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空港バス発着場、新潟駅南に新設
新潟空港の利用者数を増やすため、有識者らでつくる「アクセス改善検討委員会」(委員長・中出文平長岡技科大教授)は5日、
JR新潟駅南口のバス発着場新設や上越新幹線の空港乗り入れなどを盛り込んだ改善案をまとめ、泉田裕彦知事に提出した。
泉田知事は「ハード、ソフト両面から新潟空港の利用促進を目指したい」とした。報告書は、新潟空港−JR新潟駅間の空港バス
の乗り継ぎや降車の不便さなどの問題点を指摘したうえで、短期・中期・長期の視点から対策を講じるべきだとしている。
直近に取り組む問題として、現在、新潟駅万代口から東大通沿いに約100メートル離れている空港バスの降車場(帝石ビル前)
を駅前広場に移転させるとともに、南口広場に発着場を新たに整備するよう提案している。
中期的な取り組みとしては、北陸新幹線が開業する平成26年度までに、道路も線路も走れる車両「デュアル・モード・ビークル
(DMV)」の導入を提案。新潟駅−大形駅間は白新線の線路を利用し、大形駅−新潟空港間は道路を走る新しいアクセス方法を
掲げている。また、大形駅−新潟空港間でシャトルバスを運行するアイデアも示した。
さらに、長期的な課題として、大形駅付近から白新線を空港まで延伸させる案や、上越新幹線の空港乗り入れを明記した。
検討委の改善案について、県は「利便性に問題のあった降車場の移転は、バス会社と協議して迅速に実行したい」と取り組む姿勢
をみせた。また、南口広場の発着場整備も「平成21年の新潟国体や、その前年のプレ国体までに整備できるよう検討したい」と
している。
検討委は学識経験者▽空港関係者▽旅行業者ら9人で構成。県の「空港アクセス緊急プロジェクト会議」がまとめた空港バス発着
場新設などの素案をたたき台に、10月から改善策を検討していた。
(2006/12/07 09:56)