【去年の借り】亀井義行応援スレ21【今、返せ!】

このエントリーをはてなブックマークに追加
7代打名無し@実況は野球ch板で
   今回の派遣は2ヶ月半の予定で、簡便なキッチンに冷蔵庫と電子レンジだけが備えられた
   コテージに選手らは全員一緒に寝泊まり。一人当たりの占有スペースは寝返りを打つ事も
   ままならないほどで、ほぼ雑魚寝状態で就寝する。現地での生活費は自分で稼ぐ事になって
   いるため、練習や試合の空き時間には現地選手の副業に参加する形で労働体験を行い、
   そこで稼いだ日当で宿舎近くのスーパーへ食材の買い物にも出かけて自炊を行っている。
   11日のシドニー戦で先発したのは金刃だったが、登板前日は練習後に他の5選手ともども
   近所の農家で農作業をした。農家の人の手ほどきを受け、200坪の畑の草むしりをしたり、
   ジャガイモやニンジンやトウモロコシの種や苗を植えたりした。長時間かがんでの草むしり
   には「腰が痛い」とこぼしながらも懸命に取り組んだ。この他、大きなジョウロを抱えて畑から
   約100mの水場まで何度も往復した。そして夕食はナイターの試合後に焼き飯を調理。
   「正直きついですよ、日本じゃ考えられない。でも来年のシーズンにつながる何かを見つけ
   たい」と苦笑いを浮かべながら、登板直前の昼食も野菜クズを炒めた物を具にしたスパゲティ
   を作った。他の選手たちも「料理はほとんどした事がない」と言いながらも役割を分担して炊事・
   洗濯・掃除などの家事を行っており、中でも亀井は「無心で体を動かすのは気持ちがよかった。
   野球もいいけど農家もいいかな」と笑顔を見せた。
   現地に視察に来た巨人・育成部の松尾英治・統括ディレクターは豪州派遣の目的を
   「武者修行・心身の鍛練」と言う。「こういう厳しい環境で野球をする事も上達につながるし、
   自分で働いて生活するための稼ぎを得る事で『汗を流す』という人間が生きる原点・労働の原点
   と充実感を知ってもらえればと思う。6人はそれぞれ、来季に向けてハッキリした目標がある。
   このワークキャンプを通して人間としても成長してほしい」と期待を込めた。