ハム中田、崩されてもフェンス直撃二塁打
ttp://www.nikkansports.com/baseball/news/p-bb-tp0-20120323-921728.html <オープン戦:日本ハム5−3ソフトバンク>◇22日◇札幌ドーム
頼れる主砲が試合の主導権をすぐさま奪い返した。1点を先制された直後の1回2死三塁。
日本ハム中田翔内野手(22)が外角低めの変化球に必死に食らいついた。「(体勢を)崩されてちょっと詰まりましたけど、しっかりとボールをとらえることができました」。
打球はグングン伸びて左翼フェンスを直撃する同点適時二塁打。
続くスレッジの中越え適時二塁打も誘発し、一気に逆転という展開を作り出した。
栗山監督の信頼感も日に日に増している。「アウトのなり方が良くなっているよね。
ファウルの打ち方や、下半身を使ってバットを振るのを止めたり。ああいう状態を、どう1年間続けられるかだと思う」。
開幕4番を任せるつもりの指揮官も、結果以上に内容を評価。だからこそ調子の波をいかに少なくするか、その1点のみを課題に掲げる。
これでオープン戦は3試合連続打点となった。前日21日にトップタイに躍り出た打点は11となり、スレッジとともにトップの座をキープした。
「チャンスを作ってもらったところで1本出たのも良かった」。シーズンで強力なライバルになるであろう相手に、
本人がこだわる勝負強さを、この日もしっかり見せつけた。【木下大輔】
[2012年3月23日11時5分 紙面から]
打った瞬間は外野フライかと思うような打ち方だったけど、打球の伸びが凄かったな
自主トレからキャンプの筋トレの成果か