【めっちゃ】釣り場であった怖い話【怖えぇよ】

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760名無しバサー
バス釣りから長いこと離れてて古い話で申し訳ないんだけど、
大阪の熊取ってとこの山の上にちっちゃいリザーバーみたいな野池があるんだよ。
そこで変なものを何度か見たことがある。

夜明けにフローターで釣りをしようと思い、夜中2時頃に
その池に着いてだらだらとフローターの準備をしてたら、
池の奥の森にぼんやり光る煙みたいなのがいるのに気がついた。
その煙はゆっくり動いていて、妙だなとは思ったけど明るくなると見えなくなったので
その日はそれ以上気にもならず帰りにはすっかり忘れてた。

それから1週間程してまた行ったときに、あの煙のことを思い出して
よせばいいのにもっと近くで見てみようと思い、急いでフローターの準備をし
まだ真っ暗いうちに入水して煙のいた方へ行ってみた。
そしてしばらく目をこらしてあたりを探してみたけど何も見えず、ただの闇。
もういいや、ついでに夜釣りをしたれと思い、タックルの準備をして
右手の流れ込みの方へ行ったらあの煙はそこにいた。
意思があるかのように木々の間をゆっくり移動してて、たまに立ち止まったりもする。
それにおぼろげながら人の形をしてるように見える。
ここで初めて、もしかすると幽霊じゃないかと思い、めちゃくちゃ怖くなった。

釣りをする気が失せ、もう帰ろうと思いタックルを仕舞うために手元のライトを点けた時に
煙のほうから人の声のような金属をこするような音が聞こえてきた。
ややパニックになりながらそっちを見たけど、ライトのせいで瞳孔が閉まって煙どころか森も池も見えない有様。
ライトはすぐに消したけど、真っ暗闇の中声はだんだん近づいてくるので鬼バタ足で逃げた。

後日友人にその事を話したら「見てみたい」と言うので連れて行ったら
やはりあの煙みたいな人影は森の中を彷徨っていて、友人も見ることはできた。
だけど2人ともビビリなので近づいて確認することは出来なかったよ。
とにかく、ものすごく微妙な光り方なので闇に目を慣らしてないと見えない。
なのでライト厳禁。暗闇に目を慣らしさえすればあの人影は誰でも見えると思う。
あれは怖かった。