☆bj league★新潟アルビレックスBB Part9☆
<女子大生に聞く>今時の男子は「幼児的、バカ、無責任」
女子学生は、いま時の男子学生をどう見ているのか?
大阪国際大学人間科学部(守口市)の心理コミュニケーション学科の12人が、
女子学生を対象にしたアンケートを、「男の値打ち 女の目」と題した卒業論文にまとめた。
結果は、「幼児的、無責任」など、どうも評判はよろしくない。【梶川伸】
宮本二美生教授のゼミで学ぶ4年の奥村彩子さん、砂山素美さんら女子学生が共同で調査した。
質問はコミュニケーション能力、社会に対する姿勢など20項目。調査対象は、阪大、京大、神戸大、
関関同立や女子大など京阪神の4年制15大学の計300人。
11項目については、回答をプラスイメージとマイナスイメージに分けてまとめた。
男子学生の印象では、幼児的52・3%がトップ。優しい45%が2番だが、バカ40・3%と続いた。
言動から思いつく四字熟語では、大言壮語、優柔不断、軽佻浮薄(けいちょうふはく)が上位を占めた。
評価を具体的に聞くと、意思がかたい、迫力がある、節度がある、
マナーがよいの質問で、「ノー」が「イエス」を上回った。また、デリカシーがない、がさつ、見えっ張り、
下心が見え見え、未熟、うそをつく、口が軽い、の質問で「イエス」が多かった。この項目では、
「元気がない、社会性がない、幼い」という分析をしている。
授業態度では、不まじめは61%を占めた。理由として、183人が
「寝ているか、しゃべっている」を挙げた。
全体では、マイナス回答の総計が8702で、プラス回答の7659を大きく引き離した。
これらから、男子学生の5悪を「幼児的、バカ、無責任、無神経、うそつき」とまとめた。
そのうえで、「大人になりきれていない」という声が強いと分析している。やる時はやる、
責任感がある、といった好印象の回答もかなりあったが、女子学生の「期待値」も入っていると見ている。
研究メンバーの川岸真紀さんは「目的を持たず、何となく生きている人が多い」と語るが、
「女子学生も一緒と思う」と付け加えた。
宮本教授は「男子学生は幼いという印象を持っていたが、やはりそうか。
他人を理解しない、主体性がないなど、大人になりきれていない。危機には違いないが、
学生自身が危機感を持っているところに救いがある」と分析している。