【ふじふじ】藤浪晋太郎 part23【やっほい】

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386代打名無し@実況は野球ch板で
森のインタビュー
http://www.hb-nippon.com/interview/1173-intvw2014/6648-20140314no177

この1学年先輩の藤浪をリードするとき、森はこんなことを考えていたという。

「藤浪さんの真っ直ぐはシュート回転するので右打者のときは怖くてあまり内角に構えることができなかったんですが、左打者のときは指にかかったボールがくるので内角は使うようにしていました」

数少ない弱点、インステップにスリークォーターの腕の振りが重なって藤浪のストレートはシュート回転していたのだが、森が「右打者のときは怖かった」というほど外角一辺倒ではなかった。
2012年選手権の準決勝、明徳義塾戦では、右打者への内角ストレートは。
スピードガンの数字が一番高かった。
ある日の取材で藤浪は内角球について次のように答えてくれた。

「1球(内角球を)見せてしまえば。2ストライク目にそれを投げてしまえばこっちのものなんで」

「1球(内角のイメージを)焼きつけてしまえばスライダーが生きてくるんで」
「投げる必要があれば(内角球は)投げるべきだと思います」

いずれも「ピッチャーの基本はアウトローだと思う」という信念を前提にした内角球だが、この攻撃的精神はさすが甲子園の春、夏を連覇する投手だと思った。そして同時に、内角に構えられる森の意識の高さにも感心した。

「自分も内ばっかり放られると嫌ですし、そういうのもあって内は苦手なバッターが多いので、内に放れるピッチャーというのは有利かなとは思います」

これは森の言葉である。