死闘、浪速VS大阪学院

1996年7月15日　in住之江球場
１回戦　浪速vs大阪学院

浪　　速　１００ ０００ ０００＝１
大阪学院　００１ ０００ １０Ｘ＝２


【浪　速】　　打 安 点　　　　　　　　【大阪学院】　打 安 点
（遊）紀之定　４ ０ ０　　　　　　　　（三）宇　畑　４ １ ０
（右）遠　藤　３ ０ ０　　　　　　　　（二）貫　野　３ １ １
（二）米　田　４ ２ １　　　　　　　　（遊）福　田　４ １ ０
（三）西　川　４ １ ０　　　　　　　　（中）舟　谷　４ ０ ０
（左）松　浦　４ １ ０　　　　　　　　（右）田中宏　３ ０ ０
（捕）山　田　３ ０ ０　　　　　　　　（捕）中　家　１ ０ ０
（中）屋嘉部　３ １ ０　　　　　　　　（一）田　端　２ ０ ０
（投）武　内　３ ０ ０　　　　　　　　（投）椎　葉　２ ０ ０
（一）田　村　３ １ ０　　　　　　　　（左）古　谷　２ ０ ０
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　打　江　口　１ １ １
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 走左 秋　山　０ ０ ０


投 手　 回 打 安 振 球 点
武　内　８ 26 ４ ７ ４ ２

椎　葉　９ 30 ６ 12 ３ １


・・・この年の春のセンバツに出場した大阪学院と、春の大阪府大会を制した浪速が早くも１回戦
で激突した。試合は予想通り１点を争う投手戦となった。初回、浪速が３番の米田の適時二塁打で
先制したが、大阪学院も３回に同点に追い付く。その後は両先発投手が力投し緊迫した試合が展開
された。７回裏、大阪学院は代打・江口のタイムリーでついに均衡を破り、そのまま逃げ切った。
浪速も８回表に無死三塁と絶好の同点機を迎えたが、後続が連続三振に倒れ、万事休した。

　ノーシード制の大阪ならではの組み合わせの妙で実現した浪速と大阪学院の緒戦での対戦であっ
たが、期待を裏切らぬ好ゲームとなった。センバツで全国屈指の好右腕との評価を受けた大阪学院
の椎葉は横手から135キロの速球を投げ、浪速の強打線から12三振を奪った。特に浪速のプロ注目
の三遊間コンビ、西川・紀之定に対しては、気迫溢れる投球を見せた。また、浪速の先発・武内も
相手打線に４安打しか許さなかった。ただ、３回と７回、勝負所で球がやや甘く入ったのが悔やま
れる。

　結局、大阪学院も夏の代表切符は手に入れることはできなかった。しかし、この大会でまたも評
価を上げたエース・椎葉は、進学した大阪学院大で１年から主戦として働き、全日本候補にもなっ
た。また、３番の福田は東亜大に進学し、堅実な守りでプロの注目を集めた。昨年の指名はなかっ
たが、また２年後、社会人で力をつけてプロ入りを目指して欲しい。浪速のメンバーに目を移す
と、１番の紀之定が立命館大へ。１年春から遊撃のレギュラーポジションをつかみ、卒業までの８
シーズン、ほぼフルに出場した。今年から、新たな活躍の場を求めてミキハウスに入社した。４番
の西川は関学大へ。１年生時からベンチ入りし、華麗な守りと強肩で将来が大きく期待された。残
念ながら、あまり目立った活躍はなかったが、ユーティリティープレイヤーとしてチームを支え
た。６番の山田も関学大へ。３年からレギュラーになったが、非常に印象の薄いプレイヤーであっ
た。３番の米田は阪南大へ進学し、神宮にも出場した。

　浪速、大阪学院ともに、タレントの多くそろったチームであった。このようなスケールのチーム
を、また見てみたいと思う。

1回戦から強豪同士が潰し合うのは本当にもったいないな。

age

椎葉って今どこに所属してるの？

つーか１が長すぎ

どうでもいいつーの。

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝　終了　＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝　

＞６
どうでもいいのはお前や！
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝　再開　＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

ろうそく高校って強いの？

人を選ぶ高校野球ネタな上、話が古い。過去ログでやれよ



＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝終了＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

＞８
野球部は25年に創部。80年に小林敬一良監督が就任してから台頭し、83年夏の大阪府大会8強入り。85年夏の大阪府大会はベスト16止まりではあるものの、全国優勝したあのＰＬ学園の桑田投手から5点を奪う。(この年の大阪府大会での桑田の最多失点)。85年秋に近畿大会初出場。90年秋には近畿大会で8強入り、翌91年選抜に初出場した。91年夏の大阪府大会8強入り。94年秋に大阪３位校として近畿大会に出場し、選抜推薦校に上がったが、惜しくも補欠校として涙を呑んでいる。96年春季大阪府大会優勝。98年夏の南大阪大会4強。　2000年秋季大阪大阪府大会で、ＰＬ学園、上宮太子などを下し大阪府3位校として、秋季近畿大会に出場。初戦で比叡山を10-0(6回コールド)、準々決勝で南部を5-3で下し、4強入り。選抜出場確実圏内に入った。そして、2000年1月31日、浪速に10年ぶり2度目の選抜となる吉報が届いた。そして選抜では初の8強入りを果たす。
大阪の私学ではＰＬ，上宮太子、大阪桐蔭、関西創価など強豪校はほとんどが各地の有力選手をかき集めているが、浪速はそういうことはやってないらしい。

浪速高校監督　小林敬一良
昭和30年2月6日、大阪府東大阪市生まれ。46歳。大阪・明星高校時代は二塁手で3年の夏に甲子園出場。京都産業大学入学後は準硬式野球部に所属した。53年から2年間は東大阪市の柏田中学で講師を務め、55年に浪速高校の社会科（主に地理）教諭として赴任。日本の高校生チームとして初めてメンタルトレーニング、スポーツビジョントレーニングを練習に取り入れた指導者として知られ、絶大な効果を上げている。家族は恭子夫人（43）と１男１女。
報知高校野球7月号より

掛布の息子はこれからどうするの？

＞１２
おそらく大学進学と思われる。

ギッシリ観衆を飲み込んだ甲子園がステージだ。浪速の左腕・池田がアップテンポでアウトを重ねた。３回まではパーフェクト。１２０キロの直球と、カーブにスライダー。時折、スクリュー気味のボールも織り交る。小松島相手に５回2/3を１失点で、先輩・岸本にマウンドを委ねる。「もう大満足です」。公式戦登板は４回目。先発なら２回目の２年生がチームをベスト８に導いた。

　大阪芸大音楽教育学科助教授として、父・実さん（52）は指揮棒を振る。池田は幼稚園で最初にボールを握った時から、キャッチボールができた。錦郡小６年の時、和泉市の軟式大会で完全試合を達成した。“天才”は同じテツを踏まない。公式戦初先発だった昨年10月、大阪大会準決勝・関西創価戦は４回1/3で５失点。「テンポが悪かった。だからきょうはバックが守りやすいように」と短い間合いを心掛けた。

　経験少ない２年生左腕抜擢を、小林監督は「桜の名所」で決めた。球場入り前、ナインを引き連れ、大阪城公園へ。「フィーリングですか。子供らしい素直さを残しながら、実に素朴に成長している。私があの子の投球を見たかったんです」。桜の花を見て、池田の快投を予感した。

　ゲームセットは福井商戦同様に１点差のヒヤヒヤ逃げ切り。１死一、三塁からあわや決められかけたスリーバントスクイズは、一塁線をわずかに切れた。ベンチで見守った池田は「固まりました」と笑う。小林監督も「あの場面でスクイズを決めたら、相手がスゴイ。もう『参った』です」と笑う。「ウチはゲリラで行かんといけません。宜野座戦も楽しみます」。ＰＬ学園でも、上宮でもない。あの手この手を駆使するナニワのチームが甲子園を席巻する。

＜写真＝７回裏浪速無死、井上は、左中間突破の鋭い打球を飛ばし、三塁ベースに豪快なヘッドスライディングを決め決勝点につなげた＞

井上主将２安打
　○…打っては４番井上智聡主将（３年）がチームを引っ張った。２回に中前打、７回に中越え三塁打といずれも先頭打者で出塁。全２得点のホームを踏んだ。「先頭で出塁したら、何とかなると思っていました」。福井商戦では４打数無安打とカヤの外。「試合前の花見がいい気分転換になった」と小林監督に感謝していた。

　＜浪速２―１小松島＞　浪速が小松島との接戦を制して初のベスト８進出を果たした。浪速は１―１の同点で迎えた７回、先頭井上が左中間三塁打を放ち、阪田の中前打で勝ち越し。６回途中からリリーフした岸本が小松島の反撃をかわして逃げ切った。

センバツの後で浪速の事を色んな掲示板で褒めちぎっていた
浪速研究家と同一人物とみた。
違ったら浪速のファンには変なやつ多いって事か？
アホくさいのでsage

PL問題から浪速高校を考える　投稿者：浪速OB 　投稿日： 7月 2日(月)00時56分10秒

PL学園のイジメ、暴力事件問題が取り沙汰されている昨今。PL学園に限らず、野球の強豪校ではそういう事は日常茶飯事だという噂も耳にします
私は中学・高校の計６年間浪速に在学しましたが、浪速高校ではそのような事は全くありません。
誤解している人も多いかも知れませんが、浪速高校がPL学園、上宮、関西創価、大阪桐蔭等の野球の強豪校同様に
進学校である事には変わりありませんが、それらの学校と大きく違う点は、決して学校全体を挙げて野球その他の
スポーツに力を入れているわけではないという事です。一応浪速高校にもスポーツ推薦があります。
しかし、他校と違い、これはそれほど大っぴらに行われているわけではなく、筆記試験の結果
、最低限浪速高校での授業についていけると認められた者しか入学を許可されなせん。
さらに入学後も他の生徒と同様に授業、補習、テストを受け、勉強面における優遇措置は一切ありません。
例えば、現在巨人で活躍している元木大介選手は高校進学時、浪速の推薦試験を受験しました。
しかし、あまりにも学力が無いため、浪速への入学は許可されませんでした。
PL学園を始め、野球の強豪校の中には野球部員は午前中しか授業を受けず
、午後からは野球部専用グランド等、恵まれた環境の中で練習を始める、といった状況もあります。
それに対し、センバツで史上２人目の３打席連続２塁打という記録を始め、
２年生ながら浪速高校のベスト８の大きな原動力となった、大引啓次選手は週２回７限授業のある英数コースに所属しており
、さらにそこでトップクラスの成績をキープしています。僕は週３回７限授業のある理数科に所属していましたが、
同じクラスに野球部員が２人おり、さらにそのうち１人はベンチ入りしていました。
また、なにより野球部員は小林監督を単に野球の監督としてではなく、人生における善き先輩として尊敬しており、
さらに小林監督も本当に選手を信頼しています。僕の中学時代からの友人で野球部員だった子は
、小林監督に多大な影響を受け、小林監督の担当である地理の教員、野球部の監督になる夢を持って、
大学で頑張っています。週２回、それもバッテイング練習が思いっきりできないぐらい狭いグランドしか使えない浪速高校が、
これほどまでに激戦地大阪で活躍できるのには、こういった背景が根底にあり、さらに小林監督が環境のハンディを乗り越えるため、
日本の高校チームとして初めて取り入れたメンタルトレーニング、スポーツビジョントレーニング、コーディネーションの成果です。
この成果に関しては、現在発売中の「報知高校野球７月号」の３８、３９ページにチームビルド研究所という所が、
[実戦スポーツビジョン・浪速高校の場合]と称して、センバツでの実証を元に図を交えて特集記事を書いています。
さらに特筆すべきは、１４７〜１４９ページに「私の高校野球」と題する、小林監督自ら書いた記事に、
小林監督が就任した昭和５５年以来、浪速高校硬式野球部がいかにして、他の強豪校と肩を並べるに至ったか、ということが載っています。
高校野球に多少なりとも興味をお持ちの方には、ぜひ読んで頂きたいと思います
。僕は中１、高１の２回に渡って小林監督の授業を受けましたが、本当に知的興奮を味わえ、大変おもしろい授業でした。
卒業した今でも、小林監督改め、小林敬一良先生のことは心から尊敬しています。

[222] 　センバツでベスト８進出！　浪速高校・小林敬一良監督から電話を頂きました。
投稿者：スポーツライター 投稿日：2001/06/29(Fri) 11:17
世の中は明らかに動き始めている。神様は、本気で風を吹かせようとしている。春のセンバツ、
　　浪速高校の躍動を見て、僕はそれを心強く確信しました。準々決勝では惜しくも宜野座高校に
　　敗れた浪速高校ですが、その戦いぶりは改めて高校野球の魅力で僕を震わせてくれました。
　　監督が選手を尊敬し、選手の感性を羽ばたかせて喜んでいる。初戦の福井商戦、３番打者を
　　敬遠して、前の打席でホームランの打った４番打者との勝負を選んだ。その意図を試合後に聞
　　かれて、「バッテリーの判断に任せました」と小林監督は言った。たぶんそんな答えを一切想定
　　していなかったNHKのアナウンサーは戸惑ってもう一度同じ質問をした。「だからあそこはバッテ
　　リーの判断に任せました」、憮然とした顔で小林監督は繰り返した。予定調和のスポーツ・ジャー
　　ナリズムがもう追いつけない流れが巻き起こっている、それが痛快だった。
　　「甲子園の舞台で、実際にグラウンドで戦っている選手の方が研ぎ澄まされて、緊張がもう昇華
　　しているような状態やった。そういう選手たちの感性を私が邪魔してはいけないと思ったんです」
　　甲子園が終わってすぐ頂いた電話で小林監督はそう言った。すごくよくわかる、でも、そんな当たり
　　前のことを痛烈に感じ、選手に感動し、監督である自分を放り出して選手に託しきれる高校野球の
　　監督がいままでに何人いただろうか。神様は２１世紀最初のセンバツで、こういう監督に脚光を与え
　　た。うねりが来ている。来週、大阪で一晩、センバツの詳細を聞かせてもらう予定。いずれ、どこかで
　　お伝えできると思う。　　

>>1
オマエ、前にも同じスレを立てて即死してたろ（ｗ

覚えてるでぇ〜

>>1
君がコレとそっくりの馬鹿スレを作ったのをよく覚えてるよ（ﾜﾗ