>>1 チームのリズムが悪くならないかどうか常に意識しながら
「この状況で自分がシュートしてもチームのリズムに悪影響はない」という状況を
ほぼ完璧に判断でき、基本的に、そのような状況と、又は「どうしてもチームメイトが得点
することができない困難な状況」のときだけシュートしているのがジョーダン。
コービーは、そんなことは考慮せずに、自分がシュートしたいならかならずシュートする。
チームメイトはコービーを失望させたくないという気にはならない。
結局チームメイトに誠意を持つことからだろ。
それが芽生えれば、コービーの行動は変わり始めるだろう。
コービーは自分が攻めても、味方にボールを供給してシュートしてもらっても
どっちでも可能というような場合、チームリズムなどはそっちのけで必ず自分でシュートするので
チームメイトが、コービーは自分のことは何にも気にかけてくれないんだって
感じれば、チームメイトはモチベーションも下がるだろ。
そうするとただフィルから言われた仕事をこなすためだけにプレーするといった具合になる。
(それでもチームメイトがしっかり仕事をこなし、勝利できれば問題ないのだが。
そもそもフィルの構想は、5人がきっちり自分の言った仕事をこなせば
必ず勝利するようになるという仕組みになっている。ゲームのすべてを知り尽くしてるわけだ)
でもしかしジョーダンなら、そういう状況では、自分が行きたくてもチームメイトにリズムを
つかんでほしいから、自分が行きたくても我慢してパスを回すだろ。
それとか、指示を送ったりもする罠。そういう風にチームメイトが活きるよう努力をしているから
チームメイトも、そんなジョーダンを自分の悪い働きで失望させたくないという風になる。
MJやスコッティが自分のために努力してくれてるのだから、自分もMJやスコッティのために
最大限努力をしようとモチベーションが高まる。
MJがそれだけの努力をしたのに、チームメイトが疲れとかでパフォーマンスが上がらないときには
MJが自分で大量得点する。これなら、チームメイトは別にジョーダンに文句はないだろ。
MJが自分のために努力してくれたのに、自分はMJの期待に応えられなかったのだからな。
その結果、MJが自分で行くはめになっただけで、この状況ではMJが自分で行ったほうが
チームは悪影響を受けるどころか逆に強いんだと、チーム内では全員暗黙の合意があるのだからな。
だから、ジョーダンのほうがより合理的で、より効率的で、よりチームプレーヤーとしていいんだよ。
空気の読めないコービーは
「この状況で自分がシュートしてもチームのリズムに悪影響はない」という状況を
的確に判断することもできないだろうし、
仮に「この状況で自分がシュートしてもチームのリズムに悪影響はない」ときと、
「どうしてもチームメイトが得点することができない困難な状況」のときという
限られた状況のときだけ自分で攻めたとした場合、現代のNBAのような
オフェンスが得点しやすいルール下であっても、MJのように平均30得点も稼ぐことはできないだろ。
つまり、ジョーダンのほうが
個々の得点能力においても、より強く、よりプレーが完璧なんだよ。
神戸はチームディフェンスさぼりすぎだろ。
神戸がヘルプにいかないせいで棒立ちしてたせいで取られた点がけっこうある。
そこらへんもジョーダンと格段の差がある
ジョーダンはマンディフェンスもチームディフェンスも完璧だった。
結局神戸は派手で目立てるオフェンスしか力入れないし
そのオフェンスもわがまま放題でチームに悪影響与えてる。
コービーは横の動きがジョーダンのように機敏ではなく
スピードやクイックネスのある選手のドライブにまったくついていけなくて抜かれる
ことも多いからな。(守れないのはルール改正の影響もあるが)
ジョーダンなら、抜かれはしても、足はなんとか相手についていけてるからな。
抜かれはしてもといっても、抜かれない場合が多いんだけどな。
コービーをジョーダンと比べるのは無理があるだろ。
おおまかな視点では両者に大差ないように見えても、細かい部分まで見ていくと
ジョーダンの完璧さの前にたちまちかすんでしまう。
ジョーダンは何をやらせてもいい。
コービーは今28歳くらいか。
全盛期はもう層長くはないな。
たとえ優勝してもおそらくジョーダンを超えることはできないだろうけど
これからどのようにプレーが変化していくか見ものではある。