2011年12球団ドラフトスレpart29

このエントリーをはてなブックマークに追加
493代打名無し@実況は野球ch板で
 数人の指導者から、伝え聞いたのは以下のような声である。
「右投げ・左打ちは体の自然な動きに逆らっている」
「右投げ・左打ちは利き腕が右になるわけですけど、
バットを振る時に使う筋肉とボールを投げる時に使う筋肉は使うところが違う。
ここに無理が生まれる」

前者はごく一般的に言われている理論である。
たとえばキャッチボールは野球の基本だが、右投げの場合、右足に体重を乗せて力を貯え、
体重移動をし、左足で受け止め指先に伝える。この動作はバッティングでも同じで、
指先がバットに変わっただけである。
さらに言うならば、利き腕が右であれば、打球のひと伸びには後ろ手の押しが一役買う。
左利きの左打者でも同じだ。これはごく自然なことである。
これが右投左打なら、利き手が右手だから、後ろ手は押しになってはくれない。
金本のように左手の筋力を意識的に鍛えるという選手もいるが、
野球の基本となる動きとは逆のことをしている、という疑問は的を射ている。
494代打名無し@実況は野球ch板で:2011/06/24(金) 00:12:48.04 ID:qkB7wjsS0
バットを振る筋肉と投げる筋肉が違うことが右投左打の問題。

ともあれ後者は無視できない理論に思われる。
バットを振り抜く筋力とボールを投げるときに使う筋力では違う筋肉を使っているのは確かなようだ。
だから、振り抜く力をつけていくと打球は飛ぶが、ボールを投げる分にはプラスにならない。
逆に、投げる方を特に強化していけば、振り抜く力はその分おろそかになる、と。

「使う筋肉はそう違わない。要するに偏り」だと指摘する専門家もいる。
大事なのは筋肉ではなく「体のバランスが保たれているかどうか」だということだ。

右投左打に好打者タイプが多いのは体をバランスよく使えているからで、
彼らはおしなべてシャープなバッティングを持っており、スローイングもいいという。
一方、右投左打のホームランバッターはボールを運ぶ力がある分、
筋力のバランスを上手く保てずスローイングに欠点がある選手が多いようだ。