横浜DeNAとテレビ局が放映権巡ってひともんちゃく
25日に行われる横浜DeNA―巨人のオープン戦(那覇)。この一戦はDeNAの中畑監督にとって古巣との初対決という好カードだけに、TBSが地上波で生中継するなど、オープン戦といえども注目を集めている。
この中継を巡って主催であるDeNAとテレビ局との間でひともんちゃくあったらしい。さる関係者が声を潜めてこう言う。
「今回の中継の放送権料は2000万円とも3000万円ともいわれている。注目のカードとはいえ、オープン戦としては破格の金額。しかもDeNA側は1億円程度の放送権料を見込んでいたらしい。
最終的にTBSがチームの特番を組んだり、DeNAのCMを入れるなどの条件をのむことで落ち着いたようだ。当初、中継予定だったCS局は放送権料が高いということで撤退した」
DeNAは試合中継の映像については著作権を保有する方針。パのソフトバンクや日本ハムなどと同様の仕組みだ。これまでは親会社だったTBSが放送の著作権を持っていたが、これによって各テレビ局が中継の映像を使用する場合、DeNAに映像使用料を支払う必要が出てくる。
「今後も、DeNAとテレビ局との間でゴタゴタが起きるかもしれない」とは、前出の関係者だ。
日刊ゲンダイ 2012/2/23
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