⊃ ヽ おかずに困ってるおまいらも一度検索して見るクマ
( \ / _ノ | | 何度見ても史上最高のツンデレキャラ最高クマ!
\ " / | |
http://www.google.co.jp/
>>267まで、読んだw
ω・`)携帯からだと辛ぃっw
ぉもしろぃから、2時間じっくり読んで267…
読むの遅っw
ぉゃすみ|−`)ノシ
>>iceman
どしたー? また忙しいのん?
待ってるYO-。。。
>>夏狂先生
( ・3・) アルェー ギコナビのdatファイルならあるけど要りますかYO?
月曜日なんて学校あるし行けねぇじゃんか!
と思ってたら土曜日に体育祭があって月曜は代休になった。
そして俺は月曜朝5時に起き、チャリンコを漕いで霞の××岸へと向かった。
グースは一体何者なのか。
なぜ俺をサポートしてくれたのか。
というかなぜこんな朝っぱらに呼び出すのか。
色んな思いを胸に抱きながらペダルを漕いだ。
しばらくして××岸に着いた。
人気は無く、辺りでは蛙が喧しく鳴いている。
気付くと目の前に人影を見つけた。
そっと近づき、顔を覗き込み俺は困惑した。
「…まさかお前が…!!?」
「ククク…」
「う、嘘だろ!!」
「フハハハ!」
「夏狂先生!?」
そこにいたのは夏狂先生だったのだ!
まさか本当に夏狂先生がグースなのか…
「ヒャハハハ!」
「ど、どういう事だよ!?」
「遂にやったおーー!!」
「は!?」
そういうと夏狂先生はバスを俺の目の前に差し出した。
「遂に漏れにも50うpが釣れたお!!」
「は?!」
「これで漏れもスタイルオブデプスの一員だお!!」
「…」
まぁよく考えれば夏狂先生がグースな訳ないか…
「ところで小野崎なんでこんな時間にここにいるお?」
「え?いやそれは…」
「まあいいお。ついでに写真とってお」
「あ、はい…」
「はいはいチーズチーズ」
パシャッ
「ありがとうだおー」
「小野崎も一緒に釣りするお?」
「いや、僕は他の用事が…」
「ウホッ!他の幼女!?」
「いやいやそうじゃなくて…」
「冗談だお」
「…じゃあもう行きますね」
「ういすー^^」
夏狂先生がグースではない事はわかった。
とりあえず××岸添を歩いてみる事にした。
しばらく歩いた頃、また人影を見つけた。
今度こそグースか?!
と期待(?)し、近づいてみた。
「うわっ!?」
とその人が驚き仰け反った。
「す、すいません…」
「いや大丈夫ですよ」
どこかで聞いたような声…まさか!
声に聞き覚えがあった俺はじっと顔を見た。間違いない!
「僕の顔に何か付いてるかい?」
「並木さん!?」
「そうだけど?」
「ど、どうして日本に!?」
「FLWツアーが一段落ついたんでね…久々に雑誌の取材があるんだよ」
「へぇ」
「でもホゲったらまずいでしょ?だからこうしてプラクティスに来たんだ」
___________________________________________
| | | |
| | TSUNDERE BASSER つづく . | |
| | | |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
うはwwwやっちまったwwwwwww
並木さん出しちゃったよ…
>>420ぼるじょあさん
下さい!!
お願いします。m( )m
みんなスマンコ…
今パソの調子悪いからうpできない…
>>426 ( ・3・) アルェー 見れたかNA?
>>427 ( ・3・) エェー ボクはこのGWのうち2日間ずっとPC再構築してたYO
まさかCドライヴがいきなりすっ飛ぶとは思わなかったC
マクスタで泣いたのにまたマクスタ買いましTA だって安いC
パソコン完全復活!
ぼるじょーぬさん、メーラー開いてなかったから気づかなかった。
ありがとう!
>>429 ( ・3・) エェー 乙! 気長に待ってるYO
>>431 ∧_∧
( ・3・) アルェー メアド載せてんだからチェックくらいしろYO
__ (__つ/ ̄ ̄ ̄/_ でも見れてなによりでしTA
\/ /
 ̄ ̄ ̄
433 :
名無しバサー:2006/05/18(木) 00:37:34
落とさせはせん!落とさせはせんぞおおおおおおお!
なんだこのスレ!
ぼるじょあがいるじゃねーかよ!
435 :
名無しバサー:2006/05/18(木) 01:02:02
ツンデレって何?
>>434 ( ・3・) アルェー いつもキミのそばにいるYO
「へぇ〜…あれ?ボートは出さないんですか?」
「ああ、今回はおかっぱりの取材だからね」
「よ、よかったらサインください!」
「ハハ、いいよ。ペンは?」
「あ…」
「忘れたのかい?」
「はい…」
「まぁ常にペン持ってる人も珍しいよね」
「はい…あの、ここで釣り見させてもらってもいいですか?」
「いいけどさ、君も一緒に釣らないかい?」
「え?」
「せっかく早起きして霞へ来たんだから釣りしないともったいないよ」
「いや、道具が無いんですよ」
「じゃあ僕のを使いなよ」
「い、いいんですか!?」
「もちろん」
「ありがとうございます!」
ウヒョー!あの並木さんと釣りが出来るなんて!
こんな事有り得ねー!
俺は並木さんのタックルでブリッツを使ってしばらく釣りをした。
俺はこの時はまだ知らなかった。
並木さんが親切で俺にタックルを貸してくれたのだと思いこんでいた。
並木さんはスパスパと葦際にOSPのプロトラバージグを打ち込んでいった。
俺はしばしそのキャスティングの美しさに見とれていた。
「何?釣れないのかい?」
と、並木さんがふいに話し掛けてきた。
「いえ、その、ピッチングが凄くて…」
「こんなものが?この程度の業なんて君にも出来るよ」
「で、出来ませんよ!」
「じゃあ試しにやってごらん」
440 :
◆TUCiQpnde2 :2006/05/28(日) 20:57:06
やってごらんって…
できるわけないじゃん…
そう思いながらもリリース時ちょっと力を入れてやってみた。
『ジャッ!』
「あ…」
「ハハハ、まあ始めてだから仕方ないさ」
「すいません…」
「元はといえば僕が言いだしっぺだからね。どれ、しっかり教えてあげよう」
・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・
「よし、次はあのバラ葦のポケットに入れてみなよ」
「はい!」
カチッ、シュパァ!
「うまいうまい!ほら出来る様になったじゃないか」
「いや、並木さんの教え方が良いんですよ」
「身につけたのは君の力だ」
「そうなんですかね?」
「…いくら教えたところで何も吸収しないカスもいるからな」
「…え?」
久々に更新キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!
「さてと、そろそろちゃんと釣りしとかないとマズイぞ〜」
「え、あ、そうですね」
さっき並木さんが言った言葉の意味はなんだったんだろうか…
気になるけど今はどうでもいいや。
並木さん直々にピッチングを教えてもらい、一緒に釣りが出来るんだから。
「さて、パターンが読めてきたな」
「え?ほんとっすか?」
「うん」
「だってさっきから一匹も釣ってないじゃないっすか」
「それで読めちゃったんだなこれが」
「どういうパターンなんですか?」
「まぁ見てなって」
そういうと並木さんはさっきのジグロッドを持ち、次々とカバーにテキサスをねじ込んだ。
しかもさっき俺がやったポイントだ。
それに今の時間帯にバスがストラクチャーから離れてフィーディング状態にあるのは俺でもわかる。
「あの〜…」
「なんだい?」
「これってさっき俺がやtt…」
「よし!」『ビシッ!!』
『バシャ!』
「はい楽勝45アップ」
「おお!」
「はい次!」
『ヒュ!…ビシッ!』
『バシャバシャ!』
「ほいとりあえず50アップ」
「ええ!!」
「それもう一丁」
『ビュン!…ガボン!』
「ちょっとコレは重たいかもなぁ」
『バッシャン!!』
「これは55アップくらいか?」
凄すぎる…
流石は世界の並木敏成…
一般人の俺と比べるとまさに月とすっぽん、いや、ピザデブとガリガリ骸骨おばけ…
「さて問題。なぜこんなに釣れたでしょう?」
「わかりません」
「即答だね。じゃあなぜわからないのかい?」
「え…だって今の時間帯ってバスは皆フィーディング中じゃないんですか?」
「おしい。みんなではない」
「というと?」
「つまり魚ってのはいつもがいつも皆同じ事をしてるんじゃないんだよ」
「へぇ」
「例えば今釣ったバス達は夜のうちに飯を食い終わって一休みしてるとこだ
そこへ上手い具合に僕が餌をねじ込んだ。だがバス達はもう食事を終えてる」
「はい」
「バスのいる場所がわかった。でもバスは口を使わない。こんな時君ならどうする?」
「う〜ん…もうお手上げ状態ですね」
「それじゃあトーナメントには勝てないな」
「ハハハ、そうですね」
「…ぶち掛ければいいんだよ」
「…へ!?!」
今日はここまでにしておいてやる…
つか、ちょいスマンね。
「すかるぴー」で検索したらぼるじょあさんがヒットしたけど・・・
一体アナタだれなんだい??
原型師なんかい?
ああぁ〜・・・
色々検索してわかったw
エロいってことわかった。
で、誰?
>>iceman
( ・3・) エェー 待ってたYO
途中からトリップ変わったから別人かと思ったYO
>>なっくる先生
( ・3・) アルェー 「すかるぴー」検索で出たぼるじょあとココのぼるじょあは別人だYO
だけどぼるじょあ ◆yBEncckFOUは特定板の特定スレの共有コテだかRA
どこにでも居るし誰でもぼるじょあなんだYO
ココに来てるぼるじょあはただのabuオタクで上州屋が大好きなんだYO
でもボクちょっとしかエロくないC
あぁそうなんだ!
わかったぜぃ!
でもエロそうだよね。
つかアブヲタだったのか…
流れ切ってスマソ
450 :
名無しバサー:2006/06/08(木) 16:41:40
安芸
451 :
◆TUCiQpnde2 :2006/06/24(土) 01:43:18
「ぶ、ぶち掛けるって何をどうするんですか?」
「そりゃあもちろんバスにフックを掛けるんだよ」
「でもバスは口を使わないんじゃ…」
「別に掛けるのは口じゃなくたっていい」
「へ?」
「何としてでもキッカーフィッシュを釣る、いや、引っ掛けるか」
「すいません、ちょっと話がわからないんですが」
「じゃあ見てな」
そう言うと並木さんはジグのブラシガードを切り落とした。
そして足際のクサイ場所へルアーをピンポイントキャストし、でたらめに何度もフッキングしていった。
「ほら捕れた」
と、並木さんはバスを無理矢理引っ掛け、そして釣り上げた。
「どうだ?」
「どうだって…」
「何か言いたそうだね?」
「…」
「どうせ『こんなの卑怯だ』とか考えてるんでしょ」
「…はい」
「ハ、釣りに卑怯も糞もあるか。勝てばいいんだよ」
「そんな無茶苦茶な!」
「アメリカのトーナメントだって大抵皆そうさ。なんならモリゾーに聞いてみろ、奴なんて日本にいる頃から『引っ掛けたりましたわ〜』だからな」
「う、嘘だ…」
久々やねw
乙!!
( ・3・) アルェー 乙!
なんだかほんのり黒い並木タンだNE
>>451 酉変わってからつーか並木さんが出てきてからオモロない!
ツンデレに戻してくんなはれ m(_ _)mマヂレススマソ
456 :
名無しバサー:2006/06/26(月) 20:36:29
や ら な い か
ここはハッテン場か?
ちょっとネタ切れなんで「オタク先生の鯉」投下しまつ
漏れの名前は「夏狂 博」だお。
「夏狂」なんて珍しい苗字だから、厨房の頃には「在日チョソかよwきめぇw」って言われてたお。
もちろん在日じゃないお。
むしろ漏れのパパンは「SMARTBRAIN」ていう日本一の大企業の社長さんなんだお。
子供の頃はお小遣いがサラリーマンの月収以上あったお。
でも…漏れはちょっとお腹がもっこりしてるのと、言葉使いが妙なのと、おにゃのこ向けのアニメ見てたから友達がいなかったお。
漏れはいつもひとりぼっちだったお。
そんな頃アメリカへ行ってたママンがひとりぼっちの漏れにバス釣り道具をいっぱい送ってきたんだお。
僕はママンから物をもらったことがあまりなかったお。
だから凄く嬉しくて、つまらなくても一生懸命バス釣りをしようと思ったお。
そして近所の野池で3ヶ月かかってやっとバスが釣れたんだお。
それから漏れはバス釣りにはまったんだお。
ブーム中、メガバスルワーはパパンが日本中の釣具屋に頼んで全部こっちに回してもらったお。
そのせいでみんながブーム中メガバスルワー買えなかった事は正直スマンカッタ。
キモオタな漏れでも大学はちゃんと出て、高校の科学の教師になったお。
そこで小野崎と出会ったんだお。
そのおかげで漏れは始めて虹のおにゃのこではなく、本当のおにゃのこに鯉しちゃったんだお。
漏れはバス釣りを続けてよかったと思ってるお。
ヽ( ̄▼ ̄*)b OK!
ある日の放課後…
「おーい小野崎!」
「ん?何ですか夏狂先生?」
「この前漏れを助けてくれたおにゃのこについてkwsk!」
「助けた?おにゃのこ?」
「ヒント:ボート転覆」
「ああ、沙織さんの事ですか?」
「その沙織さんの事についてkwsk!!」
「えっと、彼女は僕の従姉妹の大学生で、今僕が彼女の部屋に(ry
「な、なんだってーーーーーー!!?」
「どうかしましたか?」
「駄目だお!小野崎にはツンがいるお!」
「誰ですかツンって?」
「ツンデレっていったら菊池しかいないお」
「というか沙織さんは従姉妹ってだけでそれ以上でも以下でもないですよ(ツンデレってなんだ?)」
「ああそうなのかお?」
「どうしたんですか夏狂先生、もしかして沙織さんのこと…」
「アウアウ!」
「隠さなくてもいいですよ、黙ってますから」
「セフセフ…」
「じゃあ沙織さんに伝えときますね」
「ちょwwww急展開杉wwwwwww」
「冗談ですよ」
「(;^ω^)」
「応援しますよ、夏狂先生の恋」
「よろすく頼むお」
「さて…釣りデートなんてどうですか?」
「それ(・∀・)イイ! かも」
「あ…」
「どうしたお?」
「やっぱ…駄目かも」
「な、なんでだお!?」
「いや、なんでもないです。じゃあ計画立てときますね」
(沙織さんの別の顔見ても引かないかな?)
「ありがd!」
小野崎との会話も終わり、夏狂はテストの採点があったにも関わらず家に帰った。
帰ったと同時に手も洗わずにパソコンを起動させた。
「よし今日も捏造自演するぜ!」
「どけクソエロゲ!!」
ガシャン!
「さっさと起動しやがれ!!」
「BIOSエラー!?ふざけんな!!!」
「糞Int○lの野郎氏ね!!!」
ピピッ
「やっと起動しやがったこのポンコツ」
「壁紙のエウレカは今日もエロカワイイな!!」
カチカチ
「こいつ何だよ!俺のコテでレスしてんじゃねぇよ!!!」
「俺こんなレスしねぇよ!!」
カチカチ
「やったぜ!俺の自演に釣られてる家具師がいやがる!!」
カチカチ
「なにー!?これ縦読みだったのかよ!!釣られたのは俺の方かよーーーー!!!」
「こうなったら華麗なる自演で切り抜けるしかねぇ!!」
カタカタカタカタ…
「よしこれで勝ちは決まった!!!」
カチカチ
「あああああああああ!!!!???」
「ID変わってねぇじゃねーか!!!自演ってモロバレじゃねーかーーー!!!」
「嫌ーーーーーー!!!!ママーーーーーーーーーー!!!」
参考:YouYube
http://www.youtube.com/watch?v=N0tJCtp4770 「ふぅ…やっぱりようつべは面白おwwwwwww」
「とと、こんな事してる場合じゃないおwwwwwww」
「バス板は未だ健在だおw乱立馬鹿ほんとたいしたことないおwwwww」
カチカチ
「『女バサーに鯉しちゃったお』っと」
カチカチ
1 :なっくる ◆Zf32YPFdbg :2006/06/XX(■) 18:53:21
ちょwwwwwwwwマジで鯉しちゃったおwwwwwwww
誰か手伝っておwwwwwwwwwwwwww
2 :名無しバサー:2006/06/XX(■) 19:02:21
2ゲロ!!!
3 :名無しバサー:2006/06/XX(■) 19:42:04
む り
3 :名無しバサー:2006/06/XX(■) 19:54:44
糸冬 了
「(;^ω^)」
「やっぱこいつらに相談しても無理かお…orz」
465 :
◆TUCiQpnde2 :2006/06/27(火) 23:40:13
つづく
次の日…
「先生」
「おいすー小野崎」
「あれ?先生胸ポケのフィギュア変えたんですか?」
「シスプリは秋田んだお。今はハルヒがお気に入りだお」
「まぁいっか…それよりどうします?デート」
「沙織さんの予定うp!」
「日曜は暇っぽいですよ」
「ちょwwwwサンデーktkrwwwwwwwww」
「頑張ってくださいよ」
「おkwwwwwwwwウホッ!」
「どうしたんですか?」
「まさか小野崎…漏れの詳細晒した?」
「はい…『前沙織さんが助けた人が改めてお礼が言いたいらしいよ』って…」
「うわああああぁぁぁぁ!!!」
「ど、どうしたんですか!?」
「引いてなかったかお?」
「え?いや…『そっかーわかったよー』って…」
「『うはwwwwきめぇwwwwwwww』じゃなくて?」
「違いますよ」
「…」
フラグktkrwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
>>アイスマン
夏狂先生メインの外伝(?)新鮮だw
キャラが生きてる(ぶっ飛んでる)からか、素直に面白い。続き楽しみ
>>467 ほんとか?
今日大学のレポート書き終えて時間あったら投下するよ
「お礼…何かプレゼンツageたほうがウマーなのかお?」
「プレゼントですか…あ、そういえば…」
「なんだお?」
「沙織さんが『キラーコンパス使いたい使いたい使いたい』って…毎日のように」
「ああ、デプスの黒鯛みたいなルアーかお」
「でも無理ですよね…知り合いの店にも全然入荷してないみたいだし…オークションでも高いし…」
「それなら漏れ腐るほど持ってるおwwwwwww」
「え!?」
「漏れの知り合いの店に入った椰子全部買い占めちゃったおwwwwww」
「ほ、ほんとですか?」
「でも使い方ワカンナスだから家で飾ってるおwwwwwそれageればwwwwっうぇえwwwww」
「きっと沙織さん喜びますよ!」
「そうかおwwwwwwwじゃあ全部持っていくおwwwwwwwww」
「じゃあまた沙織さんに時間とか聞いて教えますよ」
「おkwwwwwwwwwww」
11 :なっくる ◆Zf32YPFdbg :2006/06/XX(■) 18:53:21
ちょwwwwwwww今度の日曜釣りデートktkrwwwwwwww
誰か助言kwskwwwwwwwwwwwwww
12 :名無しバサー:2006/06/XX(■) 19:02:21
おっぱいうp!!!
13 :名無しバサー:2006/06/XX(■) 19:42:04
ネタ乙
14 :名無しバサー:2006/06/XX(■) 19:54:44
糸冬 了
「(#^ω^)・・・・」
( ・3・) エェー これはこれでオモロイNE
夏狂は今日も早めに帰り、買ってきたDVDを見ようとDVDレコーダーの電源をいれた。
『ボスコン!!!』
「ぬわー!?DVDレコーダーが壊れたおー!!」
「せっかくエウレカセブーンの12巻買ってきたのにこれじゃあ見れないお…」
「あ、パソで見れるんだったおwwwwwwwww漏れ鬼才wwwwwwwwwwwww」
そう言うと夏狂はパソコンの電源を入れ、リッチミンDを飲みながらピスタチオをつまんだ。
「エウレカの腕のぶつぶつ萌ェー」
「デビルフィッシュテラツヨスwwwwwwwww」
「ちょwwwwwwモーリスwwwwwwwwww」
「あ、終わっちゃったお…」
「風呂メンドクサス…」
「明日の朝入るお!おやすみお!!」
カチッ
そして日曜日早朝5時
『ジリリリリリリリ!!』
「そぉぉぉおおい!」『ガシャーン!』
「またやっちゃったお…これで893個目だお…」
「まぁそんなの気にしないお!」
「今日は待ちに待った人生初のデートだお!」
「約束の時間は7時だけど余裕のある男はカッコヨスだから今から着替えるお」
ゴソゴソポイポイ
「よす、準備完了だお」
「キラーコンパスも車に積んであるお…」
「お、新聞取っとくかお」
「ふむふむ今日はワールドカップの決勝があるのかお」
「…あああああああああああ!!!」
「今日は日曜だったお!プリキュアあるお!!」
「でも今日の漏れはちょっと違うお」
「DVDレコーダーに録画予約済み…おおおおおおおおお!!!」
「DVDレコーダー壊れてたんだおーーーーーーーーーー!!!」
「これはガチで修羅場だおーーーーーー…」
時刻は6時半…夏狂は未だ迷っていた。
デートを逃してプリキュアを見るか…
プリキュアは諦めてデートに行くか…
読者は「馬鹿な夏狂!さっさとデート池!」と思っているだろう。
しかし夏狂レベルのアニオタにはプリキュアというのはネ申的存在なのである。
「プリキュア〜……沙織タソ〜……」
「って、漏れは何を迷ってるんだお!」
「プリキュアはDVD買えばいいお。でも今日デートは今日しかできないお!」
「でも…できればリアルタイムで見たいお…」
「だが断る!!」
そう叫び、夏狂は急いで小野崎に電話をした。
「もすもす!小野崎!」
「ファ〜…なんですかこんな朝っぱらに…」
「プリキュア録画たのむお!」
「はい?」
「プリキュアは任せたお!!」
プチ
「さてと、それではいざ出陣だおwwwwww」
なかなかおもろいw
こういうの書かせた方が(ry
ちょっとぶりに見たけど、夏狂先生の話オモロイw
コレからも楽しみにしてまつ。
夏狂は車に乗ると性格が変わる。
「そぅれブレーキングドリフト!!」
ギャギャギャギャ……グゥワングワァーーー……ギャギャギャギャ!
「秋名最速はこの俺だ…!」
「…ん?あのクルマは…」
ゴッファァーーーーー!!!
「出たなハチロク…」
「一瞬でルームミラーから消してやる!!!」
ボオォォォオン!!
「俺の溝落としについてこれるか!?」
ギャギャギャギャ…ガゴォン!!
「しまった!ここの溝フツーのドブ溝だったお!!」
ボンボンぽんぽん…しゅぅぅぅうう……
「ぬわー脱輪…だが漏れの怪力で!」
ギリギリギリギリ!
「どうみても無理です。本当にありが(ry」
「大丈夫ですか?」
「おっ?大丈夫じゃないお…ちょっとおまいプレッシャーかけすg…」
「?」
「おおおお!!さ、沙織タソ!」
「あ、もしかして夏狂さん?」
「そ、そうだおwwwwww(テラウツクシスwwwwwwwwww)」
「ごめんなさい、あまりにもドリフトが綺麗だったからつい煽っちゃって…」
「い、いいんだお!気にする事ないお!」
「それよりどうします?車…」
「スマソ…手伝ってお?」
「あ、そうだ」
というと沙織は森の中へ入っていった。
「ちょwwwwwwどこへwwwwwwwww」
「…そっかお!人気の無い場所へ行って漏れを誘ってるのかお!」
「…フヒヒヒヒwwwwwwwwwwwww」
夏狂は変な妄想を抱き、沙織の後を追った。
「沙織タソー、もうこの辺でもおkだおwwwwwwww」
夏狂が叫ぶと沙織は太い木の棒をかついで夏狂の方へ駆け寄ってきた。
「ちょwwww痴漢撲殺ktkrwwwwwwwwwww」
「この棒なら梃子の原理で助かるかも」
「あ、ありがとうだお(ガッカリというか安心したお)」
「せぇのー!」
ギリギリギリギリ…ガコン!
「や、やったおwwwwww」
「ふぅ、よかったぁ」
「沙織タソは頭いいおwwww流石某一流国立大の学生さんだおwwwwwww」
「そんな事ないですよ、っていうか何で遠まわし?」
「設定上仕方な(ry」
「さっ夏狂さん、朝のおいしい時間がもったいないし、さっさと行きましょうか」
「おkwwwwwwww」
夏狂と沙織は自分達の車で山奥にあるリザーバーを目指した。
「それにしても沙織さんのハチロク…バリバリチューンドカーだお…」
「ま、まさか前の彼氏タソが…!?」
しばらくして二人は目的地のリザーバーへと到着した。
山奥のリザーバーというだけあって水質がかなりクリアで、知る人ぞ知る一級スポットだ。
景色もかなり良く、鳥の声がこだましている。
「さぁボート出すおwwww」
「はい」
「おっ、沙織タソはやんなくていいお。漏れ一人で余裕だお」
「そうですか?」
「それから漏れの事は『なっくる』って呼んでお。敬語なんて使わなくていいお」
「わかりました…あ、わかったわ、なっくる」
「おkおkwwwwwww(テラモエスwwwwwwww)」
ガチャガチャと、夏狂はボートのセッティングを始めた。
「6分スタンバイ完了だお!」
「じゃあ早速出発しよっか!」(明らかに20分は超えてたわ)
「おkwwwwww」
次っ 次っ! 早く早くぅ〜 ドキドキ"o(〃・ω・〃)o"ワクワク
ブーーーーーー……
「例の件でアルミが沈んじゃったから、今回はゴムボで我慢してくれお」
「ゴムボート乗るの久しぶりwなんだかフワフワして柔らかくて気持ちイイ」
「そ、そうかお?(テラエロスwwwwwwwwww)」
「さてどこから攻めるお?」
「そうねぇ、あそこのカバーなんてどう?」
「おっ、なんだか(・∀・)イイ!感じの葦だおwwww」
「じゃああたし一番乗り!」
と、沙織はヴェノムファングでラバージグをキャストした。
「ちょwwwwロッドごつ杉wwwwwwwww」
「くいっくいっ…来た」
ビシィ!!
「おっ!沙織タソフィッシュ!?」
「大人しく出てきやがれ!!!」
_
(;゚∀゚)/ ,' 3 `ヽーっ(;‘A`)(;^ω^)!!!!????
『ゴボゴボッ…』
「この音…!55オーバー!?」
「アワワワ…」
「ヴェノムのトルクに勝てるとでも思ってるの!?」
『グイィィィイイン!!』
「無駄無駄ムダムダむだぁーーーーー!!!」
「ひいぃぃぃいい!」
「どりぁ!ごぼう抜きィ!!」
『バシャーン…ドン!』
「よし!」
「((((;゜Д゜)))ガクガクブルブル」
「なっくる、メジャーない?」
「ひゃ…ひゃい!」ポイッ
「ありがとw」
ジーッ
「56cmか」
「す、凄いお!漏れの最高記録より6cmもあるお!」
「流石のヴェノムでもごぼう抜きには無理があったみたいね…」
「あ…」
夏狂は沙織のヴェノムファングの3番ガイドのエポキシ割れに気付いた。
「保証書どこだったっけなぁ?」
「も、漏れが直してあげるお!」
「え?ほんと?」
「うん、このくらいの損傷大したことないお。スレッド巻きなおしてエポキシ塗ればまだまだイケるお」
「じゃあお願いしますw」
「おkおk…あ、沙織タソにプレゼンツがあったんだお」
「え?なに?」
「これだお」
そういうと夏狂はボックスに入っていたキラーコンパス×10を差し出した
「こ…これ……!!」
「漏れには使えないおwwww動かすのムズカシスwwwwwwww」
「これを私に!?」
「そうだおwwww小野崎から欲しいもの聞いたんだおwwwwwww」
次の瞬間沙織は夏狂に抱きついた。
「おおおおおおおおおおお!!?」
「ありがとう!なっくる!!」
「ど、どういたしましてだおおおおお!!!」
(お、おっぱいが!!!!!)
つ
づ
く
>>アイスマン
おつ! つづきまってるYO− (・∀・)
お・おっぱい・・・ また害鳥よけのあの風船が脳内に・・・ orz
ト・トラウマになってる (((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
アイスメン! m9(`・ω・´)ナントカセー!
>>486 久々に頑張ったから疲れた…
>>487 その事は言わなくてああああああああああ!!!
俺もトラウマレヴォリューションだああああああああ!!!!!!!1111111
ようつべでハルヒ全話見たんだがもしやアレで本当にオシマイなのか?
俺は一体何を楽しみに生きていけばいいんだ?
続編は出る予定あるのか?
490 :
名無しバサー:2006/07/07(金) 10:05:28
七夕あげ
オッス!おら悟空!おめーら元気にバス釣ってっか?
おらは最近竿がバキバキに折れるんだ。フッキングしたらリールシート割れるしよ…なんでだ?
ティンバーフラッシュってのよく釣れるな!魚の上にバシバシ当てて釣るルアーっていいよなぁ。でもたまに魚の背中だけ針にくっついてっけどよ。
ラインはPEの80lbしか使わねぇ。あんまり切れたりしねぇからな。
そういやぁこの前ベジータと釣り行ったとき、あいつ下手糞でよぉ「俺にも釣らせろカカロット!」とか言って帰っちまったよ…
今年は地球の池狙って他のサイヤ人やらフリーザやら来たけどメガルアーやったら嬉しそうな顔して帰っていきやがったなw
あいつらの事をメガオタって言うんけ?馬鹿だなw
んじゃ、おらそろそろ釣具屋に行く時間だからちょっくら行ってくっか!
「よし、これでOK!」
沙織は自分のタックルと夏狂のタックルにキラーコンパスをセットした。
「なっくるはどんな使い方してたの?」
「ただ巻きだおwwwwwww」
「それじゃあ駄目ねw見てて」
カチッ、ブン…ボシャン
「このルアーはトウィッチングで誘うのよ」
そう言うと沙織はロッドを軽く煽った。
「すいすいすい〜…」
「うはwwww氏にかけのフナタソだおwwwwwww」
「面白いでしょ?なっくるもやってみてよ」
「おkwwwww」
夏狂もルアーをキャストし、同じ様にアクションを加えていった。
「ちょwwww岸に激突しそうだおwwwwwwww」
「ほんとだ。なんかイイ感じね」
「アーッ!!遂に岸とコンタクト始めちゃったおwwwwwww」
「…来る!」
「お?」
ゴボォ!!!
「おおおおおおお!!!」
「なっくるフッキング!!」
「おk!」
ビシッ
「乗ったお!」
「よーし、そのまま一気に寄せちゃえ!」
「おk!!」
夏狂は力一杯リールを巻き上げた。
「ランディングは任せて」
「だが断る!!とう!!」
バシャッ!
「抜き上げ完了だおwwww」
「結構やるわねw竿、大丈夫?」
「バリスタに不可能は無いおwwwwwww」
そのあとポキーリ展開age
「45cmジャストロンだおwwwwwwwww」
「よかったねwなっくる」
「キラーコンパス最高だおwwwwww」
「でしょでしょ?」
夏狂はバスをリリースした。
「ね、なっくる」
「お?」
「そのタックル貸してくれない?」
「おkwwwww」
「ありがと!じゃあ私のドムドライバー使っていいよ」
「把握した!」
双方はお互いのタックルを交換し合った。
「うはwwwwテラオモスwwwwwww」
「軽いわねぇ〜」
「びんびんマックス杉wwwwwwww」
「…」
「沙織タソ、どうだおそのロッド?」
「そうねぇ…パワーとトルクがバランス良く合ってる…
それに軽いわ、グリップも手にしっくりくる…
でもパワーもトルクもサイドに比べたら不足気味ね。
ただ固くしただけ…そんな気がするわ」
「(´・ω・`)」
496 :
名無しバサー:2006/07/11(火) 16:34:42
バリスタけなされしょぼーん(´・ω・`)
つーかアイスマンって密かにヲタだったんか。妙な親近感がw
ハルヒはEDのダンスが全て。あとバンドの歌も結構良かった。
そういやこの前HEYHEYHEYに声優が出てたな。地声が
>>497 エウレカが目覚めさせてしまったのだよ。
ENOZの歌はこのSS書く時も聞いてる。長門のギターが凄すぎる
アイスマンのために500残しておいてな
500 :
は:2006/07/13(木) 15:52:58
500
ファイズは俺が頂く…
そんなこんなであっという間に夕方になった。
釣果は沙織が50アップ4本に40アップ多数で、夏狂は45cm一本に小バスが数匹だった。
(たのすー時間はあっという間だお…)
(てか沙織タソ上手杉だお…ここは琵琶湖かお)
「お腹すいたし、そろそろ帰ろ?」
「おk…お」
「どうしたの?」
「よよよかったら夜ご飯一緒に…」
「うん、いこっか」
「おおおお!?じゃ、じゃあ回らないお寿司奢るお!!」
「そんなの悪いわよ。あ、私行きたいお店があるんだけど…」
「そこにするお!」
「行きたいとこどこかkwsk」
「えっと、『天下一品』ってラーメン屋知らない?」
「お、それなら確か駅前にあったお」
「ほんと?じゃあそこ行こうよ」
「おkwwwwww」
夏狂はウハウハ気分で車を動かした。
そして数十分後、二台の車は駅前の天下一品に着いた。
「いい匂いがするおー(*^ω^)」
「ここかぁ」
「来た事あるのかお?」
「ううん、奥村プロがここのラーメンのファンらしいの」
「ヘェー」
「一度食べてみたかったんだ。なっくるは?」
「ないお」
「じゃあ入ろうよ」
「おk」
店内はラーメン屋にしては小奇麗で、客は夏狂達の他10人ほどであった。
夏狂と沙織は入り口から二番目のテーブルに腰を下ろした。
「今日は漏れの奢りだからばんばん食べるお!」
「ええ?いいの?」
「おkおkwwww遠慮しなくておkwwwwwwっうぇww」
「じゃあお言葉に甘えちゃおうかしらw」
「それがいいおwwwwあ、すいません」
夏狂はウェイターを呼び止めた。
(男たるもの高速の判断だお)
「漏れはこのスペシャルラーメンの炒飯セットとミックスジーチュでいいお」
(ちょっとかんだ!!)
「じゃあ私も同じので」
「畏まりました!」
ワクワクq(≧∇≦*)(*≧∇≦)pドキドキ
すまんな、最近暇さえあればVIPのハルヒSSばっか見ててコッチのネタ考える時間が無い…
しばらくまばらなうpになりそう…ほんとスマン
〜もしも長門のかたつむりが全滅してしまったら〜
キョン「……」
長門「不覚」
キョン「どうしたんだ?」
長門「ケースの中に入れた土壌にマイマイカブリの卵が混入していた」
キョン「それが孵ってああなったのか」
長門「そう」
キョン「…」
長門「…」
キョン「…長門」
長門「何?」
キョン「ペットが死んだりしたら、ないてもいいんだぞ?」
長門「ごめんなさい」
508 :
名無しバサー:2006/07/16(日) 12:46:52
あげ
つづきまだぁ〜 (・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン
510 :
名無しバサー:2006/07/21(金) 11:09:43
あげ
この定期的にageてる奴はなんなんだ?
スペシャルラーメンてなんだ!!
テンイチはこってり食え!
職人待ち
514 :
保守:2006/07/29(土) 22:20:08
続きが待ち遠しい
すまんです!
しばらく来れなかった。
なんだこの展開ww
まだか!まだか!
(・∀・)ワクワク
517 :
◆TUCiQpnde2 :2006/08/03(木) 13:37:10
もうちょい待って
待ってまツ (`・ω・´)
519 :
名無しバサー:2006/08/03(木) 21:58:06
うはwwwwwはじまりそうだおwwwwww
wktkしながらまってるおwwwwww
保守
521 :
◆TUCiQpnde2 :2006/08/08(火) 20:58:31
しばらくして夏狂達の頼んだものがテーブルに並べられた。
「おっおっおっ!来たお!」
「うわぁ〜おいしそ〜w」
「「いただきま〜す」お」
ずるずるずる…
「ウホッ!」(これはひどい!)
「ん〜〜おいしィー!」
「!?」(な、なんだってー!?)
「ドロっとした濃厚スープに固めなこの麺がばっちりね」
「だがそれがいい!」
「こんな美味しいラーメン食べたことないよ」
(こうなったらヤケクソだお)「ハムッハフハフ、ハム!」
「もぅ、なっくるったらがっついちゃってw」フキフキ
なんと沙織が夏狂の口元をハンカチで拭ったのだ。
「はぅあ!?」
(;^ω^)これなんてエロゲ?
キタ――♪ o(゚∀゚o) (o゚∀゚o) (o゚∀゚)o キタ――♪
523 :
名無しバサー:2006/08/09(水) 20:50:08
これ続き難くね???wwwww
続き続きぃ〜 (・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン
昨日の昼間に初めて覗いたけど…
オモシレぇ〜なこれw
はやく本編再開キボソ。やはり並木
ネタがチョッと失敗だったかな?
526 :
名無しバサー:2006/08/17(木) 18:00:33
>>525 オモシレぇ〜なこれwとか言うなら文句言うなよ
って理由つけてage
( ・3・) エェー 乙!
のんびり続けてくれYO
528 :
◆TUCiQpnde2 :2006/08/24(木) 15:50:17
そんなこんなでもう季節は夏を迎えた。
相も変わらず俺は少しずれた高校生ライフをだらだらと楽しんでいる。
その日は珍しく朝5時に目が覚め、二度寝する気にもなれず気がつけば瓢箪池に行っていた。
朝まづめってのはいいねぇ
なんといきなり50アップが俺のポッパーにアタックしてくれた。
その後も良い型のバスが5本ほど上がった。
いやはや、朝ってのはこんなに釣れるんだな。
それとも俺が上手いだけ?早起きは三文の得ってのはまさにこの事だな。
一旦家に帰って沙織さんのおいしーい朝食を食べて学校へ向かう。
ああ、俺ってなんて幸せ者なんだろう。
ま、沙織さんには既に婚約者ができちゃったわけで・・・別にいいんだけどな。
さて、一学期末テストも終わったし(結果は聞くな)早く放課後を迎えてこの退屈な授業から抜け出そう。うん。
昼休憩。
俺は沙織さんのおいし〜い手作り弁当を食べながら目の前でふてくされてる奴に視線を送った。
なんでこいつはこんなに負のオーラが出せるんだろうな?
念術士かもしれないな。
「それ」
「ん?」
「・・・なんでもない」
なんでもないって・・・明らかになんかイライラしてるじゃないっすか、かなめさん。
と思ってたら、奴は自分の弁当をがっつがつと平らげ、いつの間にか俺の弁当にまで手をつけていた。
「ちょ!なにするやめ!」
「ふぁんふぁにはんぐっはべはれんぐっ」
口に物入れて喋るなと、小学生または幼稚園にいる時教わらなかったのかなこの人は。
とにかく、俺の顔にごはん粒やら卵焼きやらデザートのゼリーを乱射するのはやめてもらいたいんだが。
・・・って、ゼリー?デザート?
オーマイガッ!
この野郎弁当全部平らげてやがる!
この大バカ野郎!俺の弁当全部食っちゃった!
しかもご丁寧にもう弁当箱片付けちゃってる。
なんでかなめがこんな事をしたのかわかんない。
わかんないから本人に直接聞いてみよう。
ゆとり教育ってのは自分で考える事を育てるらしいがそんなの知らん。
わかんないから聞こう。
「・・・で、なんでこんな事したんだ?」
「別に」
「なんだよ別にって」
「別にいいでしょ」
このアマ、しらばっくれる気か。
「お腹空いてたんだもん」
お腹空いてたら人の弁当勝手に食ってもいいのか?
「あんたがちんたら食べてるからイライラして食べたのよ」
そんなの嘘だね。
「どうせ別にイライラする原因があったんだろ」
「!・・・ないわよそんなの」
「お前がイライラしたのはこの弁当が沙織さんお手製の弁当だったこと、そして俺がゆっくりと味わって食ってたからだ、そうだろ?」
「!!、そうよ!あんたがアホ面さげてへらへら食べてたからよ!まるでニゴイみたいな顔だったわ!」
キタ――♪ o(゚∀゚o) (o゚∀゚o) (o゚∀゚)o キタ――♪
ニゴイ顔テラワロス!
なっくる先生のあの晩の、その後はナシか・・・ (´・ω・`)ショボーン
>>532 いや本編が落ち着いたらまた書くよ
ニゴイだと?俺の顔が?
ならお前はギルだギル!
ワームのしっぽ食いちぎるやっかいなチビ魚だ。
「つーか俺が俺の為に作ってくれたおいしーい弁当をおいしそ〜に食べて何がわるい」
「ちょっと気に入らなかっただけよ!」
「あっそう。なら返してもらおうか、俺の弁当」
「嫌よ、吐き出せっていうの」
そうだ吐き出せ、ってわけにもいかないしな。
ウェ・・・ちょっと想像しちまったよ・・・
「とりあえず俺は腹ペコだ。しかも困ったことに今俺の財布の中には100円しかない」
つまり学食が食えないのだ。
「いいじゃない!コロッケが2個買えるわよ」
「俺の腹はそんなんじゃ膨れない」
「我慢しなs…」
「・・・・・・」じーっ
「わ、わかったわよ!500円貸すから感謝しなさい!」
「へっへっへ」
・・・ってちょっと待て、「貸す」のか。
「あげる」ではないのか・・・
まぁいいか、貸してもらえるだけありがたい。
俺は500円玉を握り締め食堂へ行った。
そしてあっという間に放課後。
今日は早めに帰ってしなければならない事がある。
「さぁ釣り行くわよ!拓海」
だがら今日は早めに帰ってしなければならない事があると言ってる。
「そんなの関係ないわ。さてはあたしのケロベビーちゃんに釣り負けるのが怖いのね?」
「俺のポッパーが蛙なんぞに負けるはずが無い」
「じゃあ行きましょ」
「だが断る。今日中に科学の課題を終わらせて明日夏狂先生に提出しないと単位がないんだ」
「夏狂先生ならどうせ風神スパイダーとかあげれば『単位あげるおー』とかって言ってくれるわよ」
「いや、あの先生ならスパイダーなんてとっくに10個くらい買ってるだろうし・・・とにかく今日は駄目だ」
後ろから毒気を浴びながら俺は教室を後にした。
30分後、俺は自室で課題プリントと睨めっこしていた。
つか、何なんだこの問題は・・・
問題数がどうとかの問題じゃなくて東大入試よろしくなぐらい難しい。
こんな難しい問題、東大生にプレゼントすればいいのにな。
つーわけで家にいてもこの課題がどうにかなる訳もなく、俺は図書館へ行かざるをえなかった。
さすが、市内一でかいだけあってすぐ課題撃破に役立つ資料が見つかった。
よし、これならなんとかギリギリ閉館までに終わりそうだ。
やるぞ!
・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・
午後9時、やっとこさ課題を完了させ、俺は帰路についた。
正確に言うと帰路につこうとしたんだがな。
荷物を片付けてふと、カウンター前を見ると・・・
えらく整った顔のショートカットの女の子が本を片手にカウンターと近くの本棚をオロオロと行ったり来たりを繰り返していた。
よく見るとウチの制服だ。
さては貸し出しカード忘れたんだな。
「・・・・・・」とことことこ
「あの、どうかしたんですか?」
俺が話しかけると肩をびくっと震わせてこっちを向いた。
近くで見てみると更に可愛い。
「・・・本が借りたい」
「えっと、カードは?」
女の子の頭の上から???が出ている。
「もしかして、貸し出しカード持ってないの?」
「・・・」こくっ
「じゃあ作らなきゃ、な」
俺はカウンターにその子を連れていって、カード作成用のプリント用紙を彼女に渡した。
『長門有希』
名前欄にそう書いてあった。
彼女は用紙に一通りの必要事項を書き続ける。
俺はその様子をぼけっと見ていた。
どうやら俺と同じ二年生で、しかも俺と同じ(正確には沙織さんの)マンションに住んでいるらしい。
そしてあっという間に彼女は必要事項を書き込み、図書館の役員に用紙を提出した。
今日はここまでにしおgpっけ
もつかれちゃ〜ん 続き楽しみに待ってるYO-
( ・3・) アルェー 新キャラ登場かYO?
おぉ長門ktkr
長門は出してよかったのかと小一時間。
それよりぼるじょあ、神株主ってなんだろね?
( ・3・) アルェー 2ch証券取引所
http://2ch.se/ で2ch全板分の株GA
ひろゆき公認で売買されてるんだYO
そこで任意の板の株を保有してると、日付の横NI
持ち数に応じた称号が出せるんだYO
株-愛-妹-還・・・梅-桜-神 とランクアップするYO
オレ様ちゃんは300株以上保有の筆頭株主なのDE
称号が神なんだYO@バス板のみ
ところで新キャラもツンデレなのかYO?
ツンデレが2人も出ると拓海がタダのヤラレキャラになる悪寒
なんだか凄いなwwww
とりあえずぼるじょあが金持ちってのはわかったwwwww
新キャラっつか長門知らないのか?
ハルヒ見てないのか?
( ・3・) ぉぅぃぇ トリップキーが ぼるじょあ#ぶるじょあ だかRA
ゼニ持ってるとこアピールしとかないとカコワルイC
つかハルヒはvipで盛り上がりすぎてて逆に興味GA
無くなっちゃって見てないYO
千葉県民だが千葉テレビはあんま見ないC
よし、これで手続き完了だ。
と思ったら、どうやら身分証明書がいるらしい。
「長門さん、生徒手帳か何か持ってない?」
「ない」
ないって・・・
それじゃあ本が借りれないじゃないか。
じゃあ諦めて帰る・・・のか?
いやいや、それじゃ駄目だ。
だってそうだろ?
せっかく彼女が本借りようと用紙に色々と書き込んだのに、それがパァ(出た!)だぞ?
あ、そうだ。
「じゃあ俺のカードで借りる?」
「・・・いいの?」
「ああいいぞ」
「・・・ならそうする」
これで一安心だな。
彼女は本を借りる事に成功した。
ここでは俺が借りたことになってるんだがな。
まあ間違っても俺は好き好んでこんな分厚い本なんて読まないがな。
さて帰るか・・・
そうだ、彼女を送ってあげよう。
俺と同じマンションみたいだし。
546 :
名無しバサー:2006/08/25(金) 19:40:13
「長門さん」
「・・・何」
「よかったら送ってくよ」
「いい」
その『いい』ってのは送ってって『いい』という事なのか。
それとも遠慮しとくの『いい』なのか。
なんて事を考えていると彼女が口を開いた。
「・・・帰らないの?」
「え?あ、ああ、帰ろうか」
なんだ、送ってっていいのか。
「あの・・・」
また彼女が口を開いた。
「何?」
「なんであたしの名前・・・」
「ああ、さっき図書館の書類に長門さんが自分の名前書いてたのを見てね。まずかった?」
そう俺が言うと彼女は首を横に振り、また
「いい」
と言った。
「それより・・・あなたは誰?」
誰?って、名前な。
「俺?小野崎拓海。長門さんと同じ高校で二年四組」
「!・・・なんで高校まで・・・」
なんか俺ストーカーみたいじゃね?
「それそれ」
と俺は彼女の制服の校章を指差す。
「あ・・・」
「そういうこった」
と、ここで俺達の住むマンションへ到着したわけだが・・・
「・・・」
俺が彼女と一緒にマンションのゲートをくぐろうとした時に
『なに?まだ着いてくんの?キモーイ』という視線を送った。
そんな事思ってるわけない(はず)が、とりあえず『なんで?』って顔をしていた。
「ああ、俺もここに住んでるんだ。405号室」
「・・・そう」
理解してくれたみたいだな。
つかちょっと前まで俺完璧ストーカーだと思われてたよな?
「708号室・・・」
「長門さんの部屋か?」
「そう・・・来る?」
来る?俺があなたのお家に?ホワイ?なぜ?
嬉しいか嬉しくないかっつったらそりゃあ嬉しいとも。
彼女みたいな可愛い女の子の家だもの。
「嫌ならいい・・・」
俺が返答に困っていると彼女はそう言った。
怒らせちゃったかも?
俺は彼女とエレベーターに乗った。
エレベーターが上がっていく。
そして扉の上のモニターには『4』という数字が浮かび上がり、扉が開いた。
「じゃあ俺はここで」
彼女は黙ってうなずく。
「またね、長門さん」
「長門でいい・・・」
「あはは、またな、長門」
また彼女はうなずく。
>ぼるじょあ
ならこの機会に見てみるんだ
549 :
名無しバサー:2006/08/25(金) 23:18:40
「嘘だろ?」ガチャガチャ
やってしまった・・・
俺が図書館に行っている間に沙織さんはどこかお出かけしてしまったらしい。
つまり、鍵は当然閉まってるわけで、当然キーは沙織さんが持ってるわけで・・・
とりあえずメールで聞いてみたが、なんと彼女は夏狂先生と高級レストランに行ってるらしいのだ。
「そういう事は先に言ってほしいね・・・」
心の中でそう呟き、俺はこれからどうしようかと考えた。
そうだ、思い切って長門の家に行ってみようか。
でもさっき断ったしな・・・
今さら行ってもな・・・
とその時、背中に誰かの気配がした。
「・・・」
振り返るとそこにはついさっきまで俺の傍にいた長門有希がいた。
「どうかしたか?」
俺がそう尋ねると彼女は黄色いカードを俺に差し出してきた。
「これ・・・」「さっき返すのを忘れた・・・・」
ああ、俺の図書カードか。ありがたく受け取っておこう。
「こんなのいつ返してくれてもよかったのに。わざわざすまんな」
「いい・・・それより」
長門は405号室のドア、つまり俺んちのドアを指差して言った。
「なんでさっきから家に入らないの?」
「いやぁ俺としたことが、ちょっとした手違いで同室者とすれ違っちゃってな、鍵無くて入れないんだ」
「ならあたしの家に来るといい・・・」
「え?いいの?」
「いい・・・先ほどにもそう言った」
ならお言葉に甘えておこう。
708号室・・・
ここは彼女の、つまり長門有希の家なわけだ。
ああ、女の子の家に行くなんて初めてだな。
「どうぞ・・・」
俺はちょっとわくわくしながら彼女の背中についていった。
やはり、俺(と沙織さん)の家と比べるとほとんど同じような間取りだ。
しかし長門の家は俺(略)の家とは確実に違う。
部屋にはなんにもない。
ある物は生活に必要最低限な物だけ。
まぁテレビはあるんだがな。それと何冊かの本。
それ以外に目に付く物はない。
つか、家族が見当たらないのは気のせいだろうかね?
「そういえば家の人は?」
「いない・・・一人暮らし」
口に牛乳でも含んでたら綺麗に、そして壮大に吹き飛ばしてただろうな、うん。
それくらいビックリ。
だってそうだろ?
一人暮らしの女の子の家に男が訪問してるんだ。
まぁそれが俺だからこそ、何かわるさしたりする事は限りなく0に近いわけだが。
「両親はどうしてるんだ?」
「父は色々な仕事で忙しい・・・母はあたしを産んだ時に死んだ」
「すまん・・・なんか悪い事聞いたな」
「いい」
お茶を注ぎながら長門は俺に話しをしてくれた。
「父は忙しくて何年も前から会っていない・・・」
らしい。
一体どんな仕事をしてるんだろうね?
「詳しくは言えない仕事・・・言える仕事はブロードバンド系、ルアー製作系の仕事」
ちょい待て、俺は聞いてないぞ。
俺だっていきなり親の仕事について聞き出すほどまぬけではない。
「って、ルアー製作?」
「そう・・・魚釣り」
なんだって?
長門のお父様はルアーを作ってるのか。
「もしかしてブラックバス釣りの?」
「そう・・・バス」
それは凄い。
是非詳しくお話を聞きたいもんだね。
「あなたは釣り好き?」
「大が付くほど好きだね。夏休みは毎年釣りばっかしてるよ」
今まで無表情だった長門が驚いた顔をしている、ように見えたような見えないような。
「もしかしてお前も釣りすんのか」
長門は首を横に振った。
「したことないのか」
「ない」
そうか。ちょっと残念だが
「興味はある」
だそうだ。
今度暇な時にでも誘ってみようかな。
552 :
名無しバサー:2006/08/26(土) 02:55:38
このスレの世界に入れない
>ぼるじょあ
確かにそりゃズガビーンだわなwwwwwwww
んでもこのssに出てる長門は涼宮ハルヒの消失の長門だからちょっと違うんだ。
kwskは小説読むかアニメの2期待って見るかしてくれ。
つーわけで続きはまた夜ね
さて、詳しく聞いてみたいもんだね。
長門のお父ちゃんの作ってるモン。
「今度はあなたの事を教えて」
・・・・・・
そうだな。
長門は自分の事を色々話してくれたしな。
でも一体何を話せばよろしいのだ?
名前教えたよな。
何組かも教えたしな。
「趣味は?」
「趣味?釣りしかしないな」
「そう・・・」
しまった!
コレさっきも言ったじゃねぇか!
これじゃ俺は只の釣りバカに思われちまうじゃねぇか!
思われちまう!思われちまうよ〜!
目の前の美少女に【小野崎=釣りしかしないバーローwwwwww】って!
「ユニーク・・・」
彼女は俺を見て微笑みながらそう言った。
ユニークですかそうですか。
まぁ俺はユニークだわな。
釣りが好きだと言ったばっかなのに趣味聞かれて釣りと即答してるんだしな。
ユニークすぎて腹が減ってきたな。
『グゥゥゥゥ・・・・・・』
「・・・」
「・・・」
すまん!腹鳴っちゃった畜生!
「なんかすまん・・・」
「いい・・・夕食にする」
ん?夕食にする?
「あなたの分も作るから食べて・・・」
「いいのか?」
「いい」
そうか・・・ならお言葉に甘えとこう。
「すまないな」
沙織さんは飯食いに行くから俺はどうしようかと考えてたしな。
ありがとう長門。
長門は今、セーラー服の上にエプロンというなんともエr(ryな格好をして台所にいる。
俺がエロエロ大王ならためらい無く長門に抱きついてるところだ。
まぁ俺はエロエロ大王でもないし、かと言って同性愛者でもないわけだが一般常識くらいは持て余してる。
そんなこんなと考えている内に長門が俺の横に立っていた。
気配もなしに現れるもんだからちょっとビックリ。
まるで幽(ry
「できた・・・」
この匂いは・・・
「カレーか?」
「そう・・・嫌い?」
全然嫌いじゃない。むしろ大歓迎だぞ。
子供っぽいと思われたかもしれんな。
「召し上がれ」
「ありがとう。いただきます」
パクッ
・・・・・・
「うん、旨いな」
「・・・」
長門はちょっと嬉しそうな顔をしている。
つか、あんまり俺をジーっと見つめんでくれ。照れる。
「なぜ?」
「なぜって・・・ほら、お前も食えよ。冷めちまうぞ?」
「・・・」
長門はちまちまとカレーを食べ始めた。
しかし旨いな、このカレー。
うちのオカンの料理とはえらい違いだ。
「長門」
「何?」
「このカレーなにか隠し味でもあるのか?」
「なぜ?」
「いや・・・かなり旨いからさ」
「聞きたい?」
「ああ、是非ともな」
「・・・教えない」
なんですと?
やっぱり何か秘密があるのか。
「でも・・・」
ん?
「どうしても知りたいのなら教える」
「いや、やっぱいいぞ」
「?」
ちょっとからかってみるか
「教えてもらわなくてもまた作ってくれるだろ?」
「・・・」
な、なんか気まずくなっちゃったか?
『ヴーッヴーッ』
あ、電話だ。
「長門、すまんな電話だ」
「・・・」
ポチッ
「もしもし?沙織さん?」
『やほーい』
やほーい?
「どうかしましたか?」
『どうもこうもナッシン!おやすみぃ』
え?あ、ちょっ!
『プツッ・・・』
えええええええ?
一体なんだったんだ?今の電話・・・
しかもおやすみって・・・??
『ヴーッヴーッ』
また電話だ。
「もしもし?」
『うはwwww漏れ夏狂だけどwwwwwwww』
「夏狂先生?沙織さん一体どうしたんですか」
『沙織タソはお酒を飲み杉ただけだおwwwwww』
「まじっすか!ってまさか沙織さん寝ちゃったんですか?」
『その通りだおwwww今日は帰らないらしいおwwwwwwww』
そんなァ・・・
俺家に帰れないじゃないか・・・
『そういう事だからスマソwwwwwwwおやすみだおノシwwwwwwwwww』
非常にまずい事になった。
沙織さんが帰れない。
つまり、俺も帰れない事になった。
さて、どうしようか・・・
「・・・・・・」
いつの間にか長門はカレーを食べ終わってテレビを見ていた。
「あ、あの・・・」
「・・・終わった?」
「ああ終わったんだが・・・」
「?」
とても今夜泊めてくれなんて言えない・・・
俺はひとまずカレーを食い始めた。
そして一呼吸置いて
「実はな長門・・・」
「何?」
長門はテレビを見ながら返事をする。
「同居人が今日は帰らないらしいんだ・・・」
「そう・・・」
「・・・やっぱ駄目だよな?」
「何が?」
う〜ん・・・察してくれないか
「あ」
ハッと長門がテレビに向けていた顔をこっちに向けた。
「あなたは家に帰れないの?」
そう!そうだよ長門さん!
「あ、ああ・・・」
「それなら今日は泊まっていく?」
「迷惑じゃないか?」
「いい」
ィィイヤッホォォォゥゥ!!11!
すまんがエウレカが始まった。また明日
俺としたことが心の中で思いっきり取り乱しちまった。
つーかちょい待て、けしからんぞ長門。
今日初めて会ったばかりの男を家に入れる事はもちろんの事、その男を泊めるという事はどういう事か分かっているのか?
もしこれが俺じゃなく夏狂先生だったら貴女は今頃召し上がられてるかもしれんのだぞ。
まぁそもそも俺が言い出した事なわけで、長門は心優しいから帰る宛もない俺を一晩泊めてくれるという事らしいのだが。
素直に喜ぶべきなのかなぁ・・・この状況は
「晩飯まで用意してもらって、しかも寝床を提供してくれるのは本当にありがたい」
「いい」
「今度是非ともお礼がしたいな」
「いい」
「まぁそう言わんでくれ。近いうちにご飯食べに連れてってやるよ」
「・・・」
黙って長門は頷く。
「そうだ、洗いもんは俺が片付けるから先に風呂入ってくれ」
「・・・」
「どうした?」
「・・・覗かない?」
いやいやいやいや!
「覗かない」
「本当?」
「当たり前だ」
カチャカチャと俺は食器を持って台所へ運びながら答えた。
「なら行ってくる」
と、長門は着替えetcを持って風呂場の方へ歩いていった。
さて、俺はこの洗い物を片付けるとしますかな。
今気付いたのだが、台所に自動食器洗い機なる物が存在していた。
最初は「ラッキー」と思っていたが、どうやって使うか分からず結局己自らの手で洗い上げた。
ほんと駄目だな・・・俺
ところで女の風呂というのは途轍もない時間を要する事をご存知だろうか。
俺の母親もそうだが沙織さんなんて軽く一時間を越える。
長門もその例外ではなく、最初風呂の扉を閉める音が聞こえてから一時間くらいした頃に出てきた。
俺なんて15分もあれば総て磨き上げて終了しているのにな。
「・・・」
「うおぁ!?」
気がつけば俺の横に長門が突っ立っていた。
風呂上がりで顔がほのかに赤く染まっている。
「何?」
不思議そうに長門が首を傾ける。
「いや、いきなり横にいたからちょっとビックリしただけだ」
「そう」
きゃ(/\)
遂にツンデレスレ史上初の世界に突入か!?
∩
( ・3・)彡 D・V・D!D・V・D!
⊂彡
「風呂終わったか」
長門は無言でうなずく。
「そうか。俺の方も今片付いたぞ」
「そう・・・」
カレーの汚れってのは結構しぶといというイメージがあったが、最近の洗剤はよく出来ているな。
こんなもの一撃だったぜ。
「じゃあ俺も風呂入らせてくれないか?」
また無言で頷く。
本当に無口な娘だな。
さてお言葉に甘えて風呂にするか。
「待って」
と言って長門は畳部屋へ入っていった。
間もなくして長門が出てきた。
どうやら俺の分の寝巻きを持ってきてくれたみたいだ。
ってちょい待て。何で一人暮らしの長門が男物の寝巻きを持っているんだ?
ま、まさか彼氏がいるとか・・・?
「デパートの景品で当たったもの」
そうか。それならいいんだ。
というわけで俺は今風呂場から上がったわけだ。
が、困った事にタオルがどこにあるのかわからない。
とりあえず助けを求めてみることにしよう。
「おーい長門」
奥からパタパタと足音が近づいてくる。
「何?」ガラガラ
ガラガラ?長門さん、もしかして扉を開けt
「キャッ・・・」ガラガラ
なんか俺が悪いみたいじゃないか・・・
とりあえず誤っておくことにした。
「すまん!」
「いい・・・」
許してくれるみたいだ。
というより立場が逆じゃないか?まぁいいか。
「用事は?」
長門が扉のむこうから声をかけてきた。
「ああ、タオルがどこにあるのかわからなくて・・・」
「それなら洗面台の下の引き戸の中にある」
「そうか。ありがとう」
あと俺のファットイカを見てしまった事は忘れてくれ。
それから長門とくっちゃべったりテレビを見ながらグダグダしていた。
どうやら長門は俺のクラスと隣で、俺の事は何度か見たことがあったらしい。
趣味は読書で、学校の図書室の本はほぼ読破しており、今日試しに市内の図書館に行ったそうだ。
結局長門のお父さんが今何をしているのかは長門自身もわからないみたいだ。
毎年職業がコロコロ変わるし、もう何年も会っていないらしいしな。
まぁそんな事はどうでもいい。消灯時にまた事件がおきた。
なんと布団が一組しかないらしいのだ。
まあ一人暮らしの女の子だから当然のことだ。
とりあえず俺は居間のソファーで寝かせてもらう事にした。
>ぼるじょあ
一体なんの事を申しておられるので?
569 :
名無しバサー:2006/09/02(土) 00:17:53
安芸
続きっ続きっ!(・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン
バイトが忙しいから月曜か火曜から飛ばすぞ
573 :
◆TUCiQpnde2 :2006/09/06(水) 00:44:26
ごめんね、バイトの勢いが凄くて徹夜したんだ
つわけで今日のうpは
な
し
だ
す
ま
ん
明日にはきっと・・・
もつかれちゃ〜ん。ゆっくりでイイよ。
慣れないソファーで寝るのはどうも疲れる。
次の日、寝不足だったのは言うまでもないな。
朝、目が覚めると俺の横、つまりソファーの前に長門が立っていた。
つかもう着替えたのかよ。
「おはよう」
「ああ、おはよう」
って!今何時だ!?
「8時半」
なんだって!?ぶっちぎりの遅刻じゃねーか!
「今日は土曜日」
ああ、そうだっけ?
「お前が制服着てるからてっきり学校ある日だと思ったぜ」
「私はいつも制服」
そうなのか。
私服姿も見てみたいもんだね。
「私服はあまり着ない」
どうやらこの娘は俺の心が読めるようだ。
エロい事は考えないようにしよう。
「朝ごはん、食べる?」
もちろん。
「そう・・・」
ん?遠慮しておくべきだったかな?
「丁度昨日のカレーが残っていた」
「そうか」
って朝からカレーかよ!
でも食べよう。おいしいもんな、長門のカレーは。
だが流石に長門が俺の皿にご飯を山盛りにしようとしたのはとめた。
朝から大量のカレーが腹ん中に入るわけないしな。
というわけで昨晩に引き続きご馳走様でした。
「今日の予定は?」
飯を食い終えると長門がこう聞いてきた。
予定?特にないなぁ
「そう・・・」
「どうかしたか?」
「別に・・・」
なんだ、デートに誘ってくれるんじゃあないのか。
まぁ普通誘うのは男性側、つまりは俺ってわけだがな。
( ・3・) エェー のんびり待ってるYO
そいや俺一人暮らしの女の家泊まった経験て
1度しかないYO
578 :
◆TUCiQpnde2 :2006/09/08(金) 23:42:15
プルルル・・・プルルル・・・
う〜ん・・・沙織さん全然出ないな。
やっぱまだ起きてないのか?
携帯を閉じると同時に俺はシャツの袖をくいくいと引っ張られている事に気付いた。
振り返ると子猫のような瞳が俺をじっと見ている。
「どうした?」
「予定がないなら付き合ってほしい」
な、なんだってーーー!!?
ちょっとビックリした。
一体どこに付き合ってほしいんだろうか。
「嫌?」
いやいや、全然嫌じゃないだすよ。
むしろ結構嬉しいだすよ。
「そう・・・」
「で、一体どこに行くんだ?」
「図書館・・・昨日借りた本は全て読み終わった」
なんと、あの分厚いハードカバーの本をもう読破してしまったのか!
流石学校の図書室を撃破する読書能力をお持ちの長門有希さんだ。
一体いつの間に呼んだんだ?
「今朝」
そうですか
「いつ行く?」
「あなたの支度が出来てからでいい」
そか。
ならさっさと支度すっかな。
・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・
というわけで今俺達は市立図書館にいる。
長門は図書館に入るなりフラフラっとどこかに行っちまった。
俺はというとたまたま目に入った雑誌を読んでいる。
しっかし図書館ってのは涼しくていいねェ〜
静かでふかふかのソファーに座ってると滅茶苦茶心地良いn・・・
・・・・・・・・・
はっ!!
いかん、俺としたことがすっかり寝ちまった!
今何時だ・・・一時半!?
道理で腹が減りまくってるわけだ。
つか、長門はどこ行ったんだ?
「ここ」
うおあ!?
長門は俺の横で集めてきた本を凄いペースで読んでいた。
「もういいのか?」
「いい」
なら帰るか。
580 :
名無しバサー:2006/09/09(土) 22:32:42
あげ
>>◆TUCiQpnde2 (*ゝω・)b
そして俺達はマンションに戻ってきた。
「同居者がもう帰ってきたみたいだから今日はもう帰るよ」
「そう」
心なしか長門が寂しそうな顔をしたかのように見えた。
・・・ぐぅぅぅううう・・・
「・・・」
「・・・」
ちっがーう!
今のは俺じゃない!本当だ!
なら誰の腹の虫かって?
長門だ・・・
「じゃあ・・・」
そういうと長門は早歩きでどこかへ消えていった。
返事する暇も無く。
よっぽど腹が減ってたんだな・・・
うん、俺も腹が減った。
沙織さんが飯の準備してると信じて帰ろう。
ガチャ
「ただいm
「お帰りなさいませ〜」
・・・
俺の目の前にいるのは誰だ?
沙織さんによーく似た顔のメイドさんだ。
「さささ沙織さん!?なんですかその格好は!?」
「ああコレ〜?」
沙織さんはスカートの端を掴みながらクルリと一回転した。
「なっくるにもらったんだぁ〜♪」
や は り お 前 か 夏 狂 !
今にもどこかから『フヒヒヒヒ!!』とか聞こえてきそうだ!
つーかもらったからってこんな暑い日に着なくてもいいじゃないっすか・・・
「でもなっくるが『きっと小野崎が喜ぶお』って言ってたよ?」
どっちかって言ったら嬉しいんだと思うが・・・
でも俺はメイド萌えじゃないからな・・・
そして次の日。
朝九時ジャストに俺の電話はけたたましく鳴った。
犯人はかなめだ。
畜生・・・俺の睡眠を邪魔しやがって!
「なんだ?」
「今日どっか行くわよ」
おいおい
いきなり電話してきて第一声がそれか。
普通最初は相手の予定とか聞くもんじゃないのか?
「どっかってどうせ釣りだろ?」
「そうよ。文句ある?」
ないです・・・なんて言うと思ったのかこの愚か者が!
「あいにく今日は用事があるんだ。すまんがまた今度にしてくれ」
「というわけで今日は久しぶりに○○川に行くことにs
「おやすみ」
バチン(携帯を勇ましく閉じた音)
さぁ二度寝するぞ〜
うとうと・・・
「ジェストーーーーーーーー!!」
バゴン!
と俺の部屋のドアが蹴飛ばされた。らしい。
「いきなりどうしたんですか?」
「う〜ん・・・まだまだね」
沙織さんはどうやら納得なかったらしい。
「何がまだまだなんですか?」
「なっくるに『山奥は変態とかDQNとかが出るから空手習ったほうがいいお』って言ったから練習してたのよ」
へぇそうなんですかー
って夏狂 ま た お 前 か !
585 :
ぼるじょあ ◆yBEncckFOU :2006/09/17(日) 23:03:17
神 株主優待
( ・3・) あぐぇー
( ・3・) アルェー ふたたびage
587 :
名無しバサー:2006/09/27(水) 19:26:54
あげ
ある日曜日のこと。
俺はいつものように何か新しいルアーが欲しくなってこのプロショップ●●にやって来たわけだ。
日曜日だから仕方が無い事だが、こんな狭い店内にサンデーアングラーがどしどし来てるのは勘弁願いたい。
…まあ俺も今まではサンデーアングラーなのだが。
だが俺は学生、そう、夏休みには平日釣りに行けるという特権があったりするのだ!
「うほっ!いいポーク!」
と、後ろで変なおっさんがぶつぶつ言いながらポークを選んでいたり、
「うほっ!いいモグラジグTG!」
と、今度は真ん前でぶつぶつ言いながらジグを選…
「って!夏狂先生!」
「お?誰かと思えば小野崎かおwwwwwww」
夏休みでしばらく見ていなかったからちょっと懐かしい顔がそこにはあった。
つか先生、しばらく見ない間に真っ黒になってる。
「琵琶湖行ったんだお琵琶湖wwwwwwwwww」
琵琶湖?まさか!
「そうだおwww沙織タソとプチ旅行だおwwwwwwww」
やっぱり…
まあ夏狂先生と沙織さんがくっつくのは別にいいんだ正直。
「でも先生、沙織さんに変な事吹き込むのやめて下さい。俺困るんですよ」
「うはwwwwwwおkwwwww」
本当に了解してくれたのか心配だ。
「そうそう、小野崎、藻前もこれ出るのかお?」
と言って一枚のちらしを渡してきた。
「ん?」
『第十回プロショップ●●主催バス釣り大会in霞ヶ浦』
大会か。
「もろちん漏れは出るおwwww沙織さんとチーム組んだおwwwwwww」
「チーム?どういう事ですか?」
「その用紙よく嫁」
用紙を読み返してみる。
どうやらこの大会は二人一組でやるもので、しかもボートで釣りをするらしいのだ。
「これは無理ですね。俺ボート持ってないし、船舶免許すら持ってないですもん」
「フヒヒヒwwwwwwフヒッwwwwwwフッwwwwwヒヒヒヒwwww」
なんかきめぇ。
「その用紙最後の項目嫁」
え?最後の?
『今回は大会十回目を記念して、優勝チームには賞品として琵琶湖畔の別荘をプレゼントします』
こ、これは!マジなのか!?
「mjmj」
これは出なきゃな、と流石に思ったさ。
でも船舶免許もボートも無いからな…諦めよう。
とここで俺の携帯が鳴った。
しかも非通知…久しぶりだな、グース。
「お?流石にもうお分かりかな?」
「ああ、何回も電話貰ったしな」
「そうか。早速だがお前また困った事になっているだろう?」
「当たりだ」
「なら有希の所に行け。お前の必要とする物を彼女が与えてくれる」
「ユキ?誰だそれ?」
「長門有希だ」
長門が?意味が分からん。
「まあそういう事だ」
「あ、ちょっ『ブツッ…プーップーッ…』
いつもいきなり電話してきていきなり切りやがる…困った奴だ。
まあそう悪い奴じゃないしな。
でも今回の事は信用できないような…
なんで長門なんだ?
あいつは釣りとは無縁の純粋無垢な読書好きの美少女だろ?
仕方ない。本人に聞いてみるか。
急いで俺は自宅マンションに帰り、彼女の708号室のインターフォンを鳴らした。
『ピンポーン…』
・・・・・・
出てこないな。
どうやら留守みたいだ。また図書館か?
そう思っていたが…
「何?」
いつの間にか俺の後ろに立っていた。
「よ、よう…」
「何か用?」
やはり図書館に行ってたみたいで、手には図書館の本と思われる物がずっしり握られていた。
「いや、用はあるんだけどな…」
「?」
「あのな、変な事聞いて悪いんだが、お前ボートの操船とか出来ないよな?」
と俺が言うと長門はほんの少しハッとしたような顔をした。
「いや、思い当たらないんならいいぞ。じゃあn
「入って…」
そう言いながら長門は自宅の戸を開けた。
(o^-')b グッ!
( ・3・) エェー 待ってたYO!
594 :
ぼるじょあ ◆yBEncckFOU :2006/10/02(月) 23:58:09
神 株主優待
( ・3・) アルェー しっかし落ちるの早いNA
保守しまーす(^O^)v
ワクテカして待ってます
596 :
ボルジョア ◆j.OxilN2y2 :2006/10/09(月) 10:31:19
神期待age
( ・3・) アルェー ようこそボルジョアだYO
アイスマソものんびりよろしKU
598 :
◆TUCiQpnde2 :2006/10/13(金) 00:16:21
「あなたが言うように私は船舶免許を所持している」
なんだって!?
一体何の為に?
つか貴女みたいなか弱い女の子でも船舶免許取れるのか?
「質問は一つずつ言って。私は聖徳太子じゃない」
「す、すまん…で、何で船舶免許持ってるんだ?」
「その質問には答えられない」
ええ?まじかよ。
「ごめんなさい。これはおt…っ」
「?」
「何でもない。聞かなかった事にして」
…わかった。
「それで、船舶免許についてだがな…」
俺は今度の釣大会について長門に話した。
「理解した」
「どうだ?引き受けてくれるか?」
「いい」
多分この『いい』は『引き受けてくれる』という事だろうな。
「ありがとう」
「いい」
「ん?そういえば肝心のボートはどうするんだ?」
「私が用意する」
いや、用意するって言われても…
というより長門にボートまで用意させたりしたら駄目だろ…
「アルミをレンタルすればいい。エンジンとエレキはある」
そうなのか?随分と用意が良いな。
「ありがとう!本当に助かるよ」
「・・・」
長門は黙って頷いた。
…なんか不思議な感じだ。
普通の(ちょっとズレてるが)女の子が船舶免許、しかもエンジン、エレキを所持してる…
釣りをする女の子でも流石にここまで凝ってる人はそうそういない。
長門は釣りしないし唯一の趣味が読書の筈。
なのに何で長門はそれらを全て揃えている?
おかしい。明らかにおかしいだろ?
聞きたい事は色々あるが、聞いてはいけない気がしてとても聞けないし…
まあいずれ話してくれるだろう。長門の口から。
「じゃあそろそろ俺帰るわ。いきなり押しかけて迷惑掛けたな」
「いい」
玄関で靴を履く俺。
「じゃ…
ぎゅっ
長門が俺のシャツの裾を掴んだ。
まるで蟻んこでも摘むように優しい力で。
「…どうしたんだ?」
「・・・」
長門は黙っていた。
いきなりどうしたんだろうか。
「…お茶」
「お茶?」
「飲んでいって」
さっき何杯も飲んだ気がする。
つか思いっきり飲んだ。
でもなんか断れないような空気だ…
もしかしてあれか?俺ともっと一緒にいたいのか?
まさかね…有り得ねーよな。
きっと寂しいんだな、この娘は。
長い事一人暮らしで引っ込み思案で他人とまともに話す機会なんてそうそう無いだろうし。
「わかった」
と返事をすると長門はほんの少し嬉しそうな顔をした、ように見えた。
「・・・」
「・・・」
「・・・」
「・・・」
長い沈黙が続く…
現在の状況を簡単に説明しよう。
今俺はソファーに座り、長門が渡してくれた一冊のラノベを流し読みしている。
一方長門はというと、こちらも同様に一冊の分厚い本を読んでいる。
「・・・」
「・・・」
「・・・」
「・・・」
再び長い沈黙が続く…
いつ帰っていいんだろうか…俺。
パタン
という音がした。長門が本を閉じた音だ。
「ごはん」
とだけ言うと長門はキッチンに向かった。
ふう…やっと帰れるな。首痛ぇ…
「…帰るの?」
「ああ。長居し過ぎたし、迷惑かけたな」
「・・・」
長門が俺をじっと見つめる。
頼むからそんな可愛い顔で見つめないでくれ…恥ずかしい。
「…わかった。また明日」
「また明日な、今日は本当にありがとうな」
と言い長門宅を出た。
( ・3・) エェー アイスマソGJ!
603 :
名無しバサー:2006/10/17(火) 14:00:38
age
「…あんた何やってんの?」
うるさい、話しかけるな。
お前では到底分かるまい。
ボキッ
「いいから何やってんのかって聞いてるの」
「こ、これはな、今度の釣大会の為にと作戦を練ってメモしてんだよ」
しまった!ついかなめに大会の事喋ってしまった!
こいつなら絶対大会なんて聞いたら『えーッ大会!?あたしも出る!!』って言いかねん…
「はぁ?釣大会?あんたよくそんなのに出る気になったわね」
あれ?おかしいぞ。どういうわけだ?
こいつは勝負事が好きそうなのだが…
いつものかなめじゃないのか?
「お前…出たくないのか?」
「当たり前じゃない」
「お前勝負事とか好きじゃないのか?」
「好きよ」
言ってる事矛盾してないか?
「好きだけど負けるのは大嫌い。だから出ない」
そうだろうな。こいつが出た所で良いトコ無く終わるだろうし。
「なに?あたしに出て欲しかったの?」
「なわけないだろ」
しまっt『バキッ』
「あんたホントに学習能力無いわね…なんかかわいそうに見えてきたわ」
それもこれもお前のせいだろうが。
「何?文句あr
「ありません」
あ〜あ…なんで俺こんな奴の事好きになっちゃったんだろうな……
可愛い部分もあるから許すけど…
「で、いつなのその大会」
「今週の日曜」
「はぁ!?あんた今週の日曜はあたしと出掛ける約束でしょ!」
「何だって!?そんな話し聞いてないぞ?」
「言ったわよ!絶対言っ…」
いきなり黙った。
どういうわけか目を点にして俺の後ろを見ている。
「…?どうした?」
「あんた、その娘だれ?」
といいかなめが指差した先には長門がいた。
長門は俺のすぐ後ろで俺を見上げてる。
「お前、いきなりどうしたんだ?」
「日曜日の件で話がある」
ば、ばか!こいつの前でその事を話したらどういう事が起きるか分かってんのか!?
「…小野崎く〜ん?これはどういう事かしら〜??」
おい、よせ馬鹿…目が笑ってないぞ。とりあえず落ち着け!その禍々しいオーラを消せ!!
「こいつはな、長門有希って言ってこの前図書館で知り合った奴でその…」
「へぇ〜有希ちゃんって言うんだぁ〜あたし菊池かなめ〜よろしくね〜」ズズズズ
チョンチョンと俺をつつく長門。
「この人だれ?恋人?」
「いや、恋人ってわけではないんだがな、話せば長くなるっつか何ていうか…」
これってもしかして修羅場?
言うまでも無いな。
あの後俺はかなめにボッコボコに殴られて全部吐かされた。
まあ卑しい事は何も無かったわけだから、今回はパンチ6発とライダーキック1発で許してくれた。
「なんかすまんな、お前が悪い訳でもないのに付き合ってもらって…」
「いい」
本当に良い奴だなお前は。
「それより彼女はあなたの恋人かどうかの真意が知りたい」
へぇあ?!
「どう?」
いや、どうって言われても…どうなんだろ?
「聞きたい」
っああもう…分かった分かった。
・・・・・・・・・
「というわけだ」
「理解できない」
「え?」
「貴方が菊池かなめのような自己中心的でわがままで口が悪くすぐ暴力を振るう女性を好む事が理解出来ない。大体…
という具合で長門から駄目出しを受けた。
「…以上の理由から、貴方はもっと大人しく優しい女性を選んだほうが良い。例えばわt…なんでもない。聞かなかった事にして」
「?」
「帰る」
と、長門はとことこ帰ってしまった。
(# ・3・)=3 ウボァー モテ過ぎる拓海に嫉妬
ところで長門が俺に話したかった件ってのは何だったんだ?
まあ帰ってから長門の家にでも行ってみるか。うん、それがいいな。
今日も寄り道せずに家へ帰る。俺って良い子だな。
それに比べて最近の高校生はなんだ!
買いもしないのに本屋で立ち読みしたり、コンビニの前や道端で座り込んだり…
それを注意しない大人も悪いんだがな。
というわけで帰ってきましたよ〜沙織さ〜…
ん?余分な靴が一足…まさか!
ドタドタ…バン!
「・・・ん?」
「あ、おかえり〜」
「・・・」
なんだ、夏狂先生じゃないのか。
っつーか長門さん?どうしてここに?
「キミの帰りを待ってたんだよ〜。可愛い娘だね、この娘がかなめちゃん?」
「違いますよ;こいつはなんつーか…それより長門、何の用だ?」
「日曜日の件(ry
「ああわかったわかった。とりあえず俺の部屋に行こう」
「・・・」コクッ
「プリプラは無し。俗に言うぶっつけ本番の勝負に出る」
プリプラ?
「プリプラクティスの略称。日本語に訳すと準備練習。しない理由はプリプラによる魚のストレスを控える為」
そういえばBasserかなんかの雑誌に書いてあったなそんな事。
「でもそのプリプラってのをした方がバスの居場所とかも分かって良いんじゃないのか?」
「プリプラは一週間ほど前に行うべき。もう時間がない。そうでなければ魚が口を使わない状態になる。」
なるほど。
「それにあなたならプリプラをしなくて魚の居場所は大体分かる筈」
「ん?ちょっと待て。俺バスの居場所なんて分からないぞ?」
「大丈夫。あなたなら分かる筈」
ほんとかよ。
「本当。信じて」
とりあえず信じてみるか。長門が嘘付くとも思えん。
「そう…」
しかしぶっつけ本番ってのもなぁ…
「去年のあなたのパターンを思い出せば自然と答えは出てくる」
「去年の?俺去年の霞は全然駄目だったぞ…」
「ならそれとは別の場所を選べば良い」
そうか!なるほど!
本当に長門って釣りしたことないんだろうか…?
あまりにも詳しすぎる…
「話はこれで終わり。質問はある?」
質問か…
「なんでお前はそこまで釣りに詳しいんだ?」
しばしの沈黙。
「…以前話したように私のお父さんは魚釣りをする。お父さんの影響」
それにしちゃ詳しすぎないか?
「これ以上は話せない。ごめんなさい…」
なんだそりゃ。
「いや、別にいいんだけどさ」
「そう…」
いつの間にか長門の視線は俺ではなく本棚に向けられていた。
「…これはなに?」
と指差したのは漫画本。
「それか?それは釣人の中では有名な『Mr.釣りどれん』だ」
「そう…」じーっ
それ…読みたいのか?
「・・・」コクッ
でもこれ妙にエロいシーンとかあるんだよな…
やっぱ女の子にこういう漫画は…駄目だ。
「これはあんまりお勧めできない。読むんならコッチだ」
「こっち…」
「そうこっち。釣り吉三平平成版!これ凄いんだぞ。でっかい岩魚とかをボコボコに釣ったりしてさ」
「ならこれが読みたい…」
ああ持ってけ。くれぐれもミス釣りには興味を示さんでくれ…
( ・3・) エェー アイスマソ乙&age
612 :
ぼるじょあ ◆yBEncckFOU :2006/10/21(土) 21:36:28
神 BE:277821465-BRZ(2000)
(; ・3・) アルェー 上がってないYO
613 :
名無しバサー:2006/10/22(日) 17:02:10
国が勝手に作った法律なんか知るか!
国民の意見なんか全く聞き耳もたねぇじゃねーか!
何がリリース禁止だよ!
一部の人間にコントロールされて生きてくなんてゴメンだねっ!
おめーらも早く目を覚ませよっ!立ち上がろうぜっ!
革命を起こそうぜ!自由を勝ち取ろうぜ!フリーダムッッ!
URYYYYYyyyyyy!!!!!
という漫画があったようなないようなぁぁぁっぁッぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッぁぁlっぁっぁぁッぁッぁぁぁぁぁぁッぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああああああああああああああああああああああいいいいいいいいいいいいっくううううううう!!!!!!!!!
614 :
名無しバサー:2006/10/24(火) 18:53:52
あげ
615 :
ぼるじょあ ◆yBEncckFOU :2006/10/30(月) 16:40:48
神 株主優待
( ・3・) アルェー age
616 :
名無しバサー:2006/11/05(日) 14:33:17
( ・∀・)っ旦~
617 :
名無しバサー:2006/11/09(木) 15:33:36
(^0^)/
618 :
ぼるじょあ ◆yBEncckFOU :2006/11/14(火) 22:42:44
神 株主優待
( ・3・) エェー dat落ち阻止age
619 :
名無しバサー:2006/11/23(木) 10:42:50
age
一ヵ月以上来てねえな
最近どーよ?
( ・3・) エェー 飽きちゃったのかNA?
また気が向いたら他スレでも書いてNE
のんびり待ってるYO
623 :
◆TUCiQpnde2 :2006/12/20(水) 22:41:05
生きてるゾー!
最近色々とちょいやばいんだけど年末は少し大丈夫そう…
心配かけてスマンカッタ
年があけたな
625 :
名無しバサー:2007/01/12(金) 17:55:55
あげ
保守(`・ω・´)
627 :
名無しバサー:2007/01/25(木) 21:39:06
がんばってくださいあげ
保守
629 :
名無しバサー:2007/02/12(月) 17:30:23
あげあげ
630 :
名無しバサー:2007/02/12(月) 22:10:42
何も考えずキャストじゃ!!
631 :
名無しバサー:2007/03/01(木) 15:34:32
三月
そうとう長い間放置されてるな
ロングキャスト アゲ豆腐
634 :
名無しバサー:2007/03/29(木) 14:53:38
ウフフ
保守
636 :
名無しバサー:2007/05/18(金) 09:57:56
遊撃手
637 :
名無しバサー:2007/06/12(火) 13:47:18
保守
639 :
名無しバサー:2007/07/14(土) 18:39:23
死守するんだから