今年の阪神はやらかす!!11-264

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614代打名無し@実況は野球ch板で

[阪神]マートン、メジャーの低評価に怒りの6戦連続マルチ
「パンチ力がないし、守備、走塁は平均以下」の声に…

 ようやく本来の姿が戻ってきた。阪神のマートンがこの日(12日)の西武戦で3安打を放って、6試合連続マルチ安打。2打席目にはボテボテの遊ゴロを全力疾走で内野安打に。60安打はリーグトップだ。

 去る5月26日にはアウトカウントを間違える失態を犯し、「やる気がない」という声がチーム内外から聞こえてきたほどだが、それもすでに過去のことのようだ。

 そのマートンは今季、阪神との2年契約が満了する。米メディアに「メジャー復帰も視野に入れている」と話したように、本人はメジャー志向が強い。「メジャー行きを考えたら、おちおちしていられない」とギアを入れ始めたともっぱらだ。

 が、肝心のメジャーの評価はイマイチだ。ナ・リーグの日本駐在スカウトがこう言う。

「昨季、プロ野球記録となるシーズン214安打を放ったとはいえ、今季も昨季に近い200本安打、打率3割4分程度を残さないと、メジャーでは難しいと思う。1年間の数字だけではフロックの可能性もあるし、マートンは打撃以外に突出したものがない。
その打撃にしてもパンチ力に欠けるし、守備、肩、走塁は平均レベルより下ですからね」

 メジャーに詳しいスポーツライターの友成那智氏もこう続ける。

「米国への『Uターン』野手はメジャーでの評価が高くない。過去、バース、パウエル、ペタジーニなど日本で大活躍した助っ人も、メジャーに復帰しても活躍できなかった。その上、松井稼、福留、岩村など日本人がメジャーでは成功できなかった。
日本の野手の評価は下がっている。マートンに関心を示す球団があっても、まず、今のような高給(2億円プラス出来高)を手にするのは難しいでしょう」

 メジャー側の評価は決して芳しくないが、それでも本人は大リーグ復帰の夢をあきらめたわけじゃない。なにくそと、これまで以上に試行錯誤を重ねた結果の「復活」といえそうだ。

日刊ゲンダイ 2011年6月13日発行
http://v.gendai.net/q/jskycmi/Af8jfdTjCIXNSPiNbP0rcqlL9sfW705SXIjnOW1oedTzOEt46aTztPN44njvFPMU83jteOUU80TzeOqgMDAwMDAw/q?i=article%2Fdetail&aid=236187&p=1