■オリックス・岡田監督、今季限りで退任■

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94代打名無し@実況は野球ch板で
佐藤コーチ 虎に激辛エール

 阪神・佐藤義則投手コーチ(50)、金森栄治打撃コーチ(47)が14日、甲子園球場内の球団事務所を訪れ、
球団から来季の契約を更新しないことを通告された。
佐藤コーチは「監督のいいなりではダメ。コーチがものを言えるような環境にならないと」と話すなど、岡田阪神に最後の苦言。
“激辛エール”でタテジマ生活に別れを告げた。
 のど元をふさいでいた堤防が、事務所を出た瞬間に決壊した。虎を愛している―。だからこそ、決別にあたり、言わずにはいられなかった。

 「オレは教えるだけ。何もしてない」。佐藤コーチが、岡田阪神での1年を振り返った。選手の起用方法で、指揮官とコーチの意思にズレがあった。
各コーチが、それぞれのセクションを一任された星野政権とは、どこか違っていた。監督からの指示も、すべて中西投手コーチ経由で告げられたという。

 たとえば継投。「次に投げさせるピッチャーを聞いても『攻撃中だから分からない』。ブルペンで投げてないピッチャーの名前が急に出てくることもある」。
佐藤コーチの苦言は、首脳陣の問題だけにとどまらない。

 エース井川についても「練習や試合だけじゃダメ。もっとチームの輪に入っていかないと。自分さえよければいいではダメ」とし、
さらに投手陣全体にも「仲良し集団で厳しさが足りない。新人でも10年選手みたいなのがおる」と一喝した。

 「ベテランがいるうちに若手を育てられた。やり残したことはあるけど」。久保田、三東、杉山、筒井…。次代を担う投手が次々と芽吹いたことを収穫に挙げた。
来季は故郷・北海道で、日本ハムの投手コーチとして、その手腕を振るうことが濃厚だ。

 苦言の数々を伝え聞いた野崎球団社長は「4位で課題がなければおかしいでしょう。どんな意見でも私はウエルカムです」。猛虎の台所を預かった3年間。
料理長が残した激辛エールは、必ず覇権奪回へのレシピとなるはずだ。

(デイリースポーツ)
http://www.daily.co.jp/baseball/2004/10/15/146772.shtml
95代打名無し@実況は野球ch板で:2012/10/02(火) 02:01:01.00 ID:EjKB2IJE0
佐藤コーチが岡田阪神をバッサリ「厳しさが足りない」(サンケイスポーツ)
http://www.sanspo.com/tigers/top/tig200410/tig2004101504.html

今季限りで退団する阪神の佐藤義則投手コーチ(50)が15日、甲子園球場内の球団事務所を訪れ、
あいさつを行なった。
ここで岡田阪神2年目へ激辛口調で提言。「チームに厳しさが足りない」「コミュニケーション不足」と、
チーム再建の期待も込めて痛烈に批判した。
15日にオーナー報告を行なう岡田彰布監督(46)にとって厳しい置き土産となった。
96代打名無し@実況は野球ch板で:2012/10/02(火) 02:04:23.42 ID:EjKB2IJE0

最後にどうしても言いたかった。40歳でノーヒットノーランを達成するなど、かって“鉄人”として
数々の修羅場をくぐり抜けてきた。その男の目に映った今季の岡田阪神の姿を、あえて公言した。

「全般的に(投手陣も)仲はいいんだけど、厳しさがちょっと。球団が選手に配慮し過ぎている。
新人も10年選手みたいな感じ。去年はそんなことなかったけどな。もっと厳しさや、上下関係が必要や」

退団が決まり、この日、球団事務所へ最後のあいさつに訪れた。
報道陣に囲まれた佐藤投手コーチが“厳しさが足りない”とバッサリと岡田阪神を斬り捨てた。

星野監督の1年目から一軍投手コーチに就任して3年間、虎投を預かってきた。
岡田監督が就任した今季、コーチ陣も大幅に刷新されたが、昨年までと岡田新体制の両方を知る
数少ないコーチの1人。だから“去年までそんなことなかったけどな”と、リーグ優勝した昨年の
星野体制との比較論で、V逸した今季の雰囲気の違いを指摘したわけだ。

むろん、その厳しさを維持できなかった己の反省も込めて、あえて激辛口調で発した岡田阪神への提言。
内容は岡田監督との関係にも及んだ。「向こう(岡田監督)は気を使ったのか、
話は中西(投手コーチ)経由できた。去年までは(投手陣全般を)任されていたから、
やりがいあったけど…。今年は練習を見るだけ。今年は何もしてない」。先発ローテ、
または継投すべて監督が最終決定するのは「方針」だとしても、その過程での自分との
コミュニケーション不足を強調した。

今季の岡田内閣は、参謀不在、または“鬼軍曹”がいないことが優勝からBクラス降下への原因の
ひとつとも言われている。だから、来季こそ指揮官に苦言を呈する勇気を持て!
佐藤コーチは来季首脳陣にも物申した。

「(最後は)監督が決めるから仕方ないが(継投とかにしても)そこで“じゃあ、こうです”と
言ってやれるようにせないかん」。捨て身の助言を期待するが、最後にポツリと「無理だろうな。
言うこと聞かんもん」。絶望ともとれるニュアンスで締めくくった。

後ろ指を差されるのも覚悟の上で、あえて厳しく提言して去っていった佐藤コーチ。その言葉の重みは、
決して無視できない。
97代打名無し@実況は野球ch板で:2012/10/02(火) 02:07:29.37 ID:EjKB2IJE0
岡田強烈コキ下ろし「監督が性格変えないかぎりダメ」
退団の佐藤投手コーチ

 今季限りで阪神を退団する佐藤義則投手コーチが14日、岡田監督に強烈な最後っペ。「このままでは低迷時代に戻ってしまうだろう」
と辛辣(しんらつ)に批判した。

 甲子園球場のロッカーに行ったところで、夕刊フジの直撃に再びほえた。

 「自分の気心知れたコーチを集めているから“仲良し内閣”なんていわれてたが、オレはそう思わなかった。
みんな二軍監督時代からの付き合いだから、監督の『自分を曲げない性格』を知っているよ。ただ、(歯向かうと)この世界で生きていけないからな」。
仲良し、一枚岩どころか、バラバラの状態だったというのだ。

 岡田監督がコーチを選手の面前で叱り飛ばすことが嫌だったという。「ロッカーで言えばいいこと。これではコーチも選手に教えにくくなる。
第一、首脳陣が選手に舐(な)められてしまう」。

 さらに、後任には岡田監督とは現役時代から親交のある近鉄・久保投手コーチが入閣予定だが、「監督が性格を変えないかぎり無理やろう。同じことの繰り返し」とバッサリだ。
クビになった腹いせに球団批判して去っていったコーチはいるが、矛先を監督に向けるケースは珍しい。よほど腹にすえかねての“直言”ともいえそうだ。
(夕刊フジ)
http://www.zakzak.co.jp/spo/2004_10/s2004101505.htm