要するに、政府が何も決めていない状況で、宗像氏は「誰かの指示」もしくは誰の指示もなしで、TPP推進のために動き回っていたわけです。
細かい個別の話ならともかく、TPPという明らかに国家戦略に関わるレベルの話で、官僚が勝手に動き回るというのは、結構怖いです。
すなわち、国の方向性が官僚に決められてしまうという話になりますので。
この国は「官僚主権国家」ではありません。国民主権国家です。少なくとも、国家の方向性を決める権限を持っているのは、
国民の主権の束を持つ政治家だけです。
http://gendai.net/articles/view/syakai/134990