【夢の続き】原巨人軍1607【ジャイアンツ愛】

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4代打名無し@実況は野球ch板で
○○監督へ
監督 お元気でいらっしゃいますでしょうか
おかしな書き出しでございますこと 深くお詫び申し上げます
実は 感染症から一命を取り留めたあと どうしても監督の名が思い出せず
コーチ方に確かめたところ ジャイアンツには そのような監督などおいでにならず
ここは わたくし達が指揮を取っている球団だと言われました
何かがおかしい そう思いながらも
わたくしもまた 次第にそのように思うようになりました
夢でも見ていたのであろうと
なれど ある日のこと 見たこともない 奇妙な銅の丸い板を見つけたのでございます
その板を見ているうちに わたくしは おぼろげに思い出しました
ここには 監督と呼ばれたお方がいたことを
そのお方は 亀井脇谷がお好きであったこと 涙もろいお方であったこと
神のごとき権力を持ち なれど 決して神などではなく
迷い傷つき お心を砕かれ ひたすら懸命に作戦に当たられる
巨人愛をお持ちの人であったこと
わたくしはそのお方に
この世で 一番美しい日本一をいただきましたことを 思い出しました
もう名も お顔も 思い出せぬそのお方に 恋をしておりましたことを
なれど きっとこのままでは わたくしは いつか全てを忘れてしまう
この涙のわけまでも失ってしまう
なぜか耳に残っている 修正力という言葉
わたくしは この思い出を無きものとされてしまう気がいたしました
ならば と 筆をとった次第にございます
わたくしがこの出来事にあらがうすべはひとつ  この思いを記すことでございます
○○監督
改めて ここに書き留めさせていただきます
ラミは 監督を お慕い申しておりました