インターネットは新しく、活字媒体は古いかもしれないが、ネットの住人にはコンピュータから抜け出て、たまには外の空気を吸ったらどうだと言いたい。実際の野球を見ろというだけでない。表現者としての可能性を、たとえば「ナンバー・スポーツノンフィクション新人賞」のようなハードルに向かって試してみたらどうだろう。
人を批判するのはいいが、自分が批判されるのは嫌だという人間が多いと思う。だからコンピュータの穴蔵の中に入り込んで、対面しないのをいいことに無責任な批判を匿名で流し続ける。それはホント、格好悪い行為だ。
僕は01年はこれまで以上に足繁くグラウンドに足を運び、好素材のアマチュア球児を探していくつもりだ。主観を廃し客観的な判断を徹底し、映像は提供できないが、言葉だけでいろいろな媒体で発表していこうと思っている。もちろん、ネットにも今年以上に関わっていく。これは戦線布告である。
http://www.so-net.ne.jp/baseball/koseki/20001225.html