ハム稲葉兼任コーチが選手で世界一目指す
ttp://www.nikkansports.com/baseball/news/p-bb-tp0-20121124-1051027.html 「コーチ」が「選手」として世界一を目指す。日本ハムの来季1軍コーチングスタッフが23日、発表され、稲葉篤紀外野手(40)がコーチ兼任となることが決まった。
侍ジャパン山本浩二監督(66)の信頼度も高く、来年のWBC出場メンバー入りの可能性もあるが、その場合、球団は快く送り出す方針。
選出されれば、所属するチームでコーチの肩書を持つ人物が、選手として世界の舞台に立つことになる。
コーチを兼任していても、“侍戦士”として国際舞台へ送り出す。兼任コーチとなった稲葉が、WBCメンバー入りする可能性があることについて、
日本ハムの山田GMは「コーチ専任というわけではないので。選ばれれば、出場することに支障はない」と、仮に選出された場合は快く送り出す方針を固めている。
来年3月に行われるWBCへ向けて、侍ジャパンは各球団がキャンプ中の2月中旬に代表合宿をスタートさせる。
国際経験豊富なベテランとして、本大会出場メンバーの有力候補のひとりである稲葉だが、コーチ兼任となったことで、
日本ハムにとっては大事な主力選手に加え、指導者までもがいったんチームを離れるという事態になってしまう。
だが、比重はプレーヤーとして重きを置いており、球団幹部は「(チームの)コーチミーティングに出るのも、時と場合に応じてということになる。
そういう(コーチの肩書があるからWBCを辞退する)ことにはならない」と話した。