精神論、根性論は本当に最低・・・・・・・・6
http://log soku.com/thread/uni.2ch.net/soc/1321987252/12-13
12 : 名無しさんの主張[sage] : 投稿日:2011/11/23 07:08:32 ID:???
中原英臣(医学博士)/健康【狂】時代『週刊新潮2007.4.12』
今年も新学期が始まりました。
中学や高校に進学した新入生にとって、
最も楽しみなことの一つは部活を選ぶことでしょうが、
運動部を選ぶ時は気をつけないといけません。
理由は簡単で、部活の指導者のほとんどが単にサッカーや野球が
好きというだけの社会や国語の教師だからです。
スポーツ医学やトレーニングの知識の足りない指導者に限って、
根性や礼儀といった精神主義を重視し、
体が痛いからといって部活を休むなどとんでもない、
ということになります。
効果的な練習は1日1時間半を週3回もすれば十分
というのがスポーツ医学の常識で、
それ以上の練習はむしろ危険とされています。
それなのに、部活で1日2時間の練習を
週6日もしている学校がたくさんあります。
そのため部活でスポーツ障害になる生徒が後を絶ちません。
例えば、オスグッド病になったことがある中学高校の
サッカー部員は20%もいるというデータがあります。
>>617の続き
13 : 名無しさんの主張[sage] : 投稿日:2011/11/23 07:09:35 ID:???
オスグッド病は骨が完成していない
10歳から15歳の男の子に多発する
「オーバーユース症候群」と呼ばれている病気です。
軽いオスグッド病なら膝を動かさず安静にしていれば
3カ月ほどで治りますが、
そのまま放置すると手術が必要になります。
また、サッカー部員に多い中足骨の疲労骨折は、
軍隊の行軍中に多発したので
戦前は「行軍骨折」と呼ばれていました。
部活の世界には軍国主義の亡霊が復活しているのです。
野球の部活では「リトルリーグ肘」とも呼ばれる
「野球肘」があります。
野球肘になると肘が曲がったままになり、
野球どころか日常生活にも支障が起きます。
部活がスポーツ医学とは無関係という最大の見本が、
真夏の甲子園で2時間以上もプレーさせ、
投手が3連投することも珍しくない高校野球です。
少しでもスポーツ医学を知っていれば、
夏の高校野球が異様であることはすぐにわかります。
中原英臣(医学博士)/健康【狂】時代『週刊新潮2007.4.12』
ドイツ通信 〜夢をリアルに〜
山下 喬
1984年12月22日生まれ。滝川二高サッカー部に所属。2003年に卒業後、ドイツサッカーへの挑戦を決意。2005−2006シーズンより、ブンデスリーガ『1.FSV Mainz05』2軍チームに引き抜かれ、
攻撃的MFとして活躍するものの契約延長には至らず。現在はドイツ5部チームに所属し、夢のブンデスリーガをめざして奮闘中。
■練習量 2007.6.12
僕の高校のサッカー部の練習量はなかなか多かったと思います。
毎日、授業が終わってから平均でも3時間、多いときには5時間も練習していました。
それでもあのころはただサッカーがうまくなりたくて、練習をすればするほどうまくなると思っていたので、授業後の練習に加え、さらに自主的に朝練もやっていました。
そんな僕がプロサッカー選手を目指しドイツへ来て、初めてのチームになったのが、皆さんにもお馴染みのワッテンバッハだったんですけど、このチームの練習はたったの週2回だったんです! そして練習時間は1時間半ほどで、絶対に居残り練習などはしない。
(本当はこれくらいの時間がいちばんいいんでしょうが、高校のころもっと長い時間練習をしていた僕はすごく短く感じていました)
それを聞かされた僕はびっくりしてしまい、「プロを目指してドイツに来たのに週の練習がたったの2回しかないってどういうこと!?」とチームを紹介してくれた人に怒ったこともありました。
その後ドイツでサッカーを続けているうちにわかったんですが、ドイツ5部リーグくらいのチームでは、週2回の練習はそんなに珍しいことではなかったんです。
上のリーグを目指している5部リーグ所属のチームでも、週3、4回という練習量。なので、リーグ残留を目標にしていた僕のチームは、週2回でも、他の選手からすれば別に少ない練習量ではなかったんです。
練習時間にしても、ドイツのプロ選手たちも1日1時間半から多くて2時間というもので、そんなに長くありません。
でもよく考えてみると、僕の高校時代の練習量とドイツのプロ、アマチュア選手の練習量を比べること自体間違っていることに気づいたんです。
若い選手はもちろんサッカーがうまくなりたいし、がむしゃらに練習したい。
でもチームの監督としては、選手個々の成長ももちろん考えているけど、それと同時にコンディションを保つことや、チームの戦術を確立していくということも考えてトレーニングをしていかなければならない。
ということは、その時点で練習の目的も大きく変わってきているんですよね。
こんな簡単なことに気づくまで僕は1年以上も時間が必要でした。
まだ何もわかってなかった僕は、皆につたないドイツ語で「なんで皆もっと練習しないんだ!? もっとうまくなりたくないのか!?」なんて激しくいっていました。
チームメートからしたら「あいつ何いってんだ? 頭おかしいんじゃないか」というふうに思っていたに違いありません(笑)。
じゃあドイツの高校年代の選手達はどういう練習をしているのか? と疑問に思い、僕の友達にユースチームのときの練習回数を聞いたら、週3回で、時間はやっぱり1時間半程度。
それでもそのチームからはたくさんのプロ選手が生まれています。
うーん、やっぱり練習量よりも練習の質ということなのか!?
でも僕の高校からも多くのプロ選手が出ているのも確かで、やっぱり高校時代のあの練習は無駄ではなかったと思ってしまう。
難しい問題なので簡単に答えを見つけられずに、今も自主トレに励んでしまう自分がここにいるのですが。
サッカーが大好きで、ついつい練習してしまうということにしておきます(笑)。
それではまた!
喬
http://www.soccerstriker.net/html/worldsoccer/t_yamasita/wsb_02tue_t_yam_070612.html
スポーツの研究・解説
http://www.geocities.jp/fghi6789/sports.html (最終更新日:2012/03/03 )
精神主義、根性論、封建的な上下関係などに支配された古いスポーツ界の批判と共に勝つためにはどうすればよいか参考になりそうな事例も挙げました。
1. スポーツ全般
1. 日本特有の問題点
練習のための練習 上下関係と勝敗
2. 武道・格闘技
本末転倒の精神修養論 無意味な最強格闘技論争
3. 役に立つ格言(武道家やスポーツマンの言った言葉の中で好きなものを挙げてみました)
技術のないところに根性論がある(芦原英幸)
2. 野 球 解 説
1. 独特な用語の意味
野球放送でよく聞くが詳しい説明のない独特の語の意味
引っ張る・流す詰まった当たりボテボテのゴロ(近日掲載予定)伸びのある球
2. 作戦に関する素朴な疑問
不親切なプロ野球解説者に代わり作戦の意味を解説する
投手と打者の左右の相性(例:なぜ左投手には右の代打?)2−3で自動スタート
3. 野球評論家
予想が当たらない理由 江本孟紀 広岡達郎 桑田真澄(高校野球批判) 張本勲(対江川紹子論争)
4. プロ野球
メジャーリーグ方式導入の功罪 中日ドラゴンズ落合博満監督は名監督か 広島東洋カープの課題 広島東洋カープブラウン流意識改革 叱らない名将渡辺久信西武ライオンズ監督 メジャーに適応できない松坂大輔投手の課題 メジャーに溶け込んだ黒田博樹投手
スポーツの研究・解説
http://www.geocities.jp/fghi6789/sports.html (最終更新日:2012/03/03 )
精神主義、根性論、封建的な上下関係などに支配された古いスポーツ界の批判と共に勝つためにはどうすればよいか参考になりそうな事例も挙げました。
3. 2008年北京オリンピックの総括
未だに根性論と猛練習至上主義から脱却できない日本のスポーツと今後の対策について
1. 根性論
朝日新聞の根性論 植田ジャパンの根性論
2. 星野ジャパン騒動
星野仙一監督のお粗末な実態 ハングリー精神
「桑田真澄公式ブログ」
2009年3月10日
気が付く
友へ
おはよう!
元気ですか?
僕は、読書、読書、勉強、勉強の毎日で、少し目が疲れ気味です!
体を使う野球の練習も疲れるけど、脳を使う勉強も疲れるよね。
今、WBCが、すごく盛り上がっているね。
先日も、解説で韓国戦を観てきましたよ。
どこの国が勝ったとか、誰が打ったとかは、興味ないけど、
投手の球数制限やコールドゲームなどのルールが気になったね。
特に投手の、70球という球数制限。
WBCを観ていた、日本の野球指導者に、
勝った負けたよりも、ぜひ、「気が付いて」もらいたいね。
体力、精神力、技術を兼ね備えたプロの投手に、
70球以上投げてはいけないと言っているんですよ。
それなのに、体もできていない成長期の小学生、中学生、高校生、大学生に、
練習や試合で、100球、200球と投げさせている指導者が、何と多いこと。
この現状は、とても恐ろしいことだよね。
勝利至上主義以外、何物でもないよね。
学生時代は、育成が大切なのに、どんなことをしてでも勝つことしか考えていないん
だよね。
子供の将来なんて、何も考えていないんだよ。
そんな指導者に、子供を預けている親は、恐ろしいことをしているよね。
安心して子供を預けられる指導者は、どこかにいないのかね?
いるのなら、教えてほしいですよ。
日本中、何百というチームを見てきたけど、
子供達を怒鳴り散らしている指導者ばかり。
怒鳴らないと理解してもらえないほど、私には指導力がないんですと、
周りに言っているようなもんだよね。
そんなことも、わからないのかね?
恥ずかしいというか、あまりにもひどすぎるよね。
そりゃぁ、叱らなければいけない時もあるよ。
でも、試合中、練習中、最初から最後まで、怒鳴ることないよね。
その情熱は、素晴らしいと思うんだけど、方向が間違っているよね。
それだけ情熱があるのなら、もっと勉強して知識を身につけるべきだよね。
もっと怖いのが、知識はあるけど、その知識を間違って使っている指導者だよね。
どちらのタイプの指導者にも、
他人の大切な子供を預かるんだから、最低限の知識を身につけ、
知識があるのであれば、正しい方向に使ってほしいよね。
このことを、声を大にして、お願いしたいし、そろそろ「気が付いて」ほしいね。
何度も言いますけど、
ボランティア精神で、子供達を指導する熱意は、本当に素晴らしいですよ。
でも、熱意だけでは指導してほしくないし、
安全対策や怪我予防などにも、最善の注意を払わなければいけないんですよ。
また、学生は、勉強もしなくてはいけないんですよ。
一日中練習して、寝る時間もなくて、どうやって勉強するのですか?
ダラダラと長時間、意味のない練習をしている時間があるのなら、
効率的、合理的な練習メニューを考え、
短時間集中型の練習をして、残りの時間を勉強や遊びに充てるべきですよ。
成長過程で、学生時代の勉強と遊びは、大切な要素なんですよ。
何事も、バランスが大事なんですよ。
トレーニング、栄養、休養のバランス。
野球、勉強、遊びのバランス。
それに、人間は、溜め込むことはできないんですよ。
投げ込み、打ち込み、走り込み。
すべて迷信です。
「気が付いてください」
昔を思い出してください。
投げ込みして、何が溜まりましたか?
走り込みして、何が溜まりましたか?
打ち込みをして、どうでしたか?
溜まったのは、疲労だけではないですか?
そんなに身体に負担をかけなくても、
少しずつ、コツコツと積み重ねていけばいいじゃないですか。
食事だって、3食毎日食べるから健康でいられるんでしょ?
一度に1カ月分食べると体壊れますよね。
考えてみてくださいよ。
自分だって6時間も7時間も、集中して練習できないでしょ?
試合で、毎打席ヒット打てないでしょ?
いつも、完封できないでしょ?
エラーだってするでしょ?
プロ野球選手だって、エラーするし三振するし、ホームランだって打たれるんだから。
子供達が、そうしたって当り前じゃないですか。
何で怒るんですか?
怒鳴るんですか?
その前に、ミスしたプレーを分析し、解説してあげるべきですよ。
そして、次は、どうしたらいいのかを教えてあげるべきですよ。
そう思いませんか?
僕の考えは、甘いですか?
少年時代、練習に行って殴られなかった日は無いくらい、怒られ殴られた。
朝から晩まで練習するのが当たり前の時代、
真夏でも水を飲めなかった時代だ。
耐え切れず、トイレの水や雨上がりにできた水溜りの水を飲んだ経験もある。
甲子園でプレーさせて頂き、ジャイアンツで、そしてメジャーでも投げさせて頂き、
野球というものを、ある程度は、熟知していると思う。
そんな経験をしてきた僕が、今の日本の野球指導者にお願いしたいことです。
厳しい言い方かもしれないけど、
「気が付いてください」「気付いてください」よ。
自分に甘くそして、優しく、子供達に厳しい指導者は要らないですよ。
たばこを吸いながら、ミーティングをするのは止めて下さいよ。
練習中に、煙草すら我慢できない弱い人に、何が指導できるんですか?
昼食に、ビールなど、アルコールを飲んで練習するのはよくないですよ。
夜まで、アルコールを我慢できない自分に甘い人が、子供達に何を指導するんですか?
不思議ですよね?
子供達を指導する前に、誰かに指導してもらってください。
なんか、終わらなくなってきたよ。
もう、家を出る時間なので、今日は、これで終わりにします。
最後に、
素晴らしい指導者も沢山いると思います。
僕が知らないだけで。
そう願っていますし、そうであって欲しい。
WBCの話からだいぶん離れましたが、
指導者としての、最低限のマナーや知識は、身につけてほしい思いから書きました。
厳しい言い方かもしれませんが、
子供達のために、僕たち大人が率先して行動に移してみませんか?
その姿勢を見せていきませんか?
今までは、どうでもいいんですよ。
大事なのは、これからです。
人は、いつからでも、どこからでも、何度でも変われるんですよ。
やり直してみませんか?
落ち着いたら、指導者について、本を書こうと思う。
興味があったら読んでみてください。
いつになるかわからないけど・・・
それでは
「精神論、根性論は本当に最低・・・・・・・・6」
108 : 名無しさんの主張[sage] : 2011/11/28(月) 19:16:27.82 ID:???
桑田真澄「猛練習に根性論・精神論はよくない」
http://log soku.com/thread/hatsukari.2ch.net/livejupiter/1320918417/
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【桑田真澄】
読売ジャイアンツ所属の投手。
野球に取り組む真摯な態度によって、彼を模範とするプロスポーツ選手も多い。
高校球児の憧れの存在で、新人選手の目標とする選手に多くあげられる。
634 :
代打名無し@実況は野球ch板で:2014/07/15(火) 06:46:47.89 ID:W0CRvEAN0
過去スレ( 実質パート1 )より転載
http://log soku.com/thread/uni.2ch.net/base/1327496873/100
100 : 代打名無し@実況は野球ch板で : 2012/02/17(金) 10:27:34.99 ID:SsYbTTo50
桑田は球界の嫌われ者のようだ。それを象徴する“事件”が昨年6月、全日本大学野球選手権の開会式であった。
30万円のギャラで桑田が講演を行った。プロ出身の監督も参加していたが何人かは、
「桑田の話なんか聞けるか」
と講演前に退席した。最後まで聞いた監督の多くは、
「(高校や大学の)練習時間が長いだの、合理的じゃないだのと言ってたが、こっちはいろいろ考えてやってるんだ。
一度も選手を指導したことがない桑田にそんなこと言われたくないよ」
桑田は現役引退後、早大大学院に入学。スポーツマネジメントを学んだそうだ。それを鼻にかけて、偉そうなこと
を話していると受け止められたのである。
635 :
代打名無し@実況は野球ch板で:2014/07/15(火) 06:52:33.33 ID:W0CRvEAN0
『サラリーマンの金太郎日記』より
桑田真澄氏(元ジャイアンツ)が中学野球の育成3か条を熱弁
桑田真澄氏が中学野球の育成3ヵ条を講演会で熱弁。
元読売ジャイアンツの桑田真澄氏は、11月末に中学硬式野球のボーイズリーグの特別アドバイザーに就任しましたが、12月20日に行われた「ボーイズリーグ関東ブロック指導者研修会」の講演会で、中学野球の育成について語りました。
集まった約250人のボーイズリーグ関係者はみんな熱心に聞き入っており、桑田氏への質疑応答も相次ぎ、講演会は予定時間を20分もオーバーする大盛況となったようです。
熱のこもった講演会の終盤に、桑田氏は「ぜひこの3つを指導者の方々にはお願いしたい」と切り出し、中学野球育成3か条について言及しました。
桑田氏によると中学野球の育成3か条は次のとおり
1.ヘッドスライディングの禁止。
特にファーストへのスライディングをやめる。
ファーストはヘッドスライディングするよりも駆け抜けた方が速いと昔から言われていますが、実際にタイムを計るとやはり駆け抜けたほうが速いそうです。
大事ことはセーフになることで、根性だ、ファイトだという時代ではないのであって、成長期の肩まわりにけがをするようなことは避けるべきとのこと。
2.ヤジの禁止
マウンド上のピッチャーをベンチから全員でヤジる行為など、一人の選手を、試合に出ていないスタンドの選手まで一緒になってヤジっている行為は、卑怯(ひきょう)極まりない行為。
にもかかわらず監督やコーチなど指導者が率先して選手にやらせているようなチームもあります。
ヤジっても上手にはならないし、醜いだけとのこと。
3.失敗していい―と指導者が選手に伝えること
ミスをしてもやるべきことをやって(やろうとして)のミスだったら、決して怒らず、そのプレーで良いと励ましてほしい。
勝つことは大事だけど、中学野球はプロじゃないんで、ミスがあっても指導者は感情で怒ってはダメ。
ただ、やるべきことをやっていない時は、甘やかさずに、しかるべきとのこと。
どれも、納得ですね。
636 :
代打名無し@実況は野球ch板で:2014/07/15(火) 06:54:07.34 ID:W0CRvEAN0
どれも、納得ですね。
ヘッドスライディングは桑田氏の言うとおり、とても危険な行為です。
PL学園の先輩である清水哲さん(実は私の中学校の一学年下なのです)が、大学での試合中、ヘッドスライディングで頸椎損傷の大怪我を負い、
選手生命だけでなく、一生障害を背負うことになったことは、桑田氏にとってもショッキングな出来事として心に焼き付いているはずです。
(私もそれを聞いたときは、大きな驚きとショックを受けましたから…)
ヤジもしかり。
時々、ここのチームはいったい何を教えているのか?と疑いたくなるようなチームや指導者がいますよね。
野球さえ上手ければ、勝てさえすれば良いという考えで、中学野球の大きな柱である、健全な精神(魂)と肉体を育むということを忘れているのでしょう。
ミスを叱ることも同感です。
息子が少年野球で全国大会に出場したときに、ある強豪チームの監督が、ミスした選手を蹴飛ばしたり、殴ったりするのを見ました。
いくら全国で優秀な成績を収めているチームでも、私はあんなチームに息子を入れたくはありません。
あれは、厳しさでもなく、鍛えているのでもなく、ただ単に監督が自分の思い通りにならなかったことへの怒りだけだったからです。
それを受けた、小学生はどれほど傷つくことでしょう。
強いチームにありがちな、天皇さんのような監督でした。
中学野球のチームでも、チラホラ見かけますよね。
桑田氏の話を知って、久々に嫌なことをいくつか思い出してしまいました。
指導力のある、子供のことを考えた、本当の意味での指導者がたくさん育ってほしいものです。
637 :
代打名無し@実況は野球ch板で:2014/07/15(火) 07:03:04.58 ID:lwsWzIsY0
「ベースボールと野球道」 玉木正之 ロバート・ホワイティング 共著
日米間の誤解を示す400の事実
似て非なるもの ベースボールと野球。
公園の芝生の上で楽しまれたベースボールが日本では人格練磨の苦行。
深い溝に隔てられた日米の野球文化事情を微に入り細を穿って徹底比較。
・日本人選手は“精神力”を重視する。が、アメリカ人プレーヤーは“集中力”を重視する。
集中力とは、精神を集中して自分の持てる力を出そうとするものであり、精神力とは、精神を集中して自分の持てる力以上のものを出そうとするものである。
すなわち、精神力のほうが集中力よりも、多分にオカルティック(神秘的、超能力的)である。
精神力は、千本ノック、山ごもり、その他の訓練(練習)によって鍛えることができるものと信じられてるが、集中力とは、バッターボックスに入ったとき、マウンドに立ったとき、あるいは守備について構えたときの問題であり、基本的にトレーニングとは無縁のものである。
が、日本人が“集中力”を話題にするときは、“集中力をつけるための訓練”といった具合に、必ず“練習”の重要性が入り込む。
アメリカ人プレイヤーのなかにも、“ゲーム・フェイス”(試合中の顔=それが厳しい顔つきになっていること)を重視するプレイヤーがいる。
が、それは日本人選手のいう“精神力”と、基本的には同じことを意味している。