★琵琶湖の裏事情、裏情報★

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192名無しバサー
■湖周道路が生態系を変えた

組合長 それと湖周道路が平成4年に開通して大きく変わりましたね。平成7年にはうちの組合でモロコが14トン上がっていました。
昨年平成12年度は700キロ、20分の1です。ニゴロは栽培センターからかなり放流されているのですが、
平成元年から12年で見ると10分の1になってしまいました。全体の水揚げも5分の1になっていますが、
特に三大魚種(アユ、モロコ、ニゴロブナ)のモロコとニゴロは大きな減産を強いられているということです。
守山の湖岸は95%ヨシ原であったものが今では30%くらいしか残っていませんからね。

今の漁業者はもう待てない状況です。
実はアユも売れない、値段が安くなっている、そんな中で辞めていく漁業者も増えています。

司会 魚は戻ってきたけれど漁師さんがいないというようなことになりかねないわけですね。

組合長 いつも県に「水産課がなくなるよ」と言っているんです。(笑)
「何でや」と言うから漁師さんがいなくなるのに水産課があっても仕様がないやないかと、
本当に厳しい状態です。